武装神姫SSまとめ@wiki内検索 / 「絶望の先」で検索した結果
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絶望の先
...機械 18:絶望の先 通気口の中に爆音が鳴り響く。コウガの元に潜入しようとして選んだ進入経路内で僕たちは彼女らの熱烈な歓迎を受けていた。多種多様なロボット、ゾイド、MS、さらにはイリーガル事件の際に見られたネイキッド素体達が次々と襲いかかってくる。 「全く、こんな所まで出張ってくるなんて、あきらめの悪い人ですね」 「自分が死ぬこととか考えてないんでしょうか?」 「もっと賢い選択をするべきですよ、あなたは人間なのですから」 「そもそもこっちに人質がいることを忘れてませんか?」 ロボットにはスピーカーがついているのか四方から弾幕の雨と共にコウガの声が聞こえてくる。それらを切り払い、押しのけなから僕たちは先に進んでいく。 「その子を捨てれば楽になれるんですよ、何、また買い直せばいいんですから」 「こんな抵抗なんてやめておきなさい。間接的とはいえ人殺しにはなりたくない... -
浸食機械
...届かぬ思い 18 絶望の先 19 スクラップのお姫様 20 アンビバレンス 21 ロスト・デイズ 22 宇宙の瞳 23 哀夢 24 バトルをしようよ おまけ はじかき ~ファタモルガナ~ 注・神姫破壊描写、ダーク成分、グロ展開及び18禁要素を含みます 1 末路注・18禁、グロ - 昨日 - 今日 - 合計 テスト。よろしくお願いします。 -- 配給公社 (2012-02-23 00 43 45) 名前 コメント -
届かぬ思い
...た。 次回:絶望の先に続く・戻る -
ウサギのナミダ 同人誌版 予告編
武装神姫SSまとめwiki presents 「俺は、あいつがが笑えるようになればいい、そう思っていた」 「わたしは、あの人に笑ってほしい、そう願っていた」 written by トミすけ 「俺は、あいつがもう苦しまなくていいと、そう教えてやりたかった」 「わたしは、あの人がわたしのことで苦しんでほしくないって、そう祈っていた」 これは、運命に翻弄された、とあるマスターと神姫の、絆の物語…… 「ウサギのナミダ」同人誌版 予告編 武装神姫SSの読者に衝撃を与えたあの物語が、ついにペーパーメディアで甦る! 「ティア、走れるか?」 遠野貴樹 無愛想な神姫マスター 遠野はその夜、運命に導かれるように、一人の神姫を拾う。 しかし、その神姫は訳ありだった……。 「... -
PRINCESS BRAVE
『武装神姫~PRINCESS BRAVE~』 PSPでゲームが出ますね。なんとなくカスタムロボっぽい気がする。バトロンから何か引き継げたりは… しないんだろうな。 パジャマの胸に抱き締めた、お気に入りのぼろい絵本。 眠れない小さな『姫』は、今夜もその物語に思いをはせる。 それは遠くよその国の、遠く古い物語。 それは、真実の愛を探す旅に出た、小さな『姫』の物語。 天使のようにあどけなく、 剣士のように力強く、 瞳には燃えるような光を、胸には熱い勇気を秘めた、麗しき姫。 牙を鳴らし咆える竜の火も、百万の敵も恐れず、その揺るがぬ思いは絶望の魔女も討ち倒す。 彼女は、そんな『姫』に憧れていた。 彼女は、そんな『姫』になりたかった。 そして彼女は、今夜もそんな『姫』に思いをはせる。 そんな『姫』を夢に見る。 そして、『姫』は目覚... -
妄想神姫:第十章(前半)
再誕せし、哀しき神の姫(前半) 常連・田中の車に乗る事、およそ数十分。着いたのはM市である。 ロッテ及びクララ用の保全用部品一式を店から担ぎ出して、猪刈に 破壊された神姫の修復を手伝ってもらおうと、ここを訪れたのだ。 無論金は掛かるが、そんな物を惜しんで彼女を死なせはせんッ!! 「電話をした槇野だ!夕方なのにすまんが、頼めるか!!」 「はいっ、おにーさまが待っています!はやくはやくっ!」 「つ、ツガルタイプ?……分かった、案内してくれんか?」 そうして2人と3体の神姫で飛び込んだ先は、あの東杜田技研。 出迎えてくれたのは、レインディア・バスターに跨ったツガル。 話を聞くに、Dr.CTa女史は本業の方がアップアップ気味らしい。 女史の……会社の専門分野はマイクロマシン系。神姫ばっかりを 面倒見ている訳にはいかんしな……我が侭を、心中で詫びよう。 そ... -
キズナのキセキ・ACT1-27:未知との対峙
キズナのキセキ ACT1-27「未知との対峙」 ◆ その夜のことを、桐島あおいは忘れたことがない。 裏バトルで敗北し、最愛の神姫を失い、絶望に打ちひしがれた、あの夜。 裏バトル会場の裏口を出た壁に身を寄せてうずくまり、身体を震わせていた。泣いていた。握りしめた手の中には、もはや動くことのないパートナーの残骸。 身動きもとれなかった。泣くことしかできなかった。今夜ここで、神姫マスターとしてのすべてを奪われた。夢や希望は言うに及ばず、プライドも闘志も、装備も神姫も、すべて。 何のために神姫バトルをやってきたのだろう。 その意志すらも、彼女は失いかけていた。 圧倒的な絶望の前に、過去など意味を持たない。輝いている思い出も、今は絶望の厚い雲に蓋をされて、あおいの心の底まで、その光が届くことはなかった。 声を押し殺していても、しゃくりあげ... -
妄想神姫:第二十二章
