処理順の基本
残業の使者さんの「知り得」画像をベースに作成
- 効果には基本的に「誘発」「解決」の2段階があり、効果は誘発した順に解決される。ひとつの効果の解決中に他の誘発効果は割り込まない
- 勝利のカード・死神のカードは誘発効果ではない。引いた瞬間に勝利・敗北する
- 条件付きの効果処理は、誘発段階で条件を判定する<例:天狐の社のターゲット判定>
- ただし、ランダム要素のある効果は、解決の段階でランダムの抽選を行う
- また、最大値等を参照する効果は解決の段階で判定を行う<例:カムラの攻撃力判定>
- 何かのカウントを参照して追加or代替処理を行う効果も解決の段階でカウント判定を行う(暫定)<例:ノア(ビショップ)のXと進化>
- ただし夜天の吸血鬼を自傷6回で出してもフォレストバット両方突進のみになる。自傷回数ではなく狂乱状態かどうかを参照していると説明はつくが境目が結構曖昧になりそうなので別の説明がいるかもしれない
- 同時に誘発した効果は以下の優先順位でソートして解決する
- 手札→リーダー+場のカード→直接召喚
- [同カテゴリ内]ターンプレイヤー→非ターンプレイヤー
- [盤面内]リーダー→盤面の左(先に出したカード)から順に
- [手札内]手札の左側(古い方)→右側<例:日輪のドラゴン>
- [同カード内]上に書いてある効果から順に→後から付与した効果(付与順に)
- 同時に見える(かもしれない)誘発タイミングの原則
- [先]ファンファーレ・(自分自身が)場に出た時[中](他フォロワーを)プレイしたとき[後](他カードが)場に出た時
- 「相手がフォロワーをプレイした時それに干渉する」効果<例:レオネル、ルインウェブスパイダー>は「フォロワーが場に出た時」より早い。レオネルが操縦予定のフォロワーを吹き飛ばして不発にしたりする。
- 少なくとも手札からプレイするときは「場に出た時」はファンファーレと同タイミング以上。レオネルより早い<例:アイシィは列車を出した後デッドペナルティを加える>。一応「(ファンファーレまたは)場に出たとき」という文言が隠れている認識で今のところ正しく処理できる。
- [先]ラストワード[後](他カードが)破壊された時 要検証:「場を離れた時」(征伐)はラスワと同時?
- 離脱はラスワと破壊された時の間っぽい
- [先]進化時[後](他フォロワーが)進化した時
- [先]攻撃時[後](他フォロワーが)攻撃した時<例:レイサム、マナエルク>(※2021/03/30のアプデにより同時から変更)
- [同時]交戦時・攻撃時
- [先]手札から捨てられた時[後]手札から捨てるたび<例:荒牙の竜少女>
- 複数の対象に同時にダメージ・除去・ドロー(・回復もおそらく同様)を行うテキストは「同時に誘発した効果」と同様の優先順で1ターゲットずつ処理する<例1:血餓の女帝とラスワ複数は交互に効果が発動する><例2:体力3のブラッディ・メアリーがいる状態でデモンストームを撃つと相手リーダーに6ダメージ入る>。メモ:何かあったらゼルガネイア進化が検証しやすい
- [先]ファンファーレ・(自分自身が)場に出た時[中](他フォロワーを)プレイしたとき[後](他カードが)場に出た時
- 体力0フォロワーの破壊処理は優先度が高いが体力0になった瞬間ではない。全体ダメージによる破壊の場合、「場にある間有効」効果が後ろのフォロワーにかかった状態でダメージが入る。
- ラストワード・「場を離れる時」以外の効果は、解決前に効果を持ったカードが場を離れた場合解決されない。一つの効果にまとまっている場合は途中で場を離れても最後まで処理する。
- ファンファーレも(普通は場を離れた後に別の効果はついていないがディメンションドミネーターなどで付与された場合)同様。<例:ディメンションドミネーターのファンファーレを付与したスロースを共鳴で投げると解決前に場を離れるので2PP回復しない>
- 効果の誘発後~解決前の間に、該当(その効果を持った)フォロワーの能力が消えても効果は解決される。<例:ユリウスにミュニエを投げても1点食らう>
- 「このアミュレットが場にある限りリーダーは『カードをプレイした時○○』を持つ」<例:魔道具専門店、頂きの闘技場>については、ファンファーレやスペルで場を離れても発動する。原理は上記ユリウスミュニエと同様に「誘発した効果はリーダーがいなくならない限り消えない」。
