玖渚友の利害関係 ◆ARe2lZhvho



「「かんぱーい」」

真庭蝙蝠がいなければ宗像形の兇刃からまず逃れられなかったであろうぼく、供犠創貴はブースの扉を開けた先、女子二人が酌み交わす光景を見て、

「……………………」

しばらく沈黙していた。




「やっほー、おかえり創貴ちゃん」
「おかえりなさいなの、キズタカ」

無言で立ったままのぼくに玖渚友水倉りすかは気さくに声をかける。
それほど席を外したつもりはなかったはずなのだが、その間に随分と仲を深めていたらしい。
このネットカフェの一階部分全域が戦場になる可能性がある以上二階に移動したいと玖渚が願い出たのは合理的な判断だったし、ぼくたちも好都合だと承諾した。
死体を移動させるのは容易なことではないが必要なのは首輪だけであり、頭を切り離せば済む問題だ──このときの蝙蝠の反応については今更述べるまでもない。
りすかを残さなければならない以上、ソファータイプの一人用ブースよりも複数で利用できるいわゆる座敷タイプの方がいいだろうという考えもなんらおかしくない。
……しかし、ドリンクバーで飲み物を取りに行った上ドーナツを食べているというのはいくらなんでもくつろぎすぎではないだろうか。
剣戟の音は間違いなく聞こえていたはずだろうに。

「まあまあ、そんな顔しなくても大丈夫だって。創貴ちゃんの分もちゃんとあるからさ」
「そういうことが言いたいんじゃない」

悪態をつきながら腰を下ろし、ドーナツを一つ取る。
チョコレートがふんだんに練り込まれた生地の上から更にチョコレートで上半分をコーティングした、ダブルチョコレートだ。
頬張る。
うむ、甘い。

「じゃ、創貴ちゃんも戻ってきたことだしいいかな」
「何を」
「いーちゃんにメールを送りたいんだ。できれば一刻も早く送りたかったのにりすかちゃんが創貴ちゃんが戻るまでダメって言うから」
「それくらい別に……いや、いい心がけだ」

見張っていろ、との指示に対しちゃんと必要な意思を汲み取ってくれたのは上出来だ。
ドーナツを持っていない方の腕でりすかの頭を撫でてやる。

「ま、僕様ちゃんもせっかくの同盟を解消したくはなかったしね。そんじゃあお言葉に甘えて」

言うが早いか玖渚の手が携帯電話に伸び、淀みなくボタンを叩いていく。
その間にりすかに確認をとっておくか。
念のために。

「怪しい素振りはしていたか?」
「なかったの」
「ドリンクバーには二人で行ったか?」
「もちろん……でもすごくうるさかったのが下からなの」

というかその状況でよくドリンクバーに行けたな。
まあ、まだうるさいのは確かだし戦況が互角なら逆に安全と考えるのは悪くはない判断ではあるが……

「休憩しない? って提案したのは僕様ちゃんだよ。一々声を出すりすかちゃんはかわいかったねえ」

やっぱり玖渚の発案か……いくらなんでもりすかにしては度胸がありすぎると思ったんだ。
金属音が飛び交う中を共に乗り越えたと思えば親近感が湧くのもある意味仕方のないことか。
そうしているうちにメールを作成し終わったようだ。
少しの間動きが止まる。
再び指を数回動かし、また止まった。
そしてまた操作したかと思えばぼくに画面を見せてきた。


 to:いーちゃん
 title:もしかして
 text:ランドセルランドに腕4本脚4本のロボットが襲ってくるかもしれないから気をつけてね
    なんなら僕様ちゃんたちがいるネットカフェに来てもいいけどその場合は教えてくれると嬉しいな
    案外いーちゃんのことだからこのメールを読んだときにはもう遭遇しちゃってるかもしれないけど、僕様ちゃんは対処法を知らないからそのときはそのとき!


