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真贋バトルロワイヤル

堕悪・ヒーロー

最終更新:2024年12月20日 20:40

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だれでも歓迎! 編集
 〝ヒーロー〟とはなにか。
 その簡単な問いに完璧に答えられる者はそういないだろう。


 弱者を守る者。
 秩序を守る者。
 悪を正す者。
 正義を全うする者。


 世間一般から出る答えなどたかが知れてる。
 民衆にとってのヒーローとは、とどのつまり己の不都合を取り除いてくれる都合がいい存在である。
 そんな都合がいい存在を、それ正直に言うのがはばかられるため綺麗な言葉に置き換えているだけだ。

 たとえばスポーツ選手。
 スポーツにおいて悪はいない。
 だがスポーツ選手には〝ヒーロー〟と呼ばれる存在が数多にもいる。

 それはなぜか?
 言うまでもなく、チームを勝利に導いてくれるからだ。
 選手や観客にとっては自身のチームが正義なのだから当然だ。
 しかし、相手のチームからすればそのヒーローはたちまち厄介な敵となる。


 回答者が無垢な子供であれば、ヒーローとはなにかという問いにすぐ答えられるかもしれない。
 けれど経験を積み、現実を知った大人であればあるほどに答えを出すことが出来ない。
 みんな、間違いを恐れているから。





「────ならば、お前は英雄(ヒーロー)ではない」




 だが、ここに一人いる。
 〝ヒーロー〟とはなんなのか、迷いなく即答できる大人がいる。

 その男にとってヒーローとは。
 ある一個人を指すものであり、その人が持つ信念そのものである。
 己の理想と異なるものは全て贋物と捉えるような、狂信とも取れる異常な崇拝。
 しかし、彼は一瞬たりともその問いへ迷いを抱いたことなどない。




「んなこと俺が一番よくわかってるよ」




 相対する者もまた、答えを知っている。
 自身が一度そうであったから。
 勇者(ヒーロー)たれ、と。幼い頃から刻まれた血筋に相応しい人間であることを強いられてきたから。
 敷かれたレールの上を歩き、ヒーローとして語り継がれるはずであった男は最後の最後で道を外れた。

 常人から見て二人は異常だ。
 彼らの行動理念は到底理解できるものではない。

 いや、理解されてはいけない。

 彼らの抱えた過去を、苦難を。
 それを知らぬ者がおいそれと土足で立ち入ることは許されない。



 黒い風が吹く。
 誰にも理解されず、理解されることを望まず。
 勇者(ヒーロー)であることをやめた者と、英雄(ヒーロー)を見定める者。
 本来交じりあうことのなかった水と油のような両者は、運命の悪戯に引き合わされた。






◆   ◆   ◆







 邂逅は少し遡る。
 アスランと切島から逃走するため、転移結晶の力により見慣れぬ土地に移されたやみのせんしはあてもなく彷徨っていた。
 誰を殺すわけでもなく、目的地があるわけでもなく。
 ただ漫然と歩き続ける旅人は一時間以上そうしていた。



 ──── 『はた迷惑な勘違い野郎(ヴィラン)』以外の何物でもない!



「うるせぇな……」

 頭からこびりついて離れない。
 あの赤い怪物の言葉が思考を蝕む。

 自分の意思がない?
 仲間がいなくて可哀想?

 ふざけるな。
 これは自分が選んだ道だ。
 仲間などいらない。
 ようやく課せられた責務から解放されたというのに、そんな邪魔なものは必要ない。


 そのはずなのに。
 所詮は何も知らぬ者の戯言だと、とっくに切り捨ててしまえるはずなのに。
 なぜこんなにも胸が詰まるのだろう。

「……っ、ち」

 舌打ちと共に街灯に刃を振るう。
 破壊の名を冠した剣はいともたやすく対象を両断し、あわれ残骸と化したそれを力のままに蹴り飛ばす。

 足りない。
 こんなものでは気が済まない。
 腹の底からふつふつと湧き上がる怒りが血液を滾らせる。
 この意味不明な感情の正体を収める術は。
 わからない。わからないからこそ、その足取りの行方は定まらないのだ。

