Spiral of Fortune ~ Reverse Position ~ ◆L62I.UGyuw
彼は明確な理由があって病院を目指した訳ではない。
強いて言うなら、ケガ人などの弱者が集まる公算が大きいことと、現在地から比較的近いこと。
その程度の理由だった。
もし病院に辿り着くまでに別の獲物を見つけていたら、あっさりとそちらに狙いを切り替えたことだろう。
しかし、誰とも遭わなかった。
彼らの運命はそんなことで定まってしまった。
強いて言うなら、ケガ人などの弱者が集まる公算が大きいことと、現在地から比較的近いこと。
その程度の理由だった。
もし病院に辿り着くまでに別の獲物を見つけていたら、あっさりとそちらに狙いを切り替えたことだろう。
しかし、誰とも遭わなかった。
彼らの運命はそんなことで定まってしまった。
運命とは一体何なのだろうか?
そのリアリストに訊けば、きっと陰鬱な眼を向けてつまらなさそうにこう答えるのだろう。
そのリアリストに訊けば、きっと陰鬱な眼を向けてつまらなさそうにこう答えるのだろう。
『どうにもならない偶然のことだ』
*****
静かな病室に二つの寝息だけが響いている。
もう一つは胡喜媚のもの。
ナース服を着ているが、別に彼女に看護師としての能力があるわけではなく、単なる趣味である。
彼女は初めは真面目に亮子の汗を拭いたりタオルを換えたりしていたのだが、容態が安定したため、気が緩んで彼女の横で居眠りをしている。
ナース服を着ているが、別に彼女に看護師としての能力があるわけではなく、単なる趣味である。
彼女は初めは真面目に亮子の汗を拭いたりタオルを換えたりしていたのだが、容態が安定したため、気が緩んで彼女の横で居眠りをしている。
病院独特の匂いが辺りに満ちていた。
ベッドが並んだ一般的な病室。
閉め切られた窓の外からは朝の柔らかな陽が射し込み、その向こうには青空が広がる。
やはり窓から見える背の高い常緑樹の枝には小鳥が留まり、歌っていた。
至極平和な光景。ここだけを見ればとても殺し合いの場とは思えない。
ベッドが並んだ一般的な病室。
閉め切られた窓の外からは朝の柔らかな陽が射し込み、その向こうには青空が広がる。
やはり窓から見える背の高い常緑樹の枝には小鳥が留まり、歌っていた。
至極平和な光景。ここだけを見ればとても殺し合いの場とは思えない。
突然、病室のドアが無造作に開かれた。
だが、ドアノブを回す音も、蝶番が軋む音も聞こえない。
それもそのはず、ドアの発する音は全てキャンセルされていたのだから。
やはり音も無く正面から病室に侵入した長身の男、ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークによって。
だが、ドアノブを回す音も、蝶番が軋む音も聞こえない。
それもそのはず、ドアの発する音は全てキャンセルされていたのだから。
やはり音も無く正面から病室に侵入した長身の男、ミッドバレイ・ザ・ホーンフリークによって。
無音の演奏を続けながら、闖入者は歩く。
特に妨害も無く、彼は病室の中央のベッドに辿り着いた。
一旦演奏を止め、見下ろす。
ベッドの二人は気付かない。
もったいぶるように、無言で鈍く光る銃を取り出す。
まだ気付かない。
再び演奏を開始して、銃口を眠る喜媚の額にポイントした。
それでも、彼女は気持ち良さそうに寝ている。
特に妨害も無く、彼は病室の中央のベッドに辿り着いた。
一旦演奏を止め、見下ろす。
ベッドの二人は気付かない。
もったいぶるように、無言で鈍く光る銃を取り出す。
まだ気付かない。
再び演奏を開始して、銃口を眠る喜媚の額にポイントした。
それでも、彼女は気持ち良さそうに寝ている。
引金に指を掛ける。
目を細めて、指先に殺意を込め――――、
目を細めて、指先に殺意を込め――――、
いきなり、喜媚がバネ仕掛けの玩具のように跳ね起きた。
「何!?」
慌てて跳び退くミッドバレイ。
喜媚の頭に狙いを定めたまま、退がる。
