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  • ノレ 一

シミュグラ2Wiki(Simulation Of Grand2)GTARP

ノレ 一

最終更新:2025年09月03日 17:32

ruuuuudesu

- view
だれでも歓迎! 編集
俺は"さいきょう"に面白いよ 

プロフィール

『あっちゃ~!間違えたぁ~!』

名前 ノレ一(のれ はじめ)
愛称 ルー、ルーさん、ルーくん、はじめ
出身地 ボスニアヘルツェゴビナ
誕生日 1996年11月20日
観測日 2025年7月5日 (0年61日)
職業 SunshineMechanic(サンシャインメカニック) (サンメカ)
活動者名 るー
告知等 X(旧Twitter)
配信場所 Twitch
動画投稿 YouTube

【ハッシュタグ】
総合 #るーマニア緊急速報

基本情報

 ▷ キャラクター
▸ポンコツな日本人の母と優秀なボスニアヘルツェゴビナ人の父から生まれたハーフ。
▸遺伝が故に基本的には優秀だが偶にポンコツを発揮する。

▸人の笑顔が大好きで、全人類から笑われる"さいきょう"を目指し旅をしている。
▸ウケたい、笑って欲しいと常に願っているがギャグはしない。
▸ブラックジョークが大好きでどこまで踏み込めるかを試している。

▸ノレ一(のれ はじめ)という名前を気に入っていない。
▸出会う人に「あだ名で呼んで」と頼んでいる。

▸お金に執着が無く、何かに使うか人にあげている。

▸街で1番ボウリングが上手い。
▸街で1番ゴミを漁っている。
▸街で1番フォロワーが多い。

+ 裏の設定
ノレ一に裏はないようだ…。

 ▷ 外見
▸褐色
▸イケメン
▸癖毛
 ▷ 性格
▸ウケるならなんでもする
▸ノリがいい
▸賢い
▸声が大きい
 ▷ 能力
▸体 :100点  何故か人より体が硬く足が速いフィジカルギフテッド
▸銃 :20点  危ないだけで面白くない
▸車 :80点  壁を走るのが好きだがよく間違えて飛び降りている
▸ヘリ:85点  かなりの腕だがよく間違えて飛び降りている
▸頭 :90点  親が厳しかったため地頭が良い
▸諜報:100点  信頼度が高く勝手に情報が入って来る
▸恋愛:20点  モテるよりウケたい
▸忍耐:100点  地道な作業も苦じゃない
▸面白:???点  "さいきょう"
 ▷ 趣味
▸笑って貰う事
▸スタント
▸ボウリング:最高スコア207
▸ゴミ漁り
▸ミーム作成
+ 一覧
  • あっちゃ~…
  • 口デカい
  • ごめんだけど
  • 魂抜けって何?
  • あ!流れ星!イマナガレタゾ
  • 性格の問題かもね
  • やっちゃうよ…?
 ▷ 変装
甘酸っぱいストロベリーの色
赤井 糸
かわいい
ノレたそ
筋トレ大好き
ゑ
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像) imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像) imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここに画像)
赤い糸で結ばれる人の前に現れる妖精
「あなたの小指に糸が見えます」
自称Stella*Labの見習い生
「セリフ」
筋トレをしながら客を待つクマ
「メカニックいます、大丈夫。」

登場人物

関わりの多い住民を記載しています。
 ▷ ギャング 
+ 九十九
 九十九(つくも) → 詳細
ウェルター・パディ・ダーフィー
+ 開く
「"さいきょう"になりたい」

▸サンメカの後輩。
▸HIPHOP好き同士なのでたまに2人の世界に入ってしまう。
 「Grrrr!」「デロッ!」「Boooy」
▸チル時間に一緒にボーリングをしに行く。
▸九十九に誘われ続けている。
 「俺たちで"さいきょう"になりましょう。」
悪垣 ふろーら(わるがき ふろーら)
+ 開く
▸正体は花垣 ふろーら。
▸神に愛された天賦のポンコツの才能。
悪戯 きなこ(いたずら きなこ)
+ 開く
▸正体は花邑 きなこらしい。
▸あまり話したことがないのに何故か距離感が近くて怖かった。
 「ルーさん家族になろうぜ。」
▸ずっと笑っている。
将暉(まさき)
+ 開く
「面白いと思ったから」

▸正体は元本署員の錫実 鉄。
▸面白いと思って九十九に入ったらしい。
▸同い年で気が合う友人。
 「存在がおもろいから一緒に九十九にやろう!」
春乃 藤花(はるの とうか)
+ 開く
▸くだらないボケでもツッコミをくれる優しい元本署員。
真城・U・ゼベピピ(ましろ ゆー ぜべぴぴ)
+ 開く
 「守りたい場所を守るために」

▸サンメカ常連の元救急隊員。
▸力を求めて九十九に入ったらしい。
▸最近ずっと九十九へ勧誘してくる。
 「九十九を助けませんか?」
L(える)
+ 開く
 「俺って九十九だったんでしょ?」

▸正体は元救急隊副院長の乾 瑠偉。
▸ノレ一の事が大好き。
▸行方不明になってしまった…。

▸救急隊だった記憶が無くなっている。
▸正体を隠して九十九に在籍している。

スターダスト
+ 開く
▸正体はSunshineMechanicのアルバイトの星屑アイラ。
▸ノレ一の事が大好き。
 「ルーさんがボスでギャングやるなら僕も行く。」
▸正体を隠していない。
 「じゃ、行ってきま~す(九十九の服)」
▸困ったことがあると真っ先に連絡してくる。
▸暇な時間にチェイスの練習に付き合っている。
+ おにゃんこぺん
   おにゃんこぺん(おにゃんこぺん) → 詳細
村愚 コピ(むらぐ こぴ)
+ 開く
▸暇な時間に人質に連れて行ってくれる。
▸かなりノリが良いので好き。
▸下ネタで大笑いする。
皇子 リオン(おうじ りおん)
+ 開く
▸SunshineMechanicのアルバイト。
▸かなり慕ってくれている。
▸Seventhのボスが気に食わないらしい。
初瀬 エド(はつせ えど)
+ 開く
▸取っ付きにくい。
▸好青年なので結構好き。
しろあんぱん
+ 開く
▸正体を隠す気があるのか。
▸馴れ馴れしい。
初瀬 或翔(はつせ あると)
+ 開く
▸予想通り警察を辞めた。
▸実は良い奴。
+ Seventh
   Seventh(セブンス) → 詳細
ジョー
+ 開く
▸南で暴れている組織が北で犯罪をするのが気に食わないらしい。
▸しかし北の組織なのに南で犯罪をしていた。
▸筋が通っていないので好きじゃない。
▸とにかく南と敵対したいみたいだ。
木山 優
+ 開く
▸黄色組織に加入したことをオーナーから聞かされた。

+ CROWN
   CROWN(クラウン) → 詳細
HOLY
+ 開く
▸サンメカ常連。

黒虎 ナツ
+ 開く
▸何かとイジってはツッコまれている。
▸緑が好き。

???
+ 開く
▸運転が下手。

+ ???
   ???(???) → 詳細
[[]]
+ 開く
▸


 ▷ メカニック 
+ SunshineMechanic : 所属
 SunshineMechanic(サンシャインメカニック) → 詳細
フィオキーナ・スカイウォーカー
+ 開く
▸SunshineMechanicのオーナー。
▸ノレ一の事が大好き。
▸自身がプロデュースするアイドルを溺愛している。
 「ウチの子に手出す奴には容赦しないよ。」
ウェルター・パディ・ダーフィー
+ 開く
▸九十九に誘われ続けている。
 「俺たちで"さいきょう"になりましょう。」
▸HIPHOP好き同士なのでたまに2人の世界に入ってしまう。
 「Grrrr!」「デロッ!」「Boooy」
▸チル時間に一緒にボーリングをしに行く。
星屑 アイラ(ほしくず あいら)
+ 開く
▸全然話を聞いていないただの馬鹿。
 「先輩がこんなに弱いとは思わなかったんです!」
▸1番面白い。
▸困ったことがあると真っ先に連絡してくる。
ギア・アルドラー
+ 開く
▸1人で店番が出来るタイプ。
▸ホームレスキングになる手伝いをしてくれている。
北北 ぽっくる(ほくほく ぽっくる)
+ 開く
▸人見知りド陰キャ。
 「あの…寝る前に…お店……。」
▸お店の心配もしてくれるいい子。
 「人足りなかったら…いつでも…言って下さい…。」
アイル・ヴェレーノ
+ 開く
▸礼儀知らず陽キャ。
 「新規住民おっそ。」
▸サンメカの戦闘員。
 「俺、殺されたんねん!!!」
▸冷たい雰囲気だが軽いボケでも大笑いしてくれる可愛い奴。
▸出勤してすぐにどこかへ出掛けて行く。
花垣 ふろーら(はながき ふろーら)
+ 開く
▸なぜかパパと呼んでくる。
▸超ドポンコツ。
▸耳が悪い。
 「え?ケツカッチン?」
木山 優(きやま ゆう)
+ 開く
▸口デカ関西弁面白ツッコミ女。
 「何回忘れんねん!『もくざん』ちゃう『きやま』やって!」
▸犯罪が成功するように応援している。
蛇川 莉里(へびかわ りり)
+ 開く
▸真面目で責任感が強い。
▸合コンが好き。
花邑 きなこ(はなむら きなこ)
+ 開く
▸ポンコツの香りがする。
セツ(せつ)
+ 開く
▸絡みづらいが関係なくイジる。
▸いつも宝石強盗の人質に連れて行ってくれる。
愛朱 めえぷる(あいす めえぷる)
+ 開く
▸良い街を見つける度に街に呼んでいる昔からの友達。
▸いつも何も仕事をしないので面倒を見ている。
▸持ち前の愛嬌と可愛らしさで生きている。
 「ルーさん奢って~!やったぁ~!」
白 餡子(しろ あんこ)
+ 開く
▸唯一気を使わなくてもいい女友達。
▸1度も働いていない。
甘鬼 るるう(あまき るるう)
+ 開く
▸多分ちょっとナメられている。
▸唯一ちゃんと働いてくれるので逃がしたくない。
▸2人で店番をすることも多く仲が良い。
皇子 リオン(おうじ りおん)
+ 開く
▸かなり慕ってくれている。
▸必ず僕にカスタムの依頼をしてくれる。
黒岩 雪(くろいわ ゆき)
+ 開く
▸
ヴラド・ボタモーティ
+ 開く
▸
+ Mechahoric
 Mechahoric(メカホリック) → 詳細
クリストファー・ソジュン
+ 開く
▸メカホリのオーナー。
▸意外と仲が良い。
星空 みる(ほしから みる)
+ 開く
▸毎朝会いに来てくれる友達。
▸押しが強いので相性が良い。
 「こういう時は『うん』って言っとけばいいの!」
▸もしお互いが敵対しても友達でいる約束をした。
 「戦う事があっても拳で戦おう。銃はなし。」
▸何故か街で1番優しいと思われている。
宇宙生命体もちた(うちゅうせいめいたいもちた)
+ 開く
▸なんだこいつは。
▸友達だと思ってくれているらしい。
▸事あるごとに電話をかけているが起きていない。
ゴールド・シャークス
+ 開く
▸元気が良くて面白い奴。
+ BUCKS
 BUCKS(バッカス) → 詳細
ダン・フェイト
+ 開く
▸圧があるだけでとても優しい。
▸絡みやすいので毎日通いたい。
 「あれ…ウチの商品っていくらだっけ?……知ってる?」
▸バイクでお店に行くと勝手に修理してくる。
リノ・ラングフォード
+ 開く
▸お姉さんの雰囲気のポンコツ。
▸いつも適当に喋っているので絡みやすい。
▸瞑想後に声が聞こえる率が高い。
アイク・ポルスカ
+ 開く
▸朝活仲間。
▸北で沢山犯罪をしているらしい。
▸かなり好き。
+ Re:Hana Mechanics
 Re:Hana Mechanics(リ ハナ メカニクス) → 詳細
猿厘 テスカ
+ 開く
▸北に住んでいる友人。
▸スタンスカスタムに絶大な信頼を置いている。

 ▷ 飲食店 
+ Stella*Lab
 Stella*Lab(ステラ*ラボ) → 詳細
笹星 ぽんこ(ささほし ぽんこ)
+ 開く
▸笑い方が独特で好き。
▸好きなミームの世代が近い。
 「買ってクレメンス~。ゲッダン!」
▸僕の太客。
 「外装カスタムはルーさんに頼めば間違いない。」
白 餡子(しろあんこ)
+ 開く
▸やけに馴れ馴れしいアイドル。
▸軽口を叩き合える仲。
 「ぶっさ!ルーの頭海苔じゃん!」
▸真面目な相談も出来る良い奴。
 「何かをする時には犠牲が伴うんだよ。」
▸いつか犯罪者になってしまいそうな気がする。
 「ルーはこのまま一生白市民を貫くの…?」
花垣 ふろーら(はながき ふろーら)
+ 開く
▸SunshineMechanicの後輩。
▸押し売りしてくる。
北北 ぽっくる(ほくほく ぽっくる)
+ 開く
▸SunshineMechanicの後輩。
▸人見知りド陰キャ。
 「……自信がないだけ…。」
▸意外と営業が上手い。
 「お時間あったら…是非お店にいらしてください…。」
はっぴーゆんぴー(はっぴーゆんぴー)
+ 開く
▸Stella*Lab内の推し。
▸必ず語尾が「ッピ」になる宇宙人。
 「ありがッピ。嬉しッピ。」
▸現在の好感度『181/200000000』
夏空 ひまわり(なつぞら ひまわり)
+ 開く
▸明るくて元気な友人。
▸引っ越して来た日に街を案内した事でパパと呼ばれている。
+ Renero
 Renero(リネーロ) → 詳細
ラーク
+ 開く
▸いつも早朝にお店を開けてくれている朝活仲間。
ジェミニ
+ 開く
▸めちゃめちゃ好きな声をしている。
▸ジェミニたそからしか買えないカクテルは1本も飲まない。
▸ディーラーでも働いていて、車を買う約束をした。
アリエス
+ 開く
▸美容仲間。
+ Neve
 Neve(ネーヴェ) → 詳細
イーサン・スノウ
+ 開く
▸偶にお店を開けている店長。
▸チョコミントが好き。
+ DINOSAUR
 DINOSAUR(ダイナソー) → 詳細
ペパーミントちゃん
+ 開く
▸ノレーさんと呼んでくる。
キレート・コリー
+ 開く
▸東雲シャルと共に犯罪をしている。
東雲 シャル(しののめ しゃる)
+ 開く
▸かなり慕ってくれている。
▸実はかなりの不憫枠で気に入っている。
+ kitty cat2
 kitty cat2(キティーキャッツ) → 詳細
蛇川 莉里(へびかわ りり)
+ 開く
▸サンメカの後輩。
+ Gouttes d'étoiles
 Gouttes d'étoiles(グットゥ ドゥ ゼトワール) → 詳細
キャラクター名
+ 開く
▸〇〇

 ▷ 公務員 
+ 警察
 警察 → 詳細
初瀬 めい(はつせ めい)
+ 開く
▸署長。
▸ウェルターと3人で同じ部屋に住んでいた。
 「その話あんまり人前で言わないでくれる?」
椿 零那(つばき れな)
+ 開く
▸叩くと鳴る。
▸可愛い。
華月 龍司(かづき りゅうじ)
+ 開く
▸九十九にいつも弄られている。
▸カヅさんとのチェイスで撒けたのが普通に嬉しい。
▸いつも優しく面倒見がいい。
安歩内 優子(あぶない ゆうこ)
+ 開く
▸いつも頼ってしまう。
レヴィ・レイヴ
+ 開く
▸人質にされた時にいつもサンメカまで送ってくれる。
宇仁王 淡(うにおう たん)
+ 開く
▸サンメカ常連の本署員。
▸多分ノレ一の事が好き。
▸ノリが良くて面白い。
 「ルーくんルーくん話が違う。」
宮村 愛(みやむら あい)
+ 開く
▸顔が可愛い。
八夜 ゆゆ(はちや ゆゆ)
+ 開く
▸家の前で困っていた所を拾った。
 「お腹0なのになんで生きてるのぉ~?あ!死ぬ!死ぬぅ~!」
▸ボケも通じてノリも良くめちゃくちゃ面白い。
▸マブダチ。
▸最近元気がなく忙しそうにしているのでとても心配をしている。
 「みんな友達が九十九に行っちゃう…。」
ゼン・ヴァレンティーヌ
+ 開く
▸真城・U・ゼベピピ曰く童貞らしい。
▸一緒に吐息交じりに話した仲。
▸ノリが良いので好き。
ルイ
+ 開く
▸滞在する街がいつも同じ腐れ縁。
▸軽口を叩き合っているがとても大切な友人。
▸街1番のトラブルメイカー。
 「45番でって言われたのに45万請求しちゃった。ウッキウキで。」
▸7月31日を最後に旅に出てしまった。
 「どうせまた会うべ。どうせ居るべ。」
琴吹 バニラ(ことぶき ばにら)
+ 開く
▸ショタとして街に来たゴリラ。
▸声がめっちゃ好き。
▸気付いたら警察になっていた。
夕夢 夕汐(ゆゆ ゆしお)
+ 開く
▸ゆゆゆ。
▸気付いたら警察になっていた。
猫乃目 オノン(ねこのめ おのん)
+ 開く
▸自分と空気感が似ている超元気少年。
▸引っ越しが初めてらしく何かと困惑している。
▸気付いたら警察になっていた。
皐月 めろん(さつき めろん)
+ 開く
▸人質にされている時、大体助けに来てくれる。
▸昇進祝いで100万円あげた。
▸マブダチらしい。
ゴールド・ルビー三世
+ 開く
▸海賊みたいな兄弟の兄。
▸気の利く優しい奴。
バウバウ
+ 開く
▸マンションの前で拾った。
▸一生懸命で可愛い。
▸人質後はいつも横に乗ってチェイスを見守っている。
 「焦らない焦らない、昨日よりマシ昨日よりマシ。」
フリューゲル・レド・ルーツ
+ 開く
▸初瀬 或翔に目の敵にされている。
▸意志が強くて格好いい奴。
+ 救急隊
 救急隊 → 詳細
白鷺 みこと(しらさぎ みこと)
+ 開く
▸サンメカ常連の救急隊員。
▸一緒にアイドルカフェに行かなきゃいけない使命感がある。
冷泉 渡河(れいせん とか)
+ 開く
▸サンメカ常連の救急隊員。
▸同じインナーを着ている。
猫原 千紘(にゃんばら ちひろ)
+ 開く
▸14歳のロリ救急隊員。
▸仲良くなり過ぎたら犯罪になりそう。
O-CAR03(おかーさん)
+ 開く
▸甘々なお母さんロボット。
▸かなりキツイ。
榛咲 みる(はるさき みる)
+ 開く
▸てぇてぇが欲しいらしい。
星乃宮 うらら(ほしのみや うらら)
+ 開く
▸コールセンター経験者仲間。
▸ポンコツの香り。
▸お金がないのにカスタムに来てくれた優しい奴。
楽々浦 きき(ささうら きき)
+ 開く
▸早起きをして頑張っている。
鎌 倉之介(かま くらのすけ)
+ 開く
▸のすけさん。
▸自分のセンスを貫き通すオシャレ。

 ▷ その他 
+ Ride On Ciosi
 Ride On Ciosi(ライド・オン・チョーシ) → 詳細
ノリモン・ウッゾ
+ 開く
▸900万を貯めてIssi Sportを買いに行くと話した。
 →結局998万円のNeonを他の人から買った。
+ PLANT
 PLANT(プラント) → 詳細
キャラクター名
+ 開く
▸〇〇
+ 武器屋バッツ
 武器屋バッツ(ぶきやばっつ) → 詳細
バツバ・ツマル
+ 開く
▸なんで南に住めてるのか分からない程に危ない。
▸意外と良い奴でもある。
艶道 ざくろ(えんどう ざくろ)
+ 開く
▸豪快な笑い方が好き。
▸サブオーナーなのに何も知らない仲間。
 「何も知らないって言ってたやん?それウチもやね。」
ハル
+ 開く
▸武器屋で1番気軽に連絡できる。
▸沢山ツッコんで欲しい。
 「あ、ハルたそ。」「たそやめてね。」「カスタムする?」「結構です。」
+ 不定職者
 不定職者(ニート)
タマ
+ 開く
▸いい声の女。
▸名前が可愛い。
サクラ・モチ
+ 開く
▸『付録』と呼んでくる。
▸クソガキ姉妹の妹。
サクラ・ンボ
+ 開く
▸面白い奴。
▸クソガキ姉妹の姉。

エピソード

+ 一覧を見る
一覧を閉じる
日付 DAYS 出来事 エピソード・備考
7/5 第1話 衛星観測の開始 街の住民を観測する衛星が打ち上げられたらしい
7/12 第7話 レースイベント SunshineMechanic(サンシャインメカニック)主催のレースイベントに出場
ウェルターとペアで優勝、賞金30万円を獲得
7/17 第11話 1000万 998万円で『Neon』を購入。
遂に原付生活から解放された。
8/23 第42話 オークション 夏祭りで開催された新車オークション。
『Elegy RH9』を3500万円で落札した。

ノレ一の人生

ここにはノレ一の人生が記されています。
+ 第0話  『あっちゃ~!間違えたぁ~!』
第0話を閉じる
[部分編集]
『あっちゃ~!間違えたぁ~!』

この男は今日も間違えている。

僕は全人類から笑って貰える"さいきょう"の人間を目指して旅を続けている。
ある日、建築家である父から『偶には顔を見せなさい』と手紙が届き、久々に家に帰ろうとウキウキで船に乗り込みクルージングを楽しんでいた。
数日で父の住む「日本」に到着する予定であったが、中々辿り着かず不思議に思い乗客に声をかけた。
「すみませ~ん、この船って日本に向かってます…?」全くアホな質問である。
「…?この船は"シミュグラシティ"に向かっているよ。」
「あ!そうですよね!良かった良かった!」
知らなかったわけじゃないですよ~と言わんばかりの笑顔で返答するも、心の中では滝汗を流す。
「いや、まだ分からん。あの人が勝手に言ってるだけでしょ。」などと軽口を叩くが、ウキウキだったあの頃とは正反対にソワソワと船内を歩き回って過ごした。
数週間の船旅を経てようやく辿り着いた島は、あの乗客の言った通り日本ではなかった。
僕は苦笑いを浮かべ、後頭部を掻きながらいつもの台詞を呟いた。
「あっちゃ~…間違えた~…。」

僕はいつも間違えてしまう。
呼ばれて振り返ったら犬が鳴いただけだったり、車を買ったらブルマだったり、日本行きだと思ったらシミュグラシティ行きだったり。
ただ、こんなことが日常茶飯事な僕は「まぁ、しょうがない。この街にパパがいるかもしれないし。」と訳の分からない理論で納得し、街での生活を始めた。

当たり前に取られた乗船料金で一文無しになってしまったが、持ち前の明るさとノリの良さで皆に受け入れて貰い、なんとか暮らしていた。
定職につかず、のらりくらりと生きていたが、メカニックとして働くフィオキーナ・スカイウォーカーという男と意気投合し、共にお店を経営する事になる。
経営は順調過ぎるほどに順調で、メカニックとしてある程度の実力が付き、ごく普通の生活を送っていた。
しかしノレ一はそんな生活に納得がいかない様子だった。
理由は単純で、"笑って欲しい"のだ。
車を修理し「ありがとう」と言われる日々、勿論悪くない。
車を塗装して「センス良いね」と褒められる日々、悪いわけがない。
だだ、心の底に眠る"笑って欲しい"気持ちが無くならない。

消化不良な日々を過ごす中で、ウェルター・パディ・ダーフィーという男に出会う。
名前が既に面白い彼の事が気になっていると、彼が"さいきょう"を目指している事を知る。奇しくも目指す場所が同じであった僕は彼に声をかけ、友人になる事に成功した。
ノレ一とウェルターは面白の感性も近しく、いつも2人でふざけ倒して笑って笑われて過ごしていた。
「こんな生活がずっと続くといいな。」
全てに満足した僕は、シミュグラシティに定住する事まで考えていた。
そんなある日、ウェルターから衝撃的な誘いを受けた。
「ルーさん、一緒にギャングやりません?」
「は!?やらないよ!俺は笑って欲しいの!話聞いてた!?」
僕はギャングは怖がられる物だと思っていたのですぐに断った。しかし、ウェルターは続けて言う。
「面白いギャングをやりましょう。」
「勝てなくても面白く負けましょう。」
「俺たちで"さいきょう"になりましょう。」
この言葉に心打たれた僕は、返答は保留とし、そんなギャングが可能なのかを見極めることにした。

『勝てなくても面白く負ける"さいきょう"のギャング』
ノレ一は果たして誘いを受けるのか受けないのか。
モヤモヤとした気持ちを持ったまま、日々を過ごすことになる。

………
……
…

7月4日、テレビではとある放送が流れていた。
~明日から衛星観測が始まります~

+ 7月
7月を閉じる
+ 第1話  「何かをする時には犠牲が伴うんだよ」
第1話を閉じる
[部分編集]
7/5 第1話 「何かをする時には犠牲が伴うんだよ」

18時14分、「おはよう。」と目を覚ます。
普段の目覚めとは違い、目の前には警察署長の初瀬めいが立っていた。2人でマンションの外に出ると「すみませ~ん。」と僕らを呼ぶ声が聞こえてくる。振り返ると今日街に引っ越してきたというギャルの八夜ゆゆが駆け寄って来た。

ゆゆ 「今日引っ越して来て…普通に迷子っす。」

何も知らないという八夜ゆゆに初瀬めいが言う。

めい 「ノレさんはチュートリアルお兄さんって呼ばれているんだよ。」

本当にそうなんだから何にも言えないじゃないか。
街の案内を僕に任せた初瀬めいは、忙しそうに自転車に乗って行ってしまった。どうしようか考えていると、サンメカの後輩、ウェルターが来た。
八夜ゆゆがウェルターに「"はちゃ"って呼んで下さい。」と話していたので、2人で「はちゃ」と呼ぶことにした。

折角任されたので、街の案内をしようとするがバイクがガレージに入っていない。手持ちのお金が50万円しかない中で、20万円を支払ってバイクを出すか悩んでいると

はちゃ 「走って行きましょう。」

と言われた。
とんでもない事を言う人だと思ったが、それも面白いかとバイクが置いてあるサンメカまで走って行く事にした。

道中で2人ともお腹が空いている事に気が付いたが、どうしようもない。
急ぎ足でサンメカに向かい、鉢合わせた住民たちに声をかける。

ノレ一 「おはよう!ご飯持ってない!?」

その場の全員が漏れなく食料を持っていなかったので、バイクを取り出して急いで飲食店へ向かう。しかし、はちゃがもうすぐ死んでしまうというので、行き先を病院へと変更した。
病院前に着く寸前にはちゃは

はちゃ 「死ぬ死ぬぅ~!」

と叫んでいた。
病院に到着するや否や、はちゃは「助けてぇ~!」と叫びながら倒れてしまった。餓死寸前だった僕もまとめて救急隊に助けてもらい、ようやく街の観光案内へ。
はちゃのアイコンを撮影したり、北と南を隔てる大きな壁を見に行ったりした。その後、高級住宅街で迷子になり、出口が分からなくなってしまった。

はちゃ「勢いをつけたらあのベンチから超えられないかな。」

はちゃは毎度面白い提案をしてくる。

ノレ一 「やってみよっか。」
はちゃ 「うん!」

僕もノリノリでベンチに突っ込むが、2人して山へ投げ飛ばされた。

ノレ一 「ぅわぁぁああああ!」
はちゃ「キャーーーッ!」
ノレ一 「痛ってぇ~…さっき治してもらったのに…。」

投げ飛ばされた結果、階段を発見し、道に戻ることが出来たので良かったのかもしれない。

帰宅途中に安歩内 優子から電話で修理を頼まれた。急いでサンメカに戻り、警察の体験をしたいと言っていたはちゃを安歩内 優子に預け、はちゃとは一旦別れた。

19時36分、ウェルターと共に初めて北へ足を運ぶ。
BUCKSという店を見かけたので入ってみると、かなり渋くていい雰囲気だ。中にいたのは、店長らしいダン・フェイトと従業員のリノ・ラングフォード。初めて会う北の住民だった。

ノレ一 「全種類下さい。」

初めてのお店でメニューも分からない場合は、いつもこの頼み方をしている。

ダン 「トレーに入れたからな。」
ウェルター「トレーから取れーって?」
ダン 「…南の住人ってダセェな。」
ノレ一 「こいつだけね。」
ウェルター「俺だけね。」

ここで自分を下げてお笑いに出来るのは俺たちの強みだ。
無事買い物を済ませ、僕らは店内や屋上を見学させて貰うことになった。屋上にはBBQ場がありウェルターと2人で盛り上がる。

ウェルター「俺ここー!」
ノレ一 「はい、ここで肉焼きます!ソーセージ欲しい人いる?」
リノ 「あ、欲しい〜。」
ノレ一 「え、俺のソーセージが欲しいって?」
ダン 「南の奴ってやっぱダセェな。」
ノレ一&ウェルター「サンメカがダサいだけ。」

やっぱり自分を下げるお笑いって面白い。

20時36分、サンメカと提携を組んでいるStella*Labの面々が挨拶に来てくれた。

ぽんこ「こちらで週3回出店させていただこうと思うんですけど、仲良くして下さい。」
ノレ一 「知らなかった。俺は何も知らない。バカだから。」
ぽんこ「馬鹿なんだ。しょうがないか。ばーかばーか。」
ノレ一 「馬鹿だから悪口言われたことも忘れる。」
ぽんこ「じゃあ良いか。」