「これなら問題はないよね?」

下手な情報は漏らしていないということらしい。
メールに記載してあったロボット――名前は日和号だったか――とは掲示板にあったあの動画でとがめとかいう女性を殺したものだろうか。
確か玖渚本人の話によれば詳細名簿にも載っておらず、誰かの支給品か主催が配置したかということもわかってないとのこと。
だが、掲示板の情報によればあの地域一帯だけを徘徊しており、玖渚の見立てでも不要湖から出る可能性は低いだろうという話だった。
なぜ今更。
そんなぼくの顔を見て、携帯をポケットにしまうと玖渚は語り出した。

「疑問を浮かべてる顔をしてるね?
「もちろんちゃんと説明するよ。
「と言っても気づいたのはりすかちゃんのおかげだけどね。
「ほら、さっき都城王土の話をしたでしょ?
「それについて創貴ちゃんがいなくなった後もりすかちゃんが興味を持ってね。
「電気もりすかちゃんの弱点の一つである以上、対策を練っておくのは殊勝だと思うし、主催側である彼についてはしっかり考えておくべきだと僕様ちゃんも思ったからさ。
「創貴ちゃんたちが会った後、彼がどうしていたかについては全く情報がないし。
「ないだけで、僕様ちゃんの知ってる誰かが、僕様ちゃんの知らない誰かが遭遇してることは十分に考えられるけどね。
「最悪の可能性というのは常に想像しておかないといけないもの。
「例えば、都城王土が言ったことは嘘で忠実な主催の手先だった、だから盗聴機もしっかり仕掛けられていてこの会話も主催に筒抜け、だとか。
「例えば、主催にとっては都城王土の行動すら想定内であり、今更僕様ちゃんたちがどんな反抗をしようと無意味に終わる、とかさ。
「それに比べたら日和号が都城王土に操作されてランドセルランドに向かうことなんてマシな部類でしょ?
「マシな部類って言っても襲われる人間はたまったもんじゃないと思うけど、それはそれ、これはこれ。
「あのDVDは会場の中全てを監視していると言ってるのと同義なんだし、それを踏まえれば多くの人間がランドセルランドに向かっていることは予想できただろうからね。
「創貴ちゃんたちにとって黒神めだかとの同盟のうまみも薄れてるだろうし、いーちゃんをこっちに呼んだことについては問題ないでしょ?
「これがただの僕様ちゃんの考えすぎ、思い過ごし、杞憂ならいいけど本当に本当だったらいざランドセルランドに着いたら餌食になりました、じゃ冗談じゃ済まないし。
「創貴ちゃんたちが恐れてる零崎人識との邂逅だって、見つかる前に隠れるなりすればいいだろうしね。
「さすがにそれくらいは僕様ちゃんだって気遣うよ。
「見つかった場合?
「いや、さすがにそこまでは保証できないって。
「邪魔したら僕様ちゃんだって殺されちゃうかもしれないし。
「むしろランドセルランド行ったら出会い頭に問答無用で老若男女容赦なく、殺されて解されて並べられて揃えられて晒されるかもしれないんだから、それに比べたらね。
「ま、どっちにしてもまだ時間はあるはずだし続けようか」