可愛いという事実は、罪にも似て 知人紹介で神姫系イベントへの参加を予定している私・槇野晶であるが、 その準備段階も最終フェイズに突入した。つまり、私が着ていく衣装だ。 また進展に伴って、本来私が進めていた“重量級ランク”への参加準備も どうにか先行試作型弌号機の仕上げ段階まで移行していた。という訳で、 今日は、それら用件全てを満たす為に“ホビーショップ・エルゴ”のある 商店街までやってきた。衣服の“材料”調達と、日暮への試作機紹介だ。 「日暮。今日も来てやったぞ、暖冬と早春のコンボは躯にどうだ?」 「や。良くないね……ん、そっちの娘は葵ちゃんじゃないのかい?」 「あ、は……はい。葵ちゃんのお姉さんで、槇野茜って言いますっ」 「葵にはフィンランドでの姉妹が居てな。妹の方は梓という、有無」 前者の用事は片づいた為、後はMMSショップ“ALChemist”... -
第拾壱幕 「MAD SKY」
姉さまは強い 槙縞ランカーには、その神姫本来の属性を外れた武装を使う者が多いが、その中でも姉さまはある種格別だ 姉さまは強力な武器を使わない 本来ストラーフはパワードアームやパワードレッグを使った白兵戦が強力なタイプだろう・・・が、姉さまがそれらを使っているのを見た事は無い 武器セットや改造装備の中からでも、姉さまは拳銃やナイフ等、普通に手動で操作出来る簡単な武器しか、使っているのを私は見た事が無い 常に自分の価値観での格好良さを第一に武装をコーディネイトして出撃し、遊びながらでも必ず勝って帰ってくる 姉さまは私にとって、マスターである以外に憧憬の対象でもあった だから、使わない本当の理由を、考えた事は無かった 「使わない」のではなくて「使えない」のかも知れない等と、考えた事も無かった 第拾壱幕 「MAD SKY」 ばらばらと、私の周りに無数の武器が現れ、あ... -
妄想神姫:第九章(後半)
哀れなる傀儡に、祝福を(後半) 『己の戦いに自信を持て』。ロッテの言葉に、対戦相手である所の “あくまたん”は、何処か迷いを吹っ切った様な笑みを浮かべる。 猪刈に抑圧されていた何かが、どうやら湧き上がってきた様だな。 彼女の姿勢保持を待って、お互いに全力での砲撃戦を開始するッ! 「えいっ、えいっ……!!このバズーカで……貴方を倒しますっ!」 「わたしも、マイスターと自分の誇りに賭けて……負けませんのっ!」 「きゃうっ!御主人様の……ううん、あたしの為に、っあッ……!」 「ぶ、ぶっ!?何してるんだ“あくまたん”っ!早く壊せっ!!」 思いも寄らぬ展開に猪刈が大慌てを始めた。貴様の戦術ミスだぞ? 元々射撃管制に秀でたアーンヴァルタイプだ、砲撃戦なら負けん。 実弾中心の“あくまたん”に威力は補えても、精度までは無理だ。 ストラーフタイプの真髄は白兵戦闘、そ... -
第六話 欲望の蟹
第六話 「欲望の蟹」 深い深い、闇の中。 聞こえるのは、沢山の神姫の嘆き。 「出して! マスターの所に帰してよ!」 返ってくるのは、男の人の下品な笑い声。 「ダメダメ。君らは大事な商品なんだからね」 男の人は傍にいた一人の神姫に手を伸ばす。 「ひっ」 「ああ、やっぱり小さな神姫は可愛いなあ」 誰か。 誰か、ボクたちに気付いて。 ※※※ 「関節の調子が悪い?」 ある日、注文をとっていたメリーがそう言ってきた。 「そうなんです……。左肘の関節が変な感触で」 昨日はそうでもなかったが、今朝になってひどくなったらしい。 「弱ったな。今メンテ行ってる暇ねえしな」 故障はさすがに俺の手では直せないし、ここから一番近い神姫センターだと電車で一時間半以上かかってしまう。そろそろ昼のかき入れ時なのに人手が... -
逆襲の獅子虎コンビ その3
一方、ヤクトたちはイリーガル軍団が集結しているホストコンピュータ端末に移動していた。 「ここのあたりはまだいないみたいだな…」 「油断するな、イリーガルはこの中枢にいる。おそらくこの中には無数の敵がいるはずだ」 ヤクトたちは手分けして端末周辺を捜索した。どこかに中枢に入ることができる入り口があるはずなのだ。 「おかしいな、入り口なんてないぞ」 「いや、そんなはずはない。必ずどこかにあるはずだ」 そのとき、リオーネは奥のほうで誰かが倒れているのを発見した。 「どうした、誰かにやられたのか?」 倒れていたのはメリクリウスだった。リオーネは応急処置用のエイドパックを取り出して傷口を治療した。 「…誰だ、お前達は…」 「安心しろ、敵じゃない。それより、どうしたんだ、そのケガは」 メルクリウスが受けた傷は致命傷こそなかったものの、明らかに防護服を貫いてい... -
第二十.五話 食べ残し
第二十.五話 「食べ残し」 楢夢 伸也は、その部屋のドアをゆっくりと閉めた。 薄暗く、空気の淀んだ部屋だった。窓は一つも無く、部屋の奥から漂ってくる薄青い光だけが、唯一の光源だった。これも、全てこの部屋の主の意向なのだ。 「……ゴホッ、ゴホッ」 楢夢は咳き込むと、すぐ隣の台から薬のビンを取り出し、次いでポットから湯を注いだ。よほど焦っているのか、手が震えている。 ―――「また風邪かね、楢夢君」 暗がりから、声がした。楢夢が目を上げると、彼の目の前に細く、背の高い玉座がしつらえてあり、そこに小さな何者かが足を組んで座っているのだった。顔こそはっきり見えないが、何か自分の背丈ほどのものを片手で抱きかかえ、口元に近づけているのが分かる。楢夢は、目を細めた。 「夏風邪ですよ。人の体は、やはり不便です」 「ギキキッ... -
ACT 1-33
