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トランプノーワン

「隊長、俺の身体を使ってください!一世一代の…トランプマジックだぁ!」

【名前】 トランプノーワン
【読み方】 とらんぷのーわん
【声】 堀秀行
【登場作品】 ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
【登場話】 第35話「転身!!君も若返れ」
第36話「荒れるぜライバル!若さってなんだ!?」
【所属】 ノーワンワールド<ブライダン>
【分類】 ノーワン怪人
【取り込んだ人間】 農家の老婦
【願い】 「息抜きにババ抜きで遊びたい」
ナンバーワンバトル トランプナンバーワンバトル
【名乗り】 「上手い、凄い、不思議の三拍子。トランプノーワンここにあり!目に物見せるぜ、超絶テクで!」
【勝者】 ゴジュウイーグル/トランプナンバーワン
【秘技】 トランプフィニッシュ
【生成ワード】 トランプ、ババ抜き、ジョーカー、人間、ナンバー1
【混じってしまった要素】 トラ(トランプ)
【モチーフ】 トランプ、虎、白虎、カジノのディーラー
【名前の由来】 ドクター+No.1の読み替え

【詳細】

農家の老婦の「息抜きにババ抜きで遊びたい」という願いを元に生成(ジェネレイティブ)されたノーワン怪人

生成過程でトラが混ざってしまったことでディーラー風のトラ人間とも呼べる姿が特徴。
トランプを「切る(=シャッフルする)」という連想からか両腕に鋭い爪やカッターを持つ刺々しい見た目をしている反面、落ち込みやすく傷つきやすい内面を抱えている。

メンタルが持ち直せばトラのように鋭い眼光でゲームの流れを監視し、獲物を仕留める瞬間を見逃さない優れたゲームマスターと化すのだが…
そんなノーワン怪人にあるまじきぐだぐだな内面を抱えていようと、ブライダンの面々は決して見捨てず親友でもある金アーイーの一人、コウ・シンセーやシャイニングナイフらはトランプノーワンを何とか立ち直らせようとあの手この手を駆使していた。

既に生成された状態で存在していたが、どこかで「トランプなんて今どき時代遅れ」とされたことで自身のアイデンティティが揺らぎ、ノーワン怪人に必要な「ナンバーワン精神」とでも呼ぶべきポジティブさが失われてしまっていた。
終いには高架線下にあったおでん屋の屋台で酒浸りの日々を送る始末。

そんなトランプノーワンを見かねたコウ・シンセーは自らゴジュウジャーに戦いを挑み、その戦闘データを分析して弱点を見つけ出そうと考案。
シャイニングナイフらブライダンの幹部たちもそれを支援するために行動し、ファイヤキャンドルはトランプノーワンを城へと呼び出してコウの奮闘を映像を通して目の当たりにさせる。

そして巨神リョウテガソード相手に一歩も引かず自爆して果てたコウ・シンセーが散り際に告げた一言が、トランプノーワンの萎んだ自尊心に火をつけることとなった。
親友の死は数日ほど引きずったものの、それでもかつての鋭い眼光を取り戻したトランプノーワンは自分を奮起させるために命を捧げたコウへの謝罪を告げると、ナンバーワンとなって女王に選ばれて見せると強く決意。

そしてトランプナンバーワンバトルを開催することをしたためた挑戦状をテガソードの里へと送りつけた。

集まったゴジュウジャー、そして何かいた嘉挧源治と共にトランプノーワンによるトランプナンバーワンバトルが幕を開ける。

といってもやるのはシンプルなババ抜き。
人数も多いためどんどんメンバーがアガっていくが、「勝利条件」として設定された条件を満たさない限りクリアにはならないため、それを突破できない面々は次々にトランプノーワンに吸収されていく。

実はそれこそがトランプノーワンの狙いであり、狙い通りにカードを引かせる技能によってあえてペアを揃えさせることで早々に離脱させ、苦手なものをクリア条件に設定することで自滅させていったのだ。

残ったのは嘉挧源治と禽次郎。
戦いが長引いたことで二人が若返るための食べ物が尽きたことで元の姿に戻ってしまったことを嘲笑いつつ、遂に源治がアガったため、彼に対して「イマドキPOPミュージックダンス耐久5分半」という老体には厳しい体力勝負の条件を突きつける。

諦めかけた源治に対し、禽次郎はその条件を自分が肩代わりすると宣言し、出来なければ二人とも負けで構わないとまで言ってのける。
そして5分半踊りだした禽次郎は老体故に大変な辛さを味わっているだろうにも関わらず眩しい笑みを浮かべており、その様子を見た源治は昔二人で過ごした時期のことを思い出して気力を蘇らせリュウレンジャーへとエンゲージ。

