21:03:01 GMnig > では、よろしくおねがいしまーす
21:03:03 Resol > ヒィイィイイイイイがんばるぞォオオオ
21:03:11 Resol > よろしくお願いします
21:03:36 GMnig > レゾルさんは普段の生活サイクルみたいなものはどんな感じでしょうね?
21:03:46 GMnig > お墓参りが日課なんでしたっけ?
21:03:55 Resol > うーんと
21:04:30 Resol > 朝は仕事ない日は遅めに起きて、ある日はそこそこ早めに起きて
21:05:15 Resol > お墓参りいって仕事ある日は酒場にもどり、ない日はそのまま神殿でお手伝いしたり部屋に帰って読書したり剣術練習したり
21:05:40 Resol > 夜寝るのは遅めです、寝る前はお祈りします
21:06:20 GMnig > なるほど
21:06:52 GMnig > あなたが“それ”に気がついたのは二ヶ月ほど前のことでした
21:07:03 Resol > にかげつ。
21:07:15 GMnig > 墓地へと向かう途中のこと
21:07:31 GMnig > 妙な感覚に囚われます
21:08:16 Resol > ふむ、明け方とかではなく完全に日が昇ってる時間帯ですよね
21:08:20 GMnig > 貧民街の方から
21:08:42 GMnig > なんとも言いがたい気配といいますか
21:08:55 GMnig > 違和感のようなものを感じました
21:09:24 Resol > でははたりと貧民街のほうを振りかえってみよう
21:09:53 GMnig > 振り返る視線の先には貧民街の細く入り組んだ道路が続いています
21:10:16 GMnig > 微妙に建物に邪魔されて先のほうまで見通すことが出来ません
21:10:54 GMnig > ただ、この先
21:11:00 Resol > 「……?」 怪訝そうな目線を送りますが、それ以上の反応はなく
21:11:07 GMnig > 道だから当たり前なのですが
21:11:13 GMnig > どこかに続いている
21:11:53 GMnig > そんな感覚が胸に去来しています
21:12:03 Resol > いけと言われているような気がする
21:12:40 Resol > 今日はいつもとは違うところへ行ける、そんな感覚なのだろうか
21:13:04 GMnig > どこかに通じているような気がします
21:13:42 Resol > ふぅむ
21:14:06 Resol > このまま無視して墓参りしたら、そんな感覚は消えているかもしれないな、いやそうにちがいない
21:14:10 Resol > だが行きません。
21:14:28 GMnig > では墓地に向かいますか?
21:14:52 Resol > 視線を投げかけるだけで元の道へ振りかえりそのまま歩きだします
21:15:18 GMnig > 元の道に足を踏み出すと
21:15:33 GMnig > すーっと周囲の風景が闇に溶け込んでいきます
21:15:43 GMnig > 一歩、一歩と
21:15:51 Resol > あれえ
21:15:52 GMnig > 歩を進めるごとに闇は色濃く
21:16:07 GMnig > そして天空には
21:16:33 GMnig > 真円の月が覗いています
21:17:08 Resol > 「……」 空を見上げる
21:17:28 Resol > 夢を見ているのだろうか、と考えますが。
21:17:42 GMnig > 夢なのかもしれません
21:18:24 Resol > ふうむ
21:18:48 GMnig > 昼日中だというのに周囲の風景は完全に闇と同化し、目に映るのは空に浮かぶ満月のみ
21:19:22 GMnig > 夢でないとするならば
21:19:32 GMnig > これはなんなのでしょうか
21:19:42 Resol > 「…ミスリディオ様、まだお祈りは寝る前に済ませたと思いましたが…」 ふっと無意味に笑い
21:20:12 Resol > 先へ進もう
21:20:56 GMnig > あなたが一歩一歩と足を進めると
21:21:12 GMnig > 月はその都度少しずつ欠けていきます
21:21:53 Resol > 嫌な予感しかしないな。
21:21:56 GMnig > 望月
21:22:00 GMnig > 十六夜
21:22:05 GMnig > 既望
21:22:10 GMnig > 立待月
21:22:15 GMnig > 居待月
21:22:30 GMnig > 寝待月
21:22:37 GMnig > 更待月
21:22:41 GMnig > 下弦
21:22:48 GMnig > 晦
21:22:52 GMnig > そして
21:23:07 GMnig > 朔が訪れ
21:23:17 Resol > 「………あぁ、」
21:23:24 GMnig > 天空すらもが闇に包まれます
21:23:24 Resol > 「そうか」
21:23:32 GMnig > ドクン
21:23:37 Resol > 得心がいったように目を閉じる
21:23:43 GMnig > 何かの鼓動が聞こえた気がしました
21:23:51 Resol > 方向は分かりますか?