- 「葬送したなら」は、「可能であれば葬送する。葬送を実行したなら」の意で強制。また、「葬送したなら」と書いてあるタイミングで葬送を行う<例:ボーンドミネーターは葬送前にドローを行う>。ただし対象はプレイ時に選択する。
操縦について
- 対象フォロワーを場に出すと「(他のフォロワーが)場に出た時」と同じタイミングで乗り込みが誘発し、処理時に乗り込む
- 乗り込んだフォロワーは「場を離れた」扱いにはならない
- 場は離れていないのだが、ダメージカット<例:ソフィーナ>は剥がれる(ファンファーレで付与するもの<例:シオン>は戻らない)
- 「場を離れる時の能力は発動しない」の文言に反しているので正式な仕様なのか分からない
- 操縦時能力は乗り込んだ際(乗り込みの処理タイミング)に誘発する
- 操縦フォロワーを場から離すと操縦していたフォロワーが場に戻ってくる(離脱)
- このフォロワーは「場に出た」扱いにはならない(効果も発動しないし連携カウントも増えない)
- 操縦するフォロワーが乗り込みの処理前に場を離れた場合、乗り込みは不発に終わる<例:レオネル>
- ※レオネルは「プレイ時」のため「場に出た時」の操縦より誘発が早く、不発が発生する
- 逆に乗り込む前に2体以上フォロワーが出た場合、「操縦する」誘発は各フォロワーに対して行われる<例:トイリペアラー>。ただし「何も載っていない乗り物」「場に残っている操縦車」の両方が解決段階でないと操縦に至らない。
各タイミングでの処理の流れ詳細
ゲーム開始時
- 相手が表示される
- リーダー表示の際に文字でクラスも表記される。
- 先攻後攻を割り振る
- 手札交換(マリガン)を行う
- 最初に配られた3枚から任意の枚数を山札に戻し、それ以外の山札から同じ枚数のカードを引く。
- よって手札交換で戻したカードは引き直しの際には引かない。複数入っている同名のカードは引く可能性がある。
- ここで絢爛のセクシーヴァンパイアやアダマンタイトゴーレムを引いても効果は発動しない。
- 手札交換の間、右上に相手クラスがマークで表示されている。
- プレイヤーには先攻後攻が左上に表示されている。アプデにより観戦モードでも分かるようになった。OWNERが手前、GUESTが奥。
- 最初に配られた3枚から任意の枚数を山札に戻し、それ以外の山札から同じ枚数のカードを引く。
- お互いの交換が終わった後、相手が山札に戻した枚数が表示される
- (ゲーム開始後だが)後攻は1ターン目に追加で1枚カードを引く。これは同時に行われるため共鳴状態の回数(マグナゼロ)は増えない
- これに効果は割り込まない。<例:セクシーヴァンパイアを2枚引くと両方消滅する>
- また、後攻のみ1ターン目に無条件で渇望状態になる。
ターン開始時
- 「ターン開始時まで」効果は開始時効果解決前に切れる。ほぼ「(反対プレイヤーの)ターン終了時まで」と同義とみてよい(ただし超越でのエクストラターン時に差が出る)。
- PPが最大値増加・回復
- 「ターン開始時」効果が基本処理順に沿って誘発・解決
- PP増加より後。「ターン開始時、覚醒状態なら」は7PPぴったりでも発動する
- アミュレットのカウントダウン減少は「ターン開始時に誘発」なので他効果と同時。ただし書いてある順ではなく、一番下のタイミングっぽい<例:洞窟の聖堂の処理順を見ているとフォロワー出現が先>
- アミュレットはカウントダウン0になった瞬間消えるが、ラストワードはカウントダウン減少を解決したタイミングで誘発するので他効果より遅い。
- 直接召喚の順はランダム(詳しくはランダム処理について参照)
- その後通常ドロー
カードプレイ時
- フォロワー・アミュレットは基本処理順に沿って解決(ファンファーレが早い)
- 「(スペルを/カードを)プレイした時」効果はスペルの効果解決前に誘発する(イメージとしては「スペルを唱えるとスペルの効果がファンファーレタイミングで誘発する」)。<例:魔道具専門店を置いて知恵の光を唱えアダマンタイトゴーレムを引いた時、アダマンより先に専門店の効果が誘発する>
