退魔師ユキちゃんシリーズ設定置き場@ ウィキ
中野ニヤコ
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「見るがいい、この堕天使ニャルラトホテプの降臨せし姿であるボクを……って部長、そっち行っちゃダメ!」
漢字表記は「中野 新谷子 」。旧私立舞白中学校の二年生にして、現舞白義務教育学校の八年生である(暗鬼編終了時点)。同校のオカルト研究部の部員にして、部長を務めるチョウコの幼なじみである。
八年生現在の時点で、ニヤコはまさに厨二病の真っ盛りであり、自身を堕天使ニャルラトホテプの人間態と名乗っている。しかし、「堕天使ニャルラトホテプ」の名で呼ぶ者はニヤコ自身以外はおらず、もっぱら幼い頃からのあだ名である「にゃっこ」もしくは「厨二先輩」などと周りからは呼ばれている。
服装も典型的な厨二病患者のそれで、私服は黒のロングコートに、魔法陣の描かれた手袋と眼帯をした上で、ショートヘアに整髪料を塗って、角のように一部を逆立たせている。ボトムスは短パンがお好みである模様。
口調は典型的な厨二病患者のそれであり、一人称も女子ながら「ボク」である。なお、その口調も一人称もキャラ作りで言っており、部長の勝手な行動に慌てたり、恐怖で錯乱したりなどすると、素の口調に戻る。なお、素の口調はとても女の子らしいものである。また、根は良識のある性格であり、ふざけてはいけないところでは厨二病な口調を自重できる。
加えて、特技もお菓子作りや裁縫など、女の子らしいラインナップとなっている。特に、自身が着る厨二病めいた衣装のいくつかは、ニヤコ自身が作ったものであると推察される(※1)。
(※1)実はニヤコ本人は、この「女の子らしい」趣味や嗜好をした自分自身にコンプレックスを持っており、そのコンプレックスを隠すために厨二病キャラを作っていると解釈するのも面白いかもしれない。
ニヤコと部長とは、幼稚園時代からの付き合いがある。その付き合いが始まったきっかけは、部長が持ち出したお化けの本を読み聞かせたところ、幼い日のニヤコが本気で怯えて泣き出したところから、らしい。
今でも、部長とは妖魔談義に花を咲かせる仲だが、実はお化けの類は苦手であり、怖い話を聞いた夜には、いまだに一人でトイレに行けなくなるのが悩みの種。また、実際に妖魔に遭遇すると、腰を抜かすほどに怖がる。残念ながら、ニヤコの霊力は凡人並みで、退魔師になれるほどの素養もなければ、部長のような異能もない。そのため、妖魔に怯え続ける日々は当面続くことになるだろう。
今でも、部長とは妖魔談義に花を咲かせる仲だが、実はお化けの類は苦手であり、怖い話を聞いた夜には、いまだに一人でトイレに行けなくなるのが悩みの種。また、実際に妖魔に遭遇すると、腰を抜かすほどに怖がる。残念ながら、ニヤコの霊力は凡人並みで、退魔師になれるほどの素養もなければ、部長のような異能もない。そのため、妖魔に怯え続ける日々は当面続くことになるだろう。
ニヤコは、遅くともひとみちゃん編の時間軸の時点では旧舞白中学校におらず、そして部長編終了後に、合併後の舞白義務教育学校に戻ってくることになる。これは、ニヤコの父親の転勤によるものであり、ちょうど部長編終了後に、彼女の父親の転勤期間が終わったことになる。
なお、ニヤコの父親は当初、家族のために自身のみが単身赴任することを考えていたようだが、家族全員が同じ屋根の下で暮らすことを強く希望したニヤコの母の意向により、ニヤコは転校することとなった。
なお、ニヤコの父親は当初、家族のために自身のみが単身赴任することを考えていたようだが、家族全員が同じ屋根の下で暮らすことを強く希望したニヤコの母の意向により、ニヤコは転校することとなった。
(なお、旧舞白中学校を一時的に転校したニヤコは、慣れ親しんだ学校を離れることよりも、「自身がいなくなって抑えが利かなくなった部長が、また何かやらかすんじゃないかと気が気でなかった」という心労の方が辛かった模様)
暗鬼編終了後、部長は母と共に日本をあちこち回る旅行に出かけるようだが、その部長と入れ替わる形で、ニヤコは舞白義務教育学校に舞い戻るだろう。そのとき、部長不在のオカルト研究部の部長代理を張り、ユキ・チヤ・ひとみのトリオを監督する立場に……なれるかどうかは、定かではない。むしろ、退魔師/ヴァンパイア、滅魔師、半妖という、妖魔との戦いに慣れた彼女たちに振り回され、胃薬が手放せなくなる未来の方が、容易に想像できるだろう。