 ぴたり、と。
 やみのせんしの足が止まる。
 距離にして三十メートルほど先。横断歩道の中央に佇む人影を捉えた。

「貴様、プロヒーローか」
「────あ?」

 その男は珍妙な格好をしていた。
 両腕に、更に目の周りを覆うように巻いた包帯を靡かせて。首元には対となる赤色の布が乱れている。

 しかし、もっと珍妙なのはその問いだ。
 プロヒーローなんて言葉には聞き馴染みがない。
 ない、が。その言葉の意味することはなんとなくわかる。
 そしてそれが今もっとも聞きたくない言葉だと理解すれば、自然と口が動いていた。

「女を殺した。そしてこれからも殺す」

 空気が変わる。
 暴力的なまでの殺気が肌を焦がす。

 まるで答えになっていないような返答(アンサー)は包帯男──ステインにとってなによりの判断材料となった。

「ならば死ね、贋物」

 地を蹴り、コンクリートの壁を蹴る。
 卓越した身体能力をフルで活かして目の前の贋物(ニセモノ)の首を刈り取らんと迫り、刃を振るった。
 だがステインの手に返ってきたのは肉を斬る感触とは程遠い痺れ。
 甲高い金属音が過ぎ去り、やみのせんしの背後にステインが着地する。
 そこではじめてステインは自身の攻撃が防がれたのだと理解した。

「おいおい、いきなり物騒じゃねぇか」

 やみのせんしは笑う。
 アスランや切島のような鎮圧を試みたなまぬるいモノではなく、命を奪うことに躊躇のない攻撃だった。
 〝同類〟だ。この男相手ならば思いっきり暴れられる。
 それこそ、この不快な感情も鎮めてくれるのではないか。

「…………」

 ステインは憤る。
 彼が男へとプロヒーローか否かを問うたのはその容姿にあった。
 やみのせんしが何気なく着替えたその衣装は奇しくもステインの知る英雄(ヒーロー)のものに酷似していた。
 というのも、彼が装着しているマントはステインの世界でのヒーローの象徴なのだ。

 誇りを汚す目の前の男へ。
 そして一瞬でもこいつを見定めようと考えた自分自身へ。


「────赤血操術・百斂」


 燃え盛る怒りが血液の流れを早める。
 比喩ではない。ステインの傷口から滲む血がどくどくと宙に浮かび、塊となったそれを両手で叩いた。


「穿血」


 合わされた両手から深紅の銃弾が放たれる。
 音速すら軽く超えるそれを牽制と呼ぶには憚られる。
 小手先の一つに過ぎないそれだけでも並の個性を凌駕する性能なのだから。

 近接能力は先の一撃を見切ったことから十二分に理解した。
 この遠距離攻撃はあくまでやみのせんしの対処法を伺う様子見に過ぎない。
 本来レーザービームのように持続して放つことも可能な術式を〝銃弾〟に抑えたのはそれが理由だ。
 一度に大量の血液を失うこと。そしてそれ以上に隙を晒すような真似はリスクに繋がる。

「なんだそりゃ」

 そんなステインの判断を嘲笑うかのように。
 曝された口元に笑みを張りつけたまま贋物は首を傾けてそれを躱す。
 それを視認した瞬間、ステインの全身が総毛立った。
 戦闘においてなによりも助けとなってきた天才的な勘が危険を訴える。

 思考よりも先に後方へ飛び退いた。
 と、コンマ数秒の差もなく。
 ほぼ同時にステインがいた空間を破壊の剣が通り過ぎる。
 力のままに、殺意のままに振るわれたそれの威力は空気の鳴く音がこれ以上なく伝えてくれた。

「悠長すぎんじゃねぇか?」

 ステインの行動は早かった。
 対人間用の刀を仕舞い、対怪物用の〝聖剣〟を引き抜く。
 ドライバーを左手に、聖剣を右手に。
 本来の彼であれば躊躇いに費やしていたであろう数瞬すら惜しいとばかりに迷いを捨てる。