21:24:01 GMnig > 天空が闇に包まれた瞬間
21:24:15 GMnig > 周囲に道が見えます
21:24:27 GMnig > 前後左右
21:24:30 GMnig > 四本の道
21:24:39 Resol > 四辻ですね。
21:24:43 GMnig > 十字路の真ん中にいます
21:25:23 Resol > 十字路なぁー
21:25:44 GMnig > 眼前の景色が一変します
21:25:56 GMnig > いつもの通り慣れた
21:26:01 GMnig > 墓地へと続く道
21:26:29 GMnig > 闇でもなく
21:26:35 GMnig > 空には月もなく
21:26:43 GMnig > ここは四辻でもありません
21:27:05 Resol > 「……あれ?」
21:27:28 GMnig > 通りを過ぎる人々が怪訝な顔であなたを見
21:27:37 GMnig > そして無関心に通り過ぎていきます
21:28:19 Resol > 目をぱちくりとさせ、そしてようやっと背中に冷や汗をかいていたことに気付きます
21:28:41 GMnig > 夢なのか幻なのかは分かりませんが
21:28:58 GMnig > “見せられていた”ことは間違いないでしょう
21:29:15 GMnig > でも
21:29:19 GMnig > 誰に?
21:29:33 Resol > 「今のは何だろう…、しかし間違いなく凶兆」
21:29:53 Resol > とりあえず安息を得るためにそのまま神殿へ向かいます。
21:30:08 Resol > 立ち止まって怪訝そうにみられるのもいやなので。
21:30:13 GMnig > はい
21:30:51 GMnig > それから数日は
21:31:13 GMnig > 貧民街のほうに不思議な感覚を覚えることもなく
21:31:45 GMnig > 闇の中の四辻に誘われることもありませんでした
21:32:23 Resol > 数日ね…
21:32:28 GMnig > 一月ほどが経とうという頃
21:32:51 GMnig > 今度はベッドの中で同じ感覚に囚われます
21:33:47 GMnig > 深夜、眠っていたあなたは不意に覚醒し、動けぬままにベッドの中で横たわっています
21:34:11 GMnig > 柩の中の死者とはこのような気持ちなのでしょうか
21:34:33 Resol > はい
21:34:55 GMnig > やがて、夜の闇の中に現れたのはあの日と同じ
21:35:06 GMnig > 天空に浮かぶ満月でした
21:35:07 Resol > 自分は立っているのかな?
21:35:15 GMnig > 横になっていますね
21:35:29 Resol > まな板の上だ。
21:36:10 GMnig > 月は次々と相を変えていき
21:36:37 GMnig > 新月となり真の闇に包まれます
21:36:40 Resol > (また同じ… 二度目… 今度は寝ている間……)
21:36:56 GMnig > 四方に浮かぶ道
21:37:10 GMnig > 十字路の真ん中にあなたは横たわっています
21:37:26 GMnig > この四つの道
21:37:26 Resol > 動けませんか?
21:37:30 GMnig > うごけないですね
21:37:41 GMnig > どこかに繋がっている
21:37:49 GMnig > 道なのだから当たり前なのですが
21:37:56 GMnig > どこからか通じて
21:38:01 GMnig > 何かがやってくる
21:38:16 Resol > (夢の続き…)
21:38:38 GMnig > ミスリディオへの信仰はそれほど敬虔というわけでもないんでしたっけ?
