グロッタ・ストマック

【名前】 グロッタ・ストマック
【読み方】 ぐろった・すとまっく
【声/俳優】 千歳まち
【登場作品】 仮面ライダーガヴ
【登場話】 第1話「おカシな仮面ライダー!?」
【所属】 ストマック家/ストマック社
【分類】 グラニュート
【特色/力】 不明
【モチーフ】 イカ?
【名前の由来】 舌(ギリシャ:Γλῶττα)+胃(英:Stomach)

【詳細】

グラニュート界にて大きな影響力を持つストマック社における菓子製造担当者にして、同社を経営する一族、ストマック家の長女。

妙齢の美女の姿に擬態しているが、本来の姿はイカを思わせる頭部を持つ。
美女としての姿はあくまで擬態であり、弟?であるニエルブ・ストマックが開発した生体改造技術を用いたもの。
短杖を可変させることで大鎌を作り出しその細腕からは伺えないレベルの剛力で奮って敵対者を叩きのめす。

美女としての姿では恐らく本気ではないのだろうが、筋力、耐久力共に並のグラニュートとは隔絶した能力を持つ公式認定のストマック社における暴力担当

一族の長女であるためか厳格かつ冷徹。
活躍は少ないが兄のランゴと同じような空気を携え、人間は闇菓子製造の材料、もしくはそれ以下という認識しかしていない。

第4話においてはヒトプレスとなったショウマの母、井上みちるが闇菓子の材料にされたあとゴミ箱に落ちた彼女のヒトプレスを握りつぶすという残虐性を見せている。
そのためショウゴにしてみれば母親の命を奪った直接の仇。
第2話でもスパイスを採取したヒトプレスを破壊していることから、彼女もまたランゴ同様人間は単なる”調味料”認識なのだろう。

菓子製造担当ということから良質のヒトプレスの入手についても気にかけており、最近ヒトプレスの納品が滞り始めたことからシータジープ・ストマック達に対しクレームを入れに来る等業務に対しては比較的真面目に取り組んでいる。
まぁ闇菓子の製造は違法なので、そういった業務に対して真面目というのも語弊があるが。
ストマック社は表向き一般的なグラニュート向けの菓子の製造、販売を行っていることから彼女の肩書も表向きの業務担当を兼ねたものであると思われる。

第7話では上記のクレームと弟妹へ入れに来ると彼らの苦し紛れの言い訳を聞いて自らバイトへ活を入れるため人間界に出現。
バイトの一人であるディーンの拠点で彼を待っていたが、そこへやってきた辛木田絆斗をそのバイト本人と誤解し、人間と勘違いして話しかけてきた彼を蹴り飛ばすとそこで初めて人間であることに気がついた。
そしてその発言からグロッタが人間に擬態したグラニュートであることに気がついた絆斗が仮面ライダーヴァレンへと変身したため、第8話では彼と交戦状態へ突入する。

短杖を大鎌へと変形させヴァレンの反撃をものともせず圧倒的な身体能力だけで圧倒。
顔面パンチを食らうも怯みすらせず、「歯食いしばれ!」と言い放ち強烈なアッパーカットを叩き込むとすかさず大鎌で一閃。
そして強烈な踏みつけで変身解除に追い込む。

「勝てると思ってるなら甘すぎね」


と言い残し撤退した。

絆斗はグロッタ戦で敗北するも、「グラニュートは人間態がある」ことを知り、後に酸賀研造から「人間に擬態しても腹部の口は無くならない」ことを知る。
そしてグロッタは「仕入れのジャマをしている人間がいる」ことを知り、兄に報告していたが、その時点で彼女は赤ガヴことショウマのことを知らなかった上、シータとジープは逆にヴァレンのことを知らなかったことから認識の齟齬がありランゴに赤ガヴのことを黙っていたことがバレてしまう。

結局二人はストマック社をクビにされてしまい、仕入れ担当をランゴのエージェント(赤)が担当することになるが、愕然とする弟達に対しても優しげに「可哀想に。でも安心して?会社はクビでも、あんた達は可愛い妹と弟だから♪」と告げ二人の前から立ち去った。

その後第10話では上記の会議中、ニエルブが赤ガヴと自身が出会ったヴァレンの情報に全く反応を示さなかったことから彼がそれらについて既に知っていたことを看破し、何を企んでるのかを問いかけに彼の研究スペースを訪れていた。


【余談】

演じる千歳まち女史は特撮初参加。

名前の由来はギリシャ語の「舌」を意味する「Γλῶττα」から。

最終更新:2024年12月10日 12:42