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やっぱり避ける方が先です! - (2007/09/22 (土) 22:40:24) の1つ前との変更点
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やっぱり避ける方が先です!
「ハァッ!」
私は左手で敵の足を狙い拳をはなった。
ゴッ!
命中した瞬間、鈍い音がした。
これで相手がバランスを崩すは…ず…。
「………破壊」
「エッ…」
ドグシュ!
………そんな…。
相手の足を殴ったら普通バランス崩すはずです。
なのに敵のハウリンはピクリともバランスを崩さなかった。
そして私は…ソード・オブ・ガルガンテュアで攻撃された。
胸に突き刺されたソード・オブ・ガルガンテュアは深く刺さっていて私は完全に動けなくなりました。
痛い。
痛いです、ご主人様。
助けて、ご主人様。
ごめんなさい、ご主人様。
「アンジェラスー!気をしっかりもて!!頼む!!!」
あぁ、ご主人様が大声で私の事を心配してくれてる。
嬉しいです。
でも、ごめんなさい。
もし、あそこでご主人様の言う通りにしてればこんな結果には…。
「待ってろよ!今から筐体をぶち壊して、お前を助けてやるからな!!」
あれ、ご主人様が鼻声になってる。
あ…よく見るとご主人様は涙を流しています。
ご主人様が涙を流してる所を初めて見ました。
…そういえば、あの時にもご主人様は泣いてましたね。
だんだん瞼も重くなってきました。
もう駄目なのかな…私。
ああぁ、だんだん寒くなってきました。
寒い。
寒いです、ご主人様。
抱いて暖めて、ご主人様。
ごめんんさい、ご主人様。
「おい!?逝くな!俺を置いていくのかよ!!たのむから生きてくれ!!!」
「…ご、ご主人様。ごめんんさい」
「ごめんんさいって…おい、ヤメテくれよ!?そんな縁起でも無い事言うなよ!」
「ご主人様…一言しか…言わないのでよく…聞いてくださいね…」
「聞きたくない!聞きたくない!!」
「私…ご主人様の事…九年前から好きでした。…愛してます」
「アンジェラス、お前!」
「さようなら…ご主…愛しのマスター…」
「アンジェラスーーーー!!!!」
そして…大好きで愛してるマスターの顔を見ながら私はゆっくりと…瞼を閉じた。
**BUT END
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