……本当に油断できやしない。




「やっぱ電話の一つでもかけてやった方がいいかねえ」

「いやいや、だからと言って俺からかける必要性ってないだろ」

「『人識くんったらそんなに私のことが心配だったんですか? 余計なお世話ですよう』とかなんとか言って茶化すに決まってる」

「俺にだけ教えて向こうには教えてない、なんてこともねーだろうし」

「さすがにそれくらいの気遣いくらいはしてるだろ」

「仮に場所とかがわかったとしてどうにかなることでもねーしな」

「それで向こうからかけてこないってことはそれだけの理由がないってことだろ、うんうん」

「かといって欠陥製品にかけるのもなあ……あ、そういや『あいつ』の電話番号……」

「ってダメじゃん! ぜってー声聞かれた瞬間切られるのがオチだっつーの」

「ちぇっ、どうせならアドレスとか全部聞き出しといてくれりゃーよかったのによ」

「あーあ、こんなときコナン君の蝶ネクタイでもありゃ楽勝なんだが」

「ま、高望みしすぎなのはわかってるけどな」

「……ん? こいつは……」

「…………へえ」




「で、首輪に魔法、ないしはスキルが使われてるかもしれないってのが僕様ちゃんの考えなんだけど、どうかな?」
「難しいのが実行なの。考えるのが簡単なのが理論だけど、危険があるのが暴発」
「ぼくもりすかと同じ意見だ。『魔法使い』でも『魔法』使いでもそんな繊細な魔法式が使えるとは思えない」
「魔法陣の可能性は……もっとありえないか」
「あの影谷蛇之ですら二十本もダーツを作ってはいなかったのに、その倍以上となるといくらなんでも無理がありすぎる、とぼくは思うが」
「だよねえ。さっちゃんからの情報をもらう前に形ちゃんにもそれとなく話を聞いてはみたけど、思い当たる人はいないって言ってたし」
「そうでなくとも便利ではないのが魔法なの」
「ファンタジーやメルヘンじゃあありません、ってことかなあ。さすがに他の世界にはこういう技術はないと思うんだけどなあ」

そして現在、静かになったブースでぼくも交えて主に首輪についての考察が広げられている。
しばらく経ってもどちらも上がって来ないということは相討ちか、大方重傷を負いつつも辛勝したというところだろう。
考えたくはないが宗像形が生きているかもしれない以上確認しに行くようなことはしない。
そこで死ぬようであれば蝙蝠はそこまでの駒だったということだ。
玖渚の考えによれば首輪の外殻には未知の物質が使われており、おそらくそれは魔法かスキルによって作られたのではないかとのことらしい。
顕現『化学変化』の魔法を使えばできなくはないかもしれないだろう。
だが、それを見せしめの分も含めて計四十六も作るとなると、さすがに無理があるのではないだろうかというのがぼくとりすかの考えだ。
そうでなくともそう都合よく目的に沿うような魔法があるとも思えない──水倉神檎でもあるまいし。

「普通に考えたらさ」

そう言って玖渚は箱からドーナツを一つ取り出した。
小さな球が八つ連なって一周しているポン・デ・リングだ。
八つの球を四つと四つに分ける。

「こんな風に二つのパーツを組み合わせて首に嵌めるものでしょ?」
「だろうな」
「いくら二重構造になってて内側はこのようになっているとしても、外側もこうなってないとおかしいと思うんだよね」
「ただ作るだけならできなくはないだろうが……」
「問題なのが人間に嵌めるということ?」
「それなんだよねえ。内側を普通に嵌めたとしても綺麗にコーティングするのだって……あ、ちょっとごめんね」

雑音がないと着信音がよく響く。
電話ではなくメールか。
二つに分かれたポン・デ・リングが箱に戻される。
……口をつけたわけでもないしいいか。
読み終えるとそのまま畳んでポケットに戻された。

「……返信しないのか?」
「いーちゃんがこっち向かうってさ。それと創貴ちゃんたちには朗報かな、零崎人識は別行動になったからいないって」

ぼくが反応を返すより早く、りすかが大きく息を吐き出した。
さっきの話を聞いたとき随分と肩をこわばらせていたからもしやとは思っていたが、未だに恐怖心が消えていないらしい。
いざというときそれが妨げにならなければいいんだが……

