高橋み: お、「ファン待望の企画がついに実現しました」。あれですか。あれですね。
渡辺麻: こんにちは~。
高橋み: 麻友ちゃん。
渡辺麻: ソウ監督。
高橋み: ソウ監督です、こんにちは。
渡辺麻: すごい、オフみたいな感じですね。
高橋み: オフだよ?
(スタッフ爆笑)
渡辺麻: オフですか。
高橋み: そそそ、オフにカメラ、メイキング回ってるの
渡辺麻: メイキングですか(笑)
横山由: こんにちは~。
渡辺麻: あ、由依ちゃん。
高橋み: 由依ちゃ~ん。
横山由: はい。
高橋み: どうぞどうぞどうぞ。三人の組合せ……三人だけはないかな。
横山由: あえてこういう感じはないですよね。対談とかはないかも。
渡辺麻: うん、初めて。
高橋み: あの~、何しゃべる?(笑)
(スタッフ笑)
渡辺麻: ホントにそういう感じなんですか?
高橋み: ホントにこんな感じなの!
横山由: ほんまに?超フリーじゃないですか。
高橋み: そうだよ。
横山由: どうします?それ。
渡辺麻: え~?
高橋み: 今夜は私、AKB48総監督の高橋みなみと、選抜総選挙1位に輝いた渡辺麻友、チームKキャプテンの横山由依の3人で、予測不能の本音トークをお送りします。
全員: TALK×TALK×TALK!
高橋み: いやまずね、先日の総選挙を終えて、まずは麻友ちゃん、総選挙1位おめでとう!
横山由: おめでとうございます!
渡辺麻: ありがとうございま~す!
徳光和夫: 総選挙第1位は、AKB48チームB、渡辺麻友!
渡辺麻: AKB48は、私が守ります!
(会場歓声)
高橋み: 尾木プロの誇り!
(スタッフ笑)
横山由: 今までね、太田プロが全部ね。
高橋み: そうですね。
横山由: 1位でしたから。
高橋み: ついに我々尾木プロから1位が出たということで、尾木社長の喜びようがね(笑)
渡辺麻: あ~(笑)
高橋み: ホントにもう尾木社長ね、待ってて、仁王立ちで。あ、社長だ、と思って「お疲れさまです」「お疲れ~。麻友はまだかなぁ」って(笑)
横山由: たかみなさんはどうでもよかったんや。
高橋み: 私なんかどうでもいいのよ。「社長!尾木の時代が到来ですよ!」「プフォフォ!」って。
横山由: 笑い出ちゃうくらい。
渡辺麻: すごい上機嫌ですね。
高橋み: すげ~上機嫌なの。
高橋み: どう?今まで目指してきたものになるっていうのは。
渡辺麻: いや~、でもやっぱり、すごい嬉しかったです。今まで生きてきた中で一番嬉しかった。
高橋み: 言ってたよね~。
横山由: 言ってましたね~。
渡辺麻: ホントに嬉しくて、自分が生まれ変わったような、何か新しい自分になったような。
高橋み: まあ由依ちゃんも毎年恒例のね。
横山由: はい。
高橋み: 生まれたての子鹿の……(真似して見せる)ってなるとこ。
(スタッフ笑)
高橋み: 「由依おめでとう~」って気持ちよりも、今年はどうなるかに気持ちが行き過ぎちゃって。
徳光: 第13位!横山由依!
(自力で立てずスタッフに支えられる)
木佐彩子: 京都育ちのど根性娘が、今年もまた選抜への切符を手に入れました!
横山由: 5年後、10年後も、AKB48をよろしくお願いします!
高橋み: でも今年はね、泣かずにね。
横山由: そうなんですよ。
高橋み: しゃべることができました。
高橋み: 同期の田名部未来ちゃんもね。
渡辺麻: そうですよ~。
渡辺麻: 嬉しかった。自分のことと同じくらい嬉しかったです。
高橋み: 良かったね。
渡辺麻: はい。
徳光: 田名部未来!
(会場歓声)
田名部: あの!ドッキリでしょうか!