そんなくだらないやりとりをしている内にウェルターがStella*Labの車の修理を終わらせていた。

ウェルター「請求は誰にすれば良い?」
ぽんこ 「私に下さい。」
ウェルター「ルーさんに。」
ぽんこ 「何で。」

僕に送られてきた請求書を間違って払ってしまった。
ノレ一「払っちゃった。間違えた…。」

修理を終え、Stella*Labの面々は帰って行った。と思ったが、何故か花垣ふろーらだけが置いて行かれていた。これがアイドルの闇か。

0時11分、ヘリの修理をしに警察の春乃 藤花とはちゃが来た。

藤花 「アホ3人組が華月さんからご飯を強奪してた。」
はちゃ「3人のうち2人が友達に似てて複雑で…。」
はちゃ「気のいい人達だったのに…。」

友人が悪事を働く事が嫌な様子だった。しかし、僕は思った事を口にする。

ノレ一 「まだ分からないよ。」
ノレ一 「向こうには向こうの正義があるかもしれないから。」
はちゃ「良いこと言いますね。」

複雑な心境を吐露するはちゃを、少しは元気づけられたのだろうか。
僕も九十九には勧誘されているが、未だによくわかっていない。メンバーになれば皆から笑って貰えるのかな。

1時30分、しろがサンメカに集まった九十九のメンバーを覗き見ながら

しろ 「あれは九十九って言います。半グレ集団なのでしょうか。」

と何やら独り言を呟いていた。
九十九の実態を把握していないのは街の住民も同じなようだ。

ノレ一 「俺、九十九に誘われてるんだよね。」
しろ 「誘われてるけど入ってないの?」
ノレ一 「俺は笑って欲しいから入らない。」
しろ 「でも、やる理由があるかもしれないよ。」
ノレ一 「そんなこと言っても犯罪者は怖がられるでしょ?」
ノレ一 「怖がられたく無い。全員から笑われたい。一人残らずだよ。」
しろ 「何かをする時には犠牲が伴うんだよ。」
ノレ一 「でも俺にとって笑ってもらう事は最優先事項だから。」

未だに九十九に入る決心は付いていない。あいつらが楽しそうなのは認めるが、関わった人に笑って貰えているのか、市民から怖がられていないかが分からない。僕はどうするべきなのか。
そんな事を考えていたら、家に帰る時間になってしまった。

ウェルターと共にマンションへ帰宅すると、入り口ではちゃに会った。はちゃは「車買った。」と言い、買った車を見せてくれたので助手席に乗り込んでみた。

ノレ一 「これで俺が初めての助手席の男だね。」
はちゃ 「やだぁ。」
ノレ一 「そうだよね。ごめん、嫌だったよね。」
はちゃ 「別に何でもいい。」
ノレ一 「あぁ、何も考えて無いだけだった。」
はちゃ 「ルーさんに始まりルーさんに終わった。」
はちゃ 「間ずっとウェルターさん。」
ウェルター「やっぱりサンメカだよ。」

僕のメンヘラボケは軽く流されてしまったが、僕に始まり僕で終わったのは良かったのだろうか。

もう街の眠る時間。
僕はウェルターとはちゃと別れて家に入る。

「あ、退勤しないで帰って来ちゃった。間違えた〜…。」

+ 感想
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【リスナー目線】

衛星での観測が始まった。日本から観測。
今回の観測対象者はノレー(のれ はじめ)。
「はじめましてはじめです。」そんな挨拶が聞けると思ったら、自分の名前を気に入っていないしギャグもしない人だった。笑顔が好きで、みんなから笑われる『さいきょう』を目指す男性。

どうして『さいきょう』はひらがななのだろう?
『さいきょうになりたい』
小さい頃に、覚えたばかりのひらがなで、七夕の短冊に書いた言葉をずっと持ち続けているかのような、そんな純粋さも感じる。

音で聞いたら『最強』だと思ってしまうけど、どうやら強さは求めていないようだし…。
考えても分からない。ただワクワクする。観測していたら見えてくるナニカがあるのだろうか。楽しみだ。

相変わらず?何のことだw観測初日から第一村人になるとは。さすがとしか言いようがない。
はちゃさんが面白い。面白い人には面白い人との出会いがある。これが類は友を呼ぶってやつですか。
九十九のメンバーは知ってる気がする。いつも楽しそう。本人たちは楽しそうではあるけれど…。
しろさんは何かを犠牲にしてアイドルになったのだろうか。今が幸せであって欲しいと思う。

気になることと言えば、ノレーの両親。ポンコツな日本人の母親と、優秀なボスニアヘルツェゴビナ人の父親。いったいどんな出会いがあったのだろうか。
誰か「両親の馴れ初め知ってる?」って聞いてくれないかなぁ。


【るー目線】

よーし、今日から観測が始まるし頑張って面白くしないとな。なんて思っていたら、家にはめいちゃんがいるしすぐ新規住民に会うし。
俺はそういう星の元に生まれているのか…?まぁいい、面白いっしょ。

はちゃは面白い人だった。
ギャルって感じじゃない真面目そうな雰囲気なのにギャルのアレなのか。アレはアレだよ。恋人に「どこが好き?」って聞かれて具体的に答えるのがむずくて「全部♡」って言っちゃうアレだよ。
なんか絵が得意って言っていたからいつか描いてもらえたら嬉しいなって思う。でも、お願いして描いてもらうより描きたいって思って描いてもらえた方が嬉しいからもっと仲良くなってからにしよう。

いつも通りウェルターとふざけて笑って人の事を小馬鹿にして。本当に最低な奴らだと思う。でも憎めないんだよね、知ってる。

九十九ってなんなんだ。
しろから言われた「何かをする時には犠牲が伴うんだよ」って言葉が妙に引っかかった。
俺は皆に笑っていて欲しいだけなんだけど、皆に笑ってもらうには何を犠牲にしなきゃいけないんだろう。
俺は俺が犠牲になりたいと思った。自己犠牲野郎じゃん。エレンかよ。


+ 第2話  「北怖ぇ」
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7/6 第2話 「北怖ぇ」

19時05分、どうしてだろうか。またしても署長の初瀬めいと同じ部屋で目が覚めた。
「昨日も帰りが遅かったね。」なんて冗談を言い合いながら、2人で外に出る。しかし、昨夜はウェルターと家まで帰って来たので車がなかった。

ノレ一「車無いから送って欲しい。」
めい「私も車ない。そもそもチャリしか持ってない。」

確かに昨日も自転車で出勤していたな…。
初瀬めいにパトカーで送って貰う為に警察署まで走って向かった。しかし、本署前に立っていた椿 零那に、初瀬めいにサンメカまで送って貰う約束をしている事を説明すると

零那「あのー『頑張って下さい。』だって。」
ノレ一「あいつ…!」

最低だ。
適当に車を盗んで行こうか考えていたが、偶々鉢合わせた安歩内 優子にサンメカまで送って貰った。
出勤したが朝一でお客さんが来ることも無く、何か暇を潰せる事がないかとウェルター とチャーブルを見る。

ノレ一 「Reneroが開いてる。」
ウェルター「Reneroは行った。」
ウェルター「1人しか居なくて、丁度ルーさんが無線で『おはよう』って言ったから返事したら、『そっちは無線に人が居るんだね。』っ言われた。可哀想な奴だった。」
ノレ一 「可哀想な奴だな。」
ウェルター「可哀想だから行ってあげた方が良い。」

可哀想だからという最も可哀想な理由でReneroに向かう。店員のカンセルに迎えてもらった。

カンセル「いらっしゃいませ〜。」
ノレ一 「可哀想なので来ました。」
ウェルター「あれ?さっきと店員が違う。」
ノレ一 「ああ、人が増えたんだ。良かった。」
ウェルター「もう可哀想じゃ無い。」

『寂しくなくて良かった』と2人で馬鹿にしつつ安心し、モーニングセットを購入した。

続いて北のBUCKSへ。
いつもの大きな声でガヤガヤと店内へ入り込むと、昨日と同じく、店長のダン・フェイトが迎えてくれる。ダン・フェイトは僕らの事を覚えてくれていた。

ダン 「いらっしゃい。お前たち昨日も来てくれたな。」
ノレ一 「ダサい奴らです。」
ダン 「ああ、南のダサい奴らだ。」

ちゃんとダサい奴らで覚えていて笑ってしまう。
そして、商品を購入しようとするも、ダン・フェイトが不穏な事を呟いた。

ダン 「……いくらだっけ。」
ノレ一&ウェルター「……ん?」

聞き間違いであって欲しかった。

ダン 「うちの商品っていくらだっけ?」
ダン 「知っ…てる?」
ノレ一 「知るわけない。」
ウェルター「やばすぎる。」

恐らくこの値段だろう、と請求を支払うも正しかったのかは定かではない。そして、ダン・フェイトが『ウチの従業員が無の民に刺された。』と言うので現場を見に行くと、アイク・ポルスカが倒れていた。

アイク「無の民に刺された!」
ウェルター「北怖ぇ。」
アイク「ゴミ漁ってただけなのに!」
ノレ一 「北怖いな。」
ウェルター「帰ろう、南に。」

ゴミを漁るだけで刺されるのか。流石に治安の悪さは南と大違いだった。

21時46分、北から戻り、メカニックの仕事をしていると、ギヤ・アルドラーという男がオキナを訪ねて来た。
オキナは不在だと伝えたが、来るまで待つと言っていたので、かなり気合が入っている。
数分後にサンメカ隣接の店舗にStella*Labの従業員が来て開店の準備が始まった。Stella*Labの従業員たちと会話をしていると、外から中を覗き見ている怪しい人物がいたので、追いかける。

ノレ一 「逃げるな!誰だ!」
ウェルター「教えてー。」

2人で謎の人物を追いかけ回していると、オーナーのオキナが出勤して来た。時刻は22時、オキナはいつもこの時間に出勤するのだ。

オキナ「ルーおはよう。知らない人がいっぱい居るな。」
ノレ一「オキナを待ってる人が一人。あと不法侵入者を捕まえてる。」
オキナ「ああ、大丈夫。そいつは俺の溺愛っ娘だからほっといていい。」

なんだ変質者じゃないのか、と追いかけるのを辞めかけたが名前を聞いていなかったので、問い詰める。

ノレ一 「で、誰?」
オキナ「北北ぽっくるだよ。」
ノレ一 「何だその名前は。どこ出身?」
ぽっくる「北、北出身です…。」
ノレ一 「北かぁ。」
ウェルター「北は全員ヤバい。」
ぽっくる「え…。」

無事に名前を聞き出したが、北北ぽっくるが何をしに来たのかは分からなかった。引き続き問い質そうと思ていた所で、オキナから面接をすると声がかかってしまった。

ノレ一「北北ぽっくるの面接?」
オキナ「違…いやまぁ…えっ、ぽっくるは何しに来たんだ?」
ノレ一「オキナが知らないならマジで何しに来たんだw」

北北ぽっくるに何の用事だったかを聞くと、どうやらご飯が欲しかったらしい。タイミング良くStella*Labが出店しているので対応を任せ面接へ。
オキナを訪ねて来たギヤ・アルドラーの面接だった。結果は無事合格。面接部屋から戻ると、北北ぽっくるもサンメカで働きたいと言う。

ぽっくる「お金が欲しい…。」
オキナ「お金欲しいから働くってこと?おぅ、採用。」
ノレ一 「お金が無くて働きたいんならアイドルやれよ。」

とてつもなく軽い感じで採用していた。オキナは女の子にとことん甘い。あと俺にも。

1時1分、街も眠りにつく支度をしている。
しかし、大きな声の女が店に駆け込んできた。

ふろーら「オキP雇ってー。」
オキナ 「メカニックにか?」
ふろーら「うん。」
オキナ 「働くのか?」
ふろーら「うん。」
オキナ 「働けるのか?」
ふろーら「うん。」
オキナ 「分かった。良いよ。」

やっぱりオキナは女の子にとことん甘い。
それにしても従業員が増えすぎている。こいつら全員の名簿を作る僕の身にもなって欲しいものだ。

サンメカ総勢8名。

+ 感想
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【リスナー目線】

南北を隔てる壁は物々しさと重圧を感じる。過去には何を排除し何を守っていたのか。

今日も北側へ行く。北側は思っていたものとだいぶ違っていた。ギャングばかりで、誰かに見つかったら有無を言わさず殺されてしまうような、そんなイメージだった。
昨日も会ったダンさんも、昨日は買い物ができなかったDINOSAURのペパーミントちゃんも普通?にご飯を売ってくれた。良い人かは分からないけどそんなに警戒しなくても良いのかな。でも無の民は怖い。
ダンさんに南で一番ダサいって覚えられているの面白い。
観測が始まった時は3人だったサンメカの従業員が8人になった。オーナーの女の子の雇い方がおかしい。
それにしても今日はずっと転んでいた。

【るー目線】

なんで今日も部屋にめいちゃんがいるんだ?俺達って付き合ってたっけ?一緒に遊園地に行って観覧車が頂上に来るタイミングで「好きです」って伝えたっけ?もしくは、いつもみたいに家に呼んで一緒にゲームして遊んでたけど、ふとした瞬間に「付き合ってみる?」とか言ったっけ?
あれ、何の話だっけ?

サンメカ従業員増えすぎだろ。
でも、どうせ皆別の事やるだろうし母数が多いに越したことはないか。越したことはないって日本語何?調べてみよ。
分かんなかったわ。今度そういう教授に合った時にでも聞けたらいいな。


+ 第3話  「俺たち自由だから」
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7/7 第3話 「俺たち自由だから」

19時07分、目を覚ます。
2日間も同じことが起これば日常になる。しかし、今日は初瀬めいがいない様だ。少しだけ寂しい気持ちを抱えながら、サンメカに出勤する。

朝はいつもウェルターと2人。
昨日と同じく"可哀想だから"という理由でReneroへ赴いた。
今日は店員のラークと、トレー設置専門業者の平和の神鼻血丸が迎えてくれた。いつも朝に人が居てくれていて嬉しい。

ノレ一 「寂しいですか?大丈夫ですか?」
ラーク「大丈夫ですよ。1人買い出し行ってて。」
ウェルター「良かった。今日は一人じゃ無いんだね。」
ラーク「バカにしに来たってこと…?」
ノレ一 「いや、朝早いのはReneroかサンメカしかいないから。」
ラーク「確かに、鏡だね。」
ノレ一 「もう朝活イベントやろう。」
ラーク「アリ。」

今日は2人出勤しているらしい。朝に活発に動いてる同士で、朝だけ修理やご飯を安く提供するイベントが出来たら面白そうだ、と話しながらモーニングセットを購入。
そして、次に向かうのは今日もBUCKS。

ウェルター「今日も来た!」

元気よくお店に入るも、人の気配がない。

ノレ一「あれ?居ない?」
ウェルター「ダサい奴が南からはるばる来たのに。」
ノレ一「毎日ダサい奴らが来る店。」

残念ながらBUCKSには人が居なかったので、DINOSAURにも行くことにした。
DINOSAURではペパーミントちゃんと1人の女性が話していた。「こんにちは~。」と挨拶をすると、丁度良かったと紹介される事に。

ミント「ノレーさんとPDさん。」

僕はノレーさんではないしウェルターもPDさんではない。

ミント「こちら新規住民の方。」
ノレ一 「新規 住民さん?」
ウェルター「住民さん。お願いします。」
住民?「違うよ!木山優だよ!新規住民ではあるけど新規住民という名前では無い!」

こちらも名前を間違えてみたが、なんだこの口デカツッコミは…。
僕とウェルターのボケに永遠とツッコミを入れ続ける木山 優。こいつは逸材かもしれない。
ボケ倒していると、カウンターに隠れていた、料理人の詩ノ 八を発見する。人見知りらしいので仲良くなってみようとカウンターの端まで追い込んでみる。

ウェルター「人見知りって聞こえたぜ。」
ミント「おちょくらない方がいい。八さん結構強いから。」
ノレ一 「大丈夫だよ。俺たちめっちゃ弱いから。」
木山 「じゃダメじゃねぇか。」

またツッコんだ。
木山 優はサンメカに興味がありそうな雰囲気だったが、サンメカはダサいしきっと疲れるから辞めた方が良い、と忠告をして帰宅する。

その後、すぐに木山 優を連れてペパーミントちゃんがお店を訪ねて来た。
あれだけ言ったのに、サンメカに興味が湧いてしまったらしい。まぁ、僕が"さいきょう"に面白いから仕方ないか…。

少し皆で雑談をしていたが、木山 優のスーツの上下の色が合っていない事が気になる。
服屋に行きたいが足が無いという木山 優に、店内の車を1台渡す。すぐに警察の友人である宇仁王 淡に電話をして「お店の車が盗まれた!」と連絡を入れた。

しかし、店に来たのは友人ではなくシミュグレンジャーという変な集団であった。
木山 優がサンメカに戻りシミュグレンジャーに詰められるも「ノレ一に好きな車持って行っていいって言われた!」の一言で流れが変わった。次は僕とウェルターが詰められる流れだったが、痺れを切らした署長の初瀬めいに「自分のケツは自分で拭け。」とシミュグレンジャーは消されてしまった。一体どこに行ってしまったのだろうか。

サンメカに来てから散々な目にあっている木山 優は後悔していた。

木山 「とんでもねぇメカニックに来たいって言っちゃってたんだ。」
ノレ一 「来たがってたんだ。」
木山 「やめていい?」
ノレ一 「良いよ、やめても。俺たち自由だから。」
木山 「自由だね。」
ノレ一 「どこよりも自由だよ。」
木山 「自由過ぎる。」

あまりにも自由な社風に驚いていた。
サンメカのコンセプトは『圧倒的自由』だ。車が嫌いでもいい、犯罪者でもいい、店番しなくてもいい、客を選んでもいい、出勤しなくてもいい、服装自由、髪型自由、働き方自由、自分の目標への足掛かりにでもなれればいいと止まり木のような会社を建てたオキナを改めて尊敬する。ここまで自由だからこそ僕はサンメカに就職したのだ。

22時02分、笹星ぽんこから、しろへの誕生日プレゼントで車を渡すので、外装カスタムをして欲しいと依頼をされた。
外装カスタムを僕に依頼するなんてセンスがいい。僕は上手下手関係なく、外装カスタムをするのが1番好きだ。

結局サンメカに入ることになった木山 優に仕事を教えながら、依頼されたカスタムを進める。
外装カスタム以外にも、宇仁王 淡から。いや、"しろ推しの王子”から貰った100万円で性能カスタムもした。カスタムを終えたタイミングで、またしてもオキナが新規住民を連れて現れた。琴吹 バニラというらしく、かなり良い声をしている。
話を聞くと、街にショタがいない事を聞いてやってきたらしい。『街にショタがいない』は過去に僕が言ったセリフだ。どこまで轟いているんだ、怖い。

そんな琴吹 バニラをトランクに乗せて、Stella*Labに車を届けに行く。
車を見た笹星ぽんこにはとても褒めて貰えた。プレゼント用の車で来た僕らは足がなくなってしまったので、笹星ぽんこにサンメカまで送ってもらった。

0時38分、例の車に乗ったしろがサンメカに訪れた。

しろ 「写真撮りに行くから修理して欲しい。」
ノレ一 「どう?これ。」
しろ 「めっちゃ可愛い!」

どうやら喜んで貰えたみたいだ。
しろのことを推してる王子が100万分のカスタムをつけてくれたことも伝えた。宇仁王 淡の事だとは気付いていないようだった。

10分後に九十九の3人が来たので、乗って来た車を修理をしてあげた。

ウェルター「修理いらないです。やめてください。」
ノレ一 「6千円ですね。」
ウェルター「6千円ならいいや。はした金。」

修理は完璧だったが、請求書の送付先を間違えて悪戯 なこに送ってしまった。

ノレ一 「あ、間違えた。」

夜も更けて来たので家に帰る支度をしていると、謎の怪物を連れたしろが、再び車の修理に来る。
宇宙生命体もちたという宇宙人を連れていたので、サンメカに誘っておいた。かなり面白い人材だったので、こっそりしろに告げる。

ノレ一 「ちゃんと捕まえておくんだよ。」

数分後にはちゃが「警察になったよ!」と報告に来てくれたので、お祝いに抹にゃラテと15万を贈った。プレゼント出来る物が何もなくて悔しかったので、今度何か買いに行こう。

家に帰ると、マンションの前で皆が騒いでいた。
皆で一緒に寝たいらしく、適当な部屋のチャイムを鳴らしまくる。僕も同じ様にチャイムを鳴らしていたが『45号室』を鳴らした途端、部屋に入ってしまった。

ノレ一 「俺の部屋って45号室だったんだ。」

1度外に行き、「45号室を押して。」と伝え、皆を招き入れる。
観測の最後まで皆で踊りながら過ごした。

誰かが呟いた言葉が記憶に残っている。
「今日は朝まで踊ろう。」

+ 感想
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【リスナー目線】

新規住民の木内さんは、言って欲しいツッコミをしてくれるから気持ちが良い。サンメカに入ってくれて嬉しい。ずっと聞いていたい。
ノレーさんは時間があれば、走ってジャンプして転ばないように耐えるを繰り返してる。だんだん上手くなっていてちょっと笑える。
今日もよく間違えて、よく転んで怪我してフラフラだった。

【るー目線】

自由って難しいよね。
秩序が無いと世界って崩壊するし、自由がないと窮屈に感じるし。程よい規律と程よい自由を持ってサンメカを運用していきたいな。
んー、でもめんどうだな。全部オキナに任せたいし、何にも言わなくていいや!

新しい人も街に増えてきてる。
木山みたいにツッコミ番長だったり、もっちーみたいに意味不明生命体だったり、琴吹ングみたいにぽんこつだったり。
じゃあ俺ってなんなの?って思った。
街にいる人たちの中で1番面白いっていうと証明が難しいから言いたくないけど、ポテンシャルが高いのは自分だと思ってる。
だって"さいきょう"なんだもん。


+ 第4話  「1人でぶつかる壁はあるよ」
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7/8 第4話 「1人でぶつかる壁はあるよ」

19時05分、昨日は皆で踊っていたはず。
知らぬ間に疲れて寝てしまったのかもしれない。

バイクでサンメカへ出勤すると、Reneroのレオンとラークが修理に来てくれた。
朝はいつもReneroに来てくれるから、今日はサンメカに来てみたと言っていた。朝が早い住民同士の優しさに触れて嬉しく思う。僕はこれからもReneroのモーニングセットを食べ続けるだろう。

いつもの様に誰も来ないので、店番を続けていると、木山 優から無線が入る。

木山 「すみません。迷子になったんで、一生行けないかも知れないです。」
ノレ一 「どこに居るの?」
木山 「山の中。」
ノレ一 「番地ある所に居るんだったら、迎え行けるけど。」
木山 「5017かな。来てくれるんですか?国境の越え方分からなくなって迷子になった。」

北と南が隔たれているだけで国境が別れているわけではないが、迎えに行った。
道中で警察から車両修理の依頼が入ってしまったので、急いで帰宅する。

19時55分、九十九の悪戯 なこがサンメカへ来る。

なこ 「おはよー!なこだよ。」

本当に誰なんだ君は。なんでそんなに馴れ馴れしいんだ。
花邑 きなこだと思って聞いても「違うよ。」と言っていたし意味が分からない。じゃあ誰やねん。怖い。

九十九の名前を見た木山 優が、不思議そうに声をかけて来た。

木山 「九十九って何をしている人なのか聞いたらボランティアしてるって…。」
木山 「ボランティアってなんですか。」
ノレ一 「え…知らない。」

あいつらボランティア活動なんてしてたのか。
タイミング良く九十九が車を修理しに来たので、聞いてみよう。

ノレ一 「何ですかボランティアって。」
なこ 「ボランティアはボランティアだよ。」
ウェルター「俺らボランティア団体だから。」
なこ 「いらない物もらったりするんだよ。」
ノレ一 「マジか。いらないものあげる。」

ポケットに入っていたゴミを押し付けることに成功した。
しかし、僕はボランティア団体に誘われてたのか。全然興味ない。普通に断ろう。九十九には悪いけど、ボランティアには興味が無いのでお誘いは断ることに決めた。

それから何台も警察車両や乾 瑠偉が救急車両の修理に来た。

ノレ一 「警察たくさん来るなぁ。忙しいのかな?」
瑠偉 「あのガキ共がコンビニ強盗やってたよ。」
ノレ一 「良いね。俺も人質やりたいな。」
木山 「なりますか?」
ノレ一 「木山がやるの?」
木山 「いや、銃持ってねぇし。」
ノレ一 「買いなよ。武器屋いたよ。」
木山 「アリだね。」

武器屋のハルに連絡を取り、サンメカに来てもらう。
無事に武器を購入したのち、木山 優は変装を用意し、遂に犯罪に手を染めた。

金庫の開錠に手間取っていたが何とか鍵を開ける。
宮村 愛のパトカーでチェイスを見届けようと後についていくと、始まった途端に木山 優の車は横転し、更に爆発した。どういう意味だ。

たまたま近くにいた乾 瑠偉の車を取り、再度逃走開始。
後から聞いた話だが、この後木山 優の車は湖に突っ込んだらしい。

21時48分、ウェルターが言う。

ウェルター「ルーさんこの服着る気になった?」

また九十九の勧誘だ。しかしボランティア団体へ入るつもりはないし、何より服装が絶妙にダサい。
いつも通り適当にあしらっていると、悪戯 なこも混ざり、ドライブへ行くことになった。

なこ 「ルーさん家族になろうぜ。」
ノレ一 「俺は家族に興味は無いよ。」
なこ 「"さいきょう"になろうぜ!楽しいことしようぜ!」
ノレ一 「すでに"さいきょう"なのに?」
ウェルター「そう言うと思いました。俺達"さいきょう"を集めたいのよ。」
ノレ一 「俺1人でも"さいきょう"なのに?」
ウェルター「1人でぶつかる壁はあるよ。」
ウェルター「高め合って欲しい。面白って高め合えると思うんだよ。」
ウェルター「そんなさいきょうの環境がありますよここに。どうですか?」

久しぶりに真面目に勧誘を受けた。
いつもは適当に冗談で言ってくるだけだったが、こう向き合われてしまうと此方もどうしていいか分からなくなってしまう。
仕方がないので、僕も本音で言う。

ノレ一「じゃあ、九十九がちゃんと面白いって所を俺に見せて欲しい。」

ウェルターは同じ職場で面白い奴だと知っているが、悪垣 ふろーらとも沢山絡みがあるわけではないし、悪戯 なこに関しては誰なのかも知らない。
本当にこいつらと一緒にいて笑って貰えるのかが分からない。楽しいは楽しいのかもしれないけれど、僕にとっては楽しくなくても笑って貰えるならなんだっていい。

23時55分、「ボコボコだよ車が!」と叫びながら、星屑 アイラがサンメカに出勤。

アイラ「白い人たちに車ぶつけられて、テメェこの野郎ってぶん殴って来た。」

こいつはとんでもねぇ奴だな。まぁでもぶつかる方が悪いか。
アイラが殴った白い人達がサンメカに表れて、アイラを誘拐して行った。自分たちの事を『おにゃんこぺん』と名乗っていた。なんだその名前は。めっちゃいいな。

0時9分、ふろーらに木の板を見せると、とても欲しがっていた。
ゴミ箱から出てきた事を伝え、一緒にゴミを漁る。

ふろーら「え!?何か変な注射刺さった!」
ノレ一 「え、なにそれ。」
ふろーら「あ゛ー…気持ちいい…。」

この時僕は「こいつは天賦の才を持っている」と確信した。

ノレ一 「九十九、思ってるより面白いのかもしれない。」

0時33分、今日は少し早めに眠ろうとバイクに乗ると、北北 ぽっくるが丁度Stella*Labの営業で来た。

ノレ一 「アイドルカフェ楽しい?」
ぽっくる「楽しいと思われる。」
ノレ一 「良かった。やりたくてやってるのか心配していたから。」
ぽっくる「自信が無いだけ。」
ノレ一 「大丈夫だよ。」
ぽっくる「…はい。」
ノレ一 「頑張ってね。」

北北 ぽっくるに「あの…寝る前に…お店……。」と言われたので、Stella*Labで買い物をしてから家に帰った。

+ 感想
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【リスナー目線】

ノレーさんが九十九に直接誘われた。
九十九のメンバーはみんな『さいきょう』?たくさんさいきょうが居るってことは、『さいきよう』の「さい」も「最」という漢字じゃ無いのかもしれない。「さいきょう」って一体なんだろう。
半グレ?ギャング?悪いことって面白いのかな?

【るー目線】

なこって奴から「家族になろうぜ」って言われたなぁ。ってかお前は誰だ。
なんで知らない奴からそんなことを言われるんだ?なんで知らない奴にそんなことが言えるんだ?怖いよ。
ウェルターが九十九に誘ってくるのは分かる。前から誘ってくれてるし、目指す所も同じだし気も合うし仲も良いしね。
ってかもしかして「家族になろうぜ」って普通にプロポーズか!?え、もしかして告白されてた?やべ、断っちゃったよ。最悪じゃん。

冗談は置いといて、どうして俺に九十九に入って欲しいのかが分からないし、よく知りもしない人間をチームに入れようとしてるのも嫌だし、俺がよく知らん人がいるのも怖いから嫌。
こう見えても結構慎重なんだぞ。あんま仲良くないよく知らん奴と深く関わっても面白くないしロクなことにならないからな。


+ 第5話  「今日は店から一歩も出ないつもりだから」
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7/10 第5話 「今日は店から一歩も出ないつもりだから」

19時02分、今日も1人で目を覚ます。少し寂しい。
そんな気持ちで外へ出ると、霧島テツがマンションの前にいたので挨拶を交わす。

テツ 「今日も1日よろしくお願いします。」
ノレ一 「こちらこそよろしくお願いします。」

朝から人に出会えたので、若干浮かれた気持ちでサンメカへ出勤。

ノレ一 「よし、今日は店から1歩も出ないぞ。」

僕は暇に飽きない。
いつも言っている事だが、忙しい日もあれば暇な日もある。客が来ないなら本でも読んで過ごせばいい。店頭に立っている事に意味があるのだ。
僕は宣言通り、2時間以上店の中で1歩も動かずに過ごした。

21時44分、白鷺 みことからヘリの出張修理を頼まれてしまう。

ノレ一 「店から一歩も出ないは無理だったけど、出張修理はしょうがない。」

現場まで行き修理を済ませたが、歪んでヘリに乗れなくなってしまった。
しっかり直ったのかも分からなかったが、許可を貰えたので請求書は送りつけた。
後から聞いたが、直っていなかったらしい。ごめん。ごめん…?