ウサギのナミダ ACT 1-33 ■ わたしは周囲の明るさに刺激されて、目を覚ます。 地面に手をついて、身体を起こす。 手には柔らかな感触。 草だ。 そして小さな花。 辺りを見回す。 驚いた。 そこは一面、色とりどりの草花で埋め尽くされていた。 近くには青い水をたたえた湖。 周りは濃い緑の木立に囲まれている。 さらにずっと向こうには、薄墨を流したような色で、山々が連なっている。 美しい風景。 こんなに光溢れた風景は初めて見る。 なぜなら、お店を出たのはこれが初めてだったから。 ……初めて? なにかが引っかかったけど、些細なこと。 わたしは立ち上がり、自分の格好を見る。 バニーガールのような姿。 いつもと変わりない。 わたしが辺りを見回すと、すぐ近くに、白い小さなテーブルと椅子がおいてある... -
ねここの飼い方・その絆 ~一章~
人影の消えた町並み。 街も空も冷たく重たい雰囲気を纏い、ザーザーと耳障りな雨音のみが空間を支配しているかのよう。 そんな中、傘もささず、雨に濡れるに任せたまま、ただただ悄然と力なく地面を見つめながら歩く1つの人影。 愛くるしい大きな瞳を持ち、まだあどけなさの残る、美少女といって差し支えないほどの整った顔立ちをしている。 だけどもソレは人と呼ぶにはあまりにも小さく、人の十分の一以下にしか見えないサイズ。 それはまるで人形のような、か細く小さな存在。しかし、人形ではない。彼女は1人で歩いている。 だが、その瞳に光は無く、足取りは機械的ですらあり、その印象は可憐な妖精ではなく……壊れかけたマリオネット。 やがて、人であれば問題が無いほどの、極僅かなアスファルトの隆起に足をとられ、そのまま力なく倒れこむ少女。 「……なさぃ…………ごめん…………」 光... -
キズナのキセキ・ACT1-15:たった一つの真実
キズナのキセキ ACT1-15「たった一つの真実」 ◆ 菜々子が心の準備をするより早く、頼子が扉をノックした。 「どうぞ」 素っ気ない、聞き覚えのある声。 忘れるはずもない、その人。 菜々子が、今一番合わせる顔がない相手。 頼子がスライド式のドアを開けた。 覚悟を決める暇もないままに、菜々子は頼子に肩を抱かれ、病室の中へと入ってしまった。 広いとも狭いとも言えない、病室だった。 色はなく、殺風景で、ベッドと作り付けの引き出しと、マルチメディア対応の病院用テレビくらいしかない。 私物のたぐいがまったく見られないことが、ここの患者が入院前にものを持ち込めるほどの余裕がなかったことを証明している。 棚の上の花瓶に、花が活けてある。 菜々子はその花束に見覚えがあった。夕方、美緒が抱えていたものだ。 彼女た... -
ACT 1-8
ウサギのナミダ ACT 1-8 □ 「……落ち着いたかよ?」 ほれ、と言って、缶コーヒーを俺の方に差し出す大城。 今日は大城に迷惑をかけっぱなしだ。 路地裏で泣き叫んでいた俺を、何とかなだめすかして、近くの公園のベンチまで連れてきて、座らせてくれた。 ゲーセンで暴れようとした俺を止めたのも大城だし、今もこうしてコーヒーを買ってきてくれた。 「……すまん。今日は、迷惑をかけた……」 自分の声か、と一瞬疑うようなガラガラ声。 「まったくだぜ」 苦笑しながら、缶コーヒーのプルタブをあける。 そういえば、喉がカラカラだ。 俺も大城にならって、缶コーヒーをあけた。 独特の甘苦い味が喉を通り過ぎると、不思議と心が落ち着いた。 俺はやっと、大城をまともに見ることが出来た。 革ジャンに、ジャラジャラつけ... -
すべて俺の責任
七話 『すべて俺の責任』 正直なところ、竹さんをどうしたものか、俺にはサッパリ分からなかった。 自意識過剰を疑う余地もないくらい、竹さんが友情以上の感情を持って俺に接しているのは明らかだ。ならば姫乃という彼女がいる俺として取るべき行動は決まっているはずだが、竹さんから動いてくれないことには、俺から先に断りを入れるわけにはいかない。 これが高校生とかなら下駄箱にラブレターが入っていて、呼び出された場所に行かなければそれで済む話なんだろうが、まさか二十歳を過ぎた大学生にもなってそんな初々しい手段を取ってくれるわけもなく、今日、二人っきりになることで告白されやしないかと戦々恐々としているわけだ。 いや、ここ数日の竹さんの胸の柔らかさ……じゃなくて過剰なくらいの接近を考えると、今日という日がXデーになることはもはや確信すら持って想像できた。 「流されちゃダメですよマスタ... -
キズナのキセキ コメントログ・2
キズナのキセキ コメントログ・2 コメントに書き込みを頂いた過去ログです。 長くなりましたので、こちらにまとめました。 ACT0-4を投稿しました。また、コメントが長くなりましたので、ログをまとめて別ページにしました。 ナナシ様>花村が語る過去編も、次回が佳境です。覚悟してお待ち下さい(笑) 夜虹様>お読みいただきまして、ありがとうございます。 頼子さんはこれから活躍の予定ですので、ご期待下さい(^^) 今回は謎を中心にした展開です。全てが明かされるまでには時間がかかるかと思いますが、お付き合いいただければと思います。 -- トミすけ (2011-02-22 00 04 15) 黄金期が輝けば其だけ落日は悲惨を極めますからねぇ、意図的な行動ならドS、外的要因なら悲劇…ドチラにせよ楽しみですなぁ〜(っか楽しみだと思う辺りどうかしてるよなぁ) -- ナナシ ... -
ご近所の神姫達一覧
