培養体

【名前】 培養体
【読み方】 ばいようたい
【声/俳優】 澤本夏輝(培養体の青年名義)他
【登場作品】 映画仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者
【所属】 ミューター
【分類】 人造生命体
【モチーフ】 不明
【名前の由来】 培養した身体

【詳細】

ミューター陣営が生み出したグラニュートと人間の遺伝子をかけ合わせ生み出した人造生命体。

仮面ライダーガヴの能力を再現するために必要な赤ガヴの性能を再現することと、カートリッジと呼ぶゴチゾウの生産のために必要なものを調査したクラープは、赤ガヴが「人間とグラニュートの遺伝子をかけ合わせた存在に宿る」特殊なガヴであることを突き止めることに成功。
無作為に採取した人間たちの遺伝子とグラニュートの遺伝子をかけ合わせることで赤ガヴと同等の部位を作り出そうと、何体もの培養体を生み出した。

しかしいずれもカリエス/仮面ライダーカリエスの力に耐えられず、あるいは技術力の限界か、使用してもすぐに崩壊する不安定なものであり、唯一テラーゴチゾウが誕生した程度が成功と言える例であった。

映画冒頭でショウマたちが暮らす世界に迷い込んだ青年がテラーゴチゾウを生み出したのだが、その「恐怖」を味わった彼はヴァッシム塀に始末されてしまい、それをショウマらが目撃したことでミューターの行いが知られることとなる。

ミューターが目をつけたのは闇菓子が存在しない世界であり、そこでは人間もグラニュートも闇菓子の被害に合わず平穏な日常を謳歌する世界であった。
ただ、ショウマだけが居ないことを除けば。

ショウマは人間とグラニュートのハーフであり、母親である井上みちるは元々闇菓子のスパイスとして捕獲された後、当時の当主だったブーシュ・ストマックが見初めたことで誕生した存在である。
つまり闇菓子が無い世界ではそもそもみちるはグラニュートのことを知ることはなく、ブーシュもまた人間のことを知らない、あるいは関係が薄いことからショウマが生まれることは無い。

その代わりとでも言うかのようにはぴばれにはタオリンという青年がおり、彼もまた記憶を失ってはいたが、クラープが作り出した培養体の一人であった。

【余談】

名前はおそらく、培養して作られた生命体、身体か。

最終更新:2025年10月30日 01:52