【名前】 |
シータ・ストマック |
【読み方】 |
しーた・すとまっく |
【声/俳優】 |
川﨑帆々花 |
【登場作品】 |
仮面ライダーガヴ |
【登場話】 |
第1話「おカシな仮面ライダー!?」 |
【所属】 |
ストマック家/ストマック社 |
【分類】 |
グラニュート |
【特色/力】 |
俊敏性/短銃/遠距離攻撃 |
【モチーフ】 |
スコル |
【名前の由来】 |
舌+胃(英:Stomach) |
【詳細】
右は白、左は黒で分けられた長髪を持つ女性。
ジープ・ストマックは双子の弟にあたり、彼とは見た目と言動が対になるように振る舞い、男性的で乱暴な口調で話す。
一人称は「俺」であり、幼少時は「僕」であった。
他の兄姉の類に漏れず、人間はあくまで素材扱いと異なる次元の見方をしている。
本来の姿である怪人態は犬を思わせる頭部を持ち、白い装甲と毛皮を備えたケープのような衣装を両肩に持つ。
ストマック家の人間は杖を共通して所持しているが、彼女はそれを短銃に変化させ遠距離から相手を仕留める攻撃を得意とし、ジープとはお互いに保管し合い戦闘においても抜群のコンビネーションを発揮する。
腹違いの弟にあたるショウマのことは人間の血が入っていることから同族とは見なしておらず、「出来損ない」としてこき下ろし、名前で呼ばず「赤ガヴ」と呼んでいる(これは彼女に限らずストマック家全員に共通している)。
仕入れ統括ということもあり、人間界で直接行動している幹部であり、弟と共に
エージェントを通して人間に擬態した
グラニュートが集めた
ヒトプレスを入手し、
グラニュート界へと送り出している。
家業に携わっているとはいえ、直に人間界に向かってバイト達に指示を出していることからもわかるように立ち位置としてはそれほど高くない。
いわゆる「本社の人間」、「社員」という立場であるためバイトからは敬われるものの兄達からはヒトプレスの納入が少ない、質が悪いと直接どやされる立場の中間管理職であることから相当の鬱憤を溜め込んでいた模様。
直系家族の中では末弟と末妹としても立場が下であることもあり、幼少期は二人の誕生日も義務的に祝うだけでプレゼントを渡すなりすぐに離席する長兄達、実の父は人間との間に生まれたショウマにご執心のあまり実子達はないがしろにしてしまうなど家族愛には恵まれない環境で育った。
そのためお互いに対して依存とも言える入れ込み方をしている。
本人達はお互いがいれば良いとは言え、兄達から認められたいという欲求はある(見捨てられたくない思いでもあるようだが)一方、現状与えられた仕事に対する熱意はほとんど見られないと言っても良い。
ストマック社の中では唯一公的に人間界とグラニュート界の行き来が可能であるため仕入れ=グラニュートの行動には敏感であり、連絡がつかなくなったバイトがいたことからいち早くショウマの存在を察知し、エージェントを引き連れて抹殺しようとした。
しかしジープのエージェント共々ふわマロフォームに変身した仮面ライダーガヴに敗北し、その事実に驚愕し一旦撤退している。
その後、グラニュート界へと戻るが、質の良い人間を仕入れるよう言われていたにも関わらず供給が今までと変わらない現状を長兄のランゴから問いただされ、クビも示唆される。
さらに第6話では人間界の拠点を一つショウマによって潰されたことで焦りを覚え、自分達の邪馬をするショウマをランゴに知られる前に始末してしまおうと考え始める。
しかしショウマは自分達の手に余ると判断し、兄である
ニエルブ・ストマックの助力を請おうとしたが彼はショウマに興味を示し倒すことに否定的で頼みを断られてしまう。
さらに悪いことに仕入れが滞った現状を菓子製造統括担当の
グロッタ・ストマックに知られてしまい、苦し紛れにバイトのせいにするも、彼女が直接発破をかけにいくと言い単独人間界に行ってしまう。
そうしてそこで
仮面ライダーヴァレンと戦ったグロッタによって、仕入れを邪魔する仮面ライダーの存在が知られてしまい報連相を怠っていたことが長兄の知ることとなりジープ共々仕入れ統括担当をクビにされてしまった。
【余談】
演じる川﨑帆々花女史は名ありキャラとしては特撮作品では初。
暴太郎戦隊ドンブラザーズでは第1話と第10話に出演している。
弟であるジープは見た目や言葉遣いが女性的で、こちらは女性だが見た目や言葉遣いが男性的と性別と立ち振舞が逆転している。
名前の由来はストレートに日本語での「舌」。
最終更新:2024年10月23日 05:01