「別行動、ね」
「うん、別行動。今一緒にいるのは八九寺真宵羽川翼だけのようだから創貴ちゃんたちも心配しなくていいと思うよ」
「そうか……」

羽川翼。
放送の前、ぼくが電話越しで話した女性。
玖渚が得た情報によるとかなり頭の切れる人物らしい。
そういった人間と直接接触できるというのは好都合だろう。

「ついでにいくつか情報ももらったから参加者全員の動向もほぼわかったしね」
「全員?」
「あくまでも予想だけどね。メールによると途中で黒神めだかと遭遇したから球磨川禊と鑢七実、ついでに零崎人識も車から降りたって。
 鑢七花は創貴ちゃんたちが会ってたし、舞ちゃんたちや真庭鳳凰はまだ東側にいるだろうしね」
「つまり警戒しておくべきは鑢七花と球磨川禊・鑢七実が来る可能性、か」
「黒神めだかに関しては大丈夫だろうし、そんなとこだと思うよ」

玖渚から聞いてやっとわかったことだが球磨川禊と鑢七実の二人は都城王土が言っていた着物の女と学生のコンビで間違いないだろう。
一分持つまいとまで言われ、蝙蝠がどうなったかわからない今もし殴り込まれでもしたら対抗手段がりすかしかない。
それもただの時間移動ではなく大人りすか一択だ。
一日に二度も切り札を切らせるのは愚策である以上、来ないことや好戦的でないことを祈るしかないがこればかりはどうしようもないことだ。
……ふと気付く。
今玖渚は全員の動向がほぼわかったと言ったが、一人足りなくないか……?
放送の時点での生存者は十七人。
このネットカフェにぼくたちと階下の蝙蝠、宗像で五人。
東側に無桐伊織・櫃内様刻、真庭鳳凰の三人。
ランドセルランドからこちらに向かっているのが戯言遣い・八九寺真宵・羽川翼の三人。
残りのうち玖渚の口から出たのが球磨川禊・鑢七実、鑢七花、黒神めだか、零崎人識の五人。
全員合わせても十六人だ。
残る一人――確か戦場ヶ原ひたぎ、について言及していない。

「そろそろ、いいかな」

訝しんでるぼくを尻目に玖渚が小声で呟き、

「ところでさ、今こうして私は創貴ちゃんたちにありとあらゆる情報を提供してるわけだけど、これって大きく分けて三つのパターンがあると思うんだよね」

ふいに話題を切り換えた。
不思議には思ったが返す意外の選択肢が浮かばない。

「パターン? 何のだ」
「情報を差し出す理由、とでも言えばいいのかな」
「わたしたちとクナギサさんみたいな?」
「それが一つめだね。利害の一致とか取り引き材料で情報交換したり一方的に渡したり」
「二つめはぼくとりすかのようなもの、か」
「うん、損得感情抜きでそれだけのことをする価値がある相手の場合だね。私といーちゃんみたいな、さ。





 それで最後、三つめ」










「目的が時間稼ぎの場合、だな。もしくは相手を動揺させるのが狙いだったりってのもあるか?
 いずれにせよ言えることは相手を消すためであり、渡してしまっても問題ないということ、だろ?」










ぼくのものでもなく、りすかのものでもない、もちろん玖渚友のものでもない第三者の声が割り込んだ。





「大正解! 言われた通り私は時間稼ぎに徹したし殺さないで欲しいな」
「ご心配なく。気まぐれをおこさなきゃな」

即座にぼくは立ち上がり、りすかの腕をつかんで体の向きを反転させる。
扉に背を向けたままでいるのは明らかにまずい。
直後、音もなく扉が切断されこちらに向かって倒れ込んできた。
身構えたときにはぴたり、とぼくとりすかの首筋に刀が突きつけられる。
……あれは蝙蝠が持っていた刀だ、ということは蝙蝠は──などということは考えさせてはくれないらしい。