21:39:06 Resol > 信じてはいるけど
21:39:12 Resol > 駄目な時は駄目くらいに思っています。
21:39:24 GMnig > ふむ…
21:39:34 GMnig > ではそうですね
21:39:48 GMnig > その向こう側に惹かれるような
21:39:58 GMnig > しかしそれは禁忌を犯すような
21:40:26 GMnig > 迷いのような感覚を覚えます
21:40:51 Resol > 横になったままですか。
21:40:55 GMnig > はい
21:41:18 GMnig > 横たわったまま
21:41:29 GMnig > 限定的な視界の隅に
21:41:38 Resol > それは、進め ということだが今は本当の場面ではないという意味か…
21:41:43 GMnig > 何か映った気がしました
21:41:50 GMnig > 何か来る
21:41:53 GMnig > 何か来た
21:42:00 GMnig > 衝撃
21:42:06 GMnig > ビクンッ!!!!
21:42:22 Resol > 声は出せますか?
21:42:25 GMnig > ベッドの上で身体が跳ねて
21:42:35 GMnig > 戒めから解放されます
21:42:48 GMnig > 声は出せそうですね
21:43:07 Resol > 「!」
21:43:18 Resol > では覚醒してから、自分の出した音に気が付きます。
21:43:35 GMnig > いつも通りの自分の部屋です
21:43:57 GMnig > 窓の外は暗い
21:44:12 GMnig > 今宵は朔の日のようです
21:44:29 Resol > 「………」 若干息が乱れているのにも気が付き
21:44:43 Resol > 身を起こして窓を開ける
21:45:06 GMnig > 夜中の冷たい外気に触れ、少し身震いします
21:45:16 GMnig > 街には霧がかかっている
21:45:48 GMnig > 黒の中にグレーの靄が風に漂い揺らめいています
21:46:29 Resol > 外を見て安心感を得ようとしたのだけど、そうだ今日は新月だと気が付きます。
21:47:49 Resol > 霧のように横たわる不安を胸に
21:48:05 Resol > 自分が何故こんな感覚に二度もなったのか思索します。
21:48:49 Resol > 「……今日は寝れそうにないな」
21:48:59 GMnig > ふと頭に浮かぶ言葉があります
21:49:05 GMnig > 死
21:49:17 GMnig > あの四辻の向こうにあるのは
21:49:24 GMnig > それだったのかもしれません
21:49:58 Resol > 「…僕に」
21:50:08 Resol > 「僕に行けというのだろうか」
21:50:18 Resol > 「月さえ頼りにならない道へ」
21:50:35 Resol > 「自分の足で飛びこめ…と?」
21:50:59 GMnig > 答える者はありません
21:51:11 Resol > そこまでつぶやいて不意にはっと笑う
21:51:14 GMnig > 今宵ミスリディオはあなたを見てはいません
21:51:40 Resol > 「陳腐だな」
21:52:24 GMnig > あなたは嘲笑います
21:52:46 GMnig > “視せられた”物を
21:52:49 GMnig > その感覚を
21:53:18 Resol > その日は
21:53:40 Resol > 朝日が昇るまで蝋燭に火でもつけて読書してます
21:53:44 GMnig > はい
21:53:53 GMnig > そしてそれよりさらに一月の後
21:54:04 Resol > マタデスカー!
21:54:10 GMnig > 仕事でホルムを空けていたあなたは
21:54:30 GMnig > 無事に依頼を終え街へと戻ってきます
21:54:45 Resol > はい。
21:55:32 GMnig > 街の雑踏の中、人波を分けて歩いていると不意に声を掛けられます
21:55:42 Resol > 「はい?」
21:55:45 GMnig > 「ミスリディオのレゾル様でしょうか」
21:56:11 Resol > 「はぁ…あまり、最近はそう名乗っておりませんが」
21:56:17 Resol > 「それで間違いありません」
21:56:19 GMnig >
21:56:22 GMnig > というところで
21:56:28 GMnig > オープニング終了です
21:56:34 Resol > おありがとうございましたー!