 抵抗があるとか、そんなこと言っていられる場合ではない。

 こいつは、この男は。
 生身の人間と考えていい相手ではない。


『骸骨忍者伝!!』

「あ?」

『かつての宿敵は今日の戦友!!冥府の術で魑魅魍魎!!』


 響き渡る異質な音に眉を顰める。
 さきほどの術式の予備動作といい、一手一手が重要視される攻防を繰り広げてきたやみのせんしにとっては隙でしかない。
 攻撃でも回復でもない行為にターンを費やすなど愚の骨頂だ。

「さっきから悠長だな。…………まぁ付き合ってやるよ」

 それは、気まぐれではない。
 どんな力を使われようが真っ向から叩き伏せてから殺してやろう。
 それがなによりも相手への屈辱となり、勝利の証となるのだから。


『漆黒抜刀!!』
『骸の咆哮!!忍の残香!!黒嵐渦巻く百鬼夜行!!骸骨忍者伝!!』


 やみのせんしの思惑通り、ステインから放たれる威圧感が数段跳ね上がる。
 元の禍々しさも相当だが、まるで質の違う魔物じみた姿にひゅうと口笛を鳴らした。

「へぇ……第二形態、ってやつか?」
「黙れ、貴様のような私欲のまま破壊を繰り返すゴミは────この〝ステイン〟が粛清するッ!!」

 吐き捨てられた言葉を置き去りに、デザストとなったステインが疾駆。
 速い──繰り出される拳を剣の鎬で防ぐが大きく後退させられる。
 追撃を仕掛けるため迫るステインへやみのせんしは右手を突き出し、口早に詠唱を始めた。

「ギラ」

 閃熱がステインの顔面を焼く。
 生身であればそれだけで致命傷であっただろうが、皮肉なことに彼を守る〝仮面〟が呪文の威力を本来の十分の一以下に抑えた。
 しかしダメージとは関係なく塞がれた視界は機能を失う。
 時間に換算することさえ億劫さが勝つであろう刹那の隙はされど致命的。
 視界が晴れるより先に本能のまま聖剣を盾に構えれば、予想を越える衝撃がステインの腕に伝わった。

「ぐッ……!」
「ち、」

 反撃の刃を振るうステイン。
 彼が破壊の剣の威力に狼狽したように、やみのせんしもまたステインの攻撃の鋭さに舌打ちを鳴らす。
 ある程度能力が上昇することは覚悟していたがよもやここまでとは。
 筋力だけでいえばステインの方がやや上か。呪文という搦手無しではいずれ追い詰められるだろう。

「その服装、気に入らんッ! 貴様のような信念なき殺戮者がヒーローごっこなど……地獄すら生ぬるいッ!」
「ヒーローヒーローうるせぇなぁ……! こちとらそんなもん、一番聞きたくねぇ言葉なんだよ……!」

 閃撃が閃撃を撃ち落とす。
 剣戟が剣戟を弾き返す。

 周囲を鑑みない激闘の余波が街の崩壊を進めてゆく。
 数分ともたず崩壊するアスファルトの足場はもはや戦場として機能せず、両者は常に場所を変えながらの戦闘を余儀なくされる。

「ヒーローごっこだぁ? ふざけんな…………そんなもんした覚えねぇ。こっちから願い下げだ!」
「ならば貴様は贋物にすらなれぬ〝ヴィラン〟だ! 尚更生きる価値はない!」
「てめぇ…………っ、……さっきから偉そうに説教垂れてるけどな……お前だって俺と同類だろ?」

 街路を、交差点を、路地裏を、店前を。
 至る箇所に破壊の跡を残しながら攻撃と言葉の応酬を繰り返す。
 ステインの天才的な戦闘センスをやみのせんしの勇者たる経験が相殺し、この戦いにおいて両者は未だ無傷。

 だからこそ。
 戦いが拮抗している分、言葉で動揺を誘うため意図せず会話の形を成していた。


「────違うッ!!」


 そしてそんな形式上の会話は。
 予想以上にステインの反感を買った。


「オレは贋物共が蔓延る世界を粛清し、真なる英雄(ヒーロー)を選定するため……己の正義を全うしているに過ぎないッ!!」
「っ、……」

 それは、ひどく勝手な理屈だ。
 どんな理由であれ殺人がまかり通る世界などない。
 彼の生きる世界でならば尚更に。でなければ彼の言う真なる英雄(ヒーロー)も生まれていないのだから。


