【種別】
地名
【初出】
I巻
【解説】
物語の舞台である、県下でもそれなりの大きさを誇る市。首都圏近郊に位置する。市の中央を
真南川が流れ、そこから東半分が市街地、西半分が住宅街というつくりをしている。
夏には
ミサゴ祭りがあり、市外から多くの観光客が訪れた。
“
紅世”関連の事件が連続して発生していたため、VI巻以後『
闘争の渦』の疑いが持たれていたが、XXI巻で確定した。
フリアグネの
秘法『
都喰らい』未遂により、この数百年で御崎市ほどひどく荒らされ歪んだ土地はないとXXI巻で“
祭礼の蛇”
坂井悠二は語っていた。そのため、『
大命』最終段階の実行地点に選ばれた。
二月、大命宣布を聞いた“
徒”たちが世界中から集まり、さらに『
星黎殿』の来襲と
ベルペオルの
封絶展開により、決戦の場となった。
状況は以下の通り。
調律の
逆転印章起動により、一時的に存在しないも同然の状態になり、そのためにこの世の写し世として創造された新世界『
無何有鏡』には御崎市は存在しない。
フリアグネによって荒らし尽くされた御崎市は、調律の逆転印章によって広がった欠落に、新世界『無何有鏡』へ旅立った“徒”たちが残していった莫大な“
存在の力”と、
リャナンシーが悠二に渡した復元の
自在式、そして本来の御崎市をイメージできる
吉田一美の存在によって、フリアグネ来襲以前の姿に復元された。ただ一人、坂井悠二を除いて。
シャナたちが新世界へ旅立った後は、存在を喰われた人間たちが再生されたことから、
外界宿とこの世に残った
フレイムヘイズたちの関心の的になっているようだ。
最終更新:2025年01月09日 07:03