「さっき言ったいーちゃんからのメールの内容ってのは嘘。
「いーちゃんからじゃなくてしーちゃんからだったんだよね。
「『ちょうど今ネットカフェにいる。すぐ向かうから逃がさないように時間稼ぎよろしく』ってね。
おまけにいーちゃんたちや下で何があったかの情報までつけてくれたし。
「さっき言ったでしょ?
「『最悪の可能性は常に想像しておくもの』だって。
「創貴ちゃんが戻ってきたということは少なくとも圧倒的有利な状況ではないということ。
「だからあらかじめ手を打っといたんだよね。
「いーちゃんのメールには追伸を。
「『しーちゃんが探してる相手ならここにいるからしーちゃんがそこにいるなら一緒にいた方がいいかもねって伝えといて』って。
「そしていーちゃんと離れた可能性もあったからひたぎちゃんにも同時にメールした。
「『ネットカフェにしーちゃんが探してる人がいるよ。方向的に黒神めだかを殺せるかもしれないしあなたにとっても悪い話じゃないと思うけど』って。
「創貴ちゃんたちの前で二回手を休めたのはそのためだよ。
「携帯の操作権を渡さなかったとはいえ、いーちゃんへのメールをちゃんと最後まで読めばわかっただろうにね。
「仮にしようとしたところでさせなかったけど。
「あのとき直接しーちゃんの連絡先を取得してなかったから伝わるか不安ではあったんだけど、ひたぎちゃんを殺して携帯をちゃんと回収してくれたから結果オーライ。
「裏切った理由?
「そんなの決まってるじゃん。
「ぐっちゃんを、私の所有物を壊したからだよ。
「例え役立たずでも、捨てたものでも壊していい理由にはならないよ。
「拾われるだけでも不愉快なのにましてや壊されるなんて、ねえ?
「気づいてないとでも思ってた?
「真庭蝙蝠がぐっちゃんと『だいたい』同じ顔をして、私がカメラ越しで見たのと同じ服を血だらけで着ていて、わからないとでも思った?
「真似られるだけでも不快なのに、壊した相手を目前にしてそれを壊し返せるチャンスを逃がすような真似をするとでも?
「もちろん、打った布石が無駄に終わる可能性もあったからそのときはさっきまでの続きをやっていただろうけど、こうなってしまった今それはどうでもいいことだよね。
「そりゃあ私にとっての優先順位の第一位はいーちゃんで揺るぎないけど、他の有象無象にも一応順位は存在するんだよ。
「という感じで、どうかな?」

「うんにゃ、解説ごくろーさん──ということでお終いの時間だ、ガキのお遊びにしてもやりすぎだぜ?
 兄貴が世話になった分と軋識の大将と曲識のにーちゃんを殺してくれた分、ここで全部利子も含めてまとめて返済だ。

 殺して、
 解して、
 並べて、
 揃えて、
 晒して、
 刻んで、
 炒めて、
 千切って、
 潰して、
 引き伸ばして、
 刺して、
 抉って、
 剥がして、
 断じて、
 刳り、
 貫いて、
 壊して、
 歪めて、
 縊って、
 曲げて、
 転がして、
 沈めて、
 縛って、
 犯して、
 喰らって、
 辱めて、

