用語集
このサイトで使っている用語の内、特に注意の必要なものを挙げる。
名称語 Asgirの音訳。現在の音訳規則ではエシガハとなるはずであるが、歴史的経緯からこの語だけは特別にエシュガルとする場合が多く、このサイトでもそれを採用している。他にエシガルという表記も珍しくない。ちなみに漢字一文字で表す場合は荏が用いられる。
要するに固有名詞みたいなものなのだが、名詞とは云い難い使われ方をする場面も少なくないために日本式エシュガル語教育ではこの用語が用いられている。名称語かそうでないかはエシュガル語においては標識によって明示される。
このサイトでは日本で昔からエシュガル語教育が行われているというテイで話を進めている場面があるが、もちろん実際にはそんなことはない。「伝統的な日本式エシュガル語教育」だとか「かつての荏語教育の現場」なんかの類の文言が出てきたら、その部分は民明書房が出展くらいのノリでとらえておけばよい。
このサイトではエシュガル語文化圏が実在するというテイで話を進めている場面があるが、もちろん架空の存在である。とりあえず、中心地は気候的に赤道直下の島国なイメージ、という点だけ念頭に置いておけば良いのではなかろうか。もちろんそのあたりは言語にも色々と影響している。
動詞の左隣が主語。つまり通常は文の先頭の部分。主に話題とか焦点とか命令対象とかがここに座る。どの文にも必ず(潜在的には)存在するが、表示されずにいきなり動詞で始まる(ように見える)文も珍しくない。文のどの要素が主語であるかは一般的にはニュアンスの違い程度でしかない。大事なのは格。
長い音だが長音でない母音。引き伸ばされた短母音。ただし文末イントネーションとして長くなった母音は通常は含めない。長くなっても短母音であり、長母音とは明確に区別される。
破裂音および破擦音、の略。つまり p z t c k b x d j gのこと。
円周率÷4。別に独自用語というわけではなく、元々は和算の用語である。エシュガル語文化圏では円周率の代わりにこちらを使う。近似値は(12進法で)〇・九五一二(ちなみに10進法ならば0.7854)だが、実際には11÷14、あるいは355÷452で計算することが多い。11月14日は円積率の日。
最終更新:2025年05月09日 21:45