様子がおかしい。彼女は薄目を開けているもののその焦点は定まらず、身体はゆらゆらと揺れている。
だがその隙だらけの見た目とは対照的に、発せられるプレッシャーは『魔人』ですら戦慄するほどのものだ。
ミッドバレイはさらに一歩後ずさる。
喜媚の頭に狙いを定めたまま、退がる。
様子がおかしい。彼女は薄目を開けているもののその焦点は定まらず、身体はゆらゆらと揺れている。
だがその隙だらけの見た目とは対照的に、発せられるプレッシャーは『魔人』ですら戦慄するほどのものだ。
ミッドバレイはさらに一歩後ずさる。
「Buu〜 Buu〜☆ 亮子ちゃんをいじめちゃダメなのっ☆
ロリロリリン☆」
ロリロリリン☆」
どろどろどろんっ☆
緊張感の無い掛け声と共に喜媚の姿が変化する。
ミッドバレイは思わず我が目を疑った。
少女の姿は掻き消え、代わりに立っていたのは漆黒の隻眼剣士。
鉄塊と見紛う程の巨大で分厚い剣を構え、黒い外套を翻す。
それは直前で喜媚達が別れた戦士、ガッツの姿そのものだった。
ミッドバレイは思わず我が目を疑った。
少女の姿は掻き消え、代わりに立っていたのは漆黒の隻眼剣士。
鉄塊と見紛う程の巨大で分厚い剣を構え、黒い外套を翻す。
それは直前で喜媚達が別れた戦士、ガッツの姿そのものだった。
「チィ!」
直感的に、危機を察知した。
即座に身を翻し、開いたドアから逃げ出そうとするミッドバレイ。
そこに弾丸のような勢いで黒い剣士が突っ込む。横薙ぎに振るわれる大剣。
室内に風が奔る。
間一髪ドアから転がり出るミッドバレイ。
即座に身を翻し、開いたドアから逃げ出そうとするミッドバレイ。
そこに弾丸のような勢いで黒い剣士が突っ込む。横薙ぎに振るわれる大剣。
室内に風が奔る。
間一髪ドアから転がり出るミッドバレイ。
「く……このっ……」
背中の肉を僅かに抉られた。白いスーツに血が滲む。
ほんの少し反応が遅れていたら、今頃彼の身体は真っ二つになっていたことだろう。
ほんの少し反応が遅れていたら、今頃彼の身体は真っ二つになっていたことだろう。
「LlLOOoOOOooo!! LliIiiieEee!!!!」
野太い咆哮を上げながら、黒い剣士は廊下を突進する。
ミッドバレイは走りながら背後に向けて発砲。
だが弾は剣士の持つ巨大な剣に弾かれる。牽制にもならない。
ミッドバレイは走りながら背後に向けて発砲。
だが弾は剣士の持つ巨大な剣に弾かれる。牽制にもならない。
クソッ。油断した。
不用意に近付いた俺が馬鹿だった。
あわよくばもう片方のガキから情報を引き出そう、などと欲を出すべきではなかった。
姿形など実力を判断する基準になどなりはしないというのに。
そんなことは嫌というほど知悉していたはずだったのに。
不用意に近付いた俺が馬鹿だった。
あわよくばもう片方のガキから情報を引き出そう、などと欲を出すべきではなかった。
姿形など実力を判断する基準になどなりはしないというのに。
そんなことは嫌というほど知悉していたはずだったのに。
化け物め――。
逃げる。ただ逃げる。
リノリウムの廊下を無様に逃げる。
この距離では銃のアドバンテージは無きに等しい。
一旦引き離さねば殺される。
巨体に似合わぬ速さで追い縋る黒い剣士。距離は開かない。
苦し紛れに三叉路を左へ。
黒い剣士は――、
リノリウムの廊下を無様に逃げる。
この距離では銃のアドバンテージは無きに等しい。
一旦引き離さねば殺される。
巨体に似合わぬ速さで追い縋る黒い剣士。距離は開かない。
苦し紛れに三叉路を左へ。
黒い剣士は――、
「……何、だ?」
黒い剣士はミッドバレイが曲がった三叉路をそのまま直進し、その先にある扉を破壊し始めた。
分厚い金属がひしゃげる派手な音が聴こえる。
ミッドバレイは足を止めて困惑していた。
分厚い金属がひしゃげる派手な音が聴こえる。
ミッドバレイは足を止めて困惑していた。
何が起こった? 目の前で曲がったんだぞ? まさか俺が見えていなかったとでもいうのか?