田名部: ありがとうございました~!(土下座)
横山由: あれホッコリしましたよね。すごい良かった。
(メンバーにとって総選挙とは)
高橋み: 選挙って何なんだろうなって。どういう風にとらえてる?総選挙っていうもの。
横山由: 総選挙……。
高橋み: 秋元さんが「お祭り」って言ってますけど。
横山由: 私は、今回で5回目?の総選挙やったんですよ。
高橋み: 5回目か。
横山由: 自分の一番最初に参加したときの選挙は研究生の時で、もちろん圏外で、でもぱるるとか鈴蘭とかはランクインしてて。
横山由: 次の年か何かに昇格して、Not yetとか入ったりして、いろんなチャンスいっぱいもらった後の総選挙があって、もうその時は気が気じゃないし、お祭りだなんて到底思えなかったですよね。でも、選抜に入れたんですね。だから、何かそのまあ、半年とか一年間、こうやっていろんなチャンスもらって、自分が選抜にいてもいいのかなって思う時期があったけど、ファンの人が入れてくれたから、あ、じゃあちょっといてもいいのかな、って思える後押しになったから、うんそう、だから選抜総選挙って何やろって思うけど、あってもいいのかなって思いますね、結局。
高橋み: そうね、確かにね。
横山由: 悔しい気持ちとかもいろいろ出てくるけど。
高橋み: そう、いろいろな気持ちがあるけどね。
大島優: (『支え』の最後に)AKB48、大島優子。ありがとうございました。(深々と礼)
高橋み: 優子がいなくなって、新しいAKBとして動かなきゃいけないわけじゃん。どうしていきたいですか?
渡辺麻: どうしていきたい?
高橋み: うん。
渡辺麻: どうしていきたい。う~ん……。
渡辺麻: まあでも、やっぱりグループの顔であった大島優子ちゃんがいなくなってしまって、そのぽっかり空いてしまった穴っていうのはすごい 大きいじゃないですか、やっぱり。
高橋み: うん、大きいね。
渡辺麻: 優子ちゃんがいないAKBを、私たちがまた新たに一から築き上げていかなきゃいけないので、何かこのタイミングで私が1位になったので、堂々と胸を張ってセンターとしていたいですし、やっぱりグループももっと更にいい方向にもっていけるように、私ががんばっていきたいなっていうのはすごい思います。
高橋み: 麻友ちゃん、背負い過ぎるから心配だよね。
横山由: うん、心配です。
渡辺麻: あら、全然。大丈夫ですよ。
高橋み: 心配だよ。
横山由: 何か、逆にこう1位になって、ファンの人も、メンバーはもちろん麻友さんセンターやってほしいなって気持ちがずっとあったから、それの中でファンの人にも後押ししてもらえたことが、気持ちの楽さにつながるといいなとすごい思います。
高橋み: 分かる分かる。少し楽に立っててほしいな、とは思う、その場所に。
渡辺麻: ですね。こう、いろいろ考え過ぎちゃって。
高橋み: そう、考えてるなって思うから。
渡辺麻: なるべく気を楽にして、楽しみながらやりたいなって思います。
(『少女たちよ』の間奏)
渡辺麻: AKB~!
全員: 48!
新エース 渡辺麻友
(『少女たちよ』を歌うメンバー)
高橋み: そもそもね、第一印象ってどんな感じだったか覚えてる?
横山由: 第一印象(笑)
渡辺麻: お互いのですか?
高橋み: うん。
渡辺麻: あ~、覚えてるかも。
高橋み: あ、すごいな、覚えてる?麻友と一番最初に会ったの、何だろ。
渡辺麻: 私は元々入る前からAKBよく見てたんで。
高橋み: そうだよね。
渡辺麻: だから、たかみなさんに最初会った時とかは、チーム候補生として挨拶した時が初めてだったんで、それまでずっと好きで見てたAKBがば~っていたので、「あ!本物のAKBだ!」っていう。
高橋み: 面白いね~。
渡辺麻: ホントそういう感じ。
高橋み: 麻友ちゃんがAKB好きだったっていうのが面白くない?
