音節構造

エシュガル語の音節構造

 エシュガル語の音節は 『1個の頭子音 + 0個ないし1個(まれに2個以上)の介母音 + 1個の主母音 + 0個ないし1個の末子音』 から成る。

  • 頭子音
 23種類。子音字の子音22種類に加えて声門破裂音。声門破裂音は母音の左ではなく上に表示される。

  例1)声門破裂音を示す記号が付いた口母音 ⇒  ú ó í á é
  例2)声門破裂音記号と鼻母音記号が融合した記号の付いた鼻母音 ⇒  û ô î â ê

 但し声門破裂音は語の先頭では、表記上は脱落する。音声上も、それによって誤解を生じる音の組み合わせである場合以外は通常は脱落する。例えば音声上 iで終わる語の後に i ìで始まる語が続く場合、声門破裂音を挟まないと妙な事になってしまう。もっとも、ゆっくりはっきり発話する場合であれば組み合わせに関わらず脱落しない話者は少なくないし、全く脱落しない話者も中には居る。

  • 介母音
 ほぼ6種類。複数の介母音が連なるケースは比較的珍しい為、それを無視した場合は『無し or 口母音5種類』で6種類。

  • 主母音
 10種類。口母音5種類 または 鼻母音5種類。

  • 末子音
 11種類。無し または 無声子音10種類。






最終更新:2025年05月09日 19:09