21時52分、オキナが出勤。もう22時か。

ノレ一 「今日は店から一歩も出ないつもりだから。」
オキナ「あ、そうなの?」
ノレ一 「俺の力を見せつける。」
オキナ「なるほどね。」
ノレ一 「21時まで立ってただけだよ。俺はそれが苦じゃない。」
オキナ「できちゃう人だからな。」
ノレ一 「何も問題ない。」
オキナ「そういう人がお店に立つのが一番向いてるね。」

22時25分、セツから北で初めてコンビニ強盗したと聞いた。
この街にも犯罪者が増えてきた気がする。

セツ 「結構稼げるものですね。」
ノレ一 「いいな。」
セツ 「九十九の金髪君には誘われないんですか?」
ノレ一 「誘われてはいるけど、考えてる。」
セツ 「ハハハ、なるほど。人の自由ですからね。」
セツ 「よく南側で悪いことやりますよ。あの人たちは。」
ノレ一 「いいんじゃない?それが面白いよ。」
セツ 「面白いねぇ。頑張ってもらわないとな、ああいう犯罪者の皆さまには。」

セツに言われて思い出したが、昨日は随分と真面目に勧誘を受けた。
ウェルターが僕を誘うのは納得が出来るが、悪戯 なこはどうして知りもしない僕と「家族になろう」なんて言ってきたのだろうか。

22時36分、BACKSのダン フェイトがバイクを修理しに来店した。
ダン フェイトにはダサい男として覚えられている為、バイクに乗ったり飛び越えたりしてみる。

ダン 「誰の単車に乗ってんだ。」
ノレ一 「ダンさんのやつ。」
ダン 「乗るな。」
ノレ一 「怪我した。」
ダン 「自業自得だw」
ノレ一 「それはそうだ。勝手に乗って怪我したんだから俺が悪い。」

ダン 「…最近どうだ?」
ダン 「客の入れ具合とか。」
ノレ一 「全然来ないよ。もちろん。」
ノレ一 「今日も2時間この場から一歩も動いてない。」
ノレ一 「俺はここから一歩も動かない。」
ダン 「じゃ、動くなよ。」
ノレ一 「客が来るまで動かない俺は。」
ダン 「動くなよ。」

そう言ってバイクに跨ったダン フェイトは、僕を見つめたままアクセルを踏んだ。

ノレ一 「無キズだ。」
オキナ「固い意志を感じたな。」
ダン 「ああ、凄い。漢だ。」
ノレ一 「普通に速すぎて動けない。」
ダン 「お前は漢だ。」
ノレ一 「ダサい漢。」

ダン フェイトはオキナを後ろに乗せ、もう一度轢いて去って行った。

ダン 「動かねえなぁ。」

23時39分、真城・U・ゼベピピが救急隊ヘリの修理とカラーカスタム依頼のため来店。
無線で何やら話していた。

真城 「いいよー。全員クビで。」
真城 「全員クビだろう。浮かれた気持ちで救急に来やがって。」

話を聞くと、救急隊の風通しが悪いらしい。

ノレ一 「他の所が風通し悪いのは気持ちがいいな。」
オキナ「こっちは風通ししかない。」
ノレ一 「俺、風。」
ウェルター「俺は風になる。」
ノレ一 「通っていく。駆けていく。」
真城 「居なくなるだろ。」
オキナ「居なくなっても良いように、無限に従業員雇ってるから。」
真城 「こんな朝から突っ立ってる奴居なくなんないだろ。」

どっちだよ。

23時45分、アイル・ヴェレーノから「おはよう。」と無線が入った。
真城・U・ゼベピピのヘリを借りて、ウェルターと一緒に北まで迎えに行く。
帰りにヘリを爆発させ、修理費を稼ごうと計画を立てた。

ウェルター「よっしゃー、帰るぞー。」
ノレ一 「俺たち帰り際に死ぬから。」
アイル 「何で?やめてね。」

計画通りにサンメカに墜落したが、僕とアイルは異世界に飛ばされてしまった。

ノレ一 「何も見えなくなった。ここどこ?」
アイル「何も見えないw」

僕はアイル・ヴェレーノと2人だけの世界に連れて行かれてしまったので、瞑想をした後クリス・ソジュンに病院まで送って貰った。
結局修理費は稼げず、治療費を払う羽目になってしまった。

0時37分、武器屋が車の修理の為に来店。
近辺に強い車は落ちていると言われたが、僕とウェルターはあまり見つける事が出来ていないと話した。
話を聞いた艶道 ざくろが、無の民のZentornoを持って来た。

ざくろ 「ほら、その辺に落ちてるじゃん。」
ウェルター「どこ!」
ノレ一 「教えろ!」
ざくろ 「足使え!」
ウェルター「どこ!教えて!」
ノレ一 「お願い!」
ざくろ 「頭と足使え!」
ノレ一 「どっちもない!」

丁度良く、悪戯で武器屋オーナーの車をメカニックの裏側へ隠していたので、交換条件に情報を聞き出す。

ざくろ 「カラフルな立駐にある!」
ノレ一 「それどこ!」
ざくろ 「オーナーの車どこ!?」
ノレ一 「カラフルな立駐どこ!?」
ウェルター「言うから言って!」

結局、武器屋オーナーの車に乗り、強い車が停めてある所に向かう。
カラフルな立駐と言っていたが、到着したのは知っている赤立駐だった。

1時27分、少し早めにマンションへ帰宅。
マンションの入り口にはにかいどうむぎという女性が居た。

ノレ一 「え、誰。」

+ 感想
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【リスナー目線】

ほとんどサンメカから出ない1日。メカニックの真ん中に立ってお客さんが来るのを待っている。そんなゆったりと流れる時間も悪くない。悪くないどころか私は好き。

ダンさんのバイクに乗ったり飛び越えているところを見つかって、ダンさんの怒っていそうな声色にドキドキヒヤヒヤした。でもノレーさんは悪びれる様子も無く、転んでフラフラしながら「怪我した。」って。たった一言でふっと緩んだ空気になった。ダンさんにダセェ奴と認識されてるからなのか、ただノレ一さんが面白い人だからかは分からないけど、ノレ一さん凄いって思った。

【るー目線】

俺がどんだけ努力してるか。
毎日19時から店開けて2時まで店頭に立ち続けてるんだぞ。普通に頭おかしいだろ。

そもそも、大事なのは『この店には人が居る』『行けば開いてる』って思わせることだよ。客の需要を理解してない奴は経営に向いてないと思う。自分のやりたいこともあるのかもしれないけど、お店に人が来て欲しいなら、売上を上げたいなら、ひたすら立ち続ければいいじゃん。
客が来なくてもずっと無言でも立つの!分かった!?不動明王とか言われてんだぞ俺!?
ってか不動明王ってなんで不動明王なの?そりゃ銅像なんだから動かねぇだろ。あれなの?そういう人が居たって事なの?動かないで王になったってことかな。不動明王すげぇ。

また話逸れちゃった。失敬失敬。
ただ、俺が何の努力もしてないのに客が沢山来てーとか思われたくないからね。誰よりも努力してんのは俺だし、誰よりも需要を理解して実行してるのも俺だ。ってかサブオーナーってそうあるべきじゃないのか。オーナーは下を見る必要があると思うけど、サブオーナーは下に見てもらう必要があると思ってんだよね。

努力で黙らせるよ、全部。


+ 第6話  「頑張ってる人は素敵ですよ」
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7/11 第6話 「頑張ってる人は素敵ですよ」

19時03分、目を覚ます。1人での目覚めにも慣れて来た。
サンメカに出勤し、『今日も早いよ』とチャーブルで呟くと、初瀬 めいから電話がかかって来た。

めい 「何番ですか?」
ノレ一 「ID?5番。」
めい 「甘いね、1番なんだよ。」

何故か煽られて電話を切られた。チャーブルでも煽られていた。
数分後に再び初瀬 めいから電話。

ノレ一 「なんだなんだw」
めい 「あの…出張修理できますか?」

なんだこいつ。

19時27分、はちゃがボロボロのパトカーを修理にやって来る。
車の空中制御について教えてもらったらしく、「昨日知った。できない」と言っていたので、おススメの練習場所を教えた。
はちゃはいつも努力をしていて本当に偉い。

20時07分、猫原 千紘のヘリを修理していると、錫実 鉄がパトカー修理に来た。

鉄 「お金持って来たよー。」
猫原「えっ、そういう関係?金友?」
ノレ一 「そう。お金で友達やってる。」
鉄 「違う違うw 普通に友達w」

僕はあまり気にしていなかったが、確かに鉄とはかなり仲が良い。
いつもサンメカに来てくれているし、僕のボケで沢山笑って沢山ツッコんでくれる面白い奴だ。それに、鉄もいつも朝から働いていて本当に偉い。

その後もはちゃがパトカーの修理に来る。

はちゃ「え〜ん。またロストした。」
ノレ一 「頑張れ。」
はちゃ「がんばる。」

続いて鉄がパトカーの修理に。

鉄 「大至急直してもらうと助かる。」
ノレ一 「無限に来る。」
鉄 「速い黒のジェスターとチェイスしてるんだけど、一瞬で消える。アタックもさせてもらえない。」
鉄 「悔しい。」

警察はこの2人しかいないのか?
それにしても犯罪者も朝から頑張っている。無線で声でもかけておこう。

ノレ一 「ウェルターくんのジェスターがクソ速くて、警察が車ボコボコになって無限に仕事来る。」
ウェルター「イッパイカセイデオイテ。」

変な声で返事をしたウェルターがやはり犯人なのだろう。
僕の周りの人はみんな頑張っている。

22時47分、BACKSのダン・フェイトとノーム・ヴォネットが顔を出しに来てくれた。

ノレ一 「ダンさんじゃん。」
ダン 「おう。南のダサいやつ1、2」
ノレ一 「いらっしゃい!ここが南で一番ダサい場所。」
ウェルター「イェーイ。見ってるー?」

ウェルターとピースや筋トレで存在感をアピールすると

ダン 「おお〜、ちゃんとダセェな、オメェら。」
ノレ一 「ダサさナンバーワン。」
ダン 「ダサいの貫く姿勢、嫌いじゃない。」
ウェルター「自分があるからね。」
ダン 「どうなん?お客さん来てる?」
ノレ一 「この有り様を見てくださいよ。」
ダン 「でもここって店員多いやろ?」
ウェルター「所属は多いけど、実働は少ない。」
ノレ一 「実働も少ないし、客も少ないし、そもそも人めっちゃ働いてるから、客来たところで一人しかできないから金、稼げないし。」
ダン 「で、不動明王してんの?ここで。」
ノレ一 「そう。ずっと立ってる。」
ダン 「凄いな。」
ノレ一 「俺はそれが出来るから。」

ダン・フェイトは声に圧があるだけでとても優しい人だ。
頑張りを認めてくれるし、こうして北から遊びにも来てくれる。いつかバイクを買ったら絶対にダンさんにカスタムして貰おう。

23時17分、アイル・ヴェレーノから「おはようございます」と無線が入る。

アイル「暇な人いる~?」
ノレ一 「ヘリ借りてくるから待ってて。」

僕は昨日と同じ様に迎えに行くことにした。
救急隊の副院長、白鷺 みことに頼み、ヘリで北まで向かう。アイル・ヴェレーノをヘリに乗せ、サンメカへの帰宅途中。

ウェルター「サンメカには絶対に墜落しないで欲しい。」
ノレ一 「絶対に。」
みこと「俺まだこと事故ったことないんちゃう?」

と、見事なフリを回収し、サンメカへ突っ込んだ。

オキナ「はい、いらっしゃい。」

0時03分、はちゃが自家用車の外装カスタムをして欲しい、と車を持って来てくれた。

ノレ一 「色は決めてる?」
はちゃ「全然決めてない。オレンジとかクリーム色とかで可愛い感じが良いかな。」
ノレ一 「いいよー。」
はちゃ「可愛かったら良いけど、ドア無いこれ。もうすでにー。」
ノレ一 「知らない、知らない。」
はちゃ「ドアなーい。」
ノレ一 「うるさいw」
はちゃ「ドア付けてー。」

ドアが壊れていると騒いで走り回るので「分かった分かった」とまずは車を修理した。
はちゃは今日1日中チェイスをしていたらしく、酷く疲れている様子だ。

はちゃ「前にスコップ付いた。」
ノレ一 「いらないな…。」
はちゃ「一周回ってそれもアリ。」
ノレ一 「ナシだろ。」
はちゃ「うん、ない。」
ノレ一 「はあ?」
はちゃ「マジ無い。訳わかんないから、訳わかんなくていい。」
ノレ一 「訳わかんないのが好きってこと?」
はちゃ「そんなこと無い。」
ノレ一 「無いやん。」

やっぱり疲れすぎている。意味が分からない。
その後もオレンジ色にしたり茶色にしたりと色々試していたが、はちゃは無線で呼ばれて仕事へ向かってしまった。

ノレ一 「はちゃは偉いね。頑張ってて偉いよ。」
ノレ一 「俺は頑張ってる人が好きだよ。」
ノレ一 「理由は簡単で、俺がめっちゃ頑張ってるからなんだけど。」
ノレ一 「頑張ってる人と頑張っていない人だったら、頑張ってる人の方が好きだよ。もちろん。」
ノレ一 「頑張ってる人は素敵ですよ。はちゃも素敵な人だよ。」

カスタムを終え、残りの業務に勤しんでいると、はちゃがボロボロのパトカーに乗って帰って来た。
完成した車を「マジで天才」と褒めてくれて"ぷいぷい"という名前を付けていた。僕は何故か頭痛がする名付けに心がざわついた。

本署前のガレージまで車を運ぶと、はちゃは「可愛いけどもう時間おっそいからね、ねんねー」と"ぷいぷい"に話しかけていた。
本当に気に入ってくれたようで嬉しい。

1時51分、株は下がってしまったが、貯金は600万円まで貯まった。
今日も良い1日だった。いい加減に早く原付生活からおさらばしたい。

+ 感想
読んでくれてありがとう

【リスナー目線】

今日はシャッターが開きっぱなしになる位置に立ってお客さんを待つ。シャッターが開いてると映画のスクリーンのように見えてちょっと楽しい。
私は小さい頃、幼馴染の「あ〜そ〜ぼ。」の誘いを「いまヒマしてるからあそべない。」って断ったことがある。おかしな子だった。でもそのくらい暇は面白い。

九十九のウェルターくんとのチェイスで警察車両の修理が無限に来る。みんな頑張ってる。
魚釣りで生計を立てようとする白市民が経済を破綻させて、強盗する黒市民が街を救う?一体どうなってるんだ。この街では悪いことが悪いことじゃないのかもしれない。

【るー目線】

今日もずっと立ってた。意味分からないくらい立ってた。
なんかどうやら皆はこれが出来ないっぽいね。なんで?仕事してる時に暇な時間があったら無理なタイプなの?じゃあラブホテルの受付はおすすめしないよ。死ぬほど暇だからね。僕はイヤホンして映画見てたけど。客が来たら鍵渡して3時間に1回くらいお金数えるだけだし。

暇に耐えられないって大変そう。毎日ずっと忙しくしてるのかな。俺は公園散歩したり本読んだり瞑想したりたまにはえっちなこともしたいけど出来なくて悲しんだり音楽聴いたり色々あるんだけど。皆は暇なときにそういうことしないの?どうやって生きてるの?わかんないよ。

でもどうせ俺がおかしいんだろうなぁ。
今まで生きてきて『変』って言われた事が多すぎるから流石に分かるよ。でも、変なのは俺じゃなくて世界だよ。


+ 第7話  「北に行ってる数が違う」
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7/12 第7話 「北に行ってる数が違う」

19時02分、今日も朝早くに目を覚ます。
いつも通りサンメカに出勤し、店頭でお客を待つ。
すぐに、はちゃから電話があり、

はちゃ「パトカー持って行きます。パトカー持って行きます。パトカー持って行きます。じゃあねー。」

と言われ、一方的に切られてしまった。
数分後にはちゃ、 鉄、 宇仁王 淡が警察車両の修理に来た。
朝にこの光景を見るのにももう慣れてきたな。いつも早起きで偉い。皆も俺も。

19時27分、ウェルターから「ルーが居ると聞いてきた人がいる。」と無線が入ったので、店頭へ向かうとMechahoricの星空 みるが遊びに来ていた。

星空 「今日星ちゃん誕生日なんだ。おめでとう言ってもらいたくて来た。」
ノレ一 「そうなの?あげれる物ないなぁ。」
星空 「いい、おめでとうが欲しい。」
ノレ一 「おめでとうは言わないけど…。」
星空 「なんで、おめでとう言ってよ。おめでとうが欲しくて来たのに。」
ノレ一 「これあげる。」
アイル「俺やねん。」

星空 みるに誕生日プレゼントで渡したふりふりペンライトチュロスが、アイルのポケットに入ってしまった。

数分後、ウェルターがアイルを人質にして犯罪に行ってしまったので、星空 みると二人きりになってしまった。
若干気まずいと思っていたが、星空 みるは僕と友達だと思っていたらしい。

星空 「私たち友達でしょ?」
ノレ一 「え、そうなの。」
星空 「違うの?」

僕はそこまで親しい仲だと思っていなかったが、どうやら友達だったらしい。

19時45分、ReneroがOPENしたので、早速買いに出かける。
お店の前で「いらっしゃい」と声が聞こえたので辺りを見渡してみると、ラークが木に留まり、セミになっていた。

ラーク「みーんみんみん。」
ノレ一 「何ゼミかな?誕生日ゼミかな。」
ラーク「……w」

僕と同じく買い物に来た宇仁王 淡と雑談をしていると、従業員のアリエスが出勤したようで、話しかけて来た。

アリエス「危ないバイクの運転してた方じゃないですか。」
ノレ一 「ん?誰?」
アリエス「曲がる時ギュイーンと曲がって来て危なかった!」
ノレ一 「あ、ゴメン。」
アリエス「軽っ。」
淡 「ヨシ、偉い。ゴメンが出来たら大丈夫だね。」
アリエス「ゴメンで許すかどうかは私やん。」
ノレ一 「警察が許してた。いいって言ってた警察が。」
淡 「そうですね。警察が全てなんで。」
アリエス「やだこの街の警察。」
淡 「僕がルールなんで。」
アリエス「腹立つ。」

帰り際、ラークに「誕生日おめでとう。」と伝えてから帰った。

20時14分、僕とウェルターとアイルの3人でStella*Labへ行く。
店内には救急隊の副院長、乾 瑠偉がいた。

ウェルター「やっぱ副院長居るんだよね。」
ノレ一 「いっつも居るやん。」
瑠偉 「いつも居るよ。」
ノレ一 「いつも居るのキモ過ぎるだろ。」
瑠偉 「居ないことないだろ。」
ノレ一 「副院長ってこの街で一番キモいからね。」
ウェルター「この国のトップ。」
ノレ一 「トップ オブ ザ キモ!」
みやび「殴っていいよ。」
ノレ一 「キモキング、キモキン。」

ウェルターと2人で乾 瑠偉をイジって遊んでいたが、鎮静剤を打たれてしまった。

ノレ一&ウェルター「うわぁーーー!!!」

22時31分、オキナが主催でレースを開催する事を知った。
自家用車なら何でもOKで、2人1組で参加との事。

ノレ一 「ペアレースらしい。車でBUCKSまで行って何か買って、もう1人に交代して帰って来るみたいなんだけど、俺は原付で終わってるからウェルターくんのサルタンで行こう。」
ウェルター「あれ押収されてるんだよね。」
ノレ一 「何やってんだ。」

押収所まで車を取りに行き、帰ってからレースコースの下見を行う。
少し遠回りだが、高速道路を進む道で行くのが速いだろうと確認をした。
車の整備、道順、鍵の受け渡しをしなくても2人で運転できるようにしたり、スタートの方向など、細かい所までウェルターと相談し準備を整えた。

レースは作戦通りに進み、他のチームにトップを譲ることなくゴール。

ウェルター「北、沢山行っておいて良かった。」
ノレ一 「犯罪者で良かった?」
ウェルター「犯罪者で良かったw」
ノレ一 「北に行ってる数が違う?」
ウェルター「お前らとは北に行ってる数が違う。走り慣れてる。」

参加者全員がゴールし、順位発表の際にダン・フェイトが「えっ!?ダサ兄弟!?」と驚いていたが、僕らは観測が始まって最初のレースの勝者となった。

23時40分、星屑 アイラがお金がないと話していたので、1つ思いついた方法を提案した。

ノレ一 「コンビニ強盗の解放条件で、ジャンケンに勝ったら見逃してってのはどう?」
アイラ「あ、いいね。」

強制瞑想の時間が迫ってきていたので、一旦ご飯を買いにStella*Labへ。
はっぴーゆんぴーが退勤したと聞き、帰ろうとした所、ボディ・ガドゥに引き留められた。

ガドゥ「商品を買うまで出られない店です。」
ノレ一 「閉じ込められた!ボディ・ガドゥやべぇ。」

仕方ないので、食べ物を購入し少し雑談をしてからサンメカへ戻った。

0時11分、強制瞑想後にコンビニ強盗を決行する。
星屑 アイラはスターダストに変装し、ウェルターは記者に変装、そして僕は人質だ。

3人で走ってコンビニまで向かい、強盗を開始した。対応してくれる警察は初瀬 或翔だった。
僕の提案通り、人質解放条件をじゃんけんにしたスターダストは、無事に勝利を収めた。

ノレ一 「勝ってんのおもろ。」
ウェルター「マジか…いいんだこれで。」

0時56分、サンメカの前で客を待っていると、1台の救急車が修理にやって来た。
すると、車内から誰よりも聞き馴染みのある声が聞こえて来た。

???「すみませーん。車直して欲しくて。」

一瞬で声の主を理解した僕は、嬉しそうに怒りながら駆け寄った。

ノレ一 「は!?お前待て。何やってんだテメェ。」
ルイ 「はは、命救おうかなって!」
ノレ一 「お前は命を取る側だろ。」

僕は数々の国や街を転々として来たが、そのほとんどにこいつはいた。所謂腐れ縁というやつだ。
久々の再会で、仲の良さを確かめるかのようにお互いを殴り合い、その場で別れた。
相変わらずアイツは頭がおかしい。

数分後に、サンメカに帰って来たオキナが、ダン・フェイトが病院で暴れていると言っていた。
どうやら救急隊の新人隊員が、BUCKSの近くでの医療行為後、「45番に切って」を「45万切って」と聞き違いし、45万円を請求してしまったらしい。

僕は腐れ縁のアイツを思い出していた。

ノレ一 「1人思い当たる奴がいるなぁ…。」

1時52分、街も眠りにつく頃、原付でふろーらと二人乗りをしてマンションへ帰宅する。
何故かマンション前でふろーらが餓死してしまったが、偶々居合わせた救急隊の星乃宮 うららが蘇生してくれた。

ふろーらに言われ、123号室のベルを鳴らすと、はちゃの部屋で沢山の人が集まっていた。
人の部屋という事を気にもせず、シャワーを浴びて裸のまま眠りについた。

+ 感想
読んでくれてありがとう

【リスナー目線】

観測始まって初めてのレース。優勝おめでとう!!開催することを聞いてからスタートまでの短い時間の中で、あれだけしっかりと細やかに準備するの流石。
レース本番ではお互い臨機応変に対応してるし、ゲートを抜ける時には、北に行き慣れたウェルターくんのアドバイスを受けて躊躇なく突っ込むし、信頼感が気持ち良かった。
ノレ一さん一人でも楽しいし面白いけど、誰かと協力するのも良いなぁって思った。

【るー目線】

俺って誰かと一緒にいる時に倍面白くなる性質を持っているんだけど、ウェルターと一緒にいる時が特に凄い。
他の人なら焼いたパンに目玉焼きを乗せたくらい凄いけど、ウェルターの場合は焼肉に焼肉のたれくらい凄い。相性抜群。ポケモンなら草とひこう。トロピウス。
俺と同じ熱量でボケてくれる奴って大切なんだよ。そいつよりも強いボケしなきゃって限界を越えられるから。

何の話してんだ。
とりあえず、レース勝ててよかった。俺は"さいきょう"だ。


+ 第8話  「勝って草」
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7/13 第8話 「勝って草。」

ノレ一 「おはよう。」

気付けば自分の部屋にいて、今日も早朝からサンメカに出勤。
しかし、出勤したかと思えば、ピコトに人質にされてコンビニに連れて行かれてしまった。
ピコトがレジを漁っている間に金庫を開き、両手を上げて出て行こうとした所、対応に来た錫実 鉄に撃ち殺されてしまった。

ノレ一 「え、なんで?」
鉄 「ルーちゃん本当ごめん。」

きっと間違えてしまったのだろう。
僕もよく間違えてしまうので人の間違いを責めることは出来ない。

21時11分、サンメカにルイがバイクで突っ込んできた。
先日の事件の事を悔やんでいる様子だった。

ルイ 「昨日45番と45万を聞き間違えて大事になったんだから。」
ノレ一 「知ってるよ。」
ルイ 「何で知ってんの?」
ノレ一 「大事になったからだよ。」
ルイ 「なるほどね。」
ノレ一 「やっぱりお前はとんでもねぇな。愛してるぞ。」

ルイはいつも僕の想像を越える事をしてくる。
僕はその度にこいつと友達で良かったと実感するのだ。

21時57分、サンメカの表に真城・U・ゼベピピの救急隊ヘリがあったので、ウェルターと『車をぶつけて爆発させた方が負け』というチキンレースを始めた。
2人で交互に車をぶつけ、次で爆発しそうだというタイミングで、錫実 鉄が車の修理に来たので参加させた。
予想通り、錫実 鉄の最後のアタックでヘリは爆発した。

真城 「何してくれてんですかこれ!?」
鉄  「ごめんなさい。車は急には止まれませんでした。」
真城 「止まる気なかったでしょ。」
鉄  「いやいや、めっちゃブレーキ踏んだんですけど…。」

黒焦げのヘリは敷地外に出てしまったので、出張修理扱いとなった。
錫実 鉄は「修理代は払うので。」と言っていたが、間違えて真城・U・ゼベピピに請求書を送ってしまった。

ノレ一 「あっちゃ~……。」

22時12分、しろが最近の街の様子を聞きに来た。

しろ 「どうも、この街代表のおもんな女しろあんこです。」

同時に華月 龍司がバイク修理に来店し、しろと雑談をしていたので、たん王子に電話をかけ、しろがStella*Labに出勤する事を伝えた。

淡 「必ず行く。」

ウェルターに、たん王子に電話をした事を話すと、「王子に会いたい」と言うので、僕たちもStella*Labに行くことにした。
足が無かったので、丁度良く置いてあったしろの車を借りた。

ウェルター「これ乗ろうよ。」
ノレ一 「ああ、これで行くか。」
しろ 「しろの!しろの車ー!」

後方からしろの叫び声と共にサイレンが聞こえてくる。
華月 龍司がバイクに乗って追いかけて来た。

華月 「アイドルの車を盗まなーい。」
ウェルター「どこにアイドルがいた?」
ノレ一 「…? あのメカにアイドルはいない。」

何度もアタックされ、ボロボロの状態でStella*Labに到着したが、華月 龍司に捕まってしまい、しろを迎えに行くことになった。
1人で迎えに行くはずだったが、ウェルターが乗り込んできて再びチェイスが開始。

華月 「待ちなさーい!」
ノレ一 「やばい!この車バイクよりアタック弱い!」

バイクにひっくり返されそうな車で何とか逃げていた所、ウェルターが「スタントしよう!」と言ってきた。
趣味の1つであるスタントをやってみるか、と提案に乗ってみる。

ウェルター「ディーラーの所行こう!」
ノレ一 「敢えてここ曲がっちゃったりして!」
ウェルター「いいねいいね、あそこ飛ぼう!」
ノレ一 「真っ直ぐ飛ぶと見せかけて!左に入っちゃったりして!」

真っ直ぐ飛ばずに横に飛ぶフェイントで上手く撒くことに成功した。

ノレ一 「勝って草。」
ウェルター「これ実力です。」

そのままサンメカへ行くも、華月 龍司がいて捕まってしまった。

ノレ一 「なんでよ!撒いたじゃん!」
華月 「再発見だ。」

そして、しろはサンメカには居なかったので、3人でStella*Labに戻った。

Stella*Labでは、最近体験で入ったらしいはっぴーゆんぴーがいて、早速接客を受けた。
1度買い物をした事で好感度が1上がったらしい。好感度の最大値は2億で、真城・U・ゼベピピは失礼なことを言い、かなりの減点されていた。
僕は今までキャストの推しがいなかったので、はっぴーゆんぴーを推しにしようか考えている。
未だに結論は出ていない。ただ、出勤を確認したら会いに来ようと思った。

1時26分、少し早めに家に帰宅し、株を確認する。
数日前に入れたお金が中々増えない。

ノレ一 「ぐ、ぐぬぬ…ちょっとは上がってくれ。」

下唇を噛み締めながら眠りについた。

+ 感想
読んでくれてありがとう


【るー目線】

実際にチェイスってちゃんとしたことない。他の街でも大型犯罪ばっかりやってて小型犯罪やったことなかったし。
でもスタントは好きだからやってみたい。

白市民は仕事しかやる事見つからないってよくあるんだよ。だから俺は推し活とかするんだけど。
でも、そういう中で色んなことを考えて、レースとかやってくれるのは助かるよね。


+ 第9話  「楽しいと思う方に行こうと思って」
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7/14 第9話 「楽しいと思う方に行こうと思って」

19時02分、目を覚ました。

Reneroの開店待ちをしようとしていたが、遠くでパトカーの音がしたのでサンメカに出勤した。
開店待ちはまた今度にしよう。

暫くすると、いつもの様にはちゃが警察車両の修理にやって来た。

はちゃ「そう言えば、釣りの値段安くなったじゃんね。」
はちゃ「楽しいから行こうよ。」
ノレ一 「いいよ。」
はちゃ「やったぁ。」
ノレ一 「ダイビングもしよう。」
はちゃ「ダイビング?」
ノレ一 「ダイビング出来るらしいよ。」
はちゃ「え、本当?いいなやりたい。」
ノレ一 「いつでもいいよ。暇だからさ。」
はちゃ「今日じゃないかもだけど行こう。約束ね。」
ノレ一 「うん。」