転身によってトランプに変化することで扉をくぐり抜け外へと脱出してしまった。

それを逃走したとみなしたトランプノーワンだったが、それを否定する禽次郎。
5分半踊り続けることで条件を満たしたが、流石に気力だけではどうにもならない激しい疲労に襲われており息も絶え絶えとなってしまった。
そこへやってきたのはタッパーを持参したリュウレンジャーこと源治。
実は会場を脱出した源治はテガソードの里に向かい、そこで飯島佐織からゆで卵を受け取って戻ってきたのだ。
そしてゆで卵を補給した禽次郎は若返って体力も回復(青年が老人となり、老人が青年となる様子を目の当たりにしたファイヤキャンドルらはドン引きしていた)。
遂にはトランプノーワンと禽次郎の一騎打ちとなったが、禽次郎のナンバーワン視力がトランプノーワンの鋭い眼光に移るトランプの柄に気づかせそのままアガりを許してしまう。
ファイヤキャンドルと共に「トランプノーワン様を倒す」という勝利条件を設定するも、源治がテガソードで胴体を切り裂いたことで取り込んでいた他のメンバーが脱出してしまい、最後の戦いに臨むこととなった。

全員がエンゲージし、呼び出されたアーイー達を他のメンバーが抑え込んでいる中、ゴジュウイーグルとトランプノーワンは互いに名乗りをかわし一騎打ちに突入。
屋内リング上で激しいプロレス技で圧倒するも、飛来したリョウテガソードを掴み取った禽次郎はテガソードゴジュウイーグルへとパワーアップを果たしさらには源治までもが参戦したことでニ対一となる。

トランプフィニッシュを使った形勢逆転を狙うも、源治のからてチョップ、禽次郎の十六文キックを立て続けに叩き込まれ、ダブル巴投げでリングに叩きつけられた末にキョウリュウジャーのセンタイリングを使って放たれた獣電ブレイブフィニッシュと気力ボンバーの合わせ技を食らって敗北した。

これによって設定した勝利条件をクリアされてしまい、取り込んでいた老婦も分離させられ完全敗北。

sの直後ファイヤキャンドルがキングキャンデラーを呼び出すと、最後の力で自分の力をファイヤキャンドルに役立てんとしてトランプキングキャンデラーへパワーアップさせる。
結果としてトランプキングキャンデラーもリョウテガソードファイブカラーに敗れ爆散し、トランプノーワンは合体していたキングキャンデラー諸共爆散、消滅した。

【余談】

モチーフは「トランプ」と、何故か混じってしまった枠として「虎」。

割とストレートに連想しやすい生物が混じった影響か、トランプを重ねてそれを虎の姿に削り出したような見た目をしている。
荒い削り出しのため不揃いの断面が影を生み、それがホワイトタイガーの白黒模様にも見えるのが芸細(ただデザイン担当の久正人氏はあまり納得がいっていない模様)。
トランプの怪人がスランプに陥るというちょっとギャグめいた展開となっていた。

胴体部分は並べられたトランプがカジノのディーラーめいた服装となっている上、山と積んだチップが袖口を止めるカフスボタンとなっており、台の上に大量に積まれたトランプを押し固めて削り出したかのようでもある。

取り込んだ人間が老婦だったのは、「ババ抜き」ゆえの「ババ」からだったりするんだろうか。
ちなみに直接戦闘でプロレス技の応酬になったのは、トラ繋がりでタイガーマスクのオマージュだろう。

「目が曇る」「目に輝きが戻る」というのは落ち込みからの立ち直りをわかりやすく表現したものだが、その結果手札の内容を自ら晒すこととなり敗北するのは何たる因果か。
親友の手助けで奮起するという流れは奇しくもユニバース戦士側でも同様であり、落ち込んだ源治が禽次郎の姿を見て奮起するという形で対比されている。

声を担当した堀秀行氏は轟轟戦隊ボウケンジャーにおける大剣人ズバーンを担当して以来のTVシリーズ参加となる。
他にはスーパーヒーロー大戦にて黒十字王役で出演していた。
今回のエピソードに登場した嘉挧源治の本来の姿を演じたのはボウケンジャーにて牧野森男役でレギュラー出演していた斉木しげる氏であった。
堀氏はタイガーマスクのアニメ版にてニ代目タイガーマスクとして出演しており、おそらくデザイン繋がりで採用されたと思われる。

最終更新:2026年09月15日 22:44