シャーロック・ホームズ(英:Sherlock Holmes)は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した英国の私立諮問探偵。アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズシリーズの主人公として知られる。
経歴
生誕 - 青年期
シャーロック・ホームズの幼少期に関する描写は極めて少なく、シャーロキアンの間で様々な異説が存在する。『最後の挨拶』(事件発生は1914年)の作中に「60歳」という描写があるため、逆算して1854年生だとする説があるが、これも定かではない。出生地については、イングランドだとする説がある。
大学時代、ホームズは2人の友人と出会う。ヴィクター・トレヴァーとレジナルド・マスグレーヴである。ホームズは、ヴィクターの父親に関する事件(詳細は『グロリア・スコット号事件』)を解決したことをきっかけに、探偵業を志す。大学卒業後は、モンタギュー街で探偵事務所を経営していた(詳細は『マスグレーヴ家の儀式』)が、何らかの理由でベイカー街へ引っ越すことになる。
ワトソンとの出会い - モリアーティ教授との対決
1881年、ホームズはベイカー街221Bへの転居を決めるが、同時に家賃を折半してくれる同居人を探していた。そこに、知人のスタンフォードが元軍医のジョン・H・ワトソンを紹介する。ホームズはワトソンとの下宿生活を始め、様々な難事件を解決していく。その様子はワトソンによって事細かに記録され、1887年には初の記録長編小説『緋色の研究』が発表される。これ以降、ホームズの名声はヨーロッパ中に轟いた。
しかし1891年、犯罪の帝王ジェームズ・モリアーティ教授の組織を壊滅させることに成功し、モリアーティとの直接対決に臨む。ホームズは、ワトソンを連れてスイスへと向かうが、ライヘンバッハの滝でモリアーティを巻き込み滝壺へと飛び込んで、行方不明となる。この事件によって、ホームズは死亡したと考えられていた。