楽しみが1つ増えた。
しかし、はちゃはどことなく元気が無いように思えた。

その後、チャーブルでReneroの開店を知ったので、ウェルターと共に買い出しに行った。
モーニングセットを購入していると、はちゃからヘリの修理の依頼の電話が来た。
どうやら入れ違いになってしまったようだ。

Reneroで新しく始まったくじ引きのサービスなどを受け、サンメカに戻ろうとバイクに跨ると、再びはちゃから電話があり「色々試して遊んでいたらヘリをインパウンドしちゃって無くなった」と言われた。
「足は大丈夫」と言っていたので、ウェルターと原付で帰宅している途中、走って帰るはちゃがいたので、2人で本署に着くまで応援した。

はちゃ「懐かしいなぁ。初日思い出すわ。」
はちゃ「今ネガティブスイッチ入ってる。」

やはりはちゃは落ち込んでいるようだった。
何があったのかは知らない。話したいと思った時に話してくれればいい。

19時28分、サンメカに1台の車が入店する。
中から九十九の服を着た錫実 鉄が出て来た。

ノレ一 「ダサい服着てんじゃん、どうした鉄。」
鉄  「俺も九十九なんだ。」
ノレ一 「警察は?」
鉄  「辞めた。」
ノレ一 「なんで?」
鉄  「楽しいと思う方に行こうと思って。九十九入ってみた。」
ノレ一 「そっか。」

ノレ一 「それ、はちゃも知ってる?」
鉄  「うん、みんな知ってるよ。」
ノレ一 「だから元気無かったのか。」
鉄  「みたいだね…。」

僕は友達が犯罪者になる事には何も思わない。
鉄が鉄の信念を貫いた結果、九十九に入ったと言うなら何も言うことは無い。
ただ、はちゃの元気がない原因が鉄だと知って少し悲しくなった。

ウェルターや鉄、悪戯 なこと話していると、三度目の修理にはちゃが来店した。
気まずい雰囲気になりそうだと身構えていたが、そうでもないようだった。

鉄  「ゆゆちゃん、警察増えたら教えて。」
はちゃ「やだ。」
鉄  「何で?」
はちゃ「やだやだやだ、全部やだ。」
ノレ一 「仲良くしてよ。」

友達同士の喧嘩なんて見たくなかったが、仲の良いじゃれ合いにも見えて微笑ましい。
道が変わっても仲良くしていて欲しい。皆が笑っていて欲しい。

20時47分、久しぶりに蛇川 莉里がサンメカに顔を出した。

莉里 「ルーさん、ここへ入れてもらったのはいいのですが、どうも来る時間が無くて…。」
ノレ一 「別に来なくていいんじゃない?」
莉里 「でもオーナーにもいつ来るのって言われたから、退職した方が良いのかなと思って。」
ノレ一 「別にしなくて良いよ。うち出勤しなくても良いから。」
莉里 「えっ。」
ノレ一 「自由がモットーだから。働かなくてもいいし、なんもしなくてもいいよ。」
莉里 「籍だけ置かせてもらってるの申し訳なくない?」
ノレ一 「いいよ別に。タバコ屋が倒産したら帰ってくればいい。副業残しておいた方が良いよ。」
莉里 「なるほど…ありがとうございます。」
ノレ一 「入ってても入って無くても変わんないなら、入っとけばいいじゃん。」
莉里 「ありがとうございます。ケジメつけた方が良いのかなと思って。」
ノレ一 「うちにそういうの無いでしょ。オキナは女の子に優しいから。」
莉里 「出勤しますね。」
ノレ一 「したくなった時にすれば良いんじゃない?」
ノレ一 「オキナも、どっかに繋がるまでの足掛かりになってくれればって言ってたよ。」

律儀だ。
サンメカには籍だけ置いて働いていない奴しかいないのに。
責任感が強くしっかりしている蛇川 莉里にはサンメカで働いていて欲しい気持ちもあった。

21時48分、しろから「観光しない?」と電話がかかって来たので、アッシーくんとして原付を出す。

ノレ一 「どこ行けばいいの?」
しろ 「なんか、おでけけ。」

ほとんどの人に会っていないと言うので、南部のお店を巡る事にした。
Neveに向かうも閉まっていた。次にReneroに向かう。Reneroではラ・バロンスとパイシーズと連絡先を交換することが出来たようだ。
その他のいくつかのお店を回り、最後に武器屋バッツへ。

しろ 「おすすめの武器ありますか?」
ばつば「おすすめの武器は、俺の背負っているトンプソンって武器で25万だ。買え!」
しろ 「買います!」
ばつば「嘘だろ。」

しろは何故か1番高い武器を買っていた。

ばつば「じゃあ、あんこちゃんありがとね。」
しろ 「こちらこそだよ。」
ばつば「ありがとう。愛してる。きゅん、きゅん。」
しろ 「ばつばつまるさん、ステララボにも来てね。」
ばつば「うん、うん、うん。行く行く行く!」
しろ 「今ね、ファンの人募集中だから。」
ばつば「ファン、ファン、俺ファン。結婚してください。」
しろ 「やです。」
ばつば「帰れ!抱けねぇアイドルはいらん!」

本当になんでこの人は南に住めてるんだ。
しろは買った銃を持ち、北に遊びに行くと言っていた。

22時32分、悪垣 ふろーらが「今がチャンスだからお金を稼ぎにコンビニ強盗をする」と言い、人質にされた。
遅そうなファミリーカーを盗んだ悪垣 ふろーらの横に乗り込むが、いつまで経っても発進しない。

ふろーら「アレ!?死んでる!?」
ノレ一 「何をやってるのこいつはw 動かないと思ったら餓死してんのかよw」

救急隊の鎌 倉之介が助けに来てくれ、2人で病院まで送ってもらう。
かなりの時間が経ってしまったので「もう、チャンスじゃないんじゃ無い?」と聞くと「逆にチャンス」と言うので、再び車を盗む。

ふろーら「あ、ミスった。」

悪垣 ふろーらが車両窃盗をことごとく失敗するので、銃で脅して盗む事をすすめた。
しかし、悪垣 ふろーらは銃を持っていなかった。

ふろーら「そもそも銃もない。」
ノレ一 「じゃあ強盗出来ねーじゃねぇか。お前どこ行こうとしてたんだよ。」
ふろーら「武器屋行こう武器屋w」

武器屋に行くならどんな車でもいいだろうと、その辺にある車に乗り込む。

ふろーら「ルーパパ、この車で来たの?」
ノレ一 「来てねーよ。救急車で一緒に来ただろ。」

こいつなんでこんな面白い?
やることなすこと全てが間違っていて最高に面白い。

武器屋にて銃と弾を買い、無事に車も手に入れたので、ようやくコンビニ強盗開始。
が、上手く出来るわけもなく、

ふろーら「弾が出ないんだけど。」

とコンビニの外へ出て来た。
ここまで1時間以上何も出来ていない悪垣 ふろーらに痺れを切らしたのか、同じ九十九の将暉が手伝ってくれていた。
そんな状況でも悪垣 ふろーらは「将暉まだあ?」などと味方を煽っていた。

23時07分、サンメカへ戻り長すぎた人質から解放された。
その後も何度か人質になったり、メカニックの仕事をして過ごした。

1時17分、街の終わり際に笹星 ぽんこ来店し、バイクの外装カスタムを依頼された。

ぽんこ「カスタムはルーさんに任せるのが一番良い。信頼してる。」

ここまで褒めて貰える事は中々ない。
期待に応えたい気持ちで、少し時間はかかってしまったが満足のいくカスタムをすることが出来た。
笹星 ぽんこも「やっと自分へのご褒美できた」と喜んでいた。

1時58分、ギリギリまで仕事をして家に帰る。
マンションの前でこちらを見つめる甘鬼 るるうという女性と連絡先を交換し家に入った。

ノレ一 「あの人何なのw」

今日で目標の900万円まで残り70万円。
あと少し頑張れば車が買えるとウキウキで眠りについた。

+ 感想
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【るー目線】

鉄が九十九に入ったのは吃驚だ。びっくりの漢字が吃驚なのびっくりじゃない?マジで読めるわけない。良かったね俺がなりきりチャットやってて。危うく読めないところでした。

にしても、鉄が九十九か。で、はちゃが落ち込んでる。同期が犯罪者になったからなのか、自分の傍から離れてしまったからなのか。
皆には皆の正義があって、信念次第で犯罪者になったっていいと思ってる。ただかつての仲間が敵対関係になるのは辛いのかな。みんな優しいね。俺は何とも思わないや。

警察辞めた?犯罪者になった?へぇ~、くらい。
ま、九十九に合ってると思う。鉄面白いし。


+ 第10話  「もしも黒市民になる時が来たら謝らないとね」
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7/15 第10話 「もしも黒市民になる時が来たら謝らないとね」

19時02分、目が覚めた途端に家を飛び出した。
朝からReneroの開店待ちをする。先日のリベンジである。

13分後にレオンがお店を開けてくれた。

レオン「おはようございます。いつから待たれてたんですか?」
ノレ一 「あ、もう7時から。」
レオン「ありがとうございます。なんか申し訳ないですね。」

モーニングセットを購入し、サンメカへ出勤。
いつもの様にはちゃが警察車両の修理に来てくれたが、また落ち込んでいるようだ。

はちゃ「友達がみんな九十九になっちゃう。藤花先輩は先輩だけど。」
ノレ一 「藤花ちゃん九十九になったの?」
はちゃ「たぶん。昨日そう言って辞めてった。」
ノレ一 「そっか。俺もなっちゃうかも知れないしね。」
はちゃ「えっ。」

励まし方を間違えてしまった。
連日同僚が辞めてしまい仕方のない事だが、元気になって欲しいと思ってしまう。
しかし、僕が九十九と協力関係があることで、あながち嘘ではないのかもしれない。

ノレ一 「『みんな九十九になっちゃうよ』か。」
ノレ一 「もしも黒市民になる時が来たら謝らないとね。」

僕はずっと九十九に誘われ続けているが、未だに決められない。
僕の何をそこまで求めているのか、僕になんのメリットがあるのか。

19時53分、乾 瑠偉が8F Drafterのカスタムに来た。
途中で悪戯 なこが乾 瑠偉を連れて行ってしまったので、1人でカスタムをすることになってしまった。
なんとなくで好きそうなパーツを組み合わせていると、帰って来た乾 瑠偉に「いいじゃん!」と褒められた。
残りは2人で考えながらカスタムを完成させた。

ノレ一 「69万です。」
瑠偉 「結構進んだ?」
ノレ一 「あと50万。いけるよ。」

木曜日にボーナスが入るらしいので、木曜日には車が買えそうだ。

21時47分、クリス・ソジュンが遊びに来てくれた。

クリス「相変わらず立ってるね。」
ノレ一 「うん。」
クリス「マジで居ないね。」
ノレ一 「マジで居ないよ。」

今日も僕が1人で店番をしている現状に少し引いていた。
サンメカは従業員数は多いが、8割が兼業者なので店頭に立つ人間が少ない。
クリス・ソジュンも言っていたが、もっと街に人が溢れて欲しいものだ。

23時15分、真城・U・ゼベピピが救急ヘリの修理に来た。
ボディだけが壊れていたのでエンジンも壊れていたことにしていいか聞いてみた。

真城 「ダメに決まってるだろ。」
ルー 「何でだよ。」
真城 「何でだよじゃねぇよ。そう言うのは黙ってやれ。」
ルー 「黙ってやるわ。こっそりやろ。」
真城 「今?」
ルー 「こっそりやった今。」
真城 「今言ったけどな。」

間違えて言ってしまった。
今度からは黙ってやろうと思ったが、こんな詐欺が出来る関係性は真城・U・ゼベピピくらいしかいなかった。

23時17分、丁度九十九が前を通りがかったので後部座席に乗り込んでみると、そのままの流れで人質にされてしまった。
宝石店に着くと、九十九の他にXという犯罪者がいた。僕以外にもペパーミントちゃんと
星空 みるが人質に取られていて、合同で宝石強盗を行っていた。

犯罪者たちが警察に追われ、帰ろうと救急隊のヘリに乗り込んだ所、道でカメラを構えた不審な人物を発見した。
正体は記者の小泉 和で、九十九やX、現場の状況について話す代わりにサンメカまで送って貰った。

1時23分、今日も一足先に家に帰る。
帰り道にあるMechahoricへ立ち寄り、店員たちに挨拶をしていると、星空 みるが駆け寄ってきた。

星空 「ルー!会いに来てくれたの!?」
ノレ一 「ううん、もう寝るから帰り道に通っただけだよ。」
星空 「こういう時は『うん』って言っとけばいいの!」
ノレ一 「うん、会いに来たんだよね。」
星空 「嬉しい!ありがとう!」

こいつは日に日に僕の扱い方が上手くなってきている。
真っ直ぐに言葉を投げてくれるので話しやすい。裏表のない人間ほど楽に関われるのだ。
これから昇進をかけたレースをするという星空 みるにエールを送り、Mechahoricを後にした。

1時29分、家について所持金の確認。
貯まった金額は917万円。毎日フルタイム出勤をして店頭に立ち続けただけはある。

ノレ一 「頑張ったな…。」

+ 感想
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【るー目線】
九十九に入る気はない。
銃も撃ちたくないし他のチームと喧嘩もしたくない。でも警察が正義だとは思ってない。
俺は世界に金が巡ればいいのにってずっと思ってる。それが俺の正義って程じゃないけど、この街の経済を回しているのは明らかに犯罪者だ。おかしな話だけどね。九十九はお金を稼いだらすぐに使っていつも金がない。でもそれが良いじゃん。
そういう意味では、俺が犯罪者になるなら九十九に入るか自分でチームを作るかしか選択肢はないかも。

藤花ちゃんも九十九かぁ。はちゃ大丈夫かな。
俺が九十九に入っちゃうってなったらちゃんと報告しよ。でも友達には悲しまないで欲しいなぁ。
九十九ねぇ……。


+ 第11話  「俺が九十九に入って何の意味があるの?」
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7/17 第11話 「俺が九十九に入って何の意味があるの?」

19時02分、今日も早起きだ。
サンメカに出勤するためにガレージから原付を出すも、ガレージから出た途端に弾け飛んでしまった。
たまたま起きて来たウェルターに病院まで運んでもらい、何とか生還した。

20時05分、ウェルターが「九十九のクラクションを決めたい」と言っていたので、サンメカに違法駐車している車を借りて、クラクションの種類を確認する。

クラッシックホーン9ループ(歓喜の歌)がとても気に入り、ウェルターに聞かせると、

ウェルター「これにしよう!俺の独断でこれにする!」

と、大変お気に召したようだった。
軽快なリズムが九十九というアホ集団に合っているし、「歓喜の歌」という曲名もとてもマッチしていると思う。
これから街で「歓喜の歌」が鳴り響くのがとても楽しみだ。

20時17分、ReneroのOPENを知り、急いで買い物へ。
Reneroでの買い物も手慣れたもので、ジェミニからスムーズにモーニングセットを購入した。

ノレ一 「ありがとうございましたー!」
ノレ一 「感謝感激雨降らず~!」

と走りながら退店すると、後ろから小さな声で

ジェミニ「降らなかったんだ。地も固まりませーん!」

とツッコミが聞こえてきた。
綺麗で面白いツッコミを貰えて、嬉しい気持ちでサンメカに戻った。

ノレ一 「めちゃめちゃ良い声だったなあの人。」

20時48分、ウェルターと将暉がサンメカに来たので、目標の900万円が貯まったことを話す。

ノレ一 「Issi Sportを買おうと思ってるんだけど、性能が気になる。」
将暉 「時間あるから乗ってきてあげるよ。」

将暉に試乗をお願いしている間に、ノリモン・ウッゾに電話でおススメの車を聞いてみた。
Issi Sportは最強だが、最近製造工場が変わってしまい、性能が落ちたかもしれないという話をされた。同じ価格帯のおススメを聞くと、300RやNeonが良いと教えてもらった。
試乗から戻った将暉も「Issi Sportゴミだね。300万円くらいの価値しかないよ。」と言うので、Issi Sportは辞めて300RとNeonを試乗してみる事にした。

どちらも確かに同じ様な性能ではあったが、電気自動車で加速力が良かったNeonを購入する事に決めた。
Neonは998万円で、貯金額をオーバーしてしまうので、将暉に100万円を借りて、念願の車を購入することが出来た。

22時59分、買った車を自慢するためにBUCKSへ行く。

ノレ一 「見てこれNeon。990万。」
ダン 「高っけえ。」
ノレ一 「車買ったから沢山北に来れるよ。」
ダン 「お、じゃあ原付で来い。」
ノレ一 「やだやだ、15分かかるとか言われたよ。」

納車祝いにビールを奢って貰えた。
今日もダン・フェイトは優しかった。「原付で来い」と言われたので、「明日は原付で行こう」と心に決めた。

1時08分、真城・U・ゼベピピが暇を潰しにサンメカに来たので雑談をする。

真城 「ルーくんは九十九に誘われてないの?」
ノレ一 「1回だけちゃんと誘われたよ。」
ノレ一 「"さいきょう"を集めてるから"さいきょう"の僕が欲しいって。」
真城 「俺も入ればいいのにって思う。」
真城 「何か引っかかるところでもあるの?」
ノレ一 「あいつらが何してんのか知らないから。」
ノレ一 「俺が九十九に入って何の意味があるの?って思ってる。」
真城 「………因みに俺、九十九に入ったよ。」

真城・U・ゼベピピは救急隊を辞めて九十九に加入したらしい。
友達の選択を否定するつもりはないが、理由を聞いてみた。

真城 「どうしても守りたい場所があって、力が欲しかった。」
ノレ一 「警察になればいいんじゃない?」
真城 「全市民や国を守るつもりはない。1つだけ守りたい。」

この街には政府がいない。
警察も警察を名乗ってはいるが、国に雇われているわけではないし、実情は自警団のようなものだ。中には犯罪者に協力をしている人もいると噂になっている。
真城・U・ゼベピピは自分の正義や信念が貫けるのは警察ではなく九十九だったと言いたいのだろう。
僕も九十九に入れば自分の信念を貫けるのだろうか。

1時18分、はっぴーゆんぴーの出勤を知り、真城・U・ゼベピピと共にStella*Labへ。
はっぴーゆんぴーは永遠に「メタモルフォーゼ…アース…」と呟きながら宇宙と交信していた。

ノレ一 「まだ全然ぽんこの方が好き。」
ぽんこ「キャストちゃんの前でそんなこと言わないでくださいよ。マナー違反ですよ!」
はぴゆぴ「かなっぴ。めちゃくちゃかなっぴ。」
百面 「フォローの一言言ってあげないと。」
ノレ一 「じゃあ…また買いに来るね?」
はぴゆぴ「キュン。」
はぴゆぴ「沢山買ってくれたし、良いこと言ってくれた。好感度2UP。3。」

好感度が3/200000000という少なさだが、誰よりも高いらしい。そして真城・U・ゼベピピは誰よりも低いらしい。
帰りに真城・U・ゼベピピに「はっぴーゆんぴーのこと推して欲しい。面白い」と言われたので、一旦Stella*Labの推しははっぴーゆんぴーになった。

1時37分、今日も少し早めに家に帰宅する。
100万円の借金をしてしまったが、念願の車を購入することが出来たので大満足な1日だった。

+ 感想
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【るー目線】

『俺が九十九に入って何の意味があるの?』この言葉は本心だよ。
ずっと思ってる。
九十九って何がしたいの?何を目指してるの?なんで俺が必要なの?
警察とか他のチームと戦って勝ちたいなら俺はいらないはずでしょ。九十九のメンバーたちが俺で笑いたいからってことなのかな、でもだったら同じチームに入る意味は?なくね?
九十九が俺と同じくらい面白い人間の集まりだっていうなら喜んで入るけど、そういうわけでもなさそうだし、俺には守りたい場所も無いし興味もない。

ピッピも入っちゃったのかぁ…、好きにすればいいけどさ。
皆俺の事も誘ってくるのはなんでなんだ。

あーあ、面白い事してぇな。
つまんない犯罪なんてしたくない。犯罪するならわざとでもいいから負けたい。とびっきり面白く負けてぇよ。


+ 第12話  「どの道へ行っても友達でいてね」
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7/18 第12話 「どの道へ行っても友達でいてね」

19時03分、起きてすぐにNeonでサンメカに出勤。

ノレ一 「さて、今日も暇しますかね。」

今日も店頭に立つ。
誰も来なくても店頭に立つ。

19時44分、Xという人物に人質にされてしまう。
警察の人数が足りずに宝石強盗が出来なかったのでコンビニ強盗へ連れて行かれた。
駆けつけてくれた安歩内 優子にサンメカまで送り届けてもらうと、星空 みるが待っていた。

星空 「ルーに会いに来たら、人質になってたよって聞いたから待ってた。」
ノレ一 「人質じゃないよ。デートね。」

一通りふざけ倒した後、星空 みるは落ち着いた声で訪ねて来た。

星空 「ルーは悪いことするの?」
ノレ一 「しないんじゃない?」
星空 「みんな周り悪いことしてるじゃん。」
ノレ一 「何が目的で本当に悪い事なのかは分からないよ。」
星空 「それはそうだけど。」
ノレ一 「法だけが正しいわけじゃないよ。」

星空 「みんな何かしらやってるじゃん。だからルーも何かやるのかと思って。」
ノレ一 「今の所は無いけど、筋が通ってるならやるかもね。」
星空 「どの道へ行っても友達でいてね。」
ノレ一 「友達じゃ無くなる事あるかな?」
星空 「例えばルーが悪い方へ行って、星ちゃんが警察になっちゃったとかさ…。」
ノレ一 「関係ないよ。はちゃだって九十九の皆と友達だけど警察やってるよ?」
星空 「じゃいっか。」
ノレ一 「敵対する可能性があるのはギャングが別々になるとかじゃない?」
星空 「それでも友達で居たいよ。」
ノレ一 「でも僕は友達は撃たないよ。拳でやろう。」
星空 「殴れ…殴る……分かんない。」
ノレ一 「戦う事があっても拳で戦おう。銃はなし。」
星空 「いいよ。拳で決めよ。」

もし星空 みると敵対関係になったとしても、お互いの事は撃たないと約束した。
その後、星空 みるは「まだ誰にも言ってない秘密がある」と意味深な事を話していた。
その事実を話してくれただけでも嬉しい事だ。

21時26分、購入したばかりのNeonで簡単なスタントの練習に行く。
ニトロがない為、派手なスタントは決めることは出来ないがひたすら飛んで飛んで飛びまくる。
そろそろサンメカに戻ろうと帰路を走っていると、警察車両が後ろからぶつかって来た。

警察1「逃走補助ですね?」
ノレ一 「え、なになに?俺なにやったの?」
警察2「これルーくんじゃない?」
警察1「本当にごめんなさい。」

どうやら九十九の赤い車を追いかけていたらしく、同じく赤い車に乗ってスタントをしていた僕を逃走補助だと勘違いしたみたいだ。
まだ色を変えるお金も無くて申し訳ない。

23時25分、猫原 千紘が新規住民の猫乃目オノンを連れて来た。
元気が良くてテンションも高くノリも良い、どこか同じ血統を感じる人だ。
連絡先を交換し、

ノレ一 「電話かけるわ後で、寝落ちもちもちしようぜ。」
オノン「寝落ちもちもちしよう。結構寂しがりなところあって。」

と適当な会話をする僕たちを見た、ウェルターや猫原 千紘が「同じ匂いがする。ちょっと声も似てる」と驚いていた。

0時46分、はっぴーゆんぴーに会いにStella*Labへ。
クイズイベントが開催中で、正解すると10%OFF、不正解だと50%ONらしい。参加する意味が分からなすぎる。

はぴゆぴ「参加してくれたら好感度上がるかもしれないッピ。」
ノレ一 「やります。」

参加するしかなくなった。
クイズは「はっぴーゆんぴーがぼんじりを食べる時、タレか塩か」だった。塩を選びクイズに正解すると、

はぴゆぴ「分かってくれてて嬉しッピ。」

と、好感度が30UPした。

1時47分、ウェルターの車が押収されてしまったというので、今日はウチに泊めることにした。
家に着くなり2人でベッドに倒れこむ。

ウェルター「金なーい。」
ノレ一 「俺も車買ったから無一文。」

ノレ一 「お前らのせいで逃走補助だと思われたぞ。」
ウェルター「wwww」

ウェルター「強い仲間が欲しい。」
ノレ一 「まだ仲間探してんのか。」

ウェルター「明日はなにしようかな。」
ノレ一 「働け。」

他愛もない会話をしている内に、気付けば夢に落ちていた。

+ 感想
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+ 第13話  「誘われた、警察はクビになった」
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7/19 第13話 「誘われた、警察はクビになった」

19時02分、今日も早くから起きて外に出ると、九十九の服を着た春乃 藤花がいた。

ノレ一 「なんで九十九の服を着ているんだ…?」

サンメカへ出勤すると、すぐに{村愚 コピが来て、車のフルカスを依頼された。街の情勢が変わってから2週間近くが経過し、街にお金が回って来た様だ。

23時07分、サンメカの記事が書きたいと、記者の小泉 和が取材をしにやって来た。
オキナは九十九と怪し気な話をする為に会議室へ行ってしまったので、代わりに取材に答えることになった。

ウェルター「ルーさんこれ修理お願い。」
ノレ一 「断る。」
小泉 「今頼まれたのにいいの?」
ノレ一 「大丈夫ですよ。」
小泉 「それでは、軽くお話聞かせてもらってもよろしいですか?」
ノレ一 「いいですよ、お話。好きな食べ物はお寿司です。」

取材を受けている途中、猫乃目オノンから電話があった。

オノン「一緒に海見ない?」
ノレ一 「いいね、行くよ。」

場所を聞いてから電話を切る。

ノレ一 「よし。行きませんっと。」
小泉 「行かないんですか!?」

少し取材の続きを受けて、サンメカがどういうお店なのか、従業員は多いが仕事をしてくれる人が少ない現状などの話をした。

取材が終わり、猫乃目オノンに会いに海まで車を走らせる。

ノレ一 「海やなくてほぼ河やん。」
オノン「ばかばかばか、ここが一番綺麗なんだよ。お前と見たかったんだよ。」
オノン「よく見て、向かいのサーフボードとか。」
ノレ一 「あれサーフボード?」
オノン「サーフボードじゃないかな?」
ノレ一 「おっけー!見て来るわ!」
オノン「ちょっとちょっと、待て待て待て、ウソだろ!?」

僕はウケるチャンスとばかりに海に飛び込んだ。
猫乃目オノンは困惑しながら笑っていた。

ノレ一 「服ビッショビショ。最悪マジで。」
オノン「俺最高の笑顔だったよ。」
ノレ一 「笑ってくれるんだったらなんでも良いんだ。」
オノン「最高に笑ったよ。」
ノレ一 「皆が笑ってくれるなら何でも出来るんだから。」

服が濡れてしまったので裸になり、近くのStella*Labへご飯を買いに行く。
北北 ぽっくるから商品を受け取り、猫乃目オノンの分も奢ってあげた。

オノン「もしかして、道に迷って海まで呼びつけてメシまで奢ってもらってる状況になってる?」
ノレ一 「うん、そうだよ。」
オノン「ルーちゃん?ルーちゃんの心がどんどん離れて行くのが手に取るように分かるよ。」
ノレ一 「まだそんなに近付いてないから大丈夫だよ。」

僕は僕がどんなに不憫だろうと、それで誰かが笑顔になれるのなら何でもいいと思っている。
猫乃目オノンにとっては"海まで迎えに来させてご飯代を奢らせた"という状況かもしれないが、僕にとっては"僕のボケで笑ってくれた"でしかない。

その後、バイクをガレージに置きっぱなしにしてしまったというので、送ってあげることにした。
道中で、この街の警察と犯罪者、傭兵、様々な仕事の話をした。

ノレ一 「この街には政府がない。警察も国に雇われているわけじゃない。」
ノレ一 「政府がいない国を正すっていう正義で警察をやっているんだろうね。」
ノレ一 「悪い事をしている人も警察とは違う正義があるんだろうね。」
ノレ一 「その正義と正義がぶつかっているだけだよ。」
ノレ一 「だから本当に悪い人なんて極上数だよ。皆が皆の正義を持っているはずだよ。」

最後に「オノピもオノピの正義を守ればいい」と伝えて別れた。

サンメカに戻ると九十九の連中が集まっていた。

なこ 「ルーさん起きてたんだ。おはよー。」
ノレ一 「大犯罪して来た。料金所無視して通ったからね。」
真城 「そうして怪我までして。」
ノレ一 「料金所無視したら怪我してた。なんで怪我してんの?」

いつも気が付くと怪我をしているのはなぜなのだろうか。

1時25分、九十九の服を着た知らない人物が車の修理にやって来た。

???「朝一で会ったけど、その後あんまり会わなかったな。」
ノレ一 「誰だ君は。」
???「春乃藤花。」
ノレ一 「なんで九十九の服を着ているんだ。」
藤花 「誘われた。警察はクビになった。」

誘われたからという単純な理由で九十九に入ったのだろうか。
僕も九十九に誘われているが、そんな簡単に決断する事は出来ない。ただ、また友人が1人九十九に加入した事を知ってしまった、僕は八夜 ゆゆの言葉を思い出していた。

はちゃ「みんな友達が九十九に行っちゃう…。」

1時47分、今日もウェルターがウチに泊まりに来たので、眠くなるまでベッドで話をした。

ノレ一 「俺も街ウロウロしたいんだよね。」
ウェルター「じゃあ九十九じゃない?」
ノレ一 「九十九に入って俺は何が変わるんだ?」
ウェルター「メカは受け身だけど、犯罪者は自分で攻めれるからそれの違いじゃない?」
ウェルター「本当に面白い奴って攻め手でも面白いからな。」
ノレ一 「俺も犯罪者になる事に抵抗があるわけじゃない。」
ノレ一 「ただそれが九十九である理由がない。」
ウェルター「何だろうね。九十九が一番おもろいからじゃない?」
ノレ一 「それをあんまり知らないからね。」