21:56:38 GMnig > おつかれさまでしたー
21:56:52 Resol > ここで切るとはさすがセンスがいい。
21:57:06 GMnig > ぱたぱた
21:03:03 Resol > ヒィイィイイイイイがんばるぞォオオオ
21:03:11 Resol > よろしくお願いします
21:03:36 GMnig > レゾルさんは普段の生活サイクルみたいなものはどんな感じでしょうね?
21:03:46 GMnig > お墓参りが日課なんでしたっけ?
21:03:55 Resol > うーんと
21:04:30 Resol > 朝は仕事ない日は遅めに起きて、ある日はそこそこ早めに起きて
21:05:15 Resol > お墓参りいって仕事ある日は酒場にもどり、ない日はそのまま神殿でお手伝いしたり部屋に帰って読書したり剣術練習したり
21:05:40 Resol > 夜寝るのは遅めです、寝る前はお祈りします
21:06:20 GMnig > なるほど
21:06:52 GMnig > あなたが“それ”に気がついたのは二ヶ月ほど前のことでした
21:07:03 Resol > にかげつ。
21:07:15 GMnig > 墓地へと向かう途中のこと
21:07:31 GMnig > 妙な感覚に囚われます
21:08:16 Resol > ふむ、明け方とかではなく完全に日が昇ってる時間帯ですよね
21:08:20 GMnig > 貧民街の方から
21:08:42 GMnig > なんとも言いがたい気配といいますか
21:08:55 GMnig > 違和感のようなものを感じました
21:09:24 Resol > でははたりと貧民街のほうを振りかえってみよう
21:09:53 GMnig > 振り返る視線の先には貧民街の細く入り組んだ道路が続いています
21:10:16 GMnig > 微妙に建物に邪魔されて先のほうまで見通すことが出来ません
21:10:54 GMnig > ただ、この先
21:11:00 Resol > 「……?」 怪訝そうな目線を送りますが、それ以上の反応はなく
21:11:07 GMnig > 道だから当たり前なのですが
21:11:13 GMnig > どこかに続いている
21:11:53 GMnig > そんな感覚が胸に去来しています
21:12:03 Resol > いけと言われているような気がする
21:12:40 Resol > 今日はいつもとは違うところへ行ける、そんな感覚なのだろうか
21:13:04 GMnig > どこかに通じているような気がします
21:13:42 Resol > ふぅむ
21:14:06 Resol > このまま無視して墓参りしたら、そんな感覚は消えているかもしれないな、いやそうにちがいない
21:14:10 Resol > だが行きません。
21:14:28 GMnig > では墓地に向かいますか?
21:14:52 Resol > 視線を投げかけるだけで元の道へ振りかえりそのまま歩きだします
21:15:18 GMnig > 元の道に足を踏み出すと
21:15:33 GMnig > すーっと周囲の風景が闇に溶け込んでいきます
21:15:43 GMnig > 一歩、一歩と
21:15:51 Resol > あれえ
21:15:52 GMnig > 歩を進めるごとに闇は色濃く
21:16:07 GMnig > そして天空には
21:16:33 GMnig > 真円の月が覗いています
21:17:08 Resol > 「……」 空を見上げる
21:17:28 Resol > 夢を見ているのだろうか、と考えますが。
21:17:42 GMnig > 夢なのかもしれません
21:18:24 Resol > ふうむ
21:18:48 GMnig > 昼日中だというのに周囲の風景は完全に闇と同化し、目に映るのは空に浮かぶ満月のみ
21:19:22 GMnig > 夢でないとするならば
21:19:32 GMnig > これはなんなのでしょうか
21:19:42 Resol > 「…ミスリディオ様、まだお祈りは寝る前に済ませたと思いましたが…」 ふっと無意味に笑い
21:20:12 Resol > 先へ進もう
21:20:56 GMnig > あなたが一歩一歩と足を進めると
21:21:12 GMnig > 月はその都度少しずつ欠けていきます
21:21:53 Resol > 嫌な予感しかしないな。
21:21:56 GMnig > 望月
21:22:00 GMnig > 十六夜
21:22:05 GMnig > 既望
21:22:10 GMnig > 立待月
21:22:15 GMnig > 居待月
21:22:30 GMnig > 寝待月
21:22:37 GMnig > 更待月
21:22:41 GMnig > 下弦
21:22:48 GMnig > 晦
21:22:52 GMnig > そして
21:23:07 GMnig > 朔が訪れ
21:23:17 Resol > 「………あぁ、」
21:23:24 GMnig > 天空すらもが闇に包まれます
21:23:24 Resol > 「そうか」
21:23:32 GMnig > ドクン
21:23:37 Resol > 得心がいったように目を閉じる
21:23:43 GMnig > 何かの鼓動が聞こえた気がしました
21:23:51 Resol > 方向は分かりますか?