登場神姫 結 三河宗司の神姫。Typeハウリン 公式戦には出ていないのでランクはない。草バトルはしているらしい。 戦闘タイプは「後の先」、反撃を基本とした技を使う。 マスターの呼称は「ご主人」 性格は大人しくも芯が通っている。真面目で仕事熱心。 趣味として盆栽を育ているらしい。 番茶とお勤めを愛するちっこい巫女さん。 本編の主人公(一応)。 彼女の生活の中は殆どを巫女としての勤めが占めている。でもバトルに興味はあるのでトレーニングはしている。見た目の派手さはないが地味に強い技が多い。 最近ボディーを肌色の外装に交換した。 春音 近藤直子の神姫。Typeフブキ 現在サードランクとセカンドランクの境目にいる。 戦闘タイプは「先手」、格闘メイン。 剣術に長け実力もそこそこ。でも耐久はやっぱり低い忍者。 マスターの呼称は「マスター」 常にキャットテイルの改造品フォックステイルを付け... -
第一回戦闘記録
◆蝕神&ラプラス(ストラーフ/ぷちマスィ~ンズCSC) 1.アングルブレード 2.チーグル 3.吠莱壱式 4.吠莱壱式 5.研爪 6.研爪 HP 20 18 6242 14 11 1261 14 8 6114 4 2 2364 4 -5 戦闘ターン4 被ダメージ16/22 与ダメージ23/28 サラ(仮)「蝕神さまのラプラスさんが第1戦です」 犬〇「途中レーザで大ダメージを受けましたが、最後はチーグルでの勝利!!」 テッコ「……流石ストラーフ。勝利までわずか4ターン」 サラ(仮)「攻撃が的確にヒットしていったのが勝因でしょうね」 ◆和葉&ティエラ(フォートブラッグ/重装型CSC) 1.防盾 2.ロックオン 3.滑空砲 4.防盾 5.滑空砲 6.滑空砲 HP 18 18 1261 17 17 4443 17 1... -
キズナのキセキ・ACT1-9:雨音
キズナのキセキ ACT1-9「雨音」 ◆ 三日ぶりの食事を口にして、菜々子はようやくまともに動けるようになった。 火曜日の夕方近く。 空は濃い色の雲をはらみ、今にも泣き出しそうだ。 家の中は日が落ちた後のように暗い。 菜々子は居間を出ると、自分の部屋に入った。明かりをつける。 この三日、寝っぱなしだったという。 もちろん、その記憶は菜々子にはない。 なんとか思い出せるのは、あの寒い夜、ミスティを必死で抱きしめたところまでだった。 菜々子は、せめて部屋着に着替えようと、タンスを開けようとした。 そのとき、ふと目に止まったものがある。 携帯端末だ。 着信を知らせるランプが、チカチカと瞬いていた。 菜々子はベッドの上の携帯端末を、何の気なしに手に取った。 そして、メールの着信を確認する。 「な……に……これ... -
キズナのキセキ・エピローグ
キズナのキセキ ~ エピローグ ~ □ 俺は今日も、ティアを連れて、ゲームセンター「ノーザンクロス」に来ている。 四月を半ばを過ぎた土曜日の午前中。 チームメイトはまだ来ていない。 高校生のメンバーは午前授業の日だし、大城はランキングバトル目当てだから、昼過ぎにならないと来ない。 新年度が始まって間もない頃だ。常連客もまばらで、ゲーセンの中はいつになく平穏だった。 菜々子さんと桐島あおいがバトルした日から、二週間が経つ。 菜々子さんは、いまだに顔を見せていない。 体調が悪いわけではないようだ。彼女の様子は、頼子さんからのメールで知っている。新学期が始まり、忙しくしているのは間違いない。 しかし、以前は忙しくても無理矢理時間を作ってまで顔を見せた彼女だ。あの日以来、ゲームセンターに来ない彼女を心配して、八重樫さんたち高校生メ... -
妄想神姫:第六十三章
新しき風と、揺れ動く錬金術師達(その三) 第六節:宿業 アルマとクララが飛び出し、葵……ロッテが後を追って、どれ位の時間が 過ぎただろうか。物音が止んだのを確認し、私・槇野晶も漸く動き出す。 暇潰しに一人で淹れたココアは、苦い。だがそれも、三人の心中に湧いた “澱”の苦さと思えば、敢えて飲み干さねばならぬという想いが勝った。 「なんで……あたし達なんて、所詮ただのお人形遊びだったんです?」 「ボクらは、歩さんとクリスティアーネさんの……代わりなのかな?」 嘆きが聞こえる。黙っていたが為、傷つけてしまった二人の哀しみが。 改めて己の愚かさと弱さを悔いつつ、そっと聞き耳を立てる。今の私が 何を喚いた所で、容易には聞き入れてくれぬだろう。ロッテが頼りだ。 「あたし達の所為で、マイスターのお姉さんが死んじゃったなんて……」 「ボクらの存在意義が分... -
キズナのキセキ・ACT1-16:男たち
キズナのキセキ ACT1-16「男たち」 □ ここで少し時間を戻す。 俺が意識を取り戻したのは、倉庫街のリアルバトルの翌日、日曜日の朝のことだった。 ゆっくりと目が開いた。 すぐ目の前に白っぽい壁。 自分の身体の前にも柔らかい壁。 いまだまどろみの中にあった俺の意識は、自分の状態をうまく認識できていない。 首だけが少し上を向いているような状態で、顎を何か柔らかいものに乗せている。 ……どうやら、俺は今、うつぶせに寝ている格好らしい。 あたりの空気は、冬だというのに暖かい。 室内のようだ。 鼻がある独特のにおいを感じ取る。なんともいえない消毒や薬品のにおい。 ……ここは病院か。 なんで俺は病院なんかで寝ているんだ? いまだ回らない頭をなんとか動かして……大変なことに気がついた。 どうやら俺は、生... -
通信塔を越えてゆけ