横山由: そう(笑)
高橋み: 何か、好きそうじゃないっていうのも面白いし、なんで目が止まったのかが分からない。
渡辺麻: 私も分かんないんです。最初何か、「何だこのグループ」って。
高橋み: 思うじゃん、だって。
渡辺麻: ドンキホーテの8階で。
高橋み: スカートひらひらさせてね。
渡辺麻: スカートひらひらさせてる制服着た女の子たちが、毎日歌ってるってなって、「何だ?」と思って、気になって、ホームページとか映像とかいろいろ見てたら、何か自然とハマッたというか。ちょっと何かいいな~とか、曲もいいな~とか、いろいろ興味が湧いてきて。
高橋み: でも自分が立つとは思わなかったでしょ?
渡辺麻: そん時は思ってなかったですね。
高橋み: すごくない?そういう子がさ、入ってさ~、6年後にしてさ~、1位になってんだよ?
渡辺麻: 不思議ですよね、何か。
横山由: すご~い。
高橋み; 不思議なことだよね。
渡辺麻: AKBとは、何か、運命的な何かを感じたんですよね。

高橋み: っていうことは、私はもうAKBの人として見てたって感じか。
渡辺麻: そうです。もう完全に「たかみな」っていう。
高橋み: 「たかみな」だ~みたいな。
横山由: (笑)
渡辺麻: 本物~。
高橋み: 本物~(笑) え?由依ちゃんは?由依ちゃんは?
渡辺麻: 由衣ちゃんは、あのね、レコーディングスタジオで会ったんです。
高橋み: よく覚えてるね。
横山由: レコーディングスタジオ。
渡辺麻: 京都から来てる子がいるって情報が入ってて。
高橋み: 情報(笑)
横山由: (笑)
渡辺麻: キャリーバッグ持ってた。
横山由: あ~(笑) その時はまだこっちに住んでなかったんですよね。
渡辺麻: あ、京都の子だって思って、「京都から来てるんだよね」みたいな会話をしたんですよ。
横山由: 麻友さん、すごい記憶力ですね。
渡辺麻: そう、めっちゃ覚えてる。
横山由: AKBに入る前は、ホントにダラダラしてたんですよ。勉強全く興味ないから授業中は毎日寝てたし、バイトして家帰ったらもう疲れて寝てるし。
高橋み: 意外だよね。
横山由: 高校2年生の冬に入ったんですけど。
高橋み: 高2か~!
横山由: AKBに入って、研究生の候補生の時代は京都と東京を往復して、夜行バスで。自分って関東の人と比べたら練習できる時間が足りないなぁって気付いて、バスの中で音楽聴きながらイメージトレーニングをしたりとか、家に帰ってからも、眠たくても30分しか寝ないって決めて、30分経ったら起きてやるとか、もうそういう根本的な自分を直してくれたのはAKBかなと。
高橋み: だから由依ちゃんを見て、あたしもすげーなと思うし、麻里子様も「あの子すごいわ」って。あんま言わない、口に出して言わないんだけど、「あの子はすごい」って。
高橋み: 本日、正式メンバーに昇格した研究生を発表いたします。9期研究生、横山由依!
(メンバー・会場歓声)
(横山由:泣)
高橋み: 私だけが知ってるそれぞれの素顔。
渡辺麻: 素顔。
横山由: はい!素顔っていうほどじゃないかもしれんけど、麻友さんは、見かけによらず、コーンマヨパンがめっちゃ好き。
渡辺麻: アハッ!(笑) それ?
(全員笑)
高橋み: 何か、パン好きよね。
渡辺麻: パン好きですね。
高橋み: 菓子パンをいつも、カバンの中に1個入ってて。
渡辺麻: 入れてる~。
高橋み: それで公演前とか、公演中とかにも普通に何かこう(食べる真似)食べてたりするから、何してんのかなって。
(スタッフ笑)
渡辺麻: 小腹が空いちゃうんですよ。
高橋み: 食生活おかしいよね。
渡辺麻; おかしいです。ちゃんとご飯食べないんで。
高橋み: だって、野菜嫌いじゃん。
渡辺麻: 嫌いです。
高橋み: 好きな食べ物は?