訳が分からない。分からないが――しかし逃げるチャンスであることは確かだ。
いつまた奴が戻ってくるか分からない。ここで考え事をするのは愚策というものだろう。
ならばここは状況が『聴こえる』ギリギリの距離まで遠ざかるべきだ。
訳が分からない。分からないが――しかし逃げるチャンスであることは確かだ。
いつまた奴が戻ってくるか分からない。ここで考え事をするのは愚策というものだろう。
ならばここは状況が『聴こえる』ギリギリの距離まで遠ざかるべきだ。
時間にして数十秒。破壊の音が続き、生命の音が二つ失われた。
元来た道を戻る剣士の足音。それが途中から変質し、少女のそれと取って代わる。
そして破壊された部屋から唯一の命が、外へ。剣士の後を追って行く。
元来た道を戻る剣士の足音。それが途中から変質し、少女のそれと取って代わる。
そして破壊された部屋から唯一の命が、外へ。剣士の後を追って行く。
数分後、レントゲン室に一人佇むミッドバレイがいた。
竜巻が通ったかのような光景。精密機械の群れは今やスクラップの山と化していた。
スクラップの中の、頭を失った女と無残に切り裂かれた男の死体に目を遣る。
そしてむせ返る血の匂いを気にも留めずに、その二人が確実に死んでいることを確かめる。
――やはり死んでいる。ミッドバレイを誘き出すための見せ掛けの仲間割れ、というわけではない。
竜巻が通ったかのような光景。精密機械の群れは今やスクラップの山と化していた。
スクラップの中の、頭を失った女と無残に切り裂かれた男の死体に目を遣る。
そしてむせ返る血の匂いを気にも留めずに、その二人が確実に死んでいることを確かめる。
――やはり死んでいる。ミッドバレイを誘き出すための見せ掛けの仲間割れ、というわけではない。
レントゲン室の中心で、彼は憮然とした様子で虚空に問い掛ける。
「結局、何だったというんだ……?」
彼の疑問に答える者はいない。
彼には『何が起こったか』は判っても『何故起きたか』は解らない。
彼には『何が起こったか』は判っても『何故起きたか』は解らない。
だから喜媚は単に寝惚けていただけであり、彼が襲われたのは喜媚が殺意に反応した結果であり、
レントゲン室の惨状は彼女が理緒を助けようと思って暴れた結果であり、
目的を果たしたと思い込んだ喜媚はそれで満足して病室に帰ったのだ、などと思い至ることはない。
レントゲン室の惨状は彼女が理緒を助けようと思って暴れた結果であり、
目的を果たしたと思い込んだ喜媚はそれで満足して病室に帰ったのだ、などと思い至ることはない。
故に彼は考えるのを止めて必要な行動を開始した。
外に注意しながら部屋の中を物色する。程なくして二人分のデイパックが見つかった。
外に注意しながら部屋の中を物色する。程なくして二人分のデイパックが見つかった。
「悪く思うなよ。俺も余裕など無いんでな」
祈りの代わりにかそう呟くと、ミッドバレイは彼らの荷物を回収してその場を後にする。
空になった部屋で、バラバラになった機材からパチリと弱々しい放電が起こった。
空になった部屋で、バラバラになった機材からパチリと弱々しい放電が起こった。
*****
理緒が祈るように扉を開けると、そこには平穏があった。
ベッドの上で健やかな寝息を立てる亮子と、その布団にもたれかかるように眠る喜媚。
知らず零れ落ちる涙と共に、埒もない希望が頭をめぐる。
ああ、いや、駄目だ。そんな甘い考えじゃいけない。
さっきのは、紛れもない現実だ。受け入れないと。
ガッツさんの事情なんて分からないけど……彼はもうあたし達の『敵』なんだ。
さっきのは、紛れもない現実だ。受け入れないと。