私があの場所に出入りしていたのはヘンゼルとバトルできる唯一の場所だったからなのだわ。違法だってことは知ってたけど私のせいでああなってしまったヘンゼルの願いを少しでも叶えてあげたかったのよ。…いえ、本当はあんな風になってしまったヘンゼルの言うことを聞いて苦しんでいるふりをして自分を許してあげたかっただけかもね。でもその結果がこのざま。 …ここを出たらどうしたいかって?そうね、まずは迷惑をかけた人達に謝りに行って、ヘンゼルがもう一度普通の場所でバトルできるように一緒にがんばっていくつもりよ。私は自分で自分を許すばっかりはやめようと思う。本当はヘンゼルに許して欲しいんだから。…人形に許してもらうだなんて変だって言わないなんて、あの人と同じで刑事さんも変わっているのだわ。 -違法カジノ摘発の際の調書より抜粋 連続神姫ラジオ 浸食機械 9:通信塔を越えてゆけ 周辺の敵を制圧... -
妄想神姫:第五十七章(後編)
光の刃と、真心の白き翼(後編) 全く予期しない言葉だった。私を、そして姉妹を“大切な人”であると、 認識して立ち直った夜の事が思い出される。あの時に、ロッテのCSCを 満たした想いの正体。それが、その……私への“恋慕”だったとは……! アルマとクララも、ロッテの言葉に衝撃を隠せない。黙りこくっている。 指示……否、声援さえ出すのも忘れ、皆がロッテの戦いに見入っていた。 「退けさせてもらいますの。大好きな人の、笑顔の為に……!」 「私もだ、命より大事な主の為……ここは最後まで戦うッ!」 「……ライナスト、フィオナ、ウィブリオ。行きますのッ!!」 『キュィィッ!!』 『Yes,sir(姿勢維持に気を付けて下さい)』 超高速で肉薄を計るロッテに対し、フリッグは剣からエネルギーの刃を 撃ち出した。だが、ロッテはそれを避けようともせず、真正面に進む! しか... -
最果て
世間では「神様」と呼ばれている私様にとって、それはとてもよく見慣れた光景でした。 二人の男が争っていました。 と言っても直接的に拳や蹴りを応酬しているわけではなく、十五センチの人形同士が剣やら銃弾やらを刺し向かい合っていて、何らかのカラクリで人形の傷がそのまま持ち主の傷として伝道するようになっている、互いに作った呪いの藁人形を戦わせて傷付け合っているような、何とも回りくどい戦いでした。 そんな事をしているのは、共に十代前半で、日本の中等部に籍を置く学生で、同じ学校に通う同級生でした。 その戦いを偶々目にした私様は、初め、興味を持てず、そのまま別の場所へ行こうと考えていました。 何故そんな二人が争っているのか何て、少し考えれば理由は幾らでも思いつきますし、考えていても詰まらないものだからです。 私様には詰まらないものと分かっているものを見るような悪趣味はありません。私様が見... -
第3話 アナザー・パートナー
クレイドルに座って目を閉じると、私はゆったりとしたまどろみのような感覚に囚われる。 そして訪れるふわっ、とした感覚。クレイドルから私の意識がケーブルを伝ってPCへと向かう。まるで幽体離脱。 PCとクレイドルをつなぐケーブルの中には大量のデータの断片が飛び交い、私の意識とぶつかっては砕け、またどこかで再構成されて流れていく。 私はこの空間が割と好きだった。無限の0と1。自分が埋没する感覚。データの海の奥底へと沈みこんでいく。 その先にあるのは広大な空間―PCのメモリ領域。 到達するなりにお出迎えしてくるのはウィルスセキュリティのスキャニング。そのあとに続いてクレイドルにプリインストールされているエラースキャニングプログラムによる検査。それからオーナー達が個別に設定した各種検査用プログラム。 エラーチェック、バグ取り、簡易デバッグ、レジストリチェック、デフラグ、バック... -
ウサギのナミダ・番外編 「少女と神姫と初恋と」その3
ウサギのナミダ・番外編 少女と神姫と初恋と その3 ◆ 翌朝。 昇降口で上履きに履き替えようとしたところで、呼び止められた。 「おはよう、八重樫!」 「あ……おはよう、安藤くん」 今日は普通に笑えているだろうか。 そんなことばかり気になってしまう美緒である。 昨日の今日で、安藤とはずいぶん距離が縮まった、ような気がする。 ほら、今も彼の顔がすぐ間近に…… 「……って、うわぁ!」 安藤の端正な顔がすぐ隣にあって、思わず飛び退いてしまった。 だが、安藤はいたって普段通りの様子で、不思議そうにこちらを見ている。 「どうかした?」 「え、えと……なんでも、ない……」 「そっか。昨日はありがとな。助かったよ」 「そんな……大したことしてないし」 「それでさ、よかったら今日の昼休みも付き合って... -
ねここの飼い方 ~ネメシスの憂鬱・ファイルⅩⅨ~
既に夕暮れも過ぎ、夜の帳が落ち始める、そんな時刻。 暦の上では冬を間近に控えつつも、まだまだ暖かな秋の陽射しも落ち始め、やや薄暗い室内にぼんやりと、蝋燭の光にも似た温白色の間接照明の柔らかで何処か儚げな光が、慎ましやかに室内を照らしている。 「……………ぁ……」 そんな室内の光を受けて、陽炎のように薄し出される、人の影。そして人の影で在りながら、人ならざるものの影が、2つ。 「ぁ……くぅ…………っ!」 そして、か細くて何処か甘えたような音色の声が、薄暗闇の中に響いている。それは人の心の奥底に潜む嗜虐心を強烈に刺激する、禁断の果実のように魅惑的な囀り。 「お――おじょうさま……ぁ」 その声の主はテーブルの上で、普段は凛々しく精悍なその顔を真っ赤に染め上げている。まるでそれは普段は封印をしている、『女』としての本性を、1枚づつゆっくりと、愛撫されるようにして... -
妄想神姫:第六十四章