21:24:01 GMnig > 天空が闇に包まれた瞬間
21:24:15 GMnig > 周囲に道が見えます
21:24:27 GMnig > 前後左右
21:24:30 GMnig > 四本の道
21:24:39 Resol > 四辻ですね。
21:24:43 GMnig > 十字路の真ん中にいます
21:25:23 Resol > 十字路なぁー
21:25:44 GMnig > 眼前の景色が一変します
21:25:56 GMnig > いつもの通り慣れた
21:26:01 GMnig > 墓地へと続く道
21:26:29 GMnig > 闇でもなく
21:26:35 GMnig > 空には月もなく
21:26:43 GMnig > ここは四辻でもありません
21:27:05 Resol > 「……あれ?」
21:27:28 GMnig > 通りを過ぎる人々が怪訝な顔であなたを見
21:27:37 GMnig > そして無関心に通り過ぎていきます
21:28:19 Resol > 目をぱちくりとさせ、そしてようやっと背中に冷や汗をかいていたことに気付きます
21:28:41 GMnig > 夢なのか幻なのかは分かりませんが
21:28:58 GMnig > “見せられていた”ことは間違いないでしょう
21:29:15 GMnig > でも
21:29:19 GMnig > 誰に?
21:29:33 Resol > 「今のは何だろう…、しかし間違いなく凶兆」
21:29:53 Resol > とりあえず安息を得るためにそのまま神殿へ向かいます。
21:30:08 Resol > 立ち止まって怪訝そうにみられるのもいやなので。
21:30:13 GMnig > はい
21:30:51 GMnig > それから数日は
21:31:13 GMnig > 貧民街のほうに不思議な感覚を覚えることもなく
21:31:45 GMnig > 闇の中の四辻に誘われることもありませんでした
21:32:23 Resol > 数日ね…
21:32:28 GMnig > 一月ほどが経とうという頃
21:32:51 GMnig > 今度はベッドの中で同じ感覚に囚われます
21:33:47 GMnig > 深夜、眠っていたあなたは不意に覚醒し、動けぬままにベッドの中で横たわっています
21:34:11 GMnig > 柩の中の死者とはこのような気持ちなのでしょうか
21:34:33 Resol > はい
21:34:55 GMnig > やがて、夜の闇の中に現れたのはあの日と同じ
21:35:06 GMnig > 天空に浮かぶ満月でした
21:35:07 Resol > 自分は立っているのかな?
21:35:15 GMnig > 横になっていますね
21:35:29 Resol > まな板の上だ。
21:36:10 GMnig > 月は次々と相を変えていき
21:36:37 GMnig > 新月となり真の闇に包まれます
21:36:40 Resol > (また同じ… 二度目… 今度は寝ている間……)
21:36:56 GMnig > 四方に浮かぶ道
21:37:10 GMnig > 十字路の真ん中にあなたは横たわっています
21:37:26 GMnig > この四つの道
21:37:26 Resol > 動けませんか?
21:37:30 GMnig > うごけないですね
21:37:41 GMnig > どこかに繋がっている
21:37:49 GMnig > 道なのだから当たり前なのですが
21:37:56 GMnig > どこからか通じて
21:38:01 GMnig > 何かがやってくる
21:38:16 Resol > (夢の続き…)
21:38:38 GMnig > ミスリディオへの信仰はそれほど敬虔というわけでもないんでしたっけ?
