プロローグ B-SIDE ―先述―
今回の事件において、姉小路真澄は基本的に無関係だと言える。
彼がこの事件に関わった事と言えば、事件の中心人物でもあった二十年来の友人と他愛の無い会話をした事と、一機の人型兵器<マシン>の最期を看取った事。とある品を一点、横領した事位である。
この事件を一つの劇に例えるならば、劇の主役はあくまでもエムレインという一人の女性であり、彼女の行動が劇の全てであると言える。姉小路は最後の最後に無断で舞台に上がり、幕を下ろしただけに過ぎない。
故に今回、彼の活躍は殆ど無い。
いや、『今回も』と言うべきか。
彼は常に最後を看取り、締めくくる為だけに存在しているのだから。
今回、A-SIDEにエピローグが存在しないのは、先述したように姉小路が唐突に舞台に上がった事で、彼女がこの話を締めくくる事が不可能となったからである。
ソレは何故か。
賢明な諸兄に置いては想像に難しくない事だと思う。
B-SIDEは、エンディングを向かえる事無く中途半端に終了してしまったこの劇<A-SIDE>を、舞台裏を見せる事で『一応の』納得のいく形での閉幕をさせようという目的の為に存在する。
主役である彼女の知らぬ所で行われていた出来事。それは、要約させてしまえばホンの数行で終わってしまう些細なモノではあるが、諸兄にこの劇をより楽しんでいただけるよう、B-SIDEは回りくどい演出をさせてもらう事にする。
また、劇中に『大災害』<二十年前>を初めとした意味が不明瞭な単語が出てくる事があるが、今回の事件と真に係わり合いを持つ物は少ない為、深く考えずフィーリングで理解してもらえれば良いかと思われる。
彼がこの事件に関わった事と言えば、事件の中心人物でもあった二十年来の友人と他愛の無い会話をした事と、一機の人型兵器<マシン>の最期を看取った事。とある品を一点、横領した事位である。
この事件を一つの劇に例えるならば、劇の主役はあくまでもエムレインという一人の女性であり、彼女の行動が劇の全てであると言える。姉小路は最後の最後に無断で舞台に上がり、幕を下ろしただけに過ぎない。
故に今回、彼の活躍は殆ど無い。
いや、『今回も』と言うべきか。
彼は常に最後を看取り、締めくくる為だけに存在しているのだから。
今回、A-SIDEにエピローグが存在しないのは、先述したように姉小路が唐突に舞台に上がった事で、彼女がこの話を締めくくる事が不可能となったからである。
ソレは何故か。
賢明な諸兄に置いては想像に難しくない事だと思う。
B-SIDEは、エンディングを向かえる事無く中途半端に終了してしまったこの劇<A-SIDE>を、舞台裏を見せる事で『一応の』納得のいく形での閉幕をさせようという目的の為に存在する。
主役である彼女の知らぬ所で行われていた出来事。それは、要約させてしまえばホンの数行で終わってしまう些細なモノではあるが、諸兄にこの劇をより楽しんでいただけるよう、B-SIDEは回りくどい演出をさせてもらう事にする。
また、劇中に『大災害』<二十年前>を初めとした意味が不明瞭な単語が出てくる事があるが、今回の事件と真に係わり合いを持つ物は少ない為、深く考えずフィーリングで理解してもらえれば良いかと思われる。
兎にも角にも、私が姉小路真澄と係わり合いを持つ切欠となったこの事件。その全容を、ココに記したい。
記述者:ハルカ
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