過去と流血に囚われし、嘆きの姫(その一) ──嘆きと喜びで飾った時を分かち合い、追い求めるは彼方よりの使者。 それは私達の予想を超えて、絶望を深く纏った憎悪と哀しみの塊だった。 しかし恐怖を感じてもなお……だからこそ、それは皆の心に留まる──。 第一節:鳴動 あの爆発事故……否、“事件”より数日後。私・槇野晶は神姫達と相棒を 伴って再び秋葉原の雑踏に繰り出した。あれから店の営業を半日で休み、 もう半日を周辺の聞き込みや路地の捜索に費やす日々が続いている。無論 警察等も出張っては居た様だが、爆発その物が“事故”扱いされた事で、 街全てを洗う程の捜査ではなかった。その間隙を、私は縫っているのだ。 「ふぅむ……小学校近辺までの路地は凡そ調べたが、目立った物証は」 「ないですね、お姉ちゃん……あの“闇樹章”以外影も形もないです」 「有無。やはり、残... -
武装神姫のリン 鳳凰杯篇その4
武装神姫のリン 鳳凰杯篇その4 俺は"いつか"の時と同じように、だがあくまで冷静に。 リンを胸のポケットに入れてオーナーブースの扉を開けると全力疾走。 瞬く間に鶴畑大紀のオーナーブースへ。 扉を開ければ今まさにミカエルのリセットを行おうとしている鶴畑大紀の姿。 「待て、話を聞け!」 「ふん、俺のやることに口出しするな!こいつは負けたんだよ。最後のチャンスだったにもかかわらずだ。だから今ここで終わりにする。」 「待ってください!!!」 俺より大きい、そして何かすごみを感じさせるリンの声に鶴畑大紀は思わずたじろいた。 「…ええぃ」 がすぐにミカエルにつないだ端末の操作に入ろうとする、間に合わないかと思ったが急に鶴畑大紀の動きが止まった その視線の先にあるのは…ミカエルの瞳に浮かぶ大粒の涙だった。 「マスター、ごめん... -
引きこもりと神姫:7-2
始めに目に映ったのは今にも崩れそうなビル群だった。瓦礫が至るところに散乱し、車が放置されている。ステージ『廃墟』だ。荒廃した都会をイメージされており、このステージは他のステージに比べて僅かに広い。さらに不定期に濃い霧が発生する。 (相手はアーク型、地上は危険) (あの大きいビルの屋上に行こう。あそこなら辺りを見回せる) 2時の方向に、一際大きなビルがあった。まずはあそこに行って、不意打ちの可能性を減らさなければならない。 武装を展開、そして相手の武装も確認する。 ハイスピードトライク型神姫、アーク。前が1輪、後ろが2輪のトライクモードになることが可能でその速さは神姫の中でもトップクラスの速さだ。その姿はトライク版のフォーミュラカーが一番近いかもしれない。 武装は少し大きなナイフが2本、アサルトライフルが一丁に大型ライフルが一丁。他には何もない。またしても純... -
錆びた刀は戻せない
遠征からの帰宅途中だった久住菜々子がその名前を知ったのは、ほんの些細な偶然からだった。 何気無くコンビニに寄り、何気無くアーンヴァル型神姫が大きく写っている雑誌が眼に映り、何気無く立ち読みし、何気無くその名前を知った。否、偶然、何気無くと言ったが、『異邦人(エトランゼ)』として強者を求め遠征を繰り返した事で養われてきた嗅覚が、それとも自身が誇る女のカンが、凄腕の神姫プレイヤーを探し当てる事は、例え久住菜々子本人が意識したことで無くても、必然であり意図的な物であるのかもしれない。それが偶然か、必然か、少なくとも今この場では問題では無いのは確かで、問題は、その名前と、その名前に付けられた由来である。 ストラーフMk2型神姫を操る中学三年生の神姫プレイヤー、黒野白太…その異名は『刃毀れ(ソードブレイカー)』。 実力はセカンドリーグでの上の下、神姫そのものに際立った武装や戦法は無いのだが、最... -
ACT 1-31
ウサギのナミダ ACT 1-31 □ 翌日。 俺はいつものように午前の遅めの時間に、ゲームセンターに向かった。 ついに虎実との対戦だ。 虎実のバトルはよく側で見ていたから、まだ一回しか対戦していないという実感はない。 ティアと戦うために、納得いくまで技を練り上げたという。 それだけでも興味は尽きない。 はたして、虎実はどんな武装神姫になったのか。 駅前で、久住さんと合流する。 彼女も、彼女の神姫・ミスティも、ティアと虎実の対戦は是非観たい、と熱望していた。 あのゲーセンには、感情的に入りづらいので、久住さんが同行してくれるのは心強い限りだった。 ほどなくして、ゲーセンの入り口にたどり着く。 入り口をくぐる。 バトルロンドのコーナーにいるすべての客が俺たちに視線を向けた。 ランキングバトル一位の大城と戦うか... -
第一幕
第一幕。上幕。 中学校から家路を急ぐ少年と、彼の肩に、ちょこんと座った金髪の小さな少女。 彼の名前は新堂真人。名はマコトと読む。少女は天使型神姫「アーンヴァル」。名はフェスタ。 二人は顔は決して明るいわけではない。 マコトの横顔には暗い印象があり、フェスタの視線は定まらず、何処と無く虚ろでただ遠くを見ている。それに・・・。 かちゃん。 という音で脚を止める。見れば数歩前でフェスタが落ち、ひっくり返っていた。頭をさすりながらゆっくりと上体を起こしている。 マコトは手を差し伸べて彼女を拾い上げ、胸ポケットに入れようとする。と、両手でポケットの縁を掴んでそれにフェスタは抵抗した。 「肩しか、ヤだ。肩がいい」 「・・・解った」 そっと肩に手を持っていくと、せっせと手だけでよじ登り、フェスタは何とか元の位置に納まった。 ... -
クトゥルフオブナイン