 それからまた殺して解して並べて揃えて晒して――零崎を、始めてやるよ」


そしてぼくに向けた。
闇を刻み込んだような、深い眼を。
神を使い込んだような、罪深い瞳を。
さて、この程度の『障害』をどう乗り越えるか。
ぼくは睨み返す。


【1日目/夜中/D-6 ネットカフェ】
【玖渚友@戯言シリーズ】
[状態]健康
[装備]携帯電話@現実
[道具]支給品一式、ハードディスク@不明、麻酔スプレー@戯言シリーズ、工具セット@現実、首輪×2(浮義待秋、真庭狂犬)、ランダム支給品(0〜4)
[思考]
基本:いーちゃんに害なす者は許さない。
 0:とばっちりを受けないようにしないと。
 1:もう黒神めだかの悪評を広めなくても大丈夫かな?
 2:いーちゃんは大丈夫かなあ。
[備考]
 ※『ネコソギラジカル』上巻からの参戦です
 ※箱庭学園の生徒に関する情報は入手しましたが、バトルロワイアルについての情報はまだ捜索途中です
 ※めだかボックス、「十三組の十三人」編と「生徒会戦挙」編のことを凡そ理解しました
 ※言った情報、聞いた情報の真偽(少なくとも吸血鬼、重し蟹、囲い火蜂については聞きました)、及びそれをどこまで理解したかは後続の書き手さんにお任せします
 ※掲示板のIDはkJMK0dyjが管理用PC、MIZPL6Zmが玖渚の支給品の携帯です
 ※携帯のアドレス帳には櫃内様刻、宗像形、無桐伊織、戦場ヶ原ひたぎ、戯言遣い(戯言遣いのみメールアドレス含む)が登録されています
 ※ハードディスクを解析して以下の情報を入手しました
  ・めだかボックス『不知火不知』編についての大まかな知識
  ・不知火袴の正体、および不知火の名字の意味
  ・主催側が時系列を超越する技術を持っている事実
 ※主催側に兎吊木垓輔、そして不知火袴が影武者を勤めている『黒幕』が存在する懸念を強めました
 ※ハードディスクの空き部分に必要な情報を記録してあります。どんな情報を入手したのかは後続の書き手様方にお任せします
 ※第一回放送までの死亡者DVDを見ました。内容は完全に記憶してあります
 ※参加者全員の詳細な情報を把握しています
 ※首輪に関する情報を一部ながら入手しました
 ※浮義待秋の首輪からおおよその構造を把握しました。また真庭蝙蝠たちの協力により真庭狂犬の首輪も入手しました
 ※櫃内様刻に零崎人識の電話番号以外に何を送信したのかは後続の書き手にお任せします
 ※本文中で提示された情報以外はメールしていません
 ※零崎人識からのメールにより以下の情報を入手しています
  ・戯言遣い、球磨川禊、黒神めだかたちの動向(球磨川禊の人間関係時点)
  ・戦場ヶ原ひたぎと宗像形の死亡および真庭蝙蝠の逃亡


【零崎人識@人間シリーズ】
[状態]健康
[装備]斬刀・鈍@刀語、絶刀・鉋@刀語、携帯電話その1@現実
[道具]支給品一式×11(内一つの食糧である乾パンを少し消費、一つの食糧はカップラーメン一箱12個入り、名簿のみ5枚)
   千刀・ツルギ×6@刀語、 手榴弾×1@人間シリーズ、青酸カリ@現実、小柄な日本刀、S&W M29(6/6)@めだかボックス、
   大型ハンマー@めだかボックス、グリフォン・ハードカスタム@戯言シリーズ、デスサイズ@戯言シリーズ、彫刻刀@物語シリーズ
   携帯電話その2@現実、文房具、炸裂弾「灰かぶり(シンデレラ)」×5@めだかボックス、賊刀・鎧@刀語、お菓子多数
[思考]
基本:戯言遣いと合流する。
 0:今度こそ逃がさねえ。
 1:いやはや、ちょうどいいタイミングでの情報提供に感謝だな。そんで蝙蝠も後で探し出してぶっ殺す。
 2:伊織ちゃんと連絡を取る。合流するかどうかは後から決める。
 3:零崎を始める。とりあえず戯言遣いと合流するまでは。
 4:哀川潤が生きてたら全力で謝る。そんで逃げる。
 5:黒神めだか? 会ったら過剰防衛したとでも言っときゃいいだろ。
 6:ぐっちゃんって大将のことだよな? なんで役立たず呼ばわりとかされてんだ?
[備考]
 ※曲絃糸に殺傷能力はありません。拘束できる程度です
 ※Bー6で発生した山火事を目撃しました
 ※携帯電話その1の電話帳には携帯電話その2、戯言遣い、ツナギ、無桐伊織が登録されています
 ※携帯電話その2の電話帳には携帯電話その1、戯言遣い、ツナギ、玖渚友が登録されています
 ※参加者が異なる時期から連れてこられたことに気付きました
 ※球磨川禊が気絶している間、鑢七実と何を話していたのかは後続の書き手にお任せします