- 変身チョイス・アクセラレート・結晶カードは最初から別のカードとしてプレイする<例:ローフラッドでパクるとデッキに結晶・幽暗の墓守が入る>
Tips:ローフラッドで天地侵略編チョイスサイクルスペル(包み込む願いで選ぶイリスの祈り等)をパクると0コストで山札に入る。包み込む願いのテキストをよく見ると納得できる
- アクセラレートスペルは元のカードのタイプを引き継ぐ(少なくとも機械神は機械タイプ)。ローフラッドでパクったアクセラレイサムが指揮官なのかは検証していない
フォロワー攻撃時
- 基本処理順に沿って解決(攻撃時・交戦時・攻撃した時は全て同時)
- 交戦時能力は、解決時に交戦相手が場にいなくても発動する(対象を交戦相手にとっている場合は不発)
- 交戦で相打ちしたフォロワーは、ターンプレイヤーのものが先に破壊される<例:1/1のシャドウリーパーを置いて横のフォロワーで相手のベレヌスと相打ちを取るとリーパーは生き残る>
- 攻撃時・交戦時効果や、その結果発動した効果をすべて解決してから交戦およびリーダーへのダメージ判定が行われる
- ドレインの回復量は実際に交戦で与えたダメージ分。ダメージカットやラブソングシンガーの影響を受ける
- ドレインの回復は対象フォロワーの破壊やリーダーの敗北処理の前に入る。ダメージによる効果は破壊の前に入る?詳しいフローを要検証。
- 必殺は「お互いにダメージを与えあった後、体力が0になったのと同じ手順で破壊を行う」効果。ただし体力が交戦後の体力のまま破壊が行われるため、「破壊される直前の体力」を参照するフォロワー<例:ツタンカーメン・イルガンノ>に変わった影響を与える。
- 「攻撃しての交戦後に生き残っていたら発動する効果」<例:氷剣の戦鬼>は、攻撃時に発動した効果・交戦の結果発動したラスワ等をすべて解決した後に解決する(要検証:誘発タイミングはいつ?)
- また、攻撃時効果で対象が破壊されるなどして交戦自体が発生しなかった場合、その効果は発動しない
- テキストが「攻撃して相手フォロワーを破壊」条件だった場合、オバヒ等で消滅してしまうと条件を満たさなくなる
- ラインハルトは「ダメージを受けた時」なのでラスワより誘発が早い
フォロワー・アミュレット破壊時
- 基本処理順に沿って解決(ラスワが先)
- 「このカードが場を離れる時失われる」効果は誘発効果ではなく、判定の瞬間に対象カードが場にいるかどうかが基準になる<例:進化ペインレスサムライにキョウカのファンファーレをぶつけるとリーダーに2点入る>
- 「このカードが場を離れる時失われる」をリーダーに付与する効果は、そのフォロワーの能力を消しても場を離れたときに失われる(リーダーが「対象フォロワーが場にいるかどうかを参照する」効果を持っているイメージ)。
- 「特定のカードが場にある限りダメージを受けない」効果(虹アイラ)は、ダメージの瞬間に対象フォロワーが場にいるかどうかを参照する(2020/8/20以前は誘発効果だった)
- ラストワードでネクロマンス効果を持っているカード<例:スカルフィッシュ>は、自身の破壊によって増える墓場もカウントする
- 要検証:オシリス・何かの順に並んでいる時に全体除去で破壊してぴったりネクロマンス5を満たすとどうなるか
- ただしネクロマンスが発動するかの判定タイミングは破壊された瞬間なので、スペルでの処理中に破壊されてそのスペルも合わせて墓場枚数ぴったりの場合はスペルが墓場にいっておらず発動しない。
- 「破壊される直前の体力」を参照するフォロワー<例:イルガンノ>は、-x/-xされて破壊<例:ネレイア>された場合、体力0ではなくデバフ前の体力から破壊された判定になる(2/3→0/1→破壊などの場合は普通の処理)。
- 「破壊されない」カードに破壊効果を使っても破壊されたことにはならない<例:血餓の女帝がいる状態で古の英雄に破壊スペルを撃っても何も起こらない>が、ウルズの復活条件は満たす(選択するだけでよい)。
- 消滅と破壊の違いは以下の通り
- 墓場が増えない
- ラストワードと「破壊された時」効果が発動しない(「場を離れる時」は発動する)
- 「破壊されたフォロワー」にカウントされない
- 「破壊されない」効果を受けない
- 変身と破壊の違いは以下の通り
- 墓場が増えない
- ラストワード・「破壊された時」「場を離れる時」効果が発動しない
