sbopkgとは
sbopkgとはSlackBuilds.orgというリポジトリからソースコード等を取得し、自動(?)でコンパイル、インストール作業をしてくれるツールです。
コマンドラインによる操作だけでなく、ncurcesを使用した視覚的なメニューから操作することも可能で、大変便利です。
しかし、Slackwareの方針上パッケージの依存関係については自動で解決してくれません。その点には留意して利用しましょう。
メニュー画面の説明
Sync |
SBoリポジトリとローカルファイルの同期をとる |
ChangeLog |
SBoリポジトリの更新情報について |
Packages |
SBoを通じてインストールされたパッケージの一覧 アンインストールもここから |
Updates |
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Browse |
SBoリポジトリにあるパッケージを閲覧 |
Search |
SBoリポジトリ内のパッケージを検索 |
Queue |
現在キューに溜まっている(保留している)パッケージについての操作 |
Utilities |
ユーティリティ画面へ アンインストールしたパッケージの閲覧や、溜まっているソースコードの削除などが行える |
Help |
簡単な説明 |
sbopkgのオプション
-b pkg/queue(s) |
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-c |
インストールされたSBoパッケージの一覧と、それらの更新情報について出力する |
-D localdir |
(フルパスで指定すること) |
-d pkg/queue(s) |
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-e error_action |
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-f file |
/etc/sbopkg/sbopkg.confの設定ファイルを基に、追加(オーバーライド)する形で設定ファイルを読みに行く |
-g package(s) |
パッケージの検索を行う。大文字小文字は区別せず。 例: # sbopkg -g "hoge piyo" → hogeとpiyoという名前にひっかかるパッケージについて一覧を出力 |
-h |
ヘルプを表示 |
-i pkg/queue(s) |
ダウンロードとビルド、そしてインストールを一括で行う |
-k |
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-l |
SBoの更新情報(Changelog)を表示する |
-o |
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-P |
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-p |
インストールされたSBoパッケージの一覧を表示する |
-q |
クワイエット・モードを有効にして実行 出力を最低限にする |
-R |
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-r |
rsync接続しサーバーとローカルファイルの同期を行う |
-s package(s) |
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-u |
sbopkgのアップデートを確認 |
-V repo/branch |
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-v |
使用しているsbopkgのバージョンについて出力 |
最終更新:2013年04月01日 10:35