【供犠創貴@新本格魔法少女りすか】
[状態]健康、人識に斬刀を突きつけられている
[装備]グロック@現実
[道具]支給品一式×3(名簿のみ2枚)、銃弾の予備多少、耳栓、書き掛けの紙×1枚、「診療所で見つけた物(0〜X)」、心渡@物語シリーズ、シャベル@現実、
   アンモニア一瓶@現実、携帯電話@現実、スーパーボール@めだかボックス、カスタネット@人間シリーズ、リコーダー@戯言シリーズ
[思考]
基本:みんなを幸せに。それを邪魔するなら容赦はしない
 0:玖渚友も排除せざるを得ない、か……
 1:ランドセルランドで黒神めだか、羽川翼と合流する、べきか……?
 2:行橋未造を探す
 3:このゲームを壊せるような情報を探す
 4:蝙蝠は残念だが……
 5:掲示板の情報にどう対処すべきか
[備考]
 ※九州ツアー中、地球木霙撃破後、水倉鍵と会う前からの参戦です
 ※蝙蝠と同盟を組んでいます
 ※診療所でなにか拾ったのかは後続の書き手様方にお任せします(少なくとも包帯や傷薬の類は全て持ち出しました)
 ※主催者の中に水倉神檎、もしくはそれに準ずる力の持ち主がいるかもしれないという可能性を考えています
 ※王刀の効果について半信半疑です
 ※黒神めだかと詳しく情報交換しましたが蝙蝠や魔法については全て話していません
 ※掲示板のレスは一通り読みましたが映像についてはりすかのものしか確認していません
 ※心渡がりすかに対し効果があるかどうかは後続の書き手にお任せします
 ※携帯電話に戦場ヶ原ひたぎの番号が入っていますが、相手を羽川翼だと思っています
 ※黒神めだかが掲示板を未だに見ていない可能性に気づいていません
 ※玖渚友から彼女の持つ情報のほとんどを入手しました
 ※真庭蝙蝠は死んだ可能性が高いと考えています


【水倉りすか@新本格魔法少女りすか】
[状態]零崎人識に対する恐怖(大)、人識に絶刀を突きつけられている
[装備]手錠@めだかボックス、無銘@戯言シリーズ
[道具]支給品一式
[思考]
基本:キズタカに従う
 1:? ? ?
[備考]
 ※九州ツアー中、蠅村召香撃破直後からの参戦です。
 ※治癒時間、移動時間の『省略』の魔法は1時間のインターバルが必要なようです(現在使用可能)
  なお、移動時間魔法を使用する場合は、その場所の光景を思い浮かべなければいけません
 ※大人りすかについての制限はこれ以降の書き手にお任せします


[備考]
玖渚友たちがいるブースの中央にミスタードーナツの詰め合わせ@物語シリーズが置いてあります
中身はエンゼルフレンチ、ストロベリーホイップフレンチ、二つに割れたポン・デ・リング、D−ポップです



支給品紹介
【ミスタードーナツの詰め合わせ@物語シリーズ】
想影真心に支給。
阿良々木暦が忍野メメに差し入れようとしていたものだったが結果はご存知の通りである。
中身はゴールデンチョコレート、フレンチクルーラー、エンゼルフレンチ、ストロベリーホイップフレンチ、ハニーチュロ、
ココナツクルーラー、ポン・デ・リング、D−ポップ、ダブルチョコレート、ココナツチョコレート。
劇伴の曲名にもなった忍野メメが好きなオールドファッションは入っていない。


三魔六道 時系列順 My Generation
三魔六道 投下潤 鉛色のフィクション
牲犠 玖渚友 禍賊の絆 (前編)
背信者(廃心者) 零崎人識 禍賊の絆 (前編)
変態、変態、また変態 供犠創貴 禍賊の絆 (前編)
牲犠 水倉りすか 禍賊の絆 (前編)

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最終更新:2015年07月11日 14:31