プロフィール
カブト◎/クロガネ●/フェイト△
10才相当、性別不明
10才相当、性別不明
概要
元がなんであったかも分からぬ、ガラクタのクロガネ。正確には、元がなんであったかも判別できない程に破損したクロガネを、「ガラクタ」のクロガネとしてゴモラが命を定義した存在。
自分が何もので、誰に使われていたのか、そのすべてが定かではない。少なくとも、本人にとっては。
自分が何もので、誰に使われていたのか、そのすべてが定かではない。少なくとも、本人にとっては。
覚えているのは、オーサカM○●Nのガラクタ置き場で佇む自分と、それを覗き込むゴモラ――マムの姿だ。廃材と混ざり合って正しくゴミ同然だった自分に、クロガネとしての意志を与えてくれたのがマムだ。少なくとも、そのことについては感謝している。何故、ツシマFOTЯЭSSの支配者であるゴモラが廃材置き場にいたのかは、分からない。
後から聞いた話だが、ゴモラは生み出したクロガネに旧世界の悪魔の名を与えているらしい。であれば与えられた名が「グランギニョル」であったということは、相当ポンコツだと思われているのだろう。悪魔どころか、伝説の武具でもない、恐怖を煽るだけの人形劇。
実際、その通りなのだろう。無様に破壊されて廃材置き場に流れ着くような、無能なのだから。自分がなにものかも分からない無能に仕事が回ってくる筈もなく、所属だけはしているツシマPMCからお声がかかることもない。
実際、その通りなのだろう。無様に破壊されて廃材置き場に流れ着くような、無能なのだから。自分がなにものかも分からない無能に仕事が回ってくる筈もなく、所属だけはしているツシマPMCからお声がかかることもない。
そうして暇をもてあます間、グランギニョルはずっと、己の正体を探ろうとしている。
自分はなにもので、元はなんであったのか。
廃材から部品を継ぎ足し、自身の構成を組み替え、思い描いた姿を象る。
擬人、武具、乗騎、鳥獣、道具、電脳、あるいは別のなにか。
形無し故に、形を為す。そうしてグランギニョルは、己を探求し続けている。
自分はなにもので、元はなんであったのか。
廃材から部品を継ぎ足し、自身の構成を組み替え、思い描いた姿を象る。
擬人、武具、乗騎、鳥獣、道具、電脳、あるいは別のなにか。
形無し故に、形を為す。そうしてグランギニョルは、己を探求し続けている。
アクト内で開示された情報
グランギニョルに対するゴモラの真意
9:ゴモラがグランギニョルを解雇し、ツシマPMCから放逐した理由は、まさに太平洋の封鎖作戦にあります。世界中を敵に回しかねないこの計画は、ツシマPMCの多くの兵を危険に晒すものになるからです。
13:しかしそれはグランギニョル以外のクロガネにも言えること。ゴモラがグランギニョルだけを特別に計画から遠ざけた理由があります。それは、グランギニョルがガラクタのクロガネであること。未だ自己を確立していないグランギニョルにとって、ツシマPMCに対する忠誠は置かれた状況によるものにすぎないとゴモラは認識しているからです。
グランギニョルが自己を確立し、その上でツシマPMCに殉じるというならともかく、一つの個として自分の使命を認識できていないグランギニョルを共に死地に連れていくつもりはないということです。
13:しかしそれはグランギニョル以外のクロガネにも言えること。ゴモラがグランギニョルだけを特別に計画から遠ざけた理由があります。それは、グランギニョルがガラクタのクロガネであること。未だ自己を確立していないグランギニョルにとって、ツシマPMCに対する忠誠は置かれた状況によるものにすぎないとゴモラは認識しているからです。
グランギニョルが自己を確立し、その上でツシマPMCに殉じるというならともかく、一つの個として自分の使命を認識できていないグランギニョルを共に死地に連れていくつもりはないということです。
M○●Nでのグランギニョル
グランギニョルは、研究所の残骸のような場所、その破壊の爆心地に倒れていたと、ゴモラは話しています。
そこに、メインパーツをもぎ取られたクロガネの破片が散らばっていて、ゴモラはそれに対して初めて"定義"の因子の力を行使してグランギニョルを生み出したのだといいます。
そこに、メインパーツをもぎ取られたクロガネの破片が散らばっていて、ゴモラはそれに対して初めて"定義"の因子の力を行使してグランギニョルを生み出したのだといいます。
そして、この話を聞いてグランギニョルは一つの光景を思い出します。
あなたを破壊しようと、鬼気迫る表情で迫りくる修羅の姿を。
それは、当時の天神会の会長、五十嵐天神の姿でした。
あなたを破壊しようと、鬼気迫る表情で迫りくる修羅の姿を。
それは、当時の天神会の会長、五十嵐天神の姿でした。
H110-DEとグランギニョル
H110-DEは、グランギニョルの《真実》によって、かつてグランギニョルが空間を破壊する黒紫のパイルバンカーであったことを伝えました。
そして、その本来の機能がM○●Nに残されており、グランギニョルがその機能を取り戻すことを脅威に感じていると言います。
しかし、その破壊機能は未遂に終わったとも語っており、ゴモラが遭遇した破壊されたM○●Nが、何者によって破壊されたのかは不明なままです。
そして、その本来の機能がM○●Nに残されており、グランギニョルがその機能を取り戻すことを脅威に感じていると言います。
しかし、その破壊機能は未遂に終わったとも語っており、ゴモラが遭遇した破壊されたM○●Nが、何者によって破壊されたのかは不明なままです。
プロジェクト・ルナイクリプス
プロジェクト・ルナイクリプスは、空間消失のパイルバンカー"蝕(イクリプス)"を切り札とした突入作戦です。成功すれば被検体の救出、失敗したとしても研究所ごと消失させるという計画でした。
実行部隊である氷条征四郎、五十嵐天神、アルベリヒ、そして携行兵器である"蝕"の他、複数の人物が関わったこのプロジェクトは、しかし、研究所が空間消失の被害に遭っていないこと、被検体の救出が出来なかったことから、失敗に終わったと推測されています。
実行部隊である氷条征四郎、五十嵐天神、アルベリヒ、そして携行兵器である"蝕"の他、複数の人物が関わったこのプロジェクトは、しかし、研究所が空間消失の被害に遭っていないこと、被検体の救出が出来なかったことから、失敗に終わったと推測されています。
グランギニョルと五十嵐天神
24、グランギニョル、五十嵐天神