【クトォルフオブナイン】 現時点ではオーナー不明の兎型MMS。 九つの首を持つ異形のMMSであり、かつてハティを倒した実力者。 ストラーフのパーツを大量に使用した四肢と九本のアーム、その先に添えられたヴァッヘバニーの首から放たれる九連砲塔のビームは強力である。 -
「僕らの上に雪が降る」
そのじゅうろく「僕らの上に雪が降る」 雪が降る 雪が舞う 雪が散る 真っ白い空 真っ白い大地 真っ白い世界 世界に僕はただ立っている 世界にいるのは僕と少女 世界に他に人はなく 白く降る 白く舞う 白く散る その少女はとても小さい 広くもない世界に埋もれそうに それでも消えてなくならない 僕と少女は一緒にいるから 僕は少女を見る 少女は笑う それは ただの反応の そのための反応でしかなかったとしても 僕はその笑みを見て笑う 雪降る空 雪舞う大地 雪散る世界 僕らは小さく あまりにも未熟で 今までの短い人生に誇れるものは少なく ただそれだけの存在でし... -
短章 3 「背負う御旗」
幕間ショートショート「背負う御旗」 響き吹き抜けるが如き一迅に、どうと倒れ伏す音が重なる。 倒した敵が消えていく姿に目をくれず、鎧を差し込む月明かりに照らし、彼女は為虎添翼を鞘に収めた。 飄々と抜ける風の音。その面を上げればざわざわと、闇に溶け込む草の声。 篝火にぼっと火が燈り、周囲の闇に更に濃い、闇色の影を落とし込んだ。 火が照らすは紅鎧。髑髏の面を諸共に。黄金色に輝く鍬形が、灯の色をただ照り返す。喉輪を引き下げ面頬を外し、新たな敵を呼ぶであろう、その篝火をしかし消そうともせず。その涼やかな黒眼と横顔を白と黒とに染め上げる。 近場にある岩に腰を下ろし、目を瞑り草音に耳を傾ける。 ただ揺れていた草々が一斉に口を閉じ、新たな気配の侵入を呼ぶ蠢きへと声を変えた。 何が来たか。 彼女はそのままの姿勢で背負う破邪顕正に手をかける。脇... -
オリジナル武器技紹介
『GRADIUS』 CYCLONE LASER(サイクロン レーザー) GRADIUSの先っぽから間に別れてる所から螺旋模様線状レーザーを発射。 このレーザーは特徴はひたすら長いレーザーを撃つことが出来るという事です。 撃ってる途中にGRADIUSを振り回せばレーザーもその方向に向かって撃ちます。 ROPPLE LASER(リップル レーザー) GRADIUSの先っぽから間に別れてる所からリング拡散型レーザーを発射。 このレーザーは特徴は円型に広がるレーザーを撃つことが出来るという事です。 撃ったレーザーは最初の段階は小さい円ですが、距離を伸ばす事により円が大きくなり敵に当たる確立が高くなります。 TWIN LASER(ツイン レーザー) GRADIUSの先っぽから間に別れてる所から連射型レーザーを発射。 このレーザーは特徴は横に並んだ二本のレーザーを連射し... -
3Sが斬る! その23
「……本日は二本立て、3Sが斬るのお時間がまだまだ続きます」 「げ、元気ですね、テッコさん」 「…………(意識なし)」 「……死屍累々、だね」 「な、何故一人だけ無傷なのですか?(←半死半生)」 「…………(意識なし)」 「……ん~? ………………………人徳?」 「いや、それは無いです」 「……だよね」 「…………(意識なし)」 「……所で、彩女ちゃんの尻尾がもふもふしてたので興味がわいた」 「うぅ、何の話ですか?」 「…………(意思無し)」 「……うん、犬丸の尻尾のもふもふ感を“1もふもふ”として、彩女ちゃんの尻尾のもふもふ感は凡そ“1.25もふもふ”即ち当社比25%のもふもふ感UP。さすが白狼型、尻尾のもふもふ感も特別製だという事実が今、白日の下に晒された」 「ええと、3S史上最長のセリフを普段無口なテッコさんが喋ると言うのはあれですが、とりあえず―――」 ... -
デカ神姫
● デカ神姫 ● トップページ by 修理屋 ・これは三毛猫観察日記の外伝的な作品です。 単発用コラボの設定を基に連作にしようとしている過程なので、 自分でもこの先どうなるか解りません∑(゜д゜) この作品の基となってくださいました幻さんへ敬意を表します。 (現在、第一話まで公開中) ※この作品は、三毛猫観察日記のネタバレを多分に含んでいます。 ★★ 登場人物その他の設定(仮) ★★ 第一話 幻を紡ぐ少年 ※幻さんの幻の物語とのコラボです。 三毛猫観察日記へ戻る -
第五話:敗北と挫折
第五話 「ふぅ、どうにか侵入成功っと」 電脳空間の通路の一つにアカツキはレーザートーチで穴を空けるとそこから侵入した。 彼女の侵入した第一サーバーの保安隊は現在大量発生したワームプログラム-実は優一が陽動のために仕掛けた物だった-に対応すべく、最低限の戦力を残してほぼ全てが他のサーバーの応援に出向いていた。 「マスターの陽動も限界が有るから早いこと済ませないと」 今回、アカツキはフル装備状態で出撃していた。推進器系とライトセーバーはいつも通りだが、両手にはビームライフルを持ち、腰部後方にはサブマシンガンとハンドグレネードを装備している。シールドも念には念をと言うことで伸縮式を持ってきた。 通路の突き当たりに一体のアイゼン・ケンプがいる。どうやらそこにデータバンクがあるようだ。アカツキはビームライフルにサイレンサーを取り付けると狙いを定め、引き金を引いた。 パシュン。 ... -
インターミッション09:エピローグ