ガッツさんの事情なんて分からないけど……彼はもうあたし達の『敵』なんだ。
涙を制服の袖で拭って立ち上がる。
そう、呆けている場合ではない。
ガッツはこの病室の場所を知っている。とにかくまずはこの場から離れることだ。
だが彼の動きが見えない以上、鉢合わせする可能性の高い病院の出口へ向かうのは危険だろう。
とはいえ、その点は問題にならない。喜媚の能力があれば窓から空へ逃げられるのだから。
理緒は急いで生乾きの亮子の服をデイパックに詰め、肺炎の薬とついでに医学書も放り込む。
そして喜媚を揺り起こそうと彼女の肩に手を掛け――気付いた。
ガッツはこの病室の場所を知っている。とにかくまずはこの場から離れることだ。
だが彼の動きが見えない以上、鉢合わせする可能性の高い病院の出口へ向かうのは危険だろう。
とはいえ、その点は問題にならない。喜媚の能力があれば窓から空へ逃げられるのだから。
理緒は急いで生乾きの亮子の服をデイパックに詰め、肺炎の薬とついでに医学書も放り込む。
そして喜媚を揺り起こそうと彼女の肩に手を掛け――気付いた。
そうだ。先程の惨劇はガッツの仕業とは限らない。
もう一つ、可能性があった。もう一人、出来る者がいた。
理緒は別れる直前の、理性を持ったガッツの言葉を思い出す。
もう一つ、可能性があった。もう一人、出来る者がいた。
理緒は別れる直前の、理性を持ったガッツの言葉を思い出す。
『おい、あの化け物女とは早いとこ別れといたほうがいいぜ。
人間と、化け物じゃ所詮生きる世界が違うんだからな』
人間と、化け物じゃ所詮生きる世界が違うんだからな』
彼が化け物と呼んだ者。胡喜媚。
彼女の変身能力を使えば、ガッツの振りをすることも容易だろう。
彼女の変身能力を使えば、ガッツの振りをすることも容易だろう。
つまり。
喜媚は、彼女は、実のところ全て計算尽くで行動していたのではないか?
亮子を見つけたのだって本当は偶然などではなかったのでは?
わざとガッツ達に発見されるような道を選んだ可能性は?
理緒を殺さなかったのもガッツに罪を擦り付けるためだったのでは?
喜媚は、彼女は、実のところ全て計算尽くで行動していたのではないか?
亮子を見つけたのだって本当は偶然などではなかったのでは?
わざとガッツ達に発見されるような道を選んだ可能性は?
理緒を殺さなかったのもガッツに罪を擦り付けるためだったのでは?
首を振る。
いや、いやいや。そもそも喜媚ちゃんがそんな手の込んだことをする理由は?
ああ、でもそれはガッツさんだって同じことか。
ああ、でもそれはガッツさんだって同じことか。
喜媚の肩からゆっくりと手を離す。
そして――気持ち良さそうに上下する彼女の胸に銃口を向けた。
そして――気持ち良さそうに上下する彼女の胸に銃口を向けた。
確証なんて無い。
確証は無いけど……連れ歩くにはこの子はやっぱり危険過ぎる――と思う。
それに、亮子ちゃんを護るため、という大義名分もある。
いっそ不確定要素はここで排除した方が……。
確証は無いけど……連れ歩くにはこの子はやっぱり危険過ぎる――と思う。
それに、亮子ちゃんを護るため、という大義名分もある。
いっそ不確定要素はここで排除した方が……。
引金に指を掛ける。
目を細めて、指先に殺意を込め――――、
目を細めて、指先に殺意を込め――――、
なかった。
銃口を下げ、深い息を吐く。
「らしくないなぁ……」
どうもさっきから判断が拙速過ぎる。事態に翻弄されていると感じる。
冷静に考えれば、やはり喜媚がそんな凶行に及ぶメリットは無いのだ。
それに殺すなら皆殺しの方が、後に禍根を残さない確実な選択だといえる。