(────なんなんだ、こいつ…………)


 なのにこの男は、微塵も己を疑っていない。
 心の底から自分は正しいと信じ、贋物死すべきと迷いなく剣を振るう。
 ただの異常者と切り捨てるには惜しいほどのなにかが。
 言うなれば人を惹きつけるカリスマがひしひしと感じられて──それが元勇者の不快感を加速させた。

「だったらてめぇの言う本物の英雄(ヒーロー)ってのはなんだ?」

 やみのせんしとて人が語る倫理観は理解できる。
 当然だ、彼は元勇者(ヒーロー)だったのだから。
 人を殺すのが悪いこと。人を助けるのが良いこと。
 幼少の頃から叩き込まれた教養は、りゅうおうの誘いに乗り人を殺す道を選んだとしても早々脳からこぼれ落ちたりはしない。

「無論、言うまでもない!」

 だからこそ、気になった。
 ここまでステインを狂信に走らせる本物の英雄(ヒーロー)とやらが。
 この男がどうしてここまで迷いなく外道を歩めるのか。
 己の意志を持たぬと切り捨てられた孤独な戦士にとっては、眩しく見えたから。

「見返りを求めず、富や地位を得るための手段ではなく────真心から人を救うことが出来る者だ! かの本物(オールマイト)のように!」

 頭が痛い。
 鼓動が一際大きく打つ。
 拮抗していた鍔迫り合いが崩れ、やみのせんしの身体が強制的に仰け反らされた。

「……っ!」

 回避が遅れたやみのせんしの胸に一筋の切創が刻まれる。
 リーチからは逃れたつもりだったが鋭すぎる太刀筋が風の刃となり襲いかかった。
 流れる血が雫となって灰色の地面を色付かせる。
 続く突きを打ち上げてやり過ごし、数歩分距離を取る。
 ステインが迫る一瞬の内、左手に宿る魔力を胸にあてがった。

「ベホイミ」

 女神の加護を受けた勇者の子孫。
 とうにその加護を受ける資格など無くしたというのに、たちまち胸の切創は塞がった。
 奇怪な光景を前にステインの追撃が遅れる。
 と、返しの刃がデザストの鎧に火花を散らさせた。

 重い──!
 攻撃した者とされた者、そのどちらもが同じ感想を抱く。
 二撃目を嫌ったステインは大きく跳躍し、ビルの谷間を飛び交いながら血液を駆動させる。
 雰囲気の異変を察知したやみのせんしも魔力を集中させ、高速で移動する標的へ狙いを定めた。

「赤鱗躍動」
「ベギラマ」

 大蛇の如き豪炎が黒い影を追う。
 しかしデザストの能力向上と赤鱗躍動によるステータス強化により直撃は大きく免れた。
 焔が後方で爆ぜるのも構わず神速をもって肉薄。
 反射的に身を捻るが、遅い。
 舞う血飛沫を視認してはじめてやみのせんしは自分が斬られたのだと認識した。

(速い──!)

 辛うじて死から逃れられてはいるがジリ貧だ。
 メタルスライムにも匹敵する速度。呪文が追いつくはずもない。
 鍛え上げられたやみのせんしの肉体をキャンバス代わりに、瞬く間に赤い筆跡が刻まれてゆく。

「金銭を落とす者や社会的地位を築き上げた者!己の得になるような存在を選び、踏み台にするためヒーローを演じる者は総じて贋物!」

 声高に叫ぶステインに余裕はない。
 追い詰められているのはやみのせんしだけではない、ステイン自身もだ。
 ベギラマの熱による体温の上昇、そして目前のヴィランへの強い憤りが必要以上に血流を促進させる。
 それ即ち、赤血操術のタイムリミットが迫っていた。

「しかし貴様はそんな贋物にも劣るッ! 女を殺し、それをこと自慢げに語り! 反吐が出る行いを正当化するために英雄(ヒーロー)の姿を真似るなど……もはや救いようのない巨悪ッ! 貴様のようなゴミに生きる価値などないッ!!」

 だからこそ勝負を急ぐ。
 優位を取れている今この瞬間に勝たなければならない。
 磨き上げた殺人術を聖剣にのせる。
 狙うは首元。頭と身体を分断されて生きていられる者などいない。