ウェルター「九十九に入れるの次は誰にしようかな。」
ウェルター「そろそろルーさんかなって思ったんだけどね俺。」
ノレ一 「俺が九十九に入ることで、俺が更に面白くなるなら今すぐにでも入るよ。」

九十九のメンバーで面白い奴は誰か、お金がない奴は誰かなど、2人で楽しく話をしながら眠りについた。

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+ 第14話  「副院長、殺害されたそうです」
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7/21 第14話 「副院長、殺害されたそうです」

19時14分、いつもより数分遅れて目を覚ました。
すぐにサンメカに出勤し、Neonの外装カスタムをした。
お金がないので色は変えられなかったが、格好よくて可愛い雰囲気にすることが出来た。

21時22分、白 餡子が出勤したのでお名前クッキーを買いにStella*Labへ。
買い物をしていると、丁度ジェミニも買い物へやって来た。

ジェミニ「最近買いに来てくれないですね。」
ジェミニ「一昨日なんかずっと居たのに来てくれないですもん。」
ノレ一 「めっちゃ行ってるけど会わないだけだって。」
ジェミニ「因みに俺のオリジナルカクテル出来ましたよ。」
ノレ一 「アツい。」
ジェミニ「ぜひ買いに来てください。」

「待ってます」と言われてしまったので、Stella*Labからの帰りに立ち寄ることにした。

ノレ一 「こんにちは。ジェミニたその全てを下さい。」

と、ふざけた注文をするも、ジェミニは淡々とモーニングセット、ジェミニオリジナルカクテル、プリンを売ってくれた。

21時57分、サンメカに戻り、乾 瑠偉と真城・U・ゼベピピの3人で雑談をした。

真城 「ルーくんは今は何がモチベーションで働いてるの?」
ノレ一 「Neonのカスタム代が欲しいかな。あとはオキナへの恩。」
真城 「俺も今オキナに雇ってもらってる。」
真城 「九十九に入って救急辞めて、日銭稼ぐの大変だろうって。」
真城 「因みに昨日150万ぐらい稼いだよ。九十九で。」
真城 「ルーのカスタム代を稼ぐっていうのと、サンメカで働くっていうのを体現してる。」
真城 「…来ない?九十九に。」
ノレ一 「なんで…?」
真城 「居たら楽しいから。」
真城 「今ここに居るメンバーと…楽しいだろ。」
ノレ一 「何だ?何も伝わらなかったぞ。」
瑠偉 「ホワっとしすぎだろ。」

真城 「逆に九十九に入って悪いことするのに抵抗がある理由は?」
ノレ一 「悪いことに抵抗はないよ。それで周りが面白がってくれてるんだったら。」
真城 「面白いことしようよ。」
ノレ一 「面白い事はしたいけどさ。」
真城 「今彼いっぱいいっぱいだしさ、面白いことしようよっていう誘いは半分嘘で、助けて欲しいなって思ってさ。」
ノレ一 「どうしたら助けになるの?」
真城 「仲間が居れば助けになるんじゃないかなぁ。」
真城 「今、辛そうなんだよ。」
ノレ一 「辛そうなチーム入りたくないよ。」
真城 「そりゃそうだよな。でも正直ね、2人が入ったら逆転すると思うんだよな。」
真城 「九十九を助けませんか?」

人助けなんて興味はない。もちろん悪い事にも興味はない。ただ、最近の九十九は確かに辛そうにしている。
今まで気付かないフリをして来たが、九十九が犯罪者の集まりなのは分かっている。僕は犯罪者になる事に抵抗なんてない。今までの旅の中で悪い事もしてきた。それで皆が笑顔になるのであれば。

23時12分、乾 瑠偉が「呼ばれたから行ってくるねー」と、どこかへ出かけて行った。
暫くして、乾 瑠偉が行方不明との通達が入った。

警察には、最後に話した人物として話を聞かれ、救急隊や九十九、チャーブルでも拡散され、街の皆が彼の事を探していた。

僕は

ノレ一 「俺に出来ることは無いな…。」

と、いつも通り仕事を続けた。

1時5分、オキナから新たに情報が入った。

オキナ「副院長、殺害されたそうです。」
ノレ一 「えっ?殺害!?」
オキナ「遺体の場所は分からないんだって。」
ノレ一 「それは何情報なの?」
オキナ「武器屋だね。」
ノレ一 「遺体がないのになんで殺害って分かるんだ。」

乾 瑠偉が殺された?何のために?
なんにせよ、武器屋が絡んでいる事は間違いがないようだ。

1時17分、少し早めに退勤し、1人で考え事をしながら眠りにつく。

ノレ一 {「瑠偉くんが死んだとか言われているけど、その情報が正しいかも分からない。」
ノレ一 「僕に出来ることは何もない。時が経てば分かるだろうから。」
ノレ一 「街が変わっていくね。」

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+ 第15話  「大事な友達、一番頼れる友達」
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7/22 第15話 「大事な友達、一番頼れる友達」

19時2分、眠たい目を擦りながらサンメカに出勤する。
毎日少しずつNeonのカスタムを進める。請求書はサンメカの新人に送って貰うつもりだ。

19時13分、ウェルターと悪戯 なこが店に来て、伝えて来た。

なこ 「そうそうルーさん。もう大丈夫になったから言うわ。私『花邑きなこ』です。よろしくお願いします。」
ノレ一 「僕が車のカスタムしてあげた人?」
なこ 「うん。」
ノレ一 「んー?まぁ、どっちにしろ関りそんなにないか…?」
なこ 「うん。」

「もう大丈夫になった」がどういう意味かは分からないが、何かしら隠しておかなければいけない事情があったのだろう。
悪戯 なこは悪戯 きなこに名札を変えていた。

21時28分、ダン・フェイトのチャーブルを確認し、BUCKSへ行くと、お客として蛇川 莉里が居た。

ダン 「南のダセェ奴のもう一人来たぞ。」
莉里 「南のダセェ奴?」
ノレ一 「うん。1番ダサいからね。」

ノレ一 「車買ったぶりだからめっちゃ久しぶりだよ。」
ダン 「そうだな、買ったっつってそこから会ってないか。」
ノレ一 「そう、車買ったから原付で来た。」
莉里 「車買ったから原付で来た?ん?」
ノレ一 「この前原付で来いって言われたから、原付で来た。」
ダン 「修理いる?」
ノレ一 「いらない。」
ダン 「いや、修理してやるよ!」
ノレ一 「壊れててもいいし、別に。」
ダン 「ちょっと待っとけ。」
ノレ一 「いらな過ぎ修理…。」
ダン 「いや全然修理する。」
ノレ一 「いらない。」

無理やり全修理され、表に停めてあった蛇川 莉里のバイク修理分も請求された。

22時39分、BUCKSからの帰りにReneroに寄り、ジェミニから全てを買う。

ノレ一 「ジェミニたそのドリンク1個も飲んでない。」
ジェミニ「えっ?飲んでくださいよ。」
ノレ一 「一生溜めていく。」
ジェミニ「やだやだ、1個くらい飲んで欲しい。」
ノレ一 「じゃあ1個飲む。1個飲んだら2度と飲まない。」
ジェミニ「何で?嫌い?」
ノレ一 「めっちゃ好き。」
ジェミニ「ありがとう。」

1個は飲むと約束したが、サンメカに戻り、ジェミニオリジナルカクテルを全て車にしまう。

ノレ一 「1個?いや、飲まないね俺は。平気で嘘をつく。俺は飲まない。」

23時11分、九十九の春乃 藤花とLという見知らぬ男が来店した。

L? 「すみませーん、修理お願いしたくて。」
ノレ一 「はーい。」

修理をお願いされた車は、車体にObeyと大きく載っている8F Drafterだった。
見た瞬間に分かった。この車は僕がカスタムした車だ。忘れるわけがない。
そして、この車の持ち主は乾 瑠偉な筈だ。

ノレ一 「やっぱり生きてた。」

何か素性を隠す理由があるのかもしれない。僕は詮索はしなかった。

23時48分、白 餡子が「暇だから」と遊びに来たのでおでかけに行く。
メカホリに行くと、白 餡子がどこかに行ってしまったので、星空 みると雑談をした。

ノレ一 「玲那ちゃんとデートしてたらしいね。」
星空 「デートなの?」
ノレ一 「2人きりで色んな所行ったならデートだよ。」
星空 「そんなん言ったら、星ちゃん多分色んな人とあっちこっち行ってる。」
ノレ一 「デートまみれ。」
星空 「よくないのか?」
ノレ一 「スタースカイのことが好きな人からしたら良くないかもね。」
星空 「いないでしょ。」
ノレ一 「ウェルターくんは?」
星空 「ウェルはお友達でしょ?違うの?」
ノレ一 「ウェルターくんがどう思ってるか次第かな。」
星空 「れなちも友達。」
ノレ一 「それもどうかな。」
星空 「ルーも友達。」
ノレ一 「それはそう。」
星空 「大事な友達。一番頼れる友達。」

この街に来て「1番頼れる」や「1番優しい」とよく言われる。
僕はなにもしていないのに。

そろそろサンメカに戻ろうとした所でクリストファー・ソジュンに声をかけられた。

クリス「ルー、うちで新しく宇宙生命体雇ったんだけどさ。」
ノレ一 「あ、モッチー?」
クリス「サンメカのヒッピーなお兄さんと知り合いって言ってたから。」
ノレ一 「あいつ俺のことヒッピーって呼んでんの?」
クリス「うちの店内物色してて、ルーとここでピクニックしたいって言ってたよ。」

どういうことだ。
宇宙生命体がヒッピーと一緒にメカニックでピクニックがしたいって?僕もしたい。

00時37分、はっぴーゆんぴーに会いにStella*Labへ行く。

ノレ一 「はっぴーゆんぴーの全てを下さい。」
はぴゆぴ「ちょっとキュンとしたッピ。」

はっぴーゆんぴーが正式にキャストとして採用されたらしく、チョコレートケーキをプレゼントして、はっぴーゆんぴークッキーを楽しみにしていると伝えておいた。
「今日はとても良かったッピ」と好感度が30UPし、63まで上昇した。

1時4分、今日も少し早めに帰宅し、ベッドに倒れこんだ。

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+ 第16話  「メリットがない人には優しくしない」
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7/24 第16話 「メリットがない人には優しくしない。」

19時02分、今日も起きてすぐにサンメカに出勤。
早速、村愚 コピとはちゃが車の修理に来た。

ノレ一 「早起きだね。」
コピ 「2番。」
ノレ一 「1番。」
はちゃ「私3番。」

この3人は早朝組として安定している。
毎日朝早くから起きている為、朝に見かけなかった日には心配になってしまうだろう。

21時10分、村愚 コピに人質にされて、宝石強盗へ行くも、九十九と被ってしまい出来なかった。
九十九の人質として取られていた星空 みるは少し元気がないと言うので、事件が終わった後にゆっくりと話を聞く約束をした。

九十九が宝石強盗をした後に、10分ほど待機して村愚 コピが宝石強盗を始めた。
途中、猫原 千紘から電話があり、

猫原 「なんかね、サンメカにめえぷるちゃんっていう子が来てるよ。」
ノレ一 「めえぷるちゃん?待っとけって伝えておいて。」

宝石強盗後のチェイスも終わり、サンメカに送って貰う。

めえぷる「待ちくたびれました。」
ノレ一 「で、何ですか?」
めえぷる「お腹空いた。」
ノレ一 「お腹空いた?はいはい。」

こいつは愛朱 めえぷるという腐れ縁の友人だ。
色々な街でご飯を奢ったりと沢山面倒を見て来た。ようやくこの街にも来たみたいだ。

めえぷる「久しぶりだねー!」
ノレ一 「何するの?この街で。」
めえぷる「何も決めてないよ。」
ノレ一 「じゃ、うちで働かない?」
めえぷる「あ、じゃあ在籍するだけするわ。」

タイミング良くオキナが出勤したので、愛朱 めえぷるの面接を行った。
色々と質問を行い、最後に恒例の好きな人のタイプを聞く。

めえぷる「ルーさんみたいな人かなぁ。」
ノレ一 「えっ、結婚しようかな。」
めえぷる「いいよー。」
ノレ一 「やだ。」
めえぷる「なんだコイツ。」
ノレ一 「お前だよ。これHPに載るんだぞw」
オキナ「今何か生まれるものがあるかと思ったけど、何も生まれなかった。」

面接を終え、サンメカのアルバイトとして雇ったが、まだ街の事を何も知らないと言うので、街の案内をしに行く。

警察署でゼン・ヴァレンティーヌやたもつ、Stella*Labで白 餡子、メカホリで星空 みるを紹介した。
最後にReneroで買い物を済ませる。

ノレ一 「おはようございます。全てをください。ジェミニたその全てを。」
ジェミニ「ありがとうございます。プリンとガムだったらどっちが良いですか?」
ノレ一 「どっちが良いと思いますか?」
ジェミニ「はじめさんはプリンの方が似合ってるなぁ。」
ノレ一 「本当かな?」
ジェミニ「うん。プリンみたいに優しいじゃないですか。」

ジェミニのオリジナルカクテルがライムとオレンジのカクテルだと聞いてしまい、味が気になりすぎる。しかし飲まない。

めえぷる「ここのモーニングセットを食べてるってこと?」
ノレ一 「そう。ここのモーニングセットしか食ってない。」
めえぷる「ルーさん買って?」
ノレ一 「うん?」
めえぷる「ありがと。」
ノレ一 「んんん…。」
ジェミニ「良いんですか?はじめさん。」
ノレ一 「いいよ。僕はプリンみたいに優しいからね。」

ジェミニが車を買ったらしく、今度カスタムに行くと約束してくれた。
僕もジェミニの出勤を知ったら必ず買いに来ると約束をした。

サンメカに戻り、暫く緩やかな時間を過ごす。
暫くすると、星空 みるが相談をしに来たので、屋上で話を聞く。

星空 「友達と思ってる人がいるんだよ。色々と二人で遊んで、お話もいっぱいしてきたの。」
星空 「それをしてたら顔を合わせるのが気まずくなっちゃって。」
ノレ一 「どうして?」
星空 「分かんないの。今日めちゃめちゃ避けちゃってるんだよね。」
ノレ一 「2択じゃない?」
ノレ一 「空気悪くなっちゃったのか、好きになっちゃったのか。」
星空 「微妙な空気では無い。初めてのことが多すぎて分かんなくなっちゃった。」
ノレ一 「じゃあ気まずいままでもいいんじゃない?」
ノレ一 「今まで通りにしてたら変わってくるかもしれないよ。」
星空 「うん。そうしてみる。」
ノレ一 「変わらなかったらその時に考えよ。」
星空 「のんびりでいっか。」

僕は、これは恐らく好きになってしまったんだろうと思ったが、自分で自分の感情に気付くまでは触れない方が良さそうだと思った。

星空 みるを見送り、愛朱 めえぷると星屑 アイラと深いようで浅い会話をした。

めえぷる「好きで仕事してるの?」
ノレ一 「ううん。養ってくれる人が居るならすぐ辞める。」
めえぷる「めえちゃんのこと養えるでしょ、養ってよ。」
ノレ一 「俺に何のメリットが?」
アイラ「メリットで人と付き合うの?」
ノレ一 「俺めちゃめちゃそういうタイプだよ。」
ノレ一 「メリットがない人には優しくしない。」
アイラ「すげぇな。」
ノレ一 「アイラは一緒にいて面白いと思ってるから優しくしてる。」
アイラ「嬉しいな。」
めえぷる「めえちゃんは?」
ノレ一 「お前の事は好きだから優しくしてる。」
めえぷる「気合うもんね。」

人と人との繋がりがメリットデメリットだけではない事は重々わかっている。
その上で僕はメリットがある人にしか時間を使いたくないのだ。

1時41分、少し早めに眠ろうと、愛朱 めえぷると一緒にマンションへ帰る。
愛朱 めえぷるの部屋に入り、「『女の子の部屋に泊まろっかな』と匂わせ投稿をし眠りについた。

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+ 第17話  「九十九に入ったらボウリング出来るってさ」
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7/25 第17話 「九十九に入ったらボウリング出来るってさ」

19時02分、今日もすぐにサンメカに出勤する。
チャーブルを見ていると、真城・U・ゼベピピも僕と同じ様に匂わせ投稿をしていたので、自分の投稿を消し、真城・U・ゼベピピをやばい奴に仕立て上げた。

19時58分、ジェミニから電話がかかってきて、「おはようございますジェミニです。出勤してますよ」と言われ、店を飛び出した。
急いでReneroに向かい、いつもの様に"全て"を注文した。

0時02分、特に何も起こる事は無く平和に過ごしていると、真城・U・ゼベピピが聞いてきた。

真城 「最近何やってるの?メカニックしてるの?」
ノレ一 「うん。仕事してる。」
真城 「そろそろ他のこともしたいんじゃない?」
ノレ一 「ボウリングがしたいんだよな。」
真城 「ウェルター?九十九に入ったらボウリング出来るよね?」
ウェルター「出来るよー。」
真城 「九十九に入ったらボウリング出来るってさ。」
ノレ一 「本当?」
真城 「いや、ルーが九十九に入ったらボウリング出来るようにする。」
ノレ一 「ズルすんなw」

ボウリングがやりたいから九十九に加入した、という背景はあまりにも面白過ぎるので心が揺らいでしまった。
それにしても最近の真城・U・ゼベピピからの勧誘頻度が高い。それほどに人数に困っているようにも見えないのだが…。

0時58分、はちゃが警察車両の修理に来るが、元気がない様子だった。

はちゃ「また居なくなった。1人、いや1匹。」
ノレ一 「えっ、犬?」
はちゃ「急に、警察やってると危ないから田舎で一緒に暮らしましょうって言い始めて。」
はちゃ「断ったら、監禁しておけばすぐ同意できるよとか言って、私のこと連れ去って…。」
ノレ一 「怖すぎるだろ。」

はちゃが大事に面倒を見ていた警察犬が暴走してしまい、森に放たれたらしい。
この街の警察はトラブルが尽きないみたいだ。

1時27分、サンメカに九十九が集まっていた。
九十九の車を順に修理していると、Lから声をかけられた。

L 「ルーくん、すごい言い忘れてた。僕乾です。」
ノレ一 「大丈夫。車見れば分かるよ。」
L 「言っとかないとと思って。」
ノレ一 「最初にこの車乗って来た時に気付いてるよ。」
L 「流石だね。」
L 「医者の記憶がなくなっちゃって。俺って医者だったの?」
ノレ一 「医者…だった……のかなぁ…。」
ノレ一 「少なくとも仕事はしてなかったよ。ずっとサンメカかステラにいたね。」

Lは笑いながら、「じゃあ医者じゃないわ」と駆けて行った。

1時55分、街の眠りと共に眠ろうと家に帰宅する。
マンションの前には、初めて見る服装のはちゃがいて、

はちゃ「グレた。犬のせいでグレた。ヤンキースタイル。」

と言い、後輩の霧島テツを殴って遊んでいた。
「女の先輩って怖いよな」と心で思いながら眠りについた。

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+ 第18話  「そういうところが優しいんだよ」
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7/26 第18話 「そういうところが優しいんだよ」

19時02分、今日も早起き。
マンションの外にいた宇仁王 淡を本署まで送り、サンメカに出勤する。

暫く店内で待機するも恒例のメンバーが来ないので、アプリで確認してみた。

ノレ一 「誰が起きてるか見よう。」
ノレ一 「ウェルターくんは…まだ起きてない。」
ノレ一 「警察…玲那、淡、あれ、八夜ゆゆが居ない。」

暇な時間を過ごしていると、星空 みるが遊びに来た。

星空 「おはよー、暇。」

暇な時間の過ごし方としてゴミ漁りをおすすめした。

ノレ一 「昨日焼きマシュマロ出たんだよね。」
星空 「いいな、焼きマシュマロ欲しい。便器出たらそれ交換して。」

星空 みるは焼きマシュマロを随分と気に入っている様だった。

星空 「この街で一番優しいのは本当にルーだと思ってる。」
ノレ一 「白 餡子からも『ルーは早く幸せになってね』ってずっと言われてる。可哀想な奴だと思われてるかも。」
星空 「それは思う。幸せになって欲しい。」
星空 「可哀想って言うか、やりたい事をして幸せになって欲しい。」
ノレ一 「無理なんだよ。お店が潰れちゃうから。」
星空 「星ちゃん、皆が居ない時に北に行ったりしてるよ。」
ノレ一 「僕にはそれが出来ないんだよね。」
星空 「そういうところが優しいんだよ。」

それならお店空けてドライブに行こう、と2人でスタントドライブに向かった。
ドライブをしている最中、星空 みるは沢山の秘密を話してくれた。"パパに言われて、連絡の取れない先輩を探している事"、"自分たちが番号で呼ばれている事"、先輩の情報は何1つ分からず、連れて帰るか死亡を確認するか何かしらの情報が欲しいらしい。
その情報を手に入れるためにお金をかけたいと話していた。
僕が渡せる情報は何もない。僕に出来ることは情報を探すことじゃなく、情報の探し方やお金の稼ぎ方を提案する事だけだ。
ただ、力になれることがあるのなら力になりたいと思った。

19時52分、スタントドライブを終えてサンメカに戻ると、笹星 ぽんこが来て、「今日はサンメカでStella*Labが開店する」と伝えられた。
少し体調が悪いらしい笹星 ぽんこ。

星空 「元気あげるね。」
ぽんこ「ありがと~!」
ノレ一 「僕の元気もあげようか?」
ぽんこ「大丈夫。」

何故か断られた。

ノレ一 「信頼関係築いたと思ってたんだけどな…?」

1時間近く暇潰しに付き合ってくれた星空 みるは、Mechahoricの開店準備をするために帰って行った。

21時22分、サンメカの前に見慣れない車が止まっていて、何やら中を覗いている人物がいた。
駆け寄ると、中から甘鬼 るるうが顔を出した。

るるう「ルーさんおはようございます。」
ノレ一 「君か…。」
るるう「ここのメカニックは従業員募集してたりしませんか?」
ノレ一 「めちゃめちゃしてる。」

サンメカのコンセプトや今の従業員の出勤率などを話すと、「体験させてもらえませんか?」と言うので、快く了承した。
甘鬼 るるうは

るるう「ルーくんとるうちゃんですね。」

と笑っていた。何を言っているんだ。

23時12分、Stella*Labにはっぴーゆんぴーが出勤しに来た。
サンメカ移動販売時の出勤は初めてらしい。

はぴゆぴ「ノレはじめ、ノレはじめ。」
ノレ一 「ちょっと待ってね。」
はぴゆぴ「ノレはじめ、見失ったっピ。」
ノレ一 「僕は君の事を見失わないけどね。」
はぴゆぴ「なんピカ?口説いてるピカ?」
ノレ一 「最近会えなかったから寂しかったよ。」

新商品のパンダのアイスを買い、初めての移動販売で大勢の前で囁いたことで、好感度が8上がった。

ノレ一 「今日少なくない?」
はぴゆぴ「恥ずかっピ。恥ずかっピ。」
ノレ一 「なるほどね、大勢の前だからってことか。」
はぴゆぴ「照れっピ。照れっピ。」

周りにバレないようにマッチスターでメッセージを送ると、「恥ずかしいメッセージプラス1」と言い、好感度の合計が72になった。

その後、Reneroに連れて行って欲しいと言われて連れて行くも、お店は開いていなかった。
手持ちのモーニングセットを数個手渡して、星との交信場所に送ると、好感度が更に10プラスされ、合計82になる。メタモルフォーゼまであと12だ。

0時43分、真城・U・ゼベピピが「ボウリングしたいなら九十九に入れ」と、昨日と全く同じ攻め方をして来たので、「ズルするな」と一蹴する。
ウェルターも混ざり、いつもの様に勧誘を受けていると、澄鷹 すぐるが新規住民の皇子リオンと東雲シャルを連れて来た。
サンメカの説明を一通り済ませ、「街を楽しんで欲しい」と伝え別れた。

1時52分、「今日はReneroでモーニングセットが買えなかった」と悔やみながら家に帰る。
マンション前にたまたま皇子リオンと東雲シャルがいたので、部屋に招き入れた。

3人で語り合いながら、気付けば瞼は閉じていた。

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+ 第19話  「犯罪者は犯罪しろ」
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7/27 第19話 「犯罪者は犯罪しろ」

19時03分、今日も早起き。
すぐにサンメカに出勤し、先日オキナが社用車として買ったVisioneの外装カスタムを行う。
サンメカらしく、オレンジと黄色で太陽をイメージしたカラーに仕上げた。

19時22分、起きて来たウェルターに人質に取られ、コンビニ強盗へ。
暫く待っても警察が現れなかった為、2件目3件目と続けて強盗を行う。そして、4件目の強盗中にこっそりと逃げ出して、Mechahoricへ立ち寄った。
出勤していた星空 みると暇潰しにバイクスタントへ出掛けることになり、綺麗にスタントを成功させたが、後ろに乗っていた星空 みるは足の骨を折ってしまったらしい。
そのまま星空 みるを病院へ連れて行き、Mechahoricへ送った後にサンメカに帰宅した。

20時49分、真城・U・ゼベピピから「不動産からのお知らせ」と、嬉しい報告を受けた。

真城 「ルー気づいた?ボウリング場できてるぞ。」
ノレ一 「でも行けない。俺しかいないから。」
真城 「俺がサンメカ立とうか?」
ノレ一 「犯罪者は犯罪しろ。」

と、人が増えてくれることを願った。

23時06分、ようやく従業員が増え、オキナとアイルがお店に居たので、真城・U・ゼベピピと2人でボーリングに行く。
この街での最初のスコアは、僕が154、真城・U・ゼベピピが104だった。

ボーリングを楽しんでいると、はっぴーゆんぴーからStella*Labに出勤中と連絡が入ったので、急いで向かう。

ノレ一 「はぴゆぴおはよう。連絡ありがと。ちょっと遅れてごめんね。」

新商品を購入し、今回は好感度が14上がり、合計96となった。

サンメカに戻るも、無線に6人いることを確認し、今度は1人でボーリングをしに行った。
3ゲームプレイし、スコアは141,124、193だった。自己ベストが193になった。

大満足でサンメカに帰ると、皇子リオンがサンメカにアルバイトとして採用されていた。
初めてのおにゃんこぺんのチームメンバーがサンメカに入社したので、サンメカで働く九十九のメンバーに「働いてる時は蟠りなしだぞ」と伝え、家に帰った。

0時59分、少し早めに就寝した。

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+ 第20話  「人を笑顔にする仕事がしたい」
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7/28 第20話 「人を笑顔にする仕事がしたい」

19時03分、最速で街に目を覚ます。
マンションの外に出るとはちゃが「おはよう」と声を掛けて来た。
どうやらはちゃは僕の次に街に起きたみたいだ。

20時37分、警察車両の修理にはちゃと宇仁王 淡が来た。
同じく修理に来た錫実 鉄とはちゃが長い間痴話喧嘩をしていて、車両の修理が終わった後も痴話喧嘩は続き、宇仁王 淡は呆れた顔をしていた。

淡 「彼氏とデートは全然良いんだけど…。」
ノレ一 「彼氏!?付き合ってたなら言ってよ。」
はちゃ「犯罪者はごめんだ!」
鉄 「そこまで否定するとガチっぽくなるから!」
はちゃ「やだ!本当にやだ!」
淡 「禁断の恋に憧れるのは分かるんだけど。」
淡 「壁は高い方が良いもんね?」
はちゃ「確かに壁が高いのは悪くない…。」

痴話喧嘩が終わる事は無く、イチャつきを見せられていると、恋 実という人物が恋の匂いを嗅ぎつけて来た。

実 「こい みのるです。恋の香りがします。」
ノレ一 「あそこで恋が実っております。」
はちゃ「犯罪者は絶対に無いから大丈夫!」
ノレ一 「でも壁は高い方が良いって言ってた。」
はちゃ「壁は高くても良い。」
実 「こい みのるです。」
ノレ一 「犯罪者と警察の恋は良いよな。」
実 「禁断の恋、いい香りがします。」
はちゃ「ないないない!」
ノレ一 「そう言って2人で夜の闇に消えて行くのだった…。」

はちゃは錫実 鉄をパトカーに乗せ、何処かへ連れ去ってしまった。
確かに禁断の恋はドラマチックでとても良い。

恋 実と同じ要領で「赤井 糸」を一緒にやろうと画策した。
男女で一緒にいる所に突っ込んで行き、ひたすらに茶化す遊びは面白そうだ。
また楽しみが増えてしまった。

21時06分、先日社用車として取り入れられたVisioneを乗り回すついでに、Reneroに買い物へ行った帰り、なにやら道路に人が集まっていた。
集まっている人の中にオキナがいたので、話を聞いて見ると「事件だ」と言う。どうやら、新規住民の夏空 ひまわりがラ・バロンスを殴り倒したらしい。

ひまわり「今来たばかりなんです!初めまして。」
オキナ「良かったね。丁度ここ2人は新規住民の街案内大得意だよ。」

オキナに暇かと尋ねられ、いつもの様に暇をしていたので、夏空 ひまわりの街案内をすることになった。
夏空 ひまわりは

ひまわり「人を笑顔にする仕事がしたい。」

と言うので、街のお店を巡って色々と聞いてみた。

まずはMechahoric、「人を笑顔に出来ます」と伝えられる。
次に警察署、「市民の笑顔を守る仕事」と伝えられる。
次に病院、「笑顔にすることだって出来ます」と伝えられる。

ひまわり「笑顔にする仕事いいですな。」
ノレ一 「どの仕事をしても、人を笑顔にするかどうかは自分次第だよ。」
ひまわり「私ならみんなを笑顔にできる。自信がある。」

そして、最後にStella*Labへ連れて行く。

ノレ一 「この街で1番人を笑顔にしている店だよ。」
しろ {「そう!夏空のように輝く、向日葵のようにかわいいステララボだよ
!」}
ひまわり「正に私?」
しろ 「そうだよ!働く?」
なつき「あんこちゃん、まだ早い。」
しろ 「ステララボにひまわりを咲かせましょう~!面接です!」
ぽんこ「ちょっと待って。」

