品詞

エシュガル語の大きな品詞分類

 伝統的な日本式エシュガル語教育では、エシュガル語の品詞は大きく分けて2種類ないし3種類に分類される。2種類であれば機能語と内容語であり、3種類であれば内容語から名称語が分離独立する。
 またエシュガル語文法において重要な役割を果たす接尾辞についてもここで共に触れておく。

 母音が1つで末子音が無い単語、つまり頭子音(23種類)+主母音(10種類)から成る単語が機能語である。
 23種類×10種類で、全部で230種類。

  • 内容語
 機能語以外の全ての語が広義の内容語である。そこから名称語を抜いたものが狭義の内容語である。

  • 名称語
 機能語ないし接尾辞によって名称語であると指定された内容語が名称語である。
 機能語が名称語に指定されることはない。よって例えば地名の『津』を音訳しようとすると微妙に困る。まあZuu ツーとでもしておくしかないのだが。

  • 接尾辞
 複数の音節から成る語の最終音節に含まれる母音が口母音1つであり、その後に末子音が存在しないのであれば、その音節は接尾辞である。それ以外の形で接尾辞のように働く形態素があったとしても、通常はそれを接尾辞とは呼ばない。
 口母音のみなので機能語の半分の数となり、全部で115種類。






最終更新:2025年05月10日 22:35