こんな中途半端な殺し方はガッツへの嫌がらせ程度の意味しかない。
冷静に考えれば、やはり喜媚がそんな凶行に及ぶメリットは無いのだ。
それに殺すなら皆殺しの方が、後に禍根を残さない確実な選択だといえる。
こんな中途半端な殺し方はガッツへの嫌がらせ程度の意味しかない。
考えてみれば、実は喜媚と同じような変身能力を持つ第三者の仕業、という可能性だってある。
この場合は強敵である喜媚に対する間接的な攻撃となる。病室を襲わなかった理由にもなる。
まだこちらの方がマシな仮説かもしれない。
何にせよ喜媚の仕業だと決め付けるのは論理的ではない。
この場合は強敵である喜媚に対する間接的な攻撃となる。病室を襲わなかった理由にもなる。
まだこちらの方がマシな仮説かもしれない。
何にせよ喜媚の仕業だと決め付けるのは論理的ではない。
それに何より――、
「……ん〜〜〜〜ロリンロリン☆」
妙な寝言を呟きながら至福の表情で眠る、この態度が演技だとは思えない。
一度深呼吸をして、辺りを見回してみる。
院内は、先程の騒ぎが嘘のように静かだ。
今はもう、あのガッツのような人物が暴れまわっている様子はない。
念のため部屋は移動すべきではあるが、慌てて逃げ出すよりも、むしろ院内に留まった方が安全かもしれない。
それに気が動転して忘れるところだったが、ブラック・ジャック達の荷物も取って来なければ。
本当に、らしくない。
病室のドアを慎重に開いて一歩外に踏み出す。
院内は、先程の騒ぎが嘘のように静かだ。
今はもう、あのガッツのような人物が暴れまわっている様子はない。
念のため部屋は移動すべきではあるが、慌てて逃げ出すよりも、むしろ院内に留まった方が安全かもしれない。
それに気が動転して忘れるところだったが、ブラック・ジャック達の荷物も取って来なければ。
本当に、らしくない。
病室のドアを慎重に開いて一歩外に踏み出す。
顔が爆ぜた。
肉と頭蓋骨と脳のブレンドが壁や床に飛び散り抽象画を描く。目玉が一つ、遠くへと転がっていった。
何が起きたか理解出来ない、とでもいうように、背が低くなった理緒が立ち尽くす。
僅かな間。
彼女の身体は支えを失ったように廊下に崩れ落ちた。比較的大きな脳の欠片がその下敷きになって潰れた。
何が起きたか理解出来ない、とでもいうように、背が低くなった理緒が立ち尽くす。
僅かな間。
彼女の身体は支えを失ったように廊下に崩れ落ちた。比較的大きな脳の欠片がその下敷きになって潰れた。
廊下の奥からミッドバレイが滲むように現れ、ゆっくりと理緒の傍まで歩いて来る。
一連の出来事に病室の中の二人は気付けない。良く出来たサイレント映画だった。
彼は、頭部を失った理緒には一瞥もくれずに、デイパックとベレッタを拾い上げる。
そして開いたままのドアから病室を覗いた。相も変わらず、まるで時が止まったように平穏な光景。
彼は珍獣を見つけたかのような面持ちでしばらく病室の中央で眠る二人を眺めて――やがて音も無く立ち去った。
一連の出来事に病室の中の二人は気付けない。良く出来たサイレント映画だった。
彼は、頭部を失った理緒には一瞥もくれずに、デイパックとベレッタを拾い上げる。
そして開いたままのドアから病室を覗いた。相も変わらず、まるで時が止まったように平穏な光景。
彼は珍獣を見つけたかのような面持ちでしばらく病室の中央で眠る二人を眺めて――やがて音も無く立ち去った。
【竹内理緒@スパイラル 〜推理の絆〜 死亡】
【D-2/病院/一日目 午前】
【胡喜媚@封神演義】
[状態]:疲労(中)、いねむり
[服装]:ナース服
[装備]:如意羽衣@封神演義
[道具]:支給品一式
[思考]
基本方針:???