白 餡子が1人で暴走するのを皆で止めていた。

22時58分、サンメカに戻り、夏空 ひまわりに原付を貸した。
その後、皇子リオンが車のカスタムに来店した。犯罪はアホみたいに儲かるらしい。皇子リオンは街に来て3日目で車を買い、500万円でフルカスタムをしていた。

1時38分、街にも静けさが増した頃、サンメカ前の車に腰を掛け、オキナと蛇川 莉里と雑談をする。

オキナ「他の店舗も含めて定休日を作るってどう思う?」
ノレ一 「俺は大分やる事なくなるけど、良いと思うよ。」
莉里 「街ブラする日が出来るのはいいんじゃないですか?」

メカニックしか仕事をしていない人は大分暇になってしまいそうだが、お客の偏りを無くすこと、街のみんなの交流が増えること含め良い案だとは思う。

01時53分、家に帰るとマンションの前に皇子リオンと東雲シャルがいた。
この2人は本当に仲が良いな。

リオン「また車買うんでカスタム行きますね。」
ノレ一 「もう買うの!?」
リオン「もしかしたら、今650万あります。」
シャル「まだ3日目だよね?俺60万だからね?」
ノレ一 「犯罪そんなに稼げるのか…。」
シャル「ルーさんは犯罪してないんですか?」
ノレ一 「やってないけど人質ビジネスしてる。」
リオン「また連れて行くっすね。」

皇子リオンは極度の人見知りで、仲間が連れて来た人質と上手く話せないと言うので、「いつでも人質にしてくれていいよ」と伝えた。
そして、2人して「今日も泊まっていいですか」と言うので、部屋に招き、また3人で話しをしながら眠った。

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+ 第21話  「いつも1人だよ」
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7/29 第21話 「いつも1人だよ」

19時03分、今日も早起き。
サンメカに出勤すると、はちゃからオープンカーのカラーカスタムを依頼された。

はちゃ「キュートな感じが良い。ピンクと水色とか!」

警察業務が忙しいだろうからと車を預かった。
バブルガムで塗装する所を敢えて別のカラーに染め上げ、パールセントでピンクを入れる。タイヤとアンダーネオンも変え、派手でキュートな色合いになった。
やっぱり塗装は僕が1番上手いな。

21時50分、ジェミニから電話があり

ジェミニ「今日は来てくれないんですか?」

と言うので

ノレ一 「連絡くれないなんて困るな。困った困った!」

と返し店を飛び出した。

ノレ一 「おはようございます。全てをください。」
ジェミニ「はい。もう用意してあります。」

もう"全て"が"いつもの"の様になってきている。
商品を受け取り、電話をくれた事が嬉しそうにホクホクでサンメカに戻った。

22時42分、東雲シャルが来て「サンメカってアルバイトできます?」と聞くので、オキナと相談し即採用した。

オキナ「ルー、今何人だっけ?うち。」
ノレ一 「今17人。18人になったら救急隊を越えるらしい。」
オキナ「面白いから採用。」

めでたくサンメカに入社した東雲シャルに仕事を教えていると、食事を忘れたのか東雲シャルが餓死してしまった。
すぐさま抱きかかえ、周りにお客や従業員に店に行く。

ノレ一 「餓死だ!餓死見つけた!」
オキナ「ピッピ写真だ!」
真城 「が、餓死!?」
むぎ 「低血糖大丈夫?歯茎に砂糖塗ろうか?」
シャル「餓死だけでこんな盛り上がることあります?」

東雲シャルは皆に散々イジられた後、病院へ運ばれて行った。

23時13分、ウェルターと2人で『恋 実』と『赤井 糸』の服装を作りに行く。
クリスマスカラーのズボンや靴に、トナカイが性交渉しているやばすぎるセーターを合わせた。

実 「実りそうな恋の香りがします。」
糸 「小指に赤い糸が見えます。」
実 「くんくん、恋 実です。」
糸 「まきまき、赤井 糸です。」

サンメカに戻り獲物を待つ。
少し待つと、宇仁王 淡が警察車両の修理に来た。

実 「恋の香りがします。」
実 「誰か好きな人はいますか?」
淡 「いない。」
実 「恋の香りがします。」
淡 「い、いない。」
糸 「赤い糸が繋がっています。」
淡 「い、いない。」
糸 「それはご自分で探すのが、ミ・ソ。」
実 「くんくん、恋の香り。」
淡 「……あぶね、手が出そうだった今。」

実 「恋が実りますように。」
糸 「赤い糸が結ばれますように。」

初めての顔見せは上々だったのではないだろうか。

ノレ一 「初営業上手くいったな。」
ウェルター 「結構上手くいった。」

0時13分、サンメカの表で東雲シャルと静かな時間を過ごす。

シャル「いつも1人なんですか?」
ノレ一 「いつも1人だよ。」
シャル「活気あるなって思ったけど、蓋開けたら1人なの寂しいですね。」
ノレ一 「メカニックって暇な時と忙しい時がはっきりしてるからね。」
ノレ一 「従業員がいなくてどこにも行けないのが嫌だけどね。」

1時04分、真城・U・ゼベピピが出勤してくれたので、お店を任せてマンションへ帰宅。

ノレ一 「おやすミンミンゼミ。」
真城 「おやすミンミンゼミ、2世。」

なんだそれ、と口角を上げて、ベッドに倒れこんだ。

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+ 第22話  「どうせまた会うべ、どうせ居るべ」
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7/31 第22話 「どうせまた会うべ、どうせ居るべ」

19時03分、今日も早起き。
チャーブルで夏空 ひまわりが起きた事を知ったので、原付を返してもらおうと電話をかけた。

ノレ一 「今日は何やるの?」
ひまわり「今日は今からEMSの医者の体験してくるよ。」
ノレ一 「出来んのかって。」
ひまわり「出来るし、はーなんし。」

夏空 ひまわりはサンメカまで来て原付を返却してくれた。ついでに車を修理して、安歩内 優子とウェルターと雑談をした。
ゴミ箱の近くにアライグマが歩いていたので、皆で追いかけていたが、急にウェルターとボーリングへ。
ボーリング部の始まりである。

1ゲーム目のスコアはノレ一146、ウェルター135という中々の点数を叩き、2ゲーム目に突入した時、ルイから電話がかかって来た。

ルイ 「どこ居るんだテメェ。」
ノレ一 「ん?なんで?会いたいっての?」
ルイ 「そう。だからどこ居るんだテメェ。」
ノレ一 「今ね、8186。」
ルイ 「………無理。」
ノレ一 「…w どこ行けばいいの?」
ルイ 「警察署。」
ノレ一 「おっけー、待ってて。」

警察署に着くと、

ルイ 「今日で最後だから挨拶に来た。」

と訳の分からない事を言っていた。
ただ、元より飽き性のルイが長い事この街に滞在していたことの方が奇跡かと納得する自分もいた。
有り金を貰おうと所持金を聞くもあまりの少なさに馬鹿にして撃たれたり、救急隊の体験をしていた夏空 ひまわりに所持金を渡したり、いつもの様にふざけて過ごした。

病院からの帰り、多少のしんみりとした空気で最後の会話を始めた。

ノレ一 「これからどうするの?」
ルイ 「次の街に行くよ。」
ノレ一 「寂しくなるね。」
ルイ 「またどこかで会いましょうや。」
ノレ一 「そうだね。」
ルイ 「どうせまた会うべ。どうせ居るべ。」
ノレ一 「良い街見つけたら呼んでよ。」
ルイ 「うん。」

警察署まで戻ると、初瀬 或翔がルイを連れて行ってしまった。
「どうせまた会うべ」と言われた通り、きっとまた会う事になるだろう。少しの間のお別れだ。

22時00分、スタント練習をして車をボロボロにしてしまったので、修理をしにMechahoricに寄る。

星空 「ルーおはよう。」
ノレ一 「あれ?元気無いね?」
星空 「ルーはすぐ気づいてくれるんだ。」
ノレ一 「どうした?」
星空 「あれだよ。焼きマシュマロが出なくてしょげてると思っておいて。」

元気がない理由をはぐらかされてしまった。
ゴミ箱から出る『青い粉』が欲しいとも言っていたので、少しでも元気付けようとゴミ箱を漁る。

23時33分、1時間以上ゴミ箱を漁り続け、やっと『青い粉』を発見した。
焼きマシュマロも渡してあげたいとゴミ漁りは辞めない。

0時13分、サンメカで星空 みるに『青い粉』を渡した。
星空 みるはBUCKSで推し活をして来たらしく、少し元気になっていた。

0時36分、今日は少し早めに帰宅し眠りについた。

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+ 第23話  「戒めとしてネタにするからね」
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8/1 第23話 「戒めとしてネタにするからね」

19時03分、今日も早起き。
サンメカに出勤し、店頭に立つも、お客が来ないので暇を潰しにゴミ漁りへ。
1時間ほどゴミを漁り、荷物を整理しにサンメカへ戻ると、悪戯 きなこからReneroにジェミニが居たと聞いたので、急いで向かう。

ジェミニ「危ない。出かけるところだった。」
ノレ一 「全てをください。」
ジェミニ「はい、全てですね。」

いつものセットを購入し、ジェミニをディーラーまで送って行った。
ジェミニは今日のバイクレースに出場するらしく、「応援しに来て」と言われたので、必ず行くと心に誓った。

20時25分、サンメカに夏空 ひまわりが来店した。
早起きをしていて本当に偉い。しかし、今日はStella*Labの体験をするつもりだったらしいが、従業員が誰も起きていないので、お店を開けることが出来ないと言っていた。

花陽浴みやびとしてStella*Labで働いている悪戯 きなこに電話をするも、22時からのバイクレースに出場すると言う。外で暇を持て余していても意味がないので、夏空 ひまわりを連れてバイクレース会場であるMechahoricへ赴いた。

会場には沢山の人が溢れていた。
夏空 ひまわりは悪戯 きなこの後ろに乗ってレースに参加する事になったので、1度別れて、Mechahoricの屋上でレースのを観戦することにした。
屋上の端で篠原 ユキとウェルターと3人で座っていると、はちゃにテーザーガンで撃たれて落下してしまった。

ノレ一 「友達だと思ってたのに!もう友達やめる!」

会場に来ていた救急隊員になんとか助けて貰った。

22時12分、レースが始まる直前。
街に男性用のメイド服が輸入されたと聞き、急いで着替えに向かう。ウェルターとはちゃとおそろいのメイド服を着て、それぞれが『ノレたそ』『うぇるてゃ』『ゆゆぱーりない』と名乗り観戦を続けた。

バイクレースのアメリカン部門に春乃 藤花が出場すると言うので、皆が手錠で繋がり、7ケツで参加した。
重量の問題かバイクの性能かは定かではないが、あまりの遅さで圧倒的最下位という結果に終わった。春乃 藤花は道路交通法違反で華月 龍司に捕まっていた。

23時23分、レースも終了し、参加者と観戦者の皆で写真を撮った後、サンメカに帰宅した。
オキナとサンメカのレンタルヘリの話などを進めていると、ウェルターが来て「大変なことになった」と言う。
話を聞くと、泥酔した真城・U・ゼベピピが初瀬 エドの車に勝手に乗り込み、初瀬 エドが「周りが見えない…」と独り言を呟いた途端、「周りが見えないのは性格の問題じゃないですか?」という爆弾発言をして、おにゃんこぺんと九十九の火種になってしまったらしい。
真城・U・ゼベピピは最低で面白過ぎるが、初瀬 エドにとってはあまりにも理不尽なので、怒られて当然だ。

その直後、村愚 コピが来店し、丁度良くサンメカにいたLと悪戯 きなこは撃ち殺されてしまった。
仲間のケツを拭くのも仲間の役目か。

23時39分、北北 ぽっくるから電話がかかってくる。

ぽっくる「今お手隙ですか?ステララボにお買い物など行かれませんか?」
ノレ一 「俺のことカモだと思ってる…?」
ぽっくる「まさか、そんな、職場の先輩を…やめてくださいよ。」
ノレ一 「いいよ、行くよ。」
ぽっくる「連れて行けそうな人いたら。体験中のひまわりちゃん居るので。」
ノレ一 「分かったよ、連れて行きますね。」

近くにいたオキナ、星屑 アイラ、セツを連れてStella*Labに向かった。

全員が夏空 ひまわりからご飯を購入し、新人キャストにニコニコのオキナに支払いは任せた。

ぽっくる「ありがとうございます。」
ノレ一 「カモにされてるからね。」
ぽっくる「してないしてない。ひまわりちゃん頑張ってるから。」
ノレ一 「先輩してて偉いね。」
ぽっくる「先輩です。」
ノレ一 「そうだぞ、ちゃんと面倒見てあげるんだよ。」

0時26分、サンメカに戻り暫くすると、真城・U・ゼベピピがやって来た。

ノレ一 「おい!トラブル起こすなよ!」
真城 「なんで知ってんだって。」
ノレ一 「トラブルになったからだろ!みんな心配してたよ。」
真城 「申し訳ない。心配かけたね。」
ノレ一 「エドくんが気にしてないならいいんだけど…。」
真城 「ちゃんと謝ったから。」
ノレ一 「戒めとしてネタにするからね。」

相当反省しているらしく、お酒も暫くは控えるとの事。
僕は、焦りと共に「良いミーム見つけた」と内心喜んでいた。

0時51分、昨日に引き続き星空 みるを元気付けるため、ゴミ箱を漁っていた。
昨日と今日を合わせると8時間以上はゴミを漁っている気がする。

ノレ一 「このゴミ探しもそろそろ終わる気がするんだよね。」

と言った1分後、ゴミを漁っていると汚い注射器が刺さってしまい、ポケットを確認した所、お目当ての焼きマシュマロが入っていた。

ノレ一 「やったー!出たー!言った通りだ!」

注射器の所為でフラフラなままStella*Labに行くと、真城・U・ゼベピピが1人で座って猛省していた。
数分後、星空 みるが来た。

ノレ一 「会いたかったよ!こいつをあげよう。」

と焼きマシュマロを手渡した。

星空 「えっえっえっ!?ガチ!?」
ノレ一 「めっちゃ頑張ったよ。2日間一生ゴミ漁ってたよ。」
星空 「ほんとにいいの…?」
ノレ一 「いいよ。これで元気出して。」

真城・U・ゼベピピが焼きマシュマロで自分を殴ってみろと言うので、星空 みるは焼きマシュマロの使い勝手を試した。真城・U・ゼベピピは当たり前に倒れたが、「1人じゃ可哀想だ」と共にダウンする。
どうして俺は星空 みると真城・U・ゼベピピ2人のメンタルケアを同時にしているんだろうか。まぁ、友達には元気でいて欲しいから理由なんていらないか。

1時51分、マンションに帰宅すると、星乃宮 うららが居て、インターホンを押すと中に入れてくれた。
流石に申し訳なかったので、トイレだけ借りて自室に帰り、就寝した。

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+ 第24話  「面白くない奴がモテてる」
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8/2 第24話 「面白くない奴がモテてる」

19時02分、今日も早起き。
サンメカに出勤すると、村愚 コピ、はちゃ、宇仁王 淡が修理に来る。早朝メンバーはいつも変わらなくて安心する。

ノレ一 「最近気付いた事があって、面白い男ってなんかモテてない。」
コピ 「確かに。」
ノレ一 「面白くない奴がモテてる。」
コピ 「安全な道行ってるからね。置きに行ってるもん。」
ノレ一 「もっとふざけた方が良いと思う。」
コピ 「なんか自分守ってるもんね。」
ノレ一 「だから角刈りとアフロはモテない。」
コピ 「悲し。」

19時45分、少し暇になったのでボウリングへ出掛けた。
何度かプレイするも中々高得点が取れない。あまりの自分の下手さに頭が来たので、チャーブルに『今日は最高スコア超えるまでメカニックしません。』と投稿し、本気でボーリングに打ち込む。

集中してプレイした途端にスコア199と、自己ベストを更新してしまった。その後も何度かプレイし、ついにスコア201。チャーブルに『自己ベスト201』と投稿しサンメカへ戻った。

22時36分、はっぴーゆんぴーから出勤の連絡を貰ったので、Stella*Labに会いに行く。

ノレ一 「はぴゆぴセットを貰いに来ました。」
はぴゆぴ「ありがッピ。嬉しッピ。」

商品を準備してもらっている最中にお喋りをした。
ハッピー星は2億光年離れている事、自転車に乗れる事、操作方法は宇宙船と一緒で、宇宙船も足漕ぎで毎秒2万回転するという事を知った。

ノレ一 「明日イベントあるんでしょ?」
はぴゆぴ「今日かと思って慌てて緊急帰国したら明日だったっピ。」
ノレ一 「そういうお茶目なところも可愛いけどね。」
はぴゆぴ「今日の好感度プラス3。」
ノレ一 「え、今日は少ないね。」
はぴゆぴ「ピピ。わがまま言うな。」
ノレ一 「面白過ぎるだろ。」

今日の好感度上昇は少なかったので、はっぴーゆんぴーにハートのポーズを見せると、好感度が1上がった。

ノレ一 「今日でプラス4したからちょうど100なんだけど。」
はぴゆぴ「まずいっピ。メタモルフォーゼっピ。」
ノレ一 「でも今のままの君が好きだから大丈夫。」

はっぴーゆんぴーは意外と好感度が上がらない。
今日も「お茶目なところも可愛い」とか「今のままの君が好き」とか言ってみても、キュンとする台詞に判定されない。

そんなこんなしていると、北北 ぽっくるが出勤して来て、華月 龍司のリクエストで歌を歌ってくれた。
はっぴーゆんぴーと華月 龍司と静かに聴き入り、お礼にと50万円を送金した。

Stella*Labから帰る直前に華月 龍司と警察の現状については話をする。

ノレ一 「最近めいちゃん起きてる…?」
華月 「調子が悪いらしい。」
ノレ一 「そっか。あんまり会えてないから寂しいな。」

そう言い、Stella*Labを後にした。

帰りにスタントの練習をしていると、自宅のマンションの前に赤い髪の人影を見つけ急ブレーキをかけた。

ノレ一 「めいちゃんじゃない!?」
めい 「おー久しぶり。」
ノレ一 「調子悪いって聞いたけど。」
めい 「そう。だから今から試してくる。」

と、どこかへ行ってしまった。元気そうで良かった。
そのまま練習の続きに行こうとしたが、もう1人初めて見る女性が歩いてきた。

???「こんにちは…。」
ノレ一 「絶対新規住民だ。名札の書き方分かりますか?」
???「何もわからなくて…。」

新規住民の案内には慣れているので、街に来て最初にやる事を教えた。
新規住民はバウバウという女性で、飲食店に興味があると言っていたので、街の飲食店を巡る事にした。
まず、甘鬼 るるうにReneroを開けてもらい紹介し、次にStella*Labで笹星 ぽんこからお店の説明を受けた。
時間も時間なので、バウバウをマンションまで送った。

バウ 「何から何まで本当にありがとうございました。」
ノレ一 「良いんですよ。恩売ってるだけです。」
ノレ一 「沢山街を楽しんでください。」
バウ 「はい。楽しみたいと思います。」

0時22分、サンメカに戻ると、甘鬼 るるうとたもつが密談をしていた。
話を聞くと、たもつはナトリウムを探しているらしい。

ノレ一 「少なくともゴミ箱からは出ないよ。」

と知っている情報を渡し、探しておくと伝えると、なぜか50万円送金された。
その後、甘鬼 るるうとリサイクルセンターに行ってみたがナトリウムを手に入れることは出来なかった。

1時57分、マンションに帰ると沢山の人が集まっていた。
はちゃとゼン・ヴァレンティーヌがペアルックを着ていて気まずかったので、急いで自室へ入り、チャーブルで「『マンションの前にリア充いた。』」と投稿した。

寝る直前、株を確認するも大幅に下がっていた。

ノレ一 「株が下がりすぎてる!50万マイナスって何だよ!」

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+ 第25話  「存在がおもろいから一緒に九十九やろう」
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8/3 第25話 「存在がおもろいから一緒に九十九やろう」

19時02分、今日も早起き。
朝のサンメカにはいつもの様に人が集まって来る。
ウェルター、村愚 コピと早起きをする人を増やそうと考えた。

ウェルター「おはよう。この光景が日常すぎる。」
コピ 「このメンバーしか居ない。」
ノレ一 「朝のメリット上げるしかないね。」
コピ 「俺の裸が見れるとかどう?」
ノレ一 「いいじゃん。朝は全員裸でやろう。」

3人で裸になって遊んでいると、お店の外から何やら指をさされていた。
村愚 コピの提案でシャッターが1度閉まると服を着ていて、もう1度閉まると裸、という遊びを繰り返す。
最終的に全員が銃で撃たれて病院送りになってしまった。

ノレ一 「これが朝だよ。」
コピ 「そうだよね。これが朝の楽しみだよ。」

早朝から病院で働いていたジン・スコルヴィは、裸で倒れる僕たちを治療しながら、「何やってんだお前ら…しょうもない…」と呆れていた。

その後、Reneroで買い物を済ませてからサンメカ戻ったが、あれだけ集まっていた人や従業員が誰もいなくなっていた。

ノレ一 「ほら見ぃ!誰もいない!」
ノレ一 「誰も従業員いないから立っておこうとかないんか!」

僕は腹を立てた。
ウェルターと春乃 藤花が、警察の人数が足りなくて犯罪が出来ないと言っていたので、北でコンビニ強盗をしようと、3人で車に乗り込んだ。
サンメカに人がいなかろうが知った事ではない。僕は腹を立てたのだ。

19時57分、コンビニ強盗を済ませ警察の到着を待っていると、黄色の車が近付いてきた。

???「なんか普段見ない車だけど、九十九か。」
藤花 「九十九だ。」
???「どうして北へ?」
ウェルター「南のコンビニが開いていないからだ。」
???「だからって普段は行かない北に行くと…いつもは南で暴れてるのに?」

???「俺ら黄色の組織なんだけど、普段南部で活動してる奴らが事情が変わったからって『じゃあ北に来ます』ってさぁ。」
???「普段北で活動してる俺らからしたら良くはないよね。」
ノレ一 「え、なんで。」
ウェルター「帰ってくださいってことですか?」
???「今回はいいよ。次見たらやっちゃうよ…?ってこと。」
???「覚えといて。よーくね。」
ウェルター「3歩歩いたら忘れちゃう。」
藤花 「僕ら鳥頭だから。」

黄色の組織は何やら忠告をして帰って行った。
簡単に言うと『普段南で活動してる犯罪者が北で犯罪するな』ということだろう。自分たちは南で犯罪をしないつもりなのだろうか…。

ノレ一 「普段南で犯罪してる奴が北で犯罪すると怒られるんだ。何で怒られるんだ?」
ウェルター「あ、8時になった。次行こうぜ。」

僕たちは黄色組織の忠告を無視して次のコンビニへ向かった。
道中のコンビニでおにゃんこぺんと警察の椿 零那を見かけた。

ノレ一 「おにゃんこぺんやられちゃうよw」
藤花 「分かんないよ、おにゃんこぺんは普段からこっちのコンビニやってるから。」
ノレ一 「確かに。九十九も普段から北でやっとけば許されるんだ。毎日やろうw」
ウェルター「フレンズになれば良い。」
藤花 「北フレンズになろうw」
ノレ一 「そうすればいいじゃん!解決だ!」
藤花 「肩組みに行こうw」

2件目のコンビニ強盗をして、駆けつけた椿 零那はダウンした村愚 コピとアイク・ポルスカを引き連れていた。

零那 「今、体験が1人、俺が1人なんだ。言ってる意味が分かるな?」
零那 「ここで勝負をつけよう。」
藤花 「漢気ジャンケンにする?」
零那 「いや、ピストルで。」
ウェルター「撃ち合いだったら人質が暇だろ!」
零那 「ルー、ピストル持ってるでしょ?」
ノレ一 「弾はない。」

僕と椿 零那、ウェルターと春乃 藤花で2vs2をすることになった。
僕は銃弾を持っていなかったので、椿 零那から弾を2発貰った。

ノレ一 「俺2発でどうするんだよこれw」

撃ち合いが始まったが、弾が2発しかないので慎重に進む。
裏に回り、春乃 藤花にヘッドショットを当て、残り1発。ウェルターが僕を狙っている間に椿 零那が倒して警察側の勝利となった。

迎えに来てくれた警察体験の夕夢 夕汐にサンメカまで送迎してもらった。

サンメカには将暉が居て、「他の九十九はどこか」と言っていたので、捕まっている事を伝える。

ノレ一 「ウェルターと藤花ちゃん捕まってる。」
将暉 「捕まってんのかよ。」
ノレ一 「警察と人質VS九十九で勝ったんだよね。」
将暉 「何してんだよお前w」
ノレ一 「弾2発しかくれなかったんだけど、藤花ちゃんヘッショ出来た。」
将暉 「何でお前そんなおもろいだw」
ノレ一 「俺この街に来てから初めて銃撃ったよ。」
将暉 「強っ!ちょ九十九入れよ。」
ノレ一 「なんでw 銃で雇われたことないよw」
将暉 「銃だけじゃない。存在がおもろいから一緒に九十九やろう。」

初めて将暉から九十九に誘われた。「存在が面白い」、僕にとってはこれ以上ない誉め言葉だった。
ウェルター、悪戯 きなこ、真城・U・ゼベピピから誘われたのも併せて4人目だ。ここまで必要とされる事も認められることも中々ないだろう。
九十九に入る決心は未だにつかないが、僕が出来る事ならなんでも力になろうと思った。

22時45分、Stella*Labのボディ・ガドゥから電話が来て、EMSにてStella*Labのイベント中で、はっぴーゆんぴーが買いに来て欲しがっていると伝えられた。

ノレ一 「はっぴーゆんぴーのためだったら僕はどこでも会いに行くよ。」

病院へ行くと、はっぴーゆんぴーは白衣にオレンジ色の聴診器をしていてとても似合っていた。
コラボメニューを買い、真城・U・ゼベピピにポーズを選んでもらい、チェキを撮った。
好感度が15UPし、合計で115になった。

サンメカへ戻ると、東雲 シャルとキレート・コリーから話があると呼ばれた。
どうやら犯罪をしたいがやり方が分からないので、手解きをして欲しいらしい。
近くにいた真城・U・ゼベピピを捕まえて、東雲 シャルはジョン、キレート・コリーは伊藤 信雄と名前を変え、4人で家強盗に行く。しかし、チェイスはしたくないと、対応に来た警察のゼン・ヴァレンティーヌとはじゃんけんで勝負をすることになった。
自身の事を『じゃんけん王』だという伊藤 信雄が勝負を仕掛けるが一瞬で敗北。

コリー「3回勝負だ3回勝負。」
ゼン 「えぇ?」
コリー「こっちは3人いるんだ。」

なんだかごちゃごちゃと喋っていたが、3回勝負になった後も、あっけなくストレートで負けていた。

サンメカに戻るや否や甘鬼 るるうからご飯をせびられる。

るるう「これが最後のご飯です。ルーくん。最後のご飯を今食べました。」
ノレ一 「だからなんだ。」
るるう「食料を持ってません。ご飯ください。買います。」
ノレ一 「いいよ。あげる。」

先ほど購入した、Stella*LabとEMSのコラボメニューは渡した。

るるう「ありがとうございます。こんな貴重なものを。」
ノレ一 「いつか何かで返してもらう。」
るるう「か、身体でってことですよね…。」
ノレ一 「…w 全然違うw」

0時32分、東雲 シャルとキレート・コリーの家強盗リベンジに付き合う。
対応に来た警察は、またしてもゼン・ヴァレンティーヌだった。

ゼン 「貴方たちですか…。」

じゃんけんでは勝てそうにないと、今回はチンチロで勝負を仕掛ける。
東雲 シャルが四五六を出してしまい、ゼン・ヴァレンティーヌがなぜか罰金額を支払っていた。
実はゼン・ヴァレンティーヌも不憫枠だよな。

1時22分、少し早めに家に帰宅し就寝した。

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+ 第26話  「俺は友達だと思ってないよ」
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8/4 第26話 「俺は友達だと思ってないよ」

19時02分、今日も早起き。
早速サンメカに出勤し、村愚 コピの車を修理する。いつものルーティンだ。

店番をしていると、チャーブルでジェミニがReneroを開けてくれた事を知り、急いでお店に向かった。

ノレ一 「おはようございます。全てをください。」
ジェミニ「はい。全てですねー。」
ノレ一 「今日早起きだね。」
ジェミニ「そうなんですよ。いっぱいご飯食べたんで。」
ノレ一 「どういう意味?」
ジェミニ「いっぱいご飯食べて、いっぱい睡眠したんで早起きなんです。」

随分と可愛らしい理由だ。
ところで、僕の注文する"全て"とは、モーニングセットとジェミニオリジナルカクテルとおすすめストレス回復の事である。
全てを受け取りサンメカに帰ると、木山 優が出勤していて「車が欲しい」と言うので、ディーラーでも働いているジェミニに会うため、Reneroに戻った。

3人でディーラーに行き、2人が車の相談をしている内に、僕はオフロードの試乗を行った。
Outlawが気になっていたがVagrantのあまりの性能に買う気を無くしてしまった。後に錫実 鉄に話を聞くと、Kamachoがおすすめと聞いたので、1度持ち帰ることにした。

車を見ている途中で、ウェルターからボウリングに誘われ、何よりも大切な用事だと、2人を置いてボウリング場へ。
1投目2投目でスペアも取れなかったが、後半で巻き返し、スコアは204。まさかの自己ベストを更新した。

21時09分、九十九に家強盗の人質として連れて行かれた。
対応に来てくれた警察は初瀬 或翔、椿 零那、はちゃの3人。

或翔 「お前さぁ、ノレはじめと友達なんじゃ無えの?殺せんの?無理だろ?友達だからな。」
或翔 「やれんのかって!やってみろよじゃあ!」
ウェルター「畳みかけてくるやん。落ち着いて。」
或翔 「お前が落ち着け。やれんのかって。」
ウェルター「やれるって。」
或翔 「あんなに仲良さそうにしてるのに?」
或翔 「関係に亀裂が入るぞ。」
或翔 「正直に言えよ。殺せないって。」
ウェルター「殺せるって。」
或翔 「じゃあ殺してみろよ。」
ウェルター「殺されたら困るでしょ?」
或翔 「友達だと思ってないんだウェルターは。上っ面の友人だね。」
ノレ一 「俺は友達だと思ってないよ。」
ウェルター「えっ。」