鋼の心 ~Eisen Herz~ インターミッション09:エピローグ 「お姉ちゃん!!」 真紀の声に京子は振り返った。 「真紀!?」 浸水はそこかしこから始まっており、沈没は時間の問題だった。 「……あの子が!!」 ゆれる足場によろめく真紀の指差した先には、昼間出逢った少年が居た。 「……何をしているの!! 早く逃げて!!」 京子の声にも気付く様子は無く、少年はただ、その先を見つめて佇んでいる。 「……っ!!」 逡巡がめぐり、京子は退路を見る。 軋む船体は崩壊と崩落を始めており、脱出に使える時間は残り少ない。 見捨てる。 そういう選択肢が頭をよぎる。 「お姉ちゃん!! 助けてあげて!!」 「―――っ!!」 真紀の声をトリガーにして、京子は弾かれたように少年に駆け寄った。 「―――何を……」 少年の傍に辿り着いた時、京子は初めて彼... -
復活の道
おはようございますマスター。バイタルゲージに不調が見られますがお加減はいかがですか?失礼しました、MMSにそのような感情は不要です。本日のご予定はK2システムとのCSC生産台数の会議、フロントライン社長との生産台数に関する補助金の打ち合わせの後19:00からM重工の安川専務との会食、引き続き21:00よりK重工西岡様との打ち合わせです。 連続神姫ラジオ 浸食機械 11:復活の道 「暗いから気をつけてついてらっしゃい」 マイクロ波の罠から目の前の神姫に救われた僕たちは彼女に導かれて管理棟の中を歩いている。少なからず傷を負っていた僕たちを見た彼女は会わせたい人がいる、その人なら簡単な修理もできると言って僕たちを案内し始めたのだ。施設内と言うことで最初は警戒していたが、廊下ではなく排気ダクトの中に案内されたあたり何か事情があって見つかるわけにはいかない僕たちと同じような状況... -
ネコ日記:登場人物・登場神姫紹介
登場人物・登場神姫紹介 (進行に合わせて更新予定) マスター(キャライメージはあくまで参考です) 山田 和章(やまだ かずあき)キャラクターイメージ・・・涼宮ハルヒの憂鬱のキョンをもう少し大人にした感じ このSSの主人公で、タマのマスター。27歳。毎日をタマと遊ぶかゴロゴロする事に費やすいわゆるニート。 なぜか絵がすごく上手。 山田 礼奈(やまだ れいな)キャラクターイメージ・・・ひぐらしのなく頃にの竜宮レナ(大人版) 和章の妹で、キルケのマスター。21歳。絵が絶望的にヘタ。 山田 晴子(やまだ はるこ)キャラクターイメージ・・・AIRの神尾晴子 和章と礼奈の母で、ペルシスのマスター。42歳。関西弁で喋るが、関西人では無い。 山田 信善(やまだ のぶよし)キャラクターイメージ・・・ひぐらしのなく頃にの富竹ジロウ 和章と礼奈の父で晴子の夫だ... -
キズナのキセキ・ACT1-29:死闘の果て
キズナのキセキ ACT1-29「死闘の果て」 ◆ 美しい、などと……。 マグダレーナはぎりり、と歯噛みする。 目の前の敵に対し、そんな気持ちを抱いた自分に猛省を促す。 今は戦闘中だ。そんな呑気な感情など持っている場合ではない。 思考を切り替えたマグダレーナは状況を分析する。 ミスティと久住菜々子の会話は意味不明だ。 だが、次に仕掛けてくるのは間違いなく接近戦。ブラックライオンによる攻撃以外はない。それしかミスティには残されていないのだ。 あるいは、白いストラーフのミスティのように、彼女を一撃の下に倒す技があるのかも知れない。 『花霞』の一手はマグダレーナとの一戦で、ミスティが最後に使った技だった。完成していれば、あるいはマグダレーナは倒されていたかも知れない。『アカシック・レコード』の検索結果が技の正体を導き出し、『スター... -
ツガル戦術論:鏡の試練5
戻る TOPへ 次へ 一回戦目はシルヴィアの粘り勝ちだった。 一撃離脱を繰り返すシルヴィアと、数少ない反撃のチャンスを物にする敵マオチャオ。時間経過と共に両者に蓄積されるダメージ。三度目の格闘戦にもつれ込んだ際に功を焦った猫型が迂闊なステップを踏み、そこをマグネティックランチャーで迎撃。接近の間合いで放たれた高速貫通弾は猫型の装甲を貫いた。 敵は一回戦目から持久戦に陥った事により焦れていたのだろう。だがおれ達のテンションは最高にクールだった。御影キョウジと《ミラー・オブ・オーデアル》マスターミラーを倒す。この目標を掲げるシルヴィアは焦りが生じやすい持久戦の中でも勝利を見逃す事は無かった。 二回戦目までまだ間がある。控え室に戻り、備え付けの自販機でホットココアを購入。シルヴィアには神姫サイズのアップルティーを買ってやる。コーヒーブレイク。二人とも珈琲飲んでないけど。 ... -
土下座そのはち
「ほほう、こちらの一角は華やかですね犬子さん」 「バトルが主流とはいえ、こういった需要も根強い人気を誇りますからね」 そして次に訪れたのは、アーマー・アクセサリーコーナーです。 バトルに使用できるアーマー類はもちろん、神姫を着飾る着せ替え用品も含まれるため、ウエポンパーツコーナーに比べるととても色彩きらびやかです。 「と言いつつ、『バトルに使用できる』『着せ替え用品』も充実しているあたり、実に油断がなりませんね武装神姫業界は」 「なんといいますか、バトルの場でもそれを追求する当たり、オシャレに関する執念は人間の女性も神姫も変わらないのですねぇ」 ……そんな感想を持つマスターさんに対し、「武装神姫自身の要望よりも、オーナーが自分の武装神姫をこんな衣装で着飾りたいという要望のほうが多い」+「武装神姫のオーナーは男性が圧倒的」という統計は伏せる私です。これも、オーナーに伝える必要のあ... - @wiki全体から「絶望の先」で調べる