1:妲己姉様やスープーちゃん達、ついでにたいこーぼーを探しに行きっ☆
2:理緒ちゃんと亮子ちゃんは喜媚が守りっ☆
[備考]
※原作21巻、完全版17巻、184話「歴史の道標 十三-マジカル変身美少女胡喜媚七変化☆-」より参戦。
※首輪の特異性については気づいてません。
※或のFAXの内容を見ました。
※如意羽衣の素粒子や風など物や人物以外(首輪として拘束出来ないもの)への変化の制限に関しては不明です。
※『弟さん』を理緒自身の弟だと思っています。
※第一回放送をまったく聞いていませんでした。
※原型の力が制限されているようです
[状態]:疲労(中)、いねむり
[服装]:ナース服
[装備]:如意羽衣@封神演義
[道具]:支給品一式
[思考]
基本方針:???
1:妲己姉様やスープーちゃん達、ついでにたいこーぼーを探しに行きっ☆
2:理緒ちゃんと亮子ちゃんは喜媚が守りっ☆
[備考]
※原作21巻、完全版17巻、184話「歴史の道標 十三-マジカル変身美少女胡喜媚七変化☆-」より参戦。
※首輪の特異性については気づいてません。
※或のFAXの内容を見ました。
※如意羽衣の素粒子や風など物や人物以外(首輪として拘束出来ないもの)への変化の制限に関しては不明です。
※『弟さん』を理緒自身の弟だと思っています。
※第一回放送をまったく聞いていませんでした。
※原型の力が制限されているようです
【高町亮子@スパイラル 〜推理の絆〜】
[状態]:疲労(特大)、打撲&背中に打ち身(処置済み)、肺炎(処置済み)、睡眠中、若返り
[服装]:裸
[装備]:毛布
[道具]:なし
[思考]
基本:この殺し合いを止め、主催者達をぶっ飛ばす。
0:…………。
1:なんで子供に……
2:理緒や喜媚と協力してこの殺し合いを止める
3:ヒズミ(=火澄)って誰だ? 鳴海の弟とカノンは、あたし達に何を隠しているんだ?
4:できれば香介は巻き込まれていないといいんだけど……
5:あのおさげの娘(結崎ひよの)なら、パソコンから情報を引き出せるかも。
6:そういや、傷が治ってる……?
7:エドの力に興味。
8:エドや流、うしお、知らない女の子(咲夜)は助かったのだろうか。
9:流の行動に疑問。
[備考]
※第57話から第64話の間のどこかからの参戦です。身体の傷は完治しています。
※火澄のことは、ブレード・チルドレンの1人だと思っています。
また、火澄が死んだ時の状況から、歩とカノンが参加していることに気付いています。
※秋瀬 或の残したメモを見つけました。4thとは秋瀬とその関係者にしか分からない暗号と推測しています。
※聞仲とエドの世界や人間関係の情報を得ました。半信半疑ですが、どちらかと言えば信じる方向性です。
※中1前後の年齢に若返っています。元に戻るかどうかは後続の書き手さんに任せます。
[状態]:疲労(特大)、打撲&背中に打ち身(処置済み)、肺炎(処置済み)、睡眠中、若返り
[服装]:裸
[装備]:毛布
[道具]:なし
[思考]
基本:この殺し合いを止め、主催者達をぶっ飛ばす。
0:…………。
1:なんで子供に……
2:理緒や喜媚と協力してこの殺し合いを止める
3:ヒズミ(=火澄)って誰だ? 鳴海の弟とカノンは、あたし達に何を隠しているんだ?
4:できれば香介は巻き込まれていないといいんだけど……
5:あのおさげの娘(結崎ひよの)なら、パソコンから情報を引き出せるかも。
6:そういや、傷が治ってる……?