 残像を描くヒーロー殺しの一撃が、元勇者の首に放たれた。



◾︎



 ────随分と好き勝手言ってくれる。
 あの赤いのといい、どうやら人に講釈を垂れるのがよほど好きな連中が集まっているらしい。

 否定したかった。
 自分がどんな道を歩んできたか、弁明したかった。

 好きでこんな姿になったわけじゃない。
 紛れもない、見返りなどない真心で世界を救いたかった。
 押し潰されそうなほどの期待とプレッシャーに吐き気を抑えながら人々を救ってきた。
 ヒビが入る正義感に見ないふりをして、欠けてはいけない信念を掲げてきた。

 そんな自分が、たった一度。
 たった一度、最後の最後に自分の意思を見せただけでここまで言われなければならないのか?

 贋物だとか、ゴミだとか、可哀想だとか。
 かけられる言葉一つ一つが間違いなんだと否定したくて。
 けれど、命を奪い合う最中にそんな暇はないから。




「────うるせぇよ」




 その一言に、全てを込めた。





 甲高い金属音の叫びと共に盛大な火花が散る。
 壁へ、地面へと叩きつけられるステインは状況を理解するのに数秒要した。

 彼の誤ちは勝負を急ぎ攻撃が実直になったこと。
 無論、だからといって対処出来る者などこの会場にも一握りだろう。

 もう一つの誤ちは、この男が〝一握り〟の存在だったこと。
 ステインの神速はメタルスライムに匹敵────つまり、彼にとっては何度も〝視てきた〟範疇でしかないのだ。
 初見ならばまだしも幾度と経験したそれを見切ることは元勇者にとってそう難しいことではない。

「お前、ドラゴンを倒したことはあるか?」

 ざり、と。
 アスファルトの残骸を踏み抜いて迫る。
 カウンターのダメージだけではない、失血の影響もあってステインはすぐに起き上がれなかった。

「レンガの巨人は? 動く鋼鉄の鎧は?」

 更に言えば、その破壊力も誤算。
 あらゆる衝撃や呪文を無効化するメタルスライムの装甲を一撃でぶち抜く桁外れの膂力。
 生身でありながら並の仮面ライダーをも凌駕する元勇者が、この世で最も破壊に適した剣を振るう。


「────俺はあるぜ」


 魔物からすれば想像したくもないだろう。



 痛む身体に鞭打ち、どうにか起き上がる。
 この身体では術式は使えないだろう。いつの間にか先程つけた傷も回復呪文によって塞がれている。


 ならば。


「カラミティストライク」


 この身で持てる最大の技を放つ。


 必殺技の予備動作を終えると同時、やみのせんしの細胞が警鐘を鳴らした。

 冷や汗が伝う。
 万が一にもこれを受けてはならない。

 地獄の業火にも、鉄をも引き裂く爪撃をも耐える肉体ですら避けろと訴えるのがどれだけの異常事態か。
 それを知る由もないステイン本人は、目の前の障壁を討たんと紫色の風となり────


「ラリホー」


 ────意識を落とした。




◾︎




「────は、」


 どれほど眠っていただろうか。
 一秒か、十秒か。

 跳ね上がるステインは咄嗟に剣を握ろうとして──それが手元にないことに気がついた。


「よぉ、お目覚めかい」


 それだけで人を殺せるのではないかという睥睨を声の主に送る。
 と、そこにはやはり己が不覚を取った男の姿。
 余裕を見せつけるかのように胡座をかく姿は挑発とも取れる。
 なるほど、変身道具の一式まで没収されているようだ。無手となった自分に抵抗手段がないことを悟る。

「殺れ」
「はっ、」

 絞り出した一言を嗤う。
 その行為を侮辱と捉えたステインは思わず無謀を承知で飛びかからんとしたが、片腕で制された。

「最初はそうしようとしたよ。けどな…………湧かねぇんだよ、殺す気が」
「なに?」

 不愉快と疑問が入り交じった表情でステインが眉を顰める。
 当然だ、さきほどまで命の奪い合いをしていた男がしていい発言ではない。

 とはいえ、だ。
 意識を失った時点で事実上ステインは一度死んでいた。
 生殺与奪の権は完全に握られている。
 隙を伺うためにも今は話を聞く素振りをしてやろうと、沈黙という答えを示した。

