68式軽機関銃 - 北朝鮮軍装備大全@ ウィキ | ChosunArmy

工作船から回収された68式(画像出典:海上保安資料館横浜館)

9K35ストレラ-10に装備されたPK機関銃の拡大画(画像出典:KCTV)

ソ連が開発したPK汎用機関銃を国内でコピー生産したもので、82式と誤って紹介されることが多い。オリジナルとの相違点として、穴がない木製ストック、タンジェントサイトの装着が挙げられる。本銃は九州南西海域工作船事件で海上保安庁との戦闘で使用され、工作船の沈没後の引き揚げで回収、横浜の工作船資料館にて展示されている。68式は何らかの理由で大量生産に至らなかったと見られ、非常に珍しい。なお、ジンバブエで本銃が確認されていることから、一部輸出が行われたようだ。
また、オリジナルのPK機関銃自体は9K35ストレラ-10の自衛用に装備されているのが確認できる。

• 要目(PK機関銃)

口径:7.62mm
銃身長:658mm
使用弾薬:7.62×54mmR弾
作動方式:ガス圧作動
装弾数:100発、250発(ベルト給弾式)
重量:9000g
銃口初速:825m/秒
発射速度:650発/分
有効射程:1000m
開発年:1961年
配備期間:1961年～
生産数:100万挺以上