7:エドの力に興味。
8:エドや流、うしお、知らない女の子(咲夜)は助かったのだろうか。
9:流の行動に疑問。
[備考]
※第57話から第64話の間のどこかからの参戦です。身体の傷は完治しています。
※火澄のことは、ブレード・チルドレンの1人だと思っています。
また、火澄が死んだ時の状況から、歩とカノンが参加していることに気付いています。
※秋瀬 或の残したメモを見つけました。4thとは秋瀬とその関係者にしか分からない暗号と推測しています。
※聞仲とエドの世界や人間関係の情報を得ました。半信半疑ですが、どちらかと言えば信じる方向性です。
※中1前後の年齢に若返っています。元に戻るかどうかは後続の書き手さんに任せます。
【ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク@トライガン・マキシマム】
[状態]:右足打撲、背中に裂傷
[服装]:白いスーツ
[装備]:イガラッパ@ONE PIECE(残弾50%)、ベレッタM92F(15/15)@ゴルゴ13
[道具]:支給品一式×4、真紅のベヘリット@ベルセルク、鳴海歩のピアノ曲の楽譜@スパイラル〜推理の絆〜、
銀時の木刀@銀魂、月臣学園女子制服(生乾き)、肺炎の薬、医学書、ベレッタM92Fのマガジン(9mmパラベラム弾)x3、
エンフィールドNO.2(1/6)@現実、クリマ・タクト@ONE PIECE、ヒューズの投げナイフ(7/10)@鋼の錬金術師、ビニールプール@ひだまりスケッチ
[思考]
基本:ゲームには乗るし、無駄な抵抗はしない。しかし、人の身で運命を覆すようなヤツと出会ったら…?
0:ナイブズ、ヴァッシュ、レガートに対する強烈な恐怖。
1:積極的に参加者を襲って情報と武器(特に銃器)を得る。
2:強者と思しき相手には出来るだけ関わらない。特に人外の存在に強い恐怖と嫌悪。
3:愛用のサックスが欲しい。
[備考]
※死亡前後からの参戦。
※ハヤテと情報交換し、ハヤテの世界や人間関係についての知識を得ています。
※ひよのと太公望の情報交換を盗み聞きました。
ひよのと歩について以外のスパイラル世界の知識を多少得ています。
殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。
※呼吸音や心音などから、綾崎ハヤテ、太公望、名称不明の少女(結崎ひよの)の死亡を確認しています。
※放送の後半部分を聞いていません。
[状態]:右足打撲、背中に裂傷
[服装]:白いスーツ
[装備]:イガラッパ@ONE PIECE(残弾50%)、ベレッタM92F(15/15)@ゴルゴ13
[道具]:支給品一式×4、真紅のベヘリット@ベルセルク、鳴海歩のピアノ曲の楽譜@スパイラル〜推理の絆〜、
銀時の木刀@銀魂、月臣学園女子制服(生乾き)、肺炎の薬、医学書、ベレッタM92Fのマガジン(9mmパラベラム弾)x3、
エンフィールドNO.2(1/6)@現実、クリマ・タクト@ONE PIECE、ヒューズの投げナイフ(7/10)@鋼の錬金術師、ビニールプール@ひだまりスケッチ
[思考]
基本:ゲームには乗るし、無駄な抵抗はしない。しかし、人の身で運命を覆すようなヤツと出会ったら…?
0:ナイブズ、ヴァッシュ、レガートに対する強烈な恐怖。
1:積極的に参加者を襲って情報と武器(特に銃器)を得る。
2:強者と思しき相手には出来るだけ関わらない。特に人外の存在に強い恐怖と嫌悪。
3:愛用のサックスが欲しい。
[備考]
※死亡前後からの参戦。
※ハヤテと情報交換し、ハヤテの世界や人間関係についての知識を得ています。
※ひよのと太公望の情報交換を盗み聞きました。
ひよのと歩について以外のスパイラル世界の知識を多少得ています。
殷王朝滅亡時点で太公望の知る封神計画や、それに関わる人々の情報を大まかに知っています。
※呼吸音や心音などから、綾崎ハヤテ、太公望、名称不明の少女(結崎ひよの)の死亡を確認しています。
※放送の後半部分を聞いていません。
※病室の前に携帯電話を所持した理緒の死体が放置されています。
時系列順で読む
投下順で読む
Back:魔人、憐れなるかな Next:ともだちになるために
| 094:運命の螺旋乗り越えて(後編) | 胡喜媚 | 101:ちだまりスケッチ ~酒池肉林編~ |
| 094:運命の螺旋乗り越えて(後編) | 高町亮子 | 101:ちだまりスケッチ ~酒池肉林編~ |
| 094:運命の螺旋乗り越えて(後編) | 竹内理緒 | GAME OVER |
| 096:魔人、憐れなるかな | ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク | 118:それぞれの妥協点 |