「俺はよ、自分がわかんねぇんだ。王の命令を捨てて自由の身になったってのに、ずっと胸がつっかえるような感じがして…………そんなもんも、戦ってるうちに消えると思ってた」

 ぎゅう、と。
 握られた拳を胸にやる元勇者(ヒーロー)。

「アンタの前にも変な赤いやつに会った。そいつにも散々言われたな……お前は可哀想なやつだとか、はた迷惑な勘違い野郎(ヴィラン)だとか。そんときはさ、次会ったら徹底的にぶち殺してやろうって気持ちが湧いて湧いて止まらなかったよ」

 歪な笑みで昔話を語る。
 まるで殺戮に身を委ねたのは生粋の狂気によるものではない、と。
 ステインにそう感じさせるなにかを言葉に乗せていた。

「けどな、アンタと戦ってるうちに俺を縛る感情が〝怒り〟じゃねぇことに気づいたんだ」

 事実、なぜ自分がこんなにも動揺していたのか掴めなかった。
 心無い民衆の言葉など慣れているはずなのに、どうにもこのぐちゃぐちゃに乱された情緒を戻せなくて。
 海の底に投げ出されたような孤独を味わううちに、自分が本当に存在するのかと迷いを抱くようになってしまった。

「アンタも俺と同類、ってのは言ったな。悪かったよ、人を殺すって選択肢を取ってるからにはおたくもそれなりのクズ野郎だと思ってたんだ」

 今思えばやってることはあいつ(アスラン)と同じだった。
 人を殺したから悪人だと決めつけ、過去を知ろうともしない。
 他者へ理解を示すというのが世間に謳われているのに、それがどんなに難しいことなのか改めて思い知らされた。

「けどな、アンタは俺とは違う。なぜそんなに迷いなく悪の道を歩めるのか? 他人に何を言われても取り乱さずにいられるのか? …………少し考えたけどな、やっぱり答えは出なかった」

 きっと、世間一般的には自分もこの男も同じだ。殺人犯という恐怖の対象であることに変わりはない。
 けれど、だからこそ。
 浮き彫りになった〝違い〟は、鎖の如くやみのせんしに絡みついた。

「ひとつ言えることは、アンタを殺しても答えは見つからないってことだ」
「だから生かした、と?」
「ああ」

 長い独白を聞き終えたステインは呆れの混じった睥睨を飛ばす。
 獣を思わせる吐息はいつしか鳴りを潜めていた。
 それが何を意味するかを察したやみのせんしは独白を続ける。
 この男ならば答えを出してくれるのではないか、と。
 確信めいた直感がやみのせんしの口をつらつらと動かした。




「まぁ聞けよ。世界は善意の上で成り立ってると、心からそう信じてた憐れな男の昔話をさ」



──────
────
──


 それは、まるで絵本の中の話だった。
 かつて世界を救った勇者(ヒーロー)の血を引く者が一人、世界を侵す悪へ立ち向かう。
 数多の障壁を前にしても挫けず、血を流すのは自分だけでいいと

 攫われた姫を救うため。
 魔物に怯える民を守るため。

 嘘偽りのない真心から、たった一人で戦う道を選んだ男の──捻りのない物語(ストーリー)。
 平和な世界しか知らぬ者が聞けば鼻で笑ってしまうような、そんなおとぎ話。


 それをステインは。
 一言も口を挟まずに聞いていた。



「────とまぁ、こんなところさ」

 話し終えるのにどれだけ時間を要しただろうか。
 よくもまぁこんな長い話に付き合ってくれたものだ、と。終始表情を変えぬステインを見て思う。

 この男は何を思うのだろうか。
 英雄(ヒーロー)に拘る男にとって自分はどういう存在なのだろうか。
 粛清とやらの対象なのか、同情に値する者なのか。
 きっとそれを聞いたところで答えてはくれないだろう。

