第五話「プラモ」
「正直…プラモ狂四郎に習ってきたら?」
タミヤ製F-4EJの1/144のプラモを見ながら、ヒカルは言った。
このファントムはつい昨日に製作した出来たてホヤホヤである。
タミヤ製F-4EJの1/144のプラモを見ながら、ヒカルは言った。
このファントムはつい昨日に製作した出来たてホヤホヤである。
…買ったのは去年だったりするが
「しょうがないだろ、本格的に作ったのは初めてなんだから」
形人は小学生の頃からベストメカセレクションのガンプラを作っているくらい。プラモ好きであった。
その他にも、宇宙戦艦ヤマトやマクロスなど、とにかく色々作ってる。
作ってないのは戦車と城などの建造物くらいだ。
「ねえ、今度はクルセイダーと90式を買ってよ」
「バカ言え!もう小遣いはスッカラカンだ!」
「紙ヤスリ(300円)と缶スプレー(ミディアムシーグレイ、400円)買っただけで無くなるってのもどうかな…」
「いつも言ってるだろ、小遣いは月3000円だって!」
形人は小学生の頃からベストメカセレクションのガンプラを作っているくらい。プラモ好きであった。
その他にも、宇宙戦艦ヤマトやマクロスなど、とにかく色々作ってる。
作ってないのは戦車と城などの建造物くらいだ。
「ねえ、今度はクルセイダーと90式を買ってよ」
「バカ言え!もう小遣いはスッカラカンだ!」
「紙ヤスリ(300円)と缶スプレー(ミディアムシーグレイ、400円)買っただけで無くなるってのもどうかな…」
「いつも言ってるだろ、小遣いは月3000円だって!」
ちなみにF-8クルセイダーは1200円だったりする。
何となく、シン・カザマ(初期)みたいな心境…
何となく、シン・カザマ(初期)みたいな心境…
「オマケに継ぎ目は残ってるし、デカールだって機体横の国籍マークを台無しにしてるし…」
「でもってアンチグレア塗装もトチってるってか?」
「そこまで言ってないよ…、…思ったけど」
「やっぱりかい」
「でもってアンチグレア塗装もトチってるってか?」
「そこまで言ってないよ…、…思ったけど」
「やっぱりかい」
「クルーセイダーを買うよか、積んであるマクロスのキット(アリイ製復刻版)を組むのが先だろうが」
「まあね」
笑いながらヒカルはふと、形人の左手を見た。
「まあね」
笑いながらヒカルはふと、形人の左手を見た。
スプレー塗料の使用により、グレーに染まった爪。
傍から見て、目立つ。
「ねぇ形人…、身体大丈夫?」
「ん?、…少し、頭が痛いかな…」
「そう…」
「寝れば治るさ」
「薬は?」
「もう飲んであるよ」
傍から見て、目立つ。
「ねぇ形人…、身体大丈夫?」
「ん?、…少し、頭が痛いかな…」
「そう…」
「寝れば治るさ」
「薬は?」
「もう飲んであるよ」
「形人、もう寝たら?、明日も早起きするんでしょ?」
「あ?、ああ」
「じゃあ寝てよ、寝坊して迷惑するのは形人だけじゃないんだから…」
「わかったわかった、寝るよ」
「あ?、ああ」
「じゃあ寝てよ、寝坊して迷惑するのは形人だけじゃないんだから…」
「わかったわかった、寝るよ」
「何でくまを持ってここに居る?」
「私も一緒にねる」
「バッテリーは?」
「充電不要のメモリ9、昼間に寝てたから」
「そうかい、じゃあおやすみ」
「おやすみなさい、形人…」
「私も一緒にねる」
「バッテリーは?」
「充電不要のメモリ9、昼間に寝てたから」
「そうかい、じゃあおやすみ」
「おやすみなさい、形人…」
形人もヒカルも、すぐに深い眠りに落ちていった。
二人の夜は、早い。
二人の夜は、早い。
次回予告
え?今回の担当僕?
突然だけど、目が見えないってゆうのは、非常に怖いよね。
突然だけど、目が見えないってゆうのは、非常に怖いよね。
次回「風間の神姫」…であってるよね?(N:風間)