- 「破壊されたフォロワー」にカウントされない
- 「破壊されない」「消滅しない」効果を受けない
- 変身して別のカードになるが、「場に出たカード」の枚数は増えない(場に出た扱いにもならない<例:ダーティプリーストと清き転変>)
- 全体ダメージは同時により近い(機械神よりタイミング優先度が高い)。状況起因処理が割り込まない。<例:ソフィーナと灼熱の嵐>
進化時
- 基本処理順に沿って解決(進化時が早い)
- 「進化ポイント(EP)を使うこと」すなわち進化ではない。シルヴィアや天災のジェネシスドラゴンを使っても「進化した回数」は増えない。
- フォロワーの進化時にコストが減るカード<例:アジ・ダハーカ>およびユニオンバースト減少の解決順はおそらく進化時→盤面の進化した時効果→手札(左から)。要検証
- 「他のフォロワーが進化した時」のダメージ効果<例:ピアシィ>は効果で同時に進化した場合回数分を束ねて一発で飛ばす。テキストに書いていない処理をするうえダメージカット等の処理が変わってくるのでかなり注意が必要。
カードを引く時
- 複数ドロー時も順に1枚ずつ引いている。
- 手札が上限枚数(9枚、リリース後少しの期間だけ8枚だった)の状態でカードを引くと手札に加わらず墓場が増える(通称:燃える、焼ける、溢れる)。山札からは消える。
- これは「破壊されたカード」や「捨てられたカード」ではない。
- これが「手札に加わる時、公開して~」の効果を持っていても発動しない。
- 「手札に加わるたび」の効果(背徳の狂獣)は発動する。
- 同じタイミングで引くカードの両方に絢爛のセクシーヴァンパイアがあった場合、厳密に同時ではないのだが、復讐判定が誘発時に行われるため両方消滅する。アダマンタイトゴーレムの土の印の数判定も同様。
- ターン開始時のリーダー付与ドロー<例:密約の吸血鬼>が複数かかっている場合は同タイミングだが、ルールで行うドローよりは前。これは別タイミング。
手札を捨てた時
- 基本処理順に沿って解決(捨てられるカードを左から→プレシオ→竜巫女の儀式や荒牙の竜少女を左から)
- 「手札をランダムに捨てる」効果は、誘発時点で手札が0枚の場合「捨てない」判定をされ、解決時点で手札があってもスキップされる<例:黄金竜の棲家を2つ置き手札0枚でターンエンドすると手札が2枚になる>
- 「手札を複数枚選んで捨てる」効果<例:ショーダウンデーモン>は手札が1枚でも1枚選び捨てる
- 要検証:複数枚をランダムに捨てる効果(ミトラ・輝石のドラゴン)は左から処理するのかランダムなのか。テキストが違うので気になる
PPが増えた時
- 「覚醒状態なら」効果<例:ドラゴンライダー>は、PPが7に増えたとき、または場に出たときに誘発する。7PP後常時バフされる訳ではない。<例:ゾディアックデーモンでドラゴンライダーを投げても2点しか出ない。手札でも2/2/2のまま。>
- また、ドラゴンライダー等が場にいる状態でPP最大値を6以下に減らすとしっかり元に戻る。
ターン終了時
- 「ターン終了時」効果が基本処理順に沿って誘発・解決
- 「ターン終了時まで」効果が失われるのは他の効果が解決されるよりも後(ターンのエンドフェイズに「ターン終了時」効果を解決しており、ターン自体はまだ手番プレイヤーにあるイメージ)
どこに置いていいか分からない小ネタ
- 霊道が置いてあるときに死滅の剣皇をリアニメイトするとネクロマンス消費はどちらが先か
- トークンカードがプレミアムかどうかはトークンを生み出すカードがプレミアムかどうかで決まる。オールスター2Pickでノーマルカードを生み出す手段は存在しない。
- 母なる君ドラゴンスフィア問題は「進化後に守護を持つカードは「守護を持つ効果」を誘発している」で決着がついた
- 合体について追記すべき?
- 怪犬の墓守(ポルターガイスト)とオーバーヒートデーモンの効果が同じフォロワーに付与されているとき、付与順にかかわらずそのフォロワーは場を離れる時破壊される。
- 「手札に特定の範囲からカードを加える効果」について、公開情報になるものとならないもの
- チョイスは公開しない
- 山札から加えるカードは公開しない
- ランダムな範囲からトークンを加えるカードは公開する