言われてみればウェルターとは不思議な関係値な気がする。
職場の後輩かと聞かれれば友達な気がするし、友達かって聞かれれば後輩な気がしてくる。対等なようで対等じゃないような、お互いがお互いを面白くし合っている関係だ。

ウェルター「解放条件はメイド服の着用だ!」
或翔 「バンジェリコ行ってくるわ。」
零那 「バンジェやばい。バンジェやばい。」
はちゃ「先輩?……先輩!」

結局、椿 零那は戻ってきたため、警察の2人がメイド服を着用しチェイスが始まった。
椿 零那は車が2度引っ繰り返り、最後はダウンするという踏んだり蹴ったりな状況だった。
助けに来てくれた救急隊に「お前は何も見ていない。ここでは何もなかった」と暗示をかけていた。

21時56分、スターダストのチェイス練習に付き合う事にした。
一通り追いかけた後に色々とアドバイスをして、お互いの車を交換して再度チェイス。

スダ 「車が悪い!もっと早い車じゃないと追いつかれちゃう!」
ノレ一 「もっと細かく曲がりまくるといいよ。」
ノレ一 「Sultanは小さいから細い道走って曲がってを繰り返せば撒ける。」
スダ 「そっか。頑張る。」

Sultanでの勝ち方、おすすめのルートなどを教え、チェイス練習を終えた。
僕の弟子としてスターダストには上手くなって欲しいと願う。

0時37分、星空 みると一緒にナトリウムを探しに出かけた。
めぼしい場所に行き2手に分かれて捜索を繰り返す。

ノレ一 「毎日こうやって探しているのか、凄いな。僕にはできない。」
ノレ一 「情報は自分で探すより勝手に出てくるまで待った方が楽だからね。」
ノレ一 「例えば薬だったら、薬を作る場所を探すより薬の材料を集めてた方が良い。」
ノレ一 「場所はいずれ誰かが見つける。その時に誰よりも素材を持っているという状態は強いよ。」
ノレ一 「俺はそういうタイプだから。」
ノレ一 「でもこうやって探してくれる人がいないと成り立たない。」
ノレ一 「十人十色だね。」

結局ナトリウムは見つからず、星空 みるとは別れた。

2時00分、夜更けに家に帰宅する。
今日1日を振り返りながら眠りについた。

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+ 第27話  「人が多い時なんてないよ」
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8/5 第27話 「人が多い時なんてないよ」

19時02分、今日も早起き。

サンメカに出勤、暫くすると椿 零那がパトカーの修理に来るも、無線で「修理して終わったら行くわ。北だよね」と話す様子を見て、派手に壊れている所だけを修理して送り出した。

零那 「ありがとう。」
ノレ一 「ありがとうございました。」

ノレ一 「急ぎだから80%以上は残して行かせてあげる。しかもそれを言わない。」
ノレ一 「言われずともやる優しさ。これがサブオーナー。」

20時31分、サンメカを真城・U・ゼベピピに任せ、ウェルターと2人でボウリングに行く。

ノレ一 「ちょっとボウリング行きますか。」
ウェルター「行こう!」

ボーリングをしている最中、ウェルターに押収品の宝石を盗まれたと知った華月 龍司が乗り込んできた。

ウェルター「ボウリング場だからボウリングで勝負だよ。」
ノレ一 「ここは聖域ですから。」
華月 「まあまあ、ルーが言うなら。」

華月 龍司はボウリングが終わるまで待ってくれていた。
今日のボウリングのスコアは、ノレ一が183、ウェルターが119。

ノレ一 「もう俺は180じゃ満足出来ない体になってる。」
ノレ一 「180で一喜一憂していたあの頃の俺はもういない。」

自己ベストの更新は中々難しい。
そしてこの時、これ以上スコアを伸ばすには運しかないのかもしれないと、僕のボウリングのやる気が削がれていた。

21時42分、サンメカにバイブス アゲ身とそのお姉ちゃんが来店した。

アゲ身命大事に!
ノレ一 「命は守れ!」
アゲ身命は守って。しっかりして!
ノレ一 「自分のじゃなくてね。他人の命を守って。」
アゲ身「他人の命は…。」
ノレ一 「お姉ちゃんの命を守れ。ついでに俺のも守ってくれ。」
アゲ身「ついでだね。付録。」

付録という初めて聞く悪口に、思わず笑ってしまった。
修理が終わると、バイブス アゲ身は「じゃあね付録!」と元気に去って行った。

22時35分、お客も少なくゆったりとした時間が流れている。
サンメカの奥で自分の車のカラーカスタムをする北北 ぽっくるに話しかけた。

ぽっくる「何をテーマに作ってるでしょうか?」
ノレ一 「えー…カナブン?コガネムシ?」
ぽっくる「全然違う。」
ノレ一 「答えは?」
ぽっくる「これはあれですよ。メロンクリームソーダ。」

言われてみれば、と渋々納得すると、「ルーさんお任せでお願いします」とカラーカスタムを任されてしまった。
色合いは明るい緑色をメインにクリーム色のサブカラー、タイヤにはさくらんぼをイメージした赤色を差し入れた。

23時09分、星空 みるから相談を受けた。
星空 「昇格試験で1週間以内に車のフルカスを後2台。やらなきゃいけなくて…。」
ノレ一 「1週間で2台!?」

車を買う人もカスタムをしてくれる人も見つからなくて困っていた。
1週間で2台は僕でも難しい。話を聞いたところ、内装も外装もだと言っていたのでなおさら厳しいだろう。

星空 みると話をしている最中に、黄色組織が車の修理にやって来た。従業員のアイル・ヴェレーノが対応していたが、話し声が聞こえてきて、内容はボブキャットの漁夫に向かうという事だった。

ノレ一 「普段北で犯罪をしてるのに南で犯罪するのか…?」
ノレ一 「この前自分で言っていた事と矛盾してるぞ、筋が通ってない。」
ノレ一 「俺は黄色チーム嫌いだ。言ったことも守らないしダサいわ。」

黄色組織に嫌な感情が芽生えてしまった。
南で犯罪をしているチームが北で犯罪をすると怒るけど、北で犯罪をしている自分たちは南で犯罪をしても良いと思っているのだろうか。そんなことをしていたらやり返されるに決まっている。

もやもやした気持ちを抑え、星空 みるとの話に戻る。
車を買ってカスタムをしていなそうな人、お金を持っていそうな人に電話をするもことごとく断られてしまった。
1番安い車であれば購入からカスタムまでで200万円で出来るので、本当にどうしようもなかったら連絡してくれと伝えた。
あまりにも厳しい昇格試験に手伝わざるを得なかった。

星空 「みんな優しい。みんなに助けられて星ちゃんは生きているよ。」
ノレ一 「全員同じだよ。」

そこで、先ほど電話をした真城・U・ゼベピピが新車に乗って来店した。

真城 「フルカスお願いします。」
ノレ一 「流石だよ。メカホリ行ってこい。」

倉庫用にと安い車を買ってくれたみたいだ。これで残り1台。
誰もいなければ僕が車を買うので、昇格出来ない事は無くなったと思う。本当に良かった。

0時19分、バイブス アゲ身が再び来店。なぜかセーラー服を着ている。

ノレ一 「服可愛いね」
アゲ身めっちゃ可愛くね?ありがとう。
ノレ一 「あぁ、服ね。」
アゲ身「ううん。うち。」
ノレ一 「服。」
アゲ身「うち。」
ノレ一 「めげろちょっとは。」
アゲ身「うるさい付録。」」
ノレ一 「付録が欲しくて買うことだってあるだろ。」
アゲ身「確かにw」
ノレ一 「お、なんかレスバ勝ったぞ。」
アゲ身「しゃーなしねw 負けてやってもいい。」
ノレ一 「ダサいなw」

その後も店頭に立ち続ける。
今日は朝のボウリング以外は常にお店に立っている気がする。それもしょうがない事だ。

店の前に立っていると、オキナに用事があって来た笹星 ぽんこに話しかけられた。

ぽんこ「ルーさんは毎日出勤して偉いね。」
ノレ一 「もっと褒めて欲しい。」
ぽんこ「偉いよ。ずっと立ち続けてるんでしょ?」
ノレ一 「誰も立ってくれないからね。義務で立ってる。」
ぽんこ「え〜ん。義務なんて言わないで。悲しいよ。」
ノレ一 「俺が1番悲しい。」
ぽんこ「もっとやりたい事やって欲しいよ。」
ノレ一 「する時間がないよ。」
ぽんこ「分かる。でも人が多い時は行ってもいいんじゃない?」
ノレ一 「人が多い時なんてないよ。」
ぽんこ「悲しいこと言わないで。」
ぽんこ「でもそうなんだよな…そうなんだよね。人多い時無いんだよね。」

1時00分、サンメカの前が騒がしかったので外に出ると、北北 ぽっくるの車がカエルだと言われていた。
少しわかる。虫とか生き物っぽいよな…。

ぽっくる「誰ですか?今カエルって言ったの誰だ?」
オキナ「ウェルターだね。」
ぽっくる「カエルじゃない!」
ウェルター「えっ、何これ?」
ふろーら「確かにカエルー。」
ぽっくる「えっ、あ、ふろーら!」

結局メロンクリームソーダだという事は分かってもらえず、北北 ぽっくるはカエルであるという事にしていた。

1時10分、今日も少しだけ早くマンションに帰宅。
1日中仕事をしていた割にはあまり疲れていなかったので、ベッドに横になり考え事をしていると、気付けば夢の中だった。

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+ 第28話  「こんにちは、ドシ・タンです」
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8/7 第28話 「こんにちは、ドシ・タンです」

19時03分、今日も早起き。
サンメカに出勤すると、珍しくいつものメンバーではなく、夏空 ひまわりと星乃宮 うららが修理に来た。
一通り対応を終えて、新車を買いウキウキでカスタムをするウェルターと車やヘリ、お金の使い道の話をした。

ノレ一 「ヘリ買えるけど被りたくないんだよね。」
ウェルター「分かる。」
ノレ一 「だから被らない一点特化でめっちゃ弱いヘリ買おうかなって。」
ウェルター「めっちゃいいじゃん。強さとかいらないもんな。」
ノレ一 「ワルキューレとかいう意味わかんないやつ乗ろ。」

誰とも被らないという魅力もあるが、弱いは面白いに変換が可能なので、ワルキューレも悪くないと思い始めている。

20時40分、偶には違う服でも来てみようかと思い、美容室で髪型を変え、服屋で新しい服を買った。
サンメカに戻り、筋トレをしながら店番をしていると、ウェルターと春乃 藤花がやって来て、僕を見るなり笑いながら「俺達もイメチェンしよう」と出掛けて行った。

その後、星屑 アイラと甘鬼 るるう、真城・U・ゼベピピもイメチェンをして来た。
他にも色々な人がいつもとは違う格好をしていて、思い出としてみんなで集合写真を撮った。

0時17分、ウェルターと2人で変装として、新しいキャラクター「ドシ・タン」と「ハナシ キコカ」を作成した。
2人でふざけていたが、仕事が入ってしまったので「ドシ・タン」のままメカニックに従事する。

ドシタン「こんにちは、ドシ・タンです。」
はちゃ 「ささやいてる!鳥肌たったやばいw」

警察車両のカスタムをしている最中、はちゃは独り言を呟いていた。

はちゃ 「えっ待って。ドシタンってもしかして…いや、流石に予想すぎるか。」
はちゃ 「あらゆる選択肢を切り捨てて出た可能性…。」
はちゃ 「だってノレさんいないもんね。まさか…ノレはじめじゃないよね?」
はちゃ 「肌の色は似てるけど髪型とか全然違う。…分かんないや。」

まじまじと顔を見られたが黒マスクをしているのでバレなかったみたいだ。
次からはもっとファンデーションをしよう。

ドシタン「ちょっとバレかけてて草。」

急いで着替えて、いつもの服装に戻った。

0時27分、Neonの修理にMechahoricに向かう。

クリス「なんかルーと性格合いそうな新人入ってきたよ。」

ゴールド・シャークスという名前で、体育会系らしい。体育会系で僕と相性が良いってどういう事だろうか。
修理が終わり、帰ろうとした所でゴールド・シャークスのお兄ちゃんだというゴールド・ルビー三世がMechahoricに来店した。
テンションが高く、眉毛の形が同じで仲良くなり連絡先を交換した。眉毛は弟も同じ眉毛だと言っていた。

サンメカに帰ると、星空 みるが赤い髪の見知らぬ人を連れていた。

ノレ一 「誰だあの真っ赤な…。」

近付くと名札にはゴールド・シャークスと書いてあった。

ノレ一 「あ、ルビーの…。」
シャークス「そうです!ルビーの弟です!」
ノレ一 「ルビーの弟じゃん。俺君と眉毛一緒なんだよ。」
シャークス「マジっすか!?」

クリストファー・ソジュンが言っていた通り、体育会系でテンションが高い奴だった。

星空 「シャークス。スカイさんとルーはめっちゃ頼れるから何か困ったら言いな。」
ノレ一 「僕には何も出来ることはないよ。」
星空 「あるよ。世界一のカラーリングができる。」
ノレ一 「確かに、カラー塗装は俺が一番上手いわ。」
星空 「この街で一番優しいと思ってる。」
シャークス「この街の四皇ってことっすか?」
莉里 「後3人誰や?」
オキナ「俺もそうだね。」
ノレ一 「サンメカ強っ。」

何故か異常に持ち上げられてしまったが、頼りにされることは好きだ。
ただ、本当に僕が出来る事と言えば誰かを頼ることだけ。この街で1番長く起きている所為か、顔が広く人望があるだけ。
僕もいつも助けられて生きている。

0時56分、警察が車両修理に来店し、車の中からはちゃとバウバウが出て来た。

ノレ一 「なんか警察になってますやん。」
バウ 「先日はお世話になりました。」
ノレ一 「あ、いえいえご丁寧に。」

バウバウは飲食店に興味があると言っていたので驚いたが、飲食の体験もするが、体験したいお店のオーナーとタイミングが合わず、流れで警察の体験をすることになったらしい。
警察という、この街で最も忙しい仕事を選んだバウバウを心配しつつ、心の中で「辛くなったらいつでも辞めるんだぞ」と呟いた。

1時59分、マンションに帰宅し、口座残高を確認した。3300万円が貯まっている。

ノレ一 「買えるな…買える…全てが。」
ノレ一 「ヘリ買うか車買うか…。」

ここ数日は同じ悩みに苦しめられている。更にはどちらも現状は必要ないという事も引っかかっていた。
はぁ、と大きく溜息を吐きベッドに倒れこんだ。

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+ 第29話  「結局風通しか…」
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8/8 第29話 「結局風通しか…」

19時02分、今日も早起き。
サンメカに出勤して数分、甘鬼 るるうが出勤して来た。

るるう「おはようございます。」
ノレ一 「お、早起きだね。偉い。」
るるう「えっへっへ。絶対いると思いましたよ。」
ノレ一 「僕は毎朝必ずいるよ。」

ふと自分の立場を俯瞰して見ると、毎朝1人で店を開け、客が来なくても他に従業員がおらず立ち続け、後輩が出勤している時の請求は基本的に後輩に切って貰っている。
これでいいのか?答えは分からない。

19時28分、星空 みるが遊びに来た。

星空 「おはよー、暇すぎる。」
星空 「最近メカホリにいるのもしんどくなってずっと出歩き回ってる。」
ノレ一 「しんどくなっちゃったの?」
星空 「今は色んな所に行く方が楽しい。」

色々と話を聞くとサンメカとは正反対なMechahoricの社風や雰囲気に驚きを隠せない。
まず、昇格試験が厳しいこと。サンメカは出勤するだけで昇進していく。
そして、無線が活発なこと。サンメカは1日で誰も無線で話さないことだってある。
そして、オーナーのクリストファー・ソジュンが0時過ぎになると、従業員の楽々浦 ききと何処かに出掛けるらしい。恐らくデートだと言う。サンメカのオーナーはアイドル大好きなキモオタで一切女性の影がない。

ノレ一 「結局風通しか…。」
ウェルター「風通しやん。」
ノレ一 「同じ組織で起っちゃうか…。良くないよ…。」

元気がない星空 みるに「好きな事しよう」と声をかけておいた。

22時17分、真城・U・ゼベピピに人質にされて宝石強盗へ。
途中で見つけたショッピングカートを押したまま現場に向かった。

めろん「なーにやってんだー。」
真城 「こっちには人質がいるぞ。」
めろん「やばい。こっちはもう…事件が多すぎる。」
ノレ一 「大丈夫かー。めろんくーん。助けてー。」

客船強盗が起きてしまい、急がなければいけないので、今回の解放条件はなしとなった。
すぐにパトカーがアタックすると、一瞬でチェイスが終了した。

真城 「もっとちゃんと走りたかった。」

悲しすぎる言葉を吐きながら真城・U・ゼベピピはジェイルに送られていった。
ふと皐月 めろんの名札を見ると、体験から巡査になっていた。

ノレ一 「巡査になってる。」
めろん「今日体験終わって巡査になりました。」
ノレ一 「めでたい。プレゼントあげようかな。」

サンメカまで送迎して貰い、別れ際に皐月 めろんは大きな声で叫ぶ。

めろん「プレゼント待ってるねー!」
ノレ一 「最悪だ、適当に言ったのにあげることになっちゃった。」

後にプレゼントを貰いに来た皐月 めろんに、渡す物がなかったので100万円をプレゼントした。

ノレ一 「高すぎる、最悪や。」

22時41分、将暉が新車の外装カスタムをしている。

将暉 「リバリーで悩んでる。これを付けるか付けないか。」
ノレ一 「これ飛行船?ロケット?ミサイル?魚雷みたいな感じだ。」
将暉 「他は格好いいの無いから。」
ノレ一 「付けて良さそうな気がするけどな。格好いいよ。」

結果、リバリーを付ける事にした将暉だったが、その外装を見た真城・U・ゼベピピが

真城 「座薬みたいだね。」

と、デリカシーの欠片もない言葉を発していた。

将暉 「オメーは本当にノンデリだな!」

ウェルター「将暉なんか座薬が…。」
ノレ一 「座薬カーがw 座薬車w」
将暉 「人の2千万を何だと思ってんだ!」
ノレ一 「2千万の座薬じゃんw」

真城・U・ゼベピピの言葉をきっかけに、ウェルターと将暉の車を散々馬鹿にした。

0時06分、スターダストとチェイス練習をする。
1度自分たちの車でチェイスをするも、性能に差があってかスターダストがすぐに追いつかれてしまい、犯人役警察役を交換してみてもすぐに見失ってしまっていた。

ノレ一 「スダが俺の車で追ってみればいいんじゃない?」
スダ 「性能が良いからってこと?」
ノレ一 「いや、SultanにはSultanの勝ち方があるから、それを見せてあげる。」
ノレ一 「Sultanは細かくクネクネ曲がって細い道入ってを繰り返せば勝てるよ。」
スダ 「曲がってるつもりなんだけどな。足りない?」
ノレ一 「相手が少しでも追いついてなかったら曲がって身を潜めておけばいいよ。」
ノレ一 「チェイスに早い遅いは関係ない。」

Sultanでの勝ち方やおすすめのチェイスルートを教え、スターダストは格段にチェイスが上手くなっていた。

1時58分、マンションに帰宅すると、はちゃとゼン・ヴァレンティーヌが一緒に帰宅していて、皆から弄られていた。

ノレ一 「風通しが悪いから早く寝よ。」

家に帰り株をチェックして眠りについた。

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+ 第30話  「オメェが欲しいっつってんだよ」
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8/9 第30話 「オメェが欲しいっつってんだよ」

19時02分、今日も早起き。
家の前ではちゃと会い、少し話をしてからサンメカに行くと、村愚 コピが出て行こうとしていたので声をかけた。

コピ 「居なかったから焦った。世界が壊れたかと思った。」
ノレ一 「僕が朝にいない事だってあるよ。」
コピ 「無理だね。許されないよ。」

早朝組の絆は固いと言うよりもお互いがお互いを縛っている気がする。

将暉が出勤してくれたので店番を任せて、ジェミニに会いにReneroに行く。

ノレ一 「おはようございます。全てください。」
ジェミニ「はーい。全部ですね。」
ノレ一 「昨日なんか店いなくなかった?」
ジェミニ「ちょくちょくいたんだけど忙しすぎて、チャーブルに呟けなくて。」
ノレ一 「そうだよね、最低ー!」
ジェミニ「電話すれば良かったね。ごめんね。」
ノレ一 「最低だ、酷いよ。」
ジェミニ「言い訳させて欲しい。」
ノレ一 「いや!言い訳なんて聞きたくない!」

と走ってお店を出ると、ジェミニは追いかけて来て

ジェミニ「忘れてたわけじゃないんだからー!」

と叫んでいた。

僕は帰り道、自分のヒステリックボケにじわじわと笑いが込み上げて来つつ、「追いかけて来てて草」と楽しそうに笑っていた。

21時05分、九十九のメンバーが犯罪の準備を進めていた。
皆がそれぞれ武器や道具を揃えている中で、既に準備を整えていた将暉が、またしても九十九に勧誘してくる。

将暉 「おもれえから入れよ。お前。」
ノレ一 「ん?どう言う意味だ?」
将暉 「俺らタメでしょ。」
ノレ一 「タメだね。」
将暉 「仲良いじゃん。」
ノレ一 「仲良いね。」
将暉 「ルーちゃんって存在がおもろいじゃん。」
ノレ一 「そうだね、俺は面白い。」
将暉 「じゃあ九十九入ろうぜ。」
ノレ一 「どう言う理屈?」
将暉 「理屈なんかいらねえんだよ。オメェが欲しいっつってんだよ。」
ノレ一 「きゅん。」
将暉 「wwww」

最近の将暉からの勧誘は熱烈だ。
今回も適当にボケて誤魔化したが、そろそろ九十九への勧誘をどうするかは決めないといけない。
今、将暉に言われたことは正しいが、俺は全人類から笑って貰いたいと思っている。その夢が九十九にいて叶えられるのかどうかが全てだ。
犯罪にも勝利にも格好良さにも興味はない。相手が面白いと思うかどうか、それだけだ。

22時33分、今日はStella*Labがサンメカで出張販売らしい。
北北 ぽっくるが営業に来た。

ぽっくる「お買い物いかがですか?」
ノレ一 「お買い物?いいよ。」

僕には、どうしてか北北 ぽっくるからの営業は断りたくないという気持ちがある。
いつも通り、ぽっくるセットを購入した。

サンメカで店番をしていると、初めての出張販売だとはっぴーゆんぴーがStella*Labに出勤した。
チェキが撮影出来るようになったとの事で、近くにいた真城・U・ゼベピピにポーズを指定して貰い、はっぴーゆんぴーとチェキを撮影した。

はぴゆぴ「請求して良いっピカ?」
ノレ一 「50万~200万くらいで請求お願いします。」
はぴゆぴ「50万で切るっピ。好感度プラス40。」

とんでもなく好感度が上昇し、合計140になった。

0時51分、スターダストから電話がかかって来た。

スダ 「ルーさん!チェイスに勝てたよ!」
ノレ一 「お、マジか!」
スダ 「教わったね、曲がりまくって高速の下でじっとしてたら勝てた!」
ノレ一 「素晴らしい。」
スダ 「ありがとう!!!」

初めての教え子の成長を素直に嬉しく思った。
ちゃんと教えた事を吸収し実践出来たことが何より凄い事で、スターダストはこれからもっと上手くなると思う。

1時58分、サンメカに寮が出来たが、今日は自宅に帰る。
自分の貯金額を確認し、またしても頭を悩ませる。

ノレ一 「3600万か…きちぃ…。」

お金の稼ぎ方と使い道を考えながら夢の中に落ちて行った。

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+ 第31話  「バウバウやないかい!」
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8/10 第31話 「バウバウやないかい!」

19時02分、今日も早起き。
起きて早々にサンメカに出勤すると、星空 みるが街で1番最初に目が覚めた事を報告に来た。
今日は元気そうでなによりだ。

19時30分、ジェミニがNeoのカスタムに来てくれた。

ジェミニ「買っちゃったの!」
ジェミニ「カッコいいでしょ~!」
ノレ一 「たその方がカッコいいけどね。」
藤花 「口説き始めてない?」

奮発して、所持金が300万円しかないらしく外装カスタムだけして帰って行った。
僕は、ジェミニの嬉しさのあまり口角が下がらない様子に、「こう言う所だよね」と頷いていた。

23時24分、武器屋が半額セールらしいので、星屑 アイラを連れて武器屋に向かった。
お客を連れて行った報酬として15万円を頂いた。
こう言う所で稼がないと上司は稼ぎようがないのだ。

武器屋から戻り、星屑 アイラのチェイス練習に付き合った。
今日は捲かれはしなかったが、日を追うごとに確実に上達している。同じ性能の車なら捲かれていたかもしれない。

0時27分、Stella*Labに新しい人が入ったとの情報を知り、オキナ、星屑 アイラ、琴吹 バニラの3人で向かった。
Stella*Labに入ると見知った人物が働いていた。

ノレ一 「バウバウやないかい!」

新人の正体は、先日街を案内した新規住民のバウバウだった。
研修がてらに限定メニューのEMSセットを購入した。

バウ 「お会計が…15万…?そんなにする…?」
ノレ一 「合ってますよ。バウバウにお金を落としに来たからね。」
バウ 「あはは、ありがとうございます。」

帰り際にオキナと「ようやくまともな女の子が入ったね」と、Stella*Labの従業員の個性について話しながらサンメカに戻った。

2時00分、今日は街に起きている人が少ない気がした。
いつもの事だがサンメカは常に1人、救急隊も警察も少なかったらしい。
明日は稼げると良いな、と思いを馳せ就寝した。

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+ 第32話  「この髪型はルーさん」
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8/11 第32話 「この髪型はルーさん」

19時03分、今日も早起き。
いつも通り村愚 コピが車の修理に来る。

ノレ一 「昨日寝てたでしょ。」
コピ 「ずっと寝てた。」
ノレ一 「なんかあったのかと思ったよ。」
コピ 「いつもいる人が居ないと不安だよね。この前俺も同じ事思ったよ。」

その後もはちゃ、星空 みる、楽々浦 ききも集まって来た。

星空 「ここに来たらみんないると思った。」
ノレ一 「朝はサンメカだからね。」
はちゃ 「朝はサンメカ。」

『朝はサンメカ』という言葉がどれほど嬉しいか。
毎日毎日お客が来なくても、お店を開け続けた意味があったのだ。

21時41分、オキナが出勤する。

オキナ 「2人目のサブオーナーを探します。」
オキナ 「今の従業員の出勤っぷりではまだ足りない。」

僕と同等の出勤率の従業員を探したいらしい。
中々難しそうだが、そんな人が居てくれると僕が1番助かる。

0時34分、「ちょっと来てもらおうか」と、トナカイのマスクをした人物に強盗の人質として連れ去られてしまった。
対応には皐月 めろんが来てくれたが、警察が忙しいらしく、一瞬でロストしていた。

めろん「俺の親友のルーさんを拉致するなんて許さねえ。」
ノレ一 「親友だったんだ。」
めろん「俺らはもうマブダチじゃないか。」
ノレ一 「マジかよ、次からはその距離感で行くわ。」

いつの間にそこまで親しくなったのかは分からないが、友達が増えることは良い事だ。
友達と呼べる友達も多くないし少し嬉しかった。

0時45分、花邑 きなこにバス観光へ誘われた。

ノレ一 「バス観光って何だ?」
きなこ「バスで街を観光するんだよ。」

1時までには寝たかったので、長引いたらウェルターから500万円を貰う約束をしてバスに乗り込んだ。
「こちら家です」と家に案内され、暫く待っていると警察がやって来た。

めろん「この髪型はルーさん。」
ノレ一 「親友のこと髪型で覚えるなよ。」

L 「すみません、人質の方降りていただいてよろしいですか?」
ノレ一 「えっ!?俺バス観光に来たのに?人質だったの俺?」
L 「そうだよ。いつまで乗ってんだ。」

どうやら僕は騙されていたようだ。
犯人は九十九で、そのままバスでチェイスを開始し、数分で海に飛び込んでいた。
何をしているんだ。

1時04分、家に帰宅し株をチェックすると、100万円儲かっていて、所持金が4170万になっていた。
嬉しい気持ちのままニコニコで布団に包まれた。

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+ 第33話  「一緒に遊ぼ~」
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8/12 第33話 「一緒に遊ぼ~」

19時07分、今日も早起き。
いつも通りサンメカで働き、はちゃや村愚 コピの早朝メンバーの車両を修理していると、無線から「おはようございます」と挨拶が聞こえた。

暫くして出勤して来た木山 優に「HPに僕の事"幽霊社員"って載せました?」と聞かれる。

ノレ一 「お前全然出勤してなくない?」
木山 「してるって!」
ノレ一 「でも俺会ってないよ?」
木山 「たまたまルーさんがいないだけ!」
ノレ一 「俺1日5時間以上お店に立ってるけど…。」

ノレ一 「ちゃんと来てるなら昇進してるはすだよ。」
木山 「僕が断ってるの!」
木山 「他の人より働いてなくて申し訳ないから断ってるの!」
ノレ一 「やっぱり他の人より働いてないんじゃねぇか。」
木山 「ルーさんみたいにはずっといないから。」
ノレ一 「そりゃそうだ。」
ノレ一 「俺くらい働いてる奴が居たらそいつはサブオーナーになってるよ。」

サンメカの現状の痺れを切らしたオキナが、『1週間で2時間は出勤する事』というルールを定めたこと、僕はこのままの状態が続くなら全てを辞めることを伝えた。

木山 優が早番をしてくれているので、ボーリングに出掛けることにした。
今日こそは自己ベストを更新したい。
しかし、4~5ゲーム程プレイしても200スコアを越えなかった。ただ、スプリットの攻略の糸口を掴んだ。僕はまだ上手くなる。