21:39:06 Resol > 信じてはいるけど
21:39:12 Resol > 駄目な時は駄目くらいに思っています。
21:39:24 GMnig > ふむ…
21:39:34 GMnig > ではそうですね
21:39:48 GMnig > その向こう側に惹かれるような
21:39:58 GMnig > しかしそれは禁忌を犯すような
21:40:26 GMnig > 迷いのような感覚を覚えます
21:40:51 Resol > 横になったままですか。
21:40:55 GMnig > はい
21:41:18 GMnig > 横たわったまま
21:41:29 GMnig > 限定的な視界の隅に
21:41:38 Resol > それは、進め ということだが今は本当の場面ではないという意味か…
21:41:43 GMnig > 何か映った気がしました
21:41:50 GMnig > 何か来る
21:41:53 GMnig > 何か来た
21:42:00 GMnig > 衝撃
21:42:06 GMnig > ビクンッ!!!!
21:42:22 Resol > 声は出せますか?
21:42:25 GMnig > ベッドの上で身体が跳ねて
21:42:35 GMnig > 戒めから解放されます
21:42:48 GMnig > 声は出せそうですね
21:43:07 Resol > 「!」
21:43:18 Resol > では覚醒してから、自分の出した音に気が付きます。
21:43:35 GMnig > いつも通りの自分の部屋です
21:43:57 GMnig > 窓の外は暗い
21:44:12 GMnig > 今宵は朔の日のようです
21:44:29 Resol > 「………」 若干息が乱れているのにも気が付き
21:44:43 Resol > 身を起こして窓を開ける
21:45:06 GMnig > 夜中の冷たい外気に触れ、少し身震いします
21:45:16 GMnig > 街には霧がかかっている
21:45:48 GMnig > 黒の中にグレーの靄が風に漂い揺らめいています
21:46:29 Resol > 外を見て安心感を得ようとしたのだけど、そうだ今日は新月だと気が付きます。
21:47:49 Resol > 霧のように横たわる不安を胸に
21:48:05 Resol > 自分が何故こんな感覚に二度もなったのか思索します。
21:48:49 Resol > 「……今日は寝れそうにないな」
21:48:59 GMnig > ふと頭に浮かぶ言葉があります
21:49:05 GMnig > 死
21:49:17 GMnig > あの四辻の向こうにあるのは
21:49:24 GMnig > それだったのかもしれません
21:49:58 Resol > 「…僕に」
21:50:08 Resol > 「僕に行けというのだろうか」
21:50:18 Resol > 「月さえ頼りにならない道へ」
21:50:35 Resol > 「自分の足で飛びこめ…と?」
21:50:59 GMnig > 答える者はありません
21:51:11 Resol > そこまでつぶやいて不意にはっと笑う
21:51:14 GMnig > 今宵ミスリディオはあなたを見てはいません
21:51:40 Resol > 「陳腐だな」
21:52:24 GMnig > あなたは嘲笑います
21:52:46 GMnig > “視せられた”物を
21:52:49 GMnig > その感覚を
21:53:18 Resol > その日は
21:53:40 Resol > 朝日が昇るまで蝋燭に火でもつけて読書してます
21:53:44 GMnig > はい
21:53:53 GMnig > そしてそれよりさらに一月の後
21:54:04 Resol > マタデスカー!
21:54:10 GMnig > 仕事でホルムを空けていたあなたは
21:54:30 GMnig > 無事に依頼を終え街へと戻ってきます
21:54:45 Resol > はい。
21:55:32 GMnig > 街の雑踏の中、人波を分けて歩いていると不意に声を掛けられます
21:55:42 Resol > 「はい?」
21:55:45 GMnig > 「ミスリディオのレゾル様でしょうか」
21:56:11 Resol > 「はぁ…あまり、最近はそう名乗っておりませんが」
21:56:17 Resol > 「それで間違いありません」
21:56:19 GMnig >
21:56:22 GMnig > というところで
21:56:28 GMnig > オープニング終了です
21:56:34 Resol > おありがとうございましたー!
21:56:38 GMnig > おつかれさまでしたー
21:56:52 Resol > ここで切るとはさすがセンスがいい。
21:57:06 GMnig > ぱたぱた