「長話して悪かったな」

 だから、
 この男から答えを聞くには、やはりこうするしかないのだろう。

「続き、しようぜ」

 刀を、聖剣を、変身道具の一式を投げ渡す。
 なんのつもりだと言いたげなステインの顔を一蹴し、立ち上がると共に剣を斜めに構えた。

 過去を話したことで変わったことは──ない。
 強いて言えば気の持ちよう。相手がどうあれ自分を知ってもらえるという行為により存在証明ができた。
 自分は自分の意思で竜王の誘いに乗ったのだ、と。
 それを再認識できたのだから儲けものだ。

「……………………」

 ステインは何も言わない。
 無言のまま刀を手に取り、立ち上がる。
 彼の感情を読み取れる者など一人とて存在しないが、やみのせんしも例外ではなかったようだ。




「◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎◾︎────!!」



 そうして構える両者の後方。
 破壊の跡を追って来たのであろう、二匹の異形が彼らの命を狙い駆ける。

 ステインの背後には翼の生えた脳無が。
 やみのせんしの背後にはキースドラゴンが。

 それぞれが因縁のある相手。
 一度殺められたことのあるという有り得ない経験に加速させられた憎悪は、まるで図ったかのようなタイミングで彼らに襲いかかった。


 動いたのは同時だった。
 ステインの首を狙い鋭い翼を振るう脳無の首はやみのせんしの一刀に落とされる。
 勇者へ火の息を放たんとする蒼竜の眼孔はステインの刺突に貫かれ、容易く脳へと到達する。

「ドラゴンならば今討った」
「…………はっ、レンガの巨人と鋼鉄の鎧がまだだぜ」

 亡骸が地に沈む音を待たずして交わす両者。
 剣は収めない。まだ戦いは終わっていないのだから。

「ひとつ聞かせろ」

 もしも、ステインを知る者がいれば目を剥いて仰天するだろう。
 あのステインが一度〝贋物〟と切り捨てた相手を前にして自ら対話を望むなど。
 天地がひっくり返るほどの衝撃的な光景はしかし、この二人しか知り得ない。

「貴様はなぜ、その道を選んだ」

 振り返らぬまま問いかける。
 ステインは知りたかった。

 この男の話が本当ならば、人々を導く真なる英雄(ヒーロー)になり得たはずだ。
 それこそかのオールマイトにも匹敵するほどに。未来永劫語り継がれる伝説となったであろう。

 なのになぜ、道を誤った。
 最後の最後────この男ならば竜王を討つことなど出来たはずなのに、なぜ誘いに乗ったのか。

 ステインは、それを知りたかった。


「…………、……さぁ、な」


 問われた元勇者はしばし押し黙り、紡ぐ。
 耳触りがいいおべんちゃらで取り繕えば理解を示してくれるのかもしれない。
 期待するばかりで何も与えぬ世界に失望したとか、正義も悪もわからなくなっただとか。
 或いは、助け出した姫が極悪人だったとか──そんな嘘を交えれば、認めてくれるかもしれない。


 けれど、ちがう。
 そんなもの望んでいない。
 なによりも────ステインの信念を曲げてしまう。

 それだけは許されないと、元勇者として残された一欠片の栄華が顔を出す。

 だから、やめよう。
 ステインの判断は間違いではなかったと、そうやって背中を押そう。
 この男が考えを曲げている姿など、見たくなかったから。


「好奇心だよ、ただのな」


 そうか、と。
 返す声には安堵が含まれていた。
 やはり自分は正しかったのだと確信し、ステインが振り返る。


「────ならば、お前は英雄(ヒーロー)ではない」
「んなこと俺が一番よくわかってるよ」


 堕ちた者は、二度と光を浴びない。
 眩いばかりの光はもう、見飽きてしまったから。
 並ぶ資格はないと諦めた男たちはそれでもエゴをぶつけ合う。


 答えを、求めて。






◾︎


045:仮面ライダーアウトサイダーズep.EXTRA 異世界の灰色達と信念なきライダー 投下順 046:そんな〝ヒーロー〟になるための歌
044:命の冒涜者 時系列順
045:仮面ライダーアウトサイダーズep.EXTRA 異世界の灰色達と信念なきライダー 赤黒血染(ステイン)
038:セカイ ノ ハンブン やみのせんし

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