【解説】
アニメ第2期に登場したアニメオリジナルキャラクター。読みは「このえ・ふみな」。
御崎高校1年2組への転入生。
二学期から悠二らのクラスメイトとなった、
とある“紅世の王”のそっくりさん。身長は彼女と同じで142cm。
カシャが
御崎市を襲撃した際、
封絶の中でも動かず、また怪我をした際に血を流した事から、人間である事は確実と思われたが……。
並外れたお嬢様育ち。何故か
坂井悠二に懐き、彼と
吉田一美(後に
緒方真竹と交代)は学校での近衛の世話係に任命されていた。
市内にある大きな屋敷に住んでおり、「じいや」こと執事が世話をしている。家族はいない。屋敷は部屋数は多いが、およそ人が生活している雰囲気が感じられない。
彼女と「じいや」は常に同じブレスレットを身に着けていた。また、目を離すとどこかに行き、昆虫や鳥と会話していた。
実は
ヘカテーが作り出した自らの『偽りの器』(代行体)で、
清秋祭終了間際に本性を表し、原作のヘカテーが行ったこと(『
暴君』の
顕現の抑制、『
零時迷子』への刻印打ちなど)を代行したあと、彼女と融合・消滅した。
ブレスレットに変化していた
宝具『
タルタロス』によって“
紅世”との因果を切り離すことで、
気配や身体構成を人間そのものに偽装していたようだ。
ヘカテーとの融合後、その存在は普通の人たちから忘れ去られた。史菜のことを覚えている一美は、当初その違和感に戸惑っており、緒方に史菜のことを問いただしていた。
第二期終盤で、近衛史菜が採集した記憶と感情は“
敖の立像”の頭脳として使用された。
【元ネタ・由来】
VIII巻巻末の
いとうのいぢのイラストが原案かと思われる。
近衛は歴代総理では、近衛文麿。
テレビアニメシリーズ構成の「
ヘカテーが学校に転入してきたら面白いんじゃないか」という考えで作られたキャラ。
最終更新:2025年04月20日 18:19