ボーリングをしている最中に、木山 優から「くまぽんっていうゆるキャラみたいなのがルーさんを探してましたよ」と報告を受けたので、チャープルで『くまぽん僕に会いに来てて可愛い』と煽った。
数分後にくまぽんから『またあいにきたよ。いないよ』と返信が来たので、ボーリング場にいることを伝えた。

暫くすると

くまぽん「わー、ここ入れるんだー。」

と言いながら、ボーリング場にやって来た。
何の用だったかを聞くと、くまぽんはゴミ漁りをしているらしく、瓶のふたを売って欲しいと言われた。
「1つ1万円だったらいいけど」と値段を吹っかけてみると、くまぽんはすぐに断り、こちらを探ってくるように質問を続けた。

くまぽん「悪い人たちに素材売ったりもしてないの?」
ノレ一 「してないね。」
ノレ一 「元気になって欲しい友達がいて、その子にあげたい物があったからゴミ漁りしてたんだよね。」
くまぽん「もうやってないの?」
ノレ一 「うん。渡したい物は渡せたから。」
くまぽん「そうなんだ。」

くまぽん「もしさ、ファームとか好きだったら一緒にやらない?」
ノレ一 「友達が欲しいってこと…?」
くまぽん「んー……。」
ノレ一 「一緒にやりたいの?」
くまぽん「もの集めるの楽しいかもってなったら一緒に遊ぼ~。」

くまぽんから瓶のふたの使い道や、ホームレスキングと名乗るおじさんのこと、色々なことを教わった。
別れ際にホームレスキングの元へ連れて行って貰い、僕のホームレス修業は始まった。

まずは街のゴミ漁りから。指定された場所でゴミを漁り、軽くミッションをクリアしホームレスレベル2になった。
次にネズミ駆除のミッション。指定された場所でネズミをひたすらに駆除していく。今回も難なくクリアしホームレスレベルは3。
次は物乞いのミッション。市民に物乞いをして、合計1000円を獲得しなければならない。
このミッションが中々難しく、物乞いをしても罵られるばかりでお金を恵んでもらえない。車に乗っている人にも物乞いをしてみるが、悪口を言われるばかり。
しかし、ある時から物乞いのコツでも掴んだのか、5人に物を乞えば3人が恵んでくれるようになった。それに今までは1円~10円程度だったが、20円~40円にまで増えた。
1時間で150円しか集まらなかった物乞いミッションだったが、次の1時間では目標の1000円を達成した。

ノレ一 「俺って物乞いの才能もあったのか…。」

ホームレスキングに報告し、無事ホームレスレベルは4に上がる。

0時50分、次のミッションは明日に回し、今日はもう寝ることにした。
今日はマンションではなく、初めてサンメカの社員寮に泊まった。
ソファはベッドに比べると少し眠りにくいな。

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+ 第34話  「ここから先は本物のホームレスになる必要がある」
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8/14 第34話 「ここから先は本物のホームレスになる必要がある」

19時02分、今日も早起き。
今日は起きてすぐにサンメカに出勤はせず、ゴミ漁りへ出掛けた。ホームレスキングが俺を待っているのだ。
次のミッションはカートに乗って山を1000m滑り降りるというもの。まったく意味が分からないが、とにかく指定の場所へ行きカートを手に入れた。
近くの丘を登り、滑り降りてを繰り返す。

途中、サンメカに甘鬼 るるうが出勤してくれたので、僕がお店に居なくても安心だ。
他の従業員も少しはお店に立っていて欲しい気持ちもあるが、やりたいことをして欲しい気持ちもあってもどかしい。
とにかく甘鬼 るるうには感謝をしなくてはいけない。

今回のミッションも楽々クリアし、ホームレスキングに伝えに行くが、経験値がまだ足りない。
試行錯誤するも経験値は上がらなかったので、仕方なく瓶のふたを集めることにした。
1時間ほどゴミ箱を漁り400個近くの瓶のふたを集め、ホームレスキングに寄付することで経験値を貯めた。
次のレベルに上がろうと思ったが、ホームレスキングが恐ろしい事を言い出した。

ホームレスキング「ここから先は本物のホームレスになる必要がある。」
ホームレスキング「他の仕事は出来なくなると思え!」
ノレ一 「え……怖っ。」

サンメカの仕事もあるので即決は出来ず、1度くまぽんに相談をしてから決めることにした。

〇時〇分、サンメカに戻る。
戻ってすぐ、真城・U・ゼベピピに人質にされフリーサ銀行強盗を行った。僕はギミックを任されたがもう慣れたものだ。白市民で一番手伝わされている気がする。
全ての金品を取り合えたが、警察は忙しいのか対応に来なかったので、その足で換金しに行くと、Seventhのジョーがいた。Seventhの事はあまり好きじゃないので少し気まずい。
自分の分は換金し終わり外で待機するが、真城・U・ゼベピピが中々出てこない。もしや殺されでもしたかと確認しに行くと、真城・U・ゼベピピとジョーは200万円を懸けてチンチロで勝負をしていた。
先行のジョーが目無しだったので、真城・U・ゼベピピの勝ちかと思われたが、真城・U・ゼベピピは一二三を出して400万円負けていた。何をしているんだ。

真城 「フリーサで200万取ったのに400万取られた。」
真城 「今お金貯めなきゃいけないのに。」
ノレ一 「チンチロすんなよw」

0時55分、今日も少し早めにマンションへ帰宅する。
1日中ゴミを漁っていた気がするが、株で200万儲かり、フリーサを手伝って100万儲かり、ボーナスで300万貰った為、所持金が5000万円を越えた。
車もヘリも欲しいが、すぐに使う用事があるわけでもないので、一旦元手を増やして株で儲けることに決めた。

明日にはホームレスの王になりたい。

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+ 第35話  「優しくされるの怖くないですか?」
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8/15 第35話 「優しくされるの怖くないですか?」

19時03分、今日も早起き。
起きてすぐにサンメカに出勤する。

お店に着くと同時に星空 みるとはちゃが遊びに来てくれる。甘鬼 るるうも出勤したので、全員で雑談をして過ごす。

はちゃ「皆で飲み会した~い。」

星空 「皆で泥酔してみたい。」

ノレ一 「吐けば無限。」

全員で、と言ったが、甘鬼 るるうは会話に混ざらず1人で心の中で会話をしていたらしい。人見知りもいい加減にしなさい。

暫く雑談した後、Mechahoricに社員寮が出来たらしので、今度こそ全員で寮を見に行った。Mechahoricの寮はサンメカの寮に比べて10倍以上の広さだった。現在家具を取り揃えている途中らしい。
甘鬼 るるうの人見知りを直す為に無理やり引っ張って来たが、最初1人でゴミを漁っていた。大丈夫かコイツ。
ひとしきり見学し終わった後にそれぞれのお店に戻った。

そういえば、今日からニトロが解禁されるらしい。
しかし南のメカニックより北のメカニックの方がカスタム代金が安いらしく、一般のお客はそこまでいない。
主なお客は警察なので、積極的に営業を仕掛けて何人かにニトロを入れて貰った。基本的に請求は甘鬼 るるうに切らせているので、お金は稼げていない。

るるう「ニトロ入れたい!」
ノレ一 「いいよ入れて。」
るるう「え、優しい…。怖い。」
ノレ一 「なんでだよ。」
るるう「優しくされるの怖くないですか?」

なんだそれ。
でも、僕みたいなお金を持っている奴は株でもやっとけばいい。お金のない人がお金を稼げる世の中にならなくちゃいけないと思うから。

21時00分、今日もこれからゴミ漁りの時間だ。
僕はホームレスキングを目指さなきゃいけない。やるからには1番だ。"さいきょう"にならないとね。

それから、ひたすらゴミを漁っては真城・U・ゼベピピに人質にされ、ゴミ漁りを再開しては人質にされてを繰り返した。
ゴミ漁りは順調にホームレスレベルが上がり、人質もやる度にバウバウが対応に来てくれるので、バウバウの横に乗ってチェイスの応援が出来るので楽しい。

ノレ一「バウバウやばい、もうちょっとで俺死んじゃうかも。」
バウ「大丈夫ですか?」

1時30分、くまぽんと合流してホームレスミッションについて分かった事を色々と共有し、ミラーパークで一緒に物乞いをした。

2時00分、自宅へ帰宅する。
今日は1日中ゴミ漁りをしていた。ホームレスとしての成長も楽しいし、偶に連れて行かれる人質ではバウバウの成長が見られるので面白い。

無線でくまぽんに「おやすみ」と伝え、ベッドに横になる。
明日も沢山ゴミを漁りたい。

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+ 第36話  「どうやらクッキーができたらしいっピ」
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8/16 第36話 「どうやらクッキーができたらしいっピ」

19時02分、今日も早起き。
起きてすぐにサンメカに出勤。村愚 コピが修理に来る。いつもの光景に安心する。

久しぶりにウェルターがメカニックとして働いていて、錫実 鉄も働いていてくれたので朝からゴミ漁りに出かけた。
23時00分までゴミを漁りホームレスレベルは7まで上がった。ここまで上がっている人間は1人も居ない…。いやホームレスキングを除いて。

21時36分、今日もゴミを漁っては真城・U・ゼベピピに人質にされ、バウバウのチェイスを見守る。昨日より格段に上手くなっていて目を見張るものがあった。

ノレ一 「頑張れバウバウ。」
バウ 「まずは、ぶつからずに付いていく。」
ノレ一 「めちゃくちゃ上手くなってる。何だこれ。」
バウ 「本当ですか?」

バウ 「どこ行ったかなぁ。」

バウ 「あれ?先輩たち消えた?」

ノレ一 「今の所ドライブデートだよ。」
バウ 「ドライブデートして帰ることになっちゃう。」
ノレ一 「夕陽がめちゃくちゃ綺麗だ。」
バウ 「いない…。昨日よりはマシ、昨日よりはマシ…。」

元気が無さそうなバウバウに「またドライブデート行こうね」と声をかけたが、元気には出来なかった。
毎日大変そうにしているバウバウのメンタルを心配しているが、僕に出来ることはなにもない。

サンメカに戻ると、Stella*Labが出張販売に来ていて、はっぴーゆんぴーが出勤していた。

はぴゆぴ「どうやらクッキーができたらしいっピ。」
ノレ一 「えっ!はっぴーゆんぴークッキー!?」
はぴゆぴ「まだっピ。今みやびっピが作っピ。」
ノレ一 「お腹空いた。人質にされてたから食べるの忘れてた。」
はぴゆぴ「可哀想っピ。」
ノレ一 「ゼベピピはいつも僕のことを人質にしてくるからね。」
はぴゆぴ「ゼベピピ悪いやつ。好感度マイナス2。」

知らないところでマイナスされる理不尽さに思わず笑ってしまった。
時間がかかりそうなので、1度Kitty cat2にじゃがいもとオレンジを届けてから戻る。

はぴゆぴ「ノレはじめ。あ、そうだ。先になつきっピのご飯取ってくるっピ。」
はぴゆぴ「ちょっと待つっピ。」

暫く待つも、中々戻って来ないのでゴミ拾いを再開しようとした。

ノレ一 「もう帰っちゃうよ俺、帰っちゃう。」
ぽんこ「だめだめ。」
ノレ一 「もう帰っちゃいます!急いでゴミ拾いに行くの!」
ぽんこ「こらこらこらー。お待ちなすって。」
ノレ一 「1分1秒が大事なんだよ?」
ぽんこ「ほらゆんぴーちゃんが持って来てくれたよ。」
はぴゆぴ「今渡すっピ。ごめんピ。」

急いでお名前クッキーを渡してくれた。

ノレ一 「可愛い。」
はぴゆぴ「急いでるのに申し訳ないっピ。好感度プラス10だっピ。」
ノレ一 「ありがとう。頑張ってくる。」

急いでいる事には変わりは無いが、急いで行う事がゴミ拾いなことに少し罪悪感が湧いた。

2時00分、ウェルターが家に帰りにくいらしく誰かの家に泊めて貰おうとしていたので、一緒に泊めて貰う事にした。
色々な人が声をかけてくれたが、最終的にサンメカの寮に泊まる事に。オキナ、しろ、ギヤと4人でソファで眠った。

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+ 第37話  「俺のフォロワーは全員行ったよね?」
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8/17 第37話 「俺のフォロワーは全員行ったよね?」

19時03分、今日も早起き。
寮からサンメカに走って出勤する。すぐにアイル・ヴェレーノ、錫実 鉄も出勤し、お客として夏空 ひまわり、村愚 コピ、はちゃ、花邑 きなこが修理に来た。
早朝とは思えないほどの人数が集まっていた。

19時52分、笹星 ぽんこがバイクに乗って来店。

ぽんこ「え~ん、ルーさんのやってくれた可愛いやつ無くなっちゃった~。」
ノレ一 「え!取れちゃったの?同じ奴作れないよ…。」
ぽんこ「ええー、あれ可愛くてお気に入りだったのに…。」

なんとか記憶から思い出し、完璧とまではいかずともほとんど同じカスタムに戻すことが出来た。

ぽんこ「今日ステラでね、12時からライブあるよ。初めてのライブ!」
ノレ一 「バウバウも出ますか?」
ぽんこ「バウバウちゃんは残念ながらうちじゃないよ。聞いてよ、警察に取られたの。ショック。」
ノレ一 「えっ、もうステラは辞めたってこと?」
ぽんこ「そうだよ。辞めたっていうか体験だけで…。」
ノレ一 「えー…。」
ぽんこ「最悪じゃない?」
ノレ一 「最悪。」

勿論、バウバウにはやりたいことをやって欲しいので、気持ちの尊重はするが、あれだけ似合っていたStella*Labを辞めてしまうのはあまりにも勿体ない。
バウバウのクッキーを楽しみにしていただけに残念な気持ちになった。

21時34分、ホームレスとしてのタスクをこなすために今日もゴミを漁る。
道中でReneroに立ち寄りジェミニからご飯を買った。

ノレ一 「おはようございます。モニセください。」
ジェミニ「今日も会いに来てくれてありがと。」
ノレ一 「こちらこそ今日も起きてくれてありがとう。」

お互い感謝を伝え、ゴミ漁りを再開した。

ノレ一 「いつものルーティンの場所を漁っていると瓶のふたは250個集まるな。」

アライグマに何度も噛みつかれ、傷だらけになりながら今日のタスクは達成した。

22時58分、サンメカに戻ると、久しぶりに皇子 リオンが顔を出した。

リオン「なかなかこっちに来にくい理由が1個出来たんですよね。」
オキナ「どうした?」
リオン「黄色と揉めるっすね。」
ノレ一 「俺も黄色嫌いだから揉めて欲しい。」
リオン「僕はもうリーダーが癪に触るんで一旦殺すっす。」

何があったのかは知らないが相当腹を立てている様子だ。

オキナ「うちで働いてる黄色って木山だけだろ。」
オキナ「揉めてもいいけど、ウチで働いてる間は揉めるのは許さん。」

僕も喧嘩は面白くなくて嫌いなので、働いている間は仲良くしておいて欲しい。
というより木山 優は黄色だったのか。

0時30分、Stella*Labでの店内ライブが始まった。
夏空 ひまわり、北北 ぽっくる、夕星渚月の歌を全員で聴き入った。
ライブが終了し、ボディ・ガドゥに感想を伝えた。

ガドゥ「ぜひSNSの方に感想など書いていただけると…。」
ノレ一 「書きますよ! 僕、1番フォロワー多いんで。」

チャーブルに『ステラのライブ良すぎた。俺のフォロワーは全員行ったよね?』と投稿すると、ウェルターが爆笑しながら

ウェルター「急にインフルエンサーぶるなw」

とツッコんできた。
思ったよりも笑って貰えて大満足だ。

0時57分、急いで社員寮に帰り、明日のために布団に潜り込んだ。

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+ 第38話  「ずーっと声かけてるよ」
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8/18 第38話 「ずーっと声かけてるよ」

19時02分、今日も早起き。
今日はすぐにサンメカには行かず、ホームレスキングの元へ向かった。
タスクを受注し、早速ゴミ拾いを開始したがはちゃから修理依頼の電話がかかってきたので、1度サンメカに出勤した。

19時50分までゴミを拾い、タスクを完了。瓶のふたを350個集めた。

サンメカに戻ると、黄色の組織が南で犯罪をしていると聞こえて来た。

ノレ一 「えっ、黄色が南で犯罪してるって聞こえたぜ?」
コピ 「フリーサがもう2件取られてるんだよ。」
ノレ一 「やっちゃえよ、田舎者は。」
将暉 「えぐいw」
ウェルター「俺らは言われた側だからね。」
コピ 「俺らは言われてないけど、言われた九十九のやつを借りて、やりに行ってる。」
ノレ一 「なんでいつもは北で犯罪してるのに南で犯罪するの?」

日に日に黄色組織への不信感や不満が溜まって来た。
僕が犯罪者だったら間違いなく嫌がらせをしに行っていた。僕がメカニックで良かった。

21時03分、再びホームレスキングからタスクを受注しゴミを漁る。
ゴミを漁っている最中に真城・U・ゼベピピに呼ばれて人質にされてしまった。
結果警察は来なかったので、すぐにゴミ漁りへと戻る。
集めた瓶のふたをホームレスキングに渡し、ホームレスレベルは8に上がった。
次のミッションは『アライグマを手懐けろ』という物、どうやってみても手懐けることが出来ず、他にやり方があるのかもしれない。

0時49分、初瀬 めいからバトルメカニックの依頼があり、試験的に客船強盗の対応に参加する事になった。
何度かヘリを修理すると初瀬 めいから電話がかかって来て

めい 「ノレさんのおかげで勝ちました。」
ノレ一 「勝ったんだ。強すぎるみたいなことはなかった?」
めい 「強すぎることはない。ギリギリだった。」

と報告を受けた。

1時46分、久しぶりにウェルターから九十九への勧誘を受ける。

ウェルター「ルーさんそろそろ九十九入る気になった?」
ノレ一 「そろそろ?」
ウェルター「ずーっと声かけてるよ。」
ノレ一 「そう言えば最近誰にも声かけられてないな。」
ウェルター「嘘? ゼベピピが声かけてない?」
ノレ一 「ゼべピピは一緒に犯罪してるみたいになってるだけだね。」

ノレ一 「メンバー誰がいるんだっけ?」
ウェルター「なこ、ふろーら、鉄、藤花、ゼベピピ、L、スダ。最高にイカしたメンバーだろ。」
ノレ一 「加入したら俺が倍は面白くなるかな?」
ウェルター「3倍面白くなるでしょ。」
ノレ一 「じゃあ面接しよう。」
ウェルター「圧迫でいい?」
ノレ一 「そっちも1人ずつ質問して、俺も1人ずつに質問する。」
ウェルター「そうしよう。」

いつもの冗談で逃げている部分もあるが、面接を行い、メンバーがそれぞれどこを目指しているのか、チームとしてどうなりたいのかを聞かない事には加入は決められないと思った。
俺は九十九が分からない。

1時54分、オキナと寮に帰宅。
男子部屋にベッドを設置して2人で寝転び、共に眠った。

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+ 第39話  「頼む…頼むから出てくれ…」
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8/19 第39話 「頼む…頼むから出てくれ…」

19時03分、今日も早起き。
ただ今日はいつもとは違う1日になる。本気でゴミを漁るからだ。

一旦サンメカに出勤し、早朝メンバーの車両を修理し、早速ゴミ漁りへ出掛けた。
いつものルーティン通りに、まずはホームレスキングからタスクを受注。そしてサンメカ付近、旧病院前、川沿い、Stella*Lab近辺、地下鉄入口裏とお決まりの場所を巡り、1時間程度で瓶のふたを250個集めた。タスクも完了し、ボーナスで瓶のふた100個を手に入れる。

少しサンメカに立った後、再びゴミ漁りへ出掛ける。

21時00分、早朝と全く同じルーティンを繰り返して、1時間で瓶のふた250個、タスク完了で100個。
2時間以上ゴミを漁るともう脳みそが溶けてくる。何も考えられない。

そして0時00分、本日3度目のゴミ漁りである。
3度目が鬼門だった。探せど探せどゴミ箱の中には何も入っていない。

ノレ一 「頼む…頼むから出てくれ…。」
ノレ一 「どうしてないんだ…。」
ノレ一 「11個ゴミ箱を漁って瓶のふた2個なことあるかよ…。」
ノレ一 「壊れちゃうよ……。」

1時間以上ゴミを漁り、ようやく瓶のふたを250個見つけることが出来た。
1度目2度目3度目、今日だけで瓶のふたを1050個探し出した。

あまりにも苦しすぎた。1日に3度のゴミ漁りは2度とやらないだろう。

1時24分、疲労で倒れそうになりながら家に帰る。

ノレ一 「もう無理、何もしたくない。」

と現実から目を背けるように瞼を閉じた。

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今日も瓶のふた探し。全然出なくて大変…。探すのに時間がかかるのに何も入っていないゴミ箱は何なんだ!それでもここまで集めちゃうの凄い。ノレ一さんだから出来たと思うけど、でもさすがにこれが続いたらノレ一さんが壊れちゃう…。
瓶のふた出てって祈るしか出来ないのがもどかしい。


+ 第40話  「心が優しすぎるよ」
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8/21 第40話 「心が優しすぎるよ」

19時02分、今日も早起き。
サンメカに出勤するや否や星空 みるから着信が入る。

星空 「ねぇルー助けて。」

深刻な内容かと思ったが、大したことはなかった。
目が覚めると、どうしてか北のガソリンスタンドに居たらしく、帰る足がないと言うので、ヘリで迎えに行った。

星空 「ルーなら起きてくれてると思った。」

この信頼が心地良い。
毎朝早朝から起き続けていて良かった。

星空 みるをMechahoricに送り届け、今日も懲りずにホームレスキングの元へ向かう。
一晩考えて思いついた『アライグマを手懐ける』方法も無に帰してしまった。

ノレ一 「ぐぬぬ。」

20時52分、サンメカに戻るとここという人物が店に立っていた。
『誰だこいつ』という疑問は浮かぶが、どうでもいい事は無視して隣に立ち店番をすると、ここから唐突に話しかけられた。

ここ 「ルーさん瓶のふたいる?」

なんだこいつ。
僕の事を"ルーさん"と呼び、瓶のふたを集めている事を知っている人間。更にそれを僕に渡そうとしてくる間柄の女性。
ここはサンメカの人間である事には間違いが無さそうだ。
僕は何も気付いていない様子で答えた。

ノレ一 「いらないなら欲しいな。」
ここ 「おっけー。取って来る!」

戻って来たここからは、瓶のふた478個が渡された。
僕はこの時にここが誰なのか大体理解した。
瓶のふたを500個近く集めるほどにゴミを漁っている女性でサンメカの従業員。おまけに九十九は僕に隠し事をしないので九十九以外である。
ここはきっとアイル・ヴェレーノだろう。正体を隠しているなら僕からは何も言わないけど。

21時14分、サンメカの店頭で春乃 藤花を叱咤する。

藤花 「稼がなくちゃいけないのは分かってるけど、遠慮しちゃう。」
ノレ一 「遠慮してる場合じゃないだろ。」
藤花 「コンビニ強盗やってこようかな。」
ノレ一 「いいじゃん。西海岸のコンビニ開いてるよ。」
藤花 「…さすがに人質取らずはシャバいか。」
ノレ一 「シャバいかもね。」
藤花 「難しいんだよね。態々人質の人を取って、西海岸まで連れて行くのもなぁって思っちゃう…。」
ノレ一 「お前犯罪者だろ。心が優しすぎるよ。」
藤花 「w …人質取って来るかぁ。」
ノレ一 「うん、頑張れ。」

春乃 藤花はどうして犯罪者になったのだろうか。
警察を辞めてまで貫かなければいけない信念があったのだろうか。

ノレ一 「藤花ちゃん優しすぎるよ。この先ギャングになれるのか。」

人に遠慮して自分を蔑ろにしてしまう性格が少し自分と重なった。
しかし、自分と明らかに違う所にも気が付いた。

ノレ一 「犯罪を仲間に譲るのはいいよ。」
ノレ一 「でも代わりに別の所で稼がないといけないよ。」
ノレ一 「仲間は一緒に歩んで行かないと。対等なんだから。」

21時35分、犯罪から戻ってきた春乃 藤花がウェルターに犯罪の報告をしていた。

藤花 「ウェルター、さっきコンビニと初級宝石やってきたよ。」
ウェルター「え、4日目?」

頑張れ春乃 藤花。

23時06分、皇子 リオンから電話でItali RSXを購入したと報告があった。

ノレ一 『遂に買っちゃったか。待ってたよ。』
リオン『ずっと約束してたっすもんね!お待たせしました!』
ノレ一 『いつでもカスタム持って来ていいぞ。』
リオン『ありがとうございます!』

新車のItali RSXは白と濃青の皇子 リオンらしい車になった。

0時50分、サンメカの寮に帰り、ベッドに横になった。

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+ 第41話  「俺が弱く見えるだろ」
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8/22 第41話 「俺が弱く見えるだろ」

19時03分、今日も早起き。
サンメカに出勤し、レンタルヘリの写真を撮影しHPへ載せる事務作業をこなす。
バウバウが朝はゆっくりできるから、と遊びに来てくれたので、ウェルターと錫実 鉄と4人でボウリングへ出掛けることになった。

バウバウは、事件が起こってしまい、1ゲーム目が終了すると、慌ただしく現場に向かっていった。
3人でボウリングに勤しむも、皆が本気で挑むが故に語気が強くなってしまっていた。

鉄 「は!?なんで倒れないんだ!」
ウェルター「ふざけるな。」
ノレ一 「あまり強い言葉を使うなよ。俺が弱く見えるだろ。」
鉄&ウェルター「wwwww」
鉄 「笑わせるからずれた!w」
ノレ一 「あっはっはっはw 意志が弱いw」

全員で楽しくボウリング部の活動を終えた。
今日のベストスコアは錫実 鉄が179、ウェルターが186、僕は201だった。
部員全員のレベルが明らかに上がってきていた。

22時43分、CROWNのHOLYと黒虎 ナツが車両修理に来店した。

HOLY「もしオレンジがこの辺に居たら連絡ちょうだい。」
ノレ一 「オレンジって何?」
ナツ 「オレンジ色のチームがあるんだよ。」
HOLY「マジぶち殺すから。」
ノレ一 「生死問わず?」
ナツ 「んー腹立つから自分で殺りたいな。」
ノレ一 「おっけー。」

この街にも犯罪者の組織が増えて来た。
僕は色んな街を旅して、色んな組織を見て来たが、この街の犯罪者たちは血の気が多い。
簡単に言ったら怖い。僕から言わせて貰えばつまらない。
ただの撃ち合いや話し合い、そんなことをするなら拳でタイマンしたり、ギャグ対決とか人望対決とかした方が面白いのに。
僕は何とも思わないけど、白市民に怖がられて良い事なんてないと思うけどな。

0時08分、Reneroでご飯を買い、サンメカに戻ると、CROWNとオレンジ色の組織が揉めていた。
その様子を、たまたま来店していた武器屋バッツの蚊とウェルターと一緒に眺める。

ノレ一 「喧嘩しないで。」
蚊 「みんな仲良くして。」
ノレ一 「どっちがボウリング上手いかで決めよ。」
蚊 「バスケ、サッカー、野球で決めよ。」

ウェルター「オレンジ殺されてるよ。」
ノレ一 「俺も蚊に向かってブチ切れてみようかな。」
蚊 「逆に?」
ノレ一 「自分より怒ってる人いたら冷静になるからね。」

ノレ一 「ウェルターと俺、ケンカしてみない?」
ウェルター「いいよ。外でデカい声でやる?」

2人で屋上に上がり、どっちの方がボウリングが上手いかで喧嘩をするフリをしてみた。

ウェルター「絶対俺の方が点数高けえだろ!」
ノレ一 「数字も読めない馬鹿は黙っとけ。」
ノレ一 「ボウリングは絶対に俺が街で1番上手いから!」
ウェルター「何言ってるのマジで、俺が上手いに決まってね?」
ノレ一 「スプリット攻略できてない奴がなんか言ってます。ザコ金髪くん。」
ウェルター「歴だけでイキってる。ダサい。」

と、2人で声を荒げてみたが、中々喧嘩は止まない様子だ。
どうして皆サンメカの前で喧嘩をするのだろうか。

1時11分、近々開催される夏祭りの準備で疲労困憊な笹星 ぽんこが

ぽんこ 「働きたくないよー。不労所得が欲しいよー。」

と泣きながら転がっていた。
話を聞き、少し雑談をしていると笹星 ぽんこに非通知から電話がかかって来た。
笹星 ぽんこは怖かったのかスピーカーにして電話に出ると、相手はStella*Labがもう閉まってしまったのかを確認していた。


???「今から店開けてくれない?」
ぽんこ「忙しくて無理ですね。」
???「じゃ頑張って明日、夏祭り。」
ぽんこ「はい、夏祭り遊びにきてください。」
???「はーい、ぽんこぉ〜。」

ノレ一 「なんだ今のキモい客は。」
ぽんこ「大分キモかったね。」
ノレ一 「なんで最後一瞬、吐息で『ぽんこぉ〜』って。」
ぽんこ「言ってたよね。マジでキモいかもw」
ノレ一 「www」

Stella*Labみたいな可愛い女の子が多いお店には変な客はつきものだな。
色々大変そうだけど頑張って欲しい。

それから、明日の夏祭りで行われる新車オークションに出品する車のカスタムを済ませた。

1時57分、オキナと笹星 ぽんこが遅くまで打ち合わせをしていて帰る時間が無くなってしまったので、笹星 ぽんこはサンメカの寮に泊まる事になった。

3人でソファに寝転がり、「おやすみぽんこぉ~」と笑わせながら、明日の夏休みを楽しみに夢の中へと誘われた。

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■あらすじ
■ノレ一のセリフ
※その他カラーは会話が分かりやすい様に色付けしています。

切り抜き動画

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公開日 動画タイトル 備考
2025/07/06 「八夜ゆゆ」というギャル 2025/07/05 エピソード「第1話」
2025/07/13 部下を迎えに行く上司たち 2025/07/11 エピソード「第6話」
2025/08/10 『座薬車』に乗る将暉 2025/08/08 エピソード「第29話」

思い出

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