渡辺麻: 肉。
横山由: う~む。
高橋み: よくこの色白さと肌の綺麗さを保ってんなって思うもん。
渡辺麻: いや~いやいやいや。
高橋み: びっくりするよ?野菜全然食わないんだよ?
横山由: 食べないですよね。
渡辺麻: 昔から全く食べないですね。
高橋み: だから麻友と二人で去年ご飯行こうってなった時に、迷ったもん。ヤバイ、何が食えんだろうって。
渡辺麻: そうね。
高橋み: 焼肉?焼肉……でも食べると、何か焼くことに集中してしゃべれなくなりそうだから。
横山由: ああ、確かに。
高橋み: と思ったら、「すき焼き?」って言ったら、「すき焼き食べたいです」って言ってくれたから良かったけど。
横山由: え~、すき焼き~。
渡辺麻: そう、すき焼き。
高橋み: あそこのすき焼き。
横山由: え?どっちですか?
高橋み: あっちのあっちの。えっと、普通のすき焼きの方。
(スタッフ笑)
横山由: あ、はい!めっちゃおいしいですよね~。
渡辺麻: めっちゃおいしいあそこ~。
高橋み: あたしが後輩を連れてくすき焼き屋があるんです。
渡辺麻: あそこはもう世界一!
横山由: 世界一おいしい。
渡辺麻: もうすごいおいしい。
高橋み: え?あります?
横山由: あの何でしたっけ。
渡辺麻: 素顔?
高橋み: 素顔。
横山由: たかみなさんの素顔?(笑)
高橋み: なんでちょっと半笑いなの?
(スタッフ笑)
横山由: え~?
高橋み: なんでよ~(笑)
横山由: でも何かちょっと一つ、多分表に出てきてると思うんですけど、料理が上手。
高橋み: どんどん言ってあげて。
(スタッフ笑)
高橋み: 料理が上手なの。
横山由: この間仕事が一緒に終わって、早く終わったので、たかみなさんの家とりあえず行って、一緒にご飯作って食べましょうよみたいなことになって。
渡辺麻: お~、いいねいいね。
横山由: たかみなさん家に行って、じゃあちょっと昼寝しましょうみたいになって。
高橋み: そう、何か昼寝挟んじゃったんだよね。
(スタッフ笑)
横山由: 急に昼寝して、起きたらキムチ鍋が出来てた(笑)
渡辺麻: たかみなさん?作ってくれた?わあ~。
高橋み: そう、あったね。
横山由: 何かすごくいい奥さんになりそうな感じ。
渡辺麻: 家庭的なんだね。
横山由: 家庭的。
高橋み: 割と家庭的ですからね。
高橋み: 私が知ってる由依ちゃんはね、由衣ちゃんはよく、一番後輩と一緒にいる時間が多いと思うんですけど、何かね(笑)
横山由: 何かやだな(笑)
高橋み: いや、ホントにでも、昔に比べると話し方が上手になった、まず。
横山由: あ、話し方ですね。
高橋み: そう。昔はね、遠回りが多かったのよ、何か。「で?」って言う(笑) 「で?」(笑)
(一同爆笑)
横山由: 寄り道寄り道で結論たどり着いてないんですよね。
高橋み: そうそう。しゃべりが上手になってきたということと、あとね、やっぱりね、変わらないってことが一番すごいことだと思う。
横山由: う~ん。
高橋み: 多分自分隠すのも苦手だし、あたしが知ってる由依ちゃんって、ファンの人にもちゃんと知れてると思うし。
横山由: 全部出ちゃってる(笑)
高橋み: 全部出てる、ホントに。
渡辺麻: いいことですよね。
高橋み: だって由依ちゃんがちょっとキレやすいことも、ファンの人は知ってるじゃん、多分。
(スタッフ笑)
横山由: だから最近、握手券全然売れないんですよね。
高橋み: (笑) 握手会でキレちゃうの?
横山由: そうです、握手会もね。
高橋み: どういうことで怒るの?
横山由: 「今日服ダサイね」って言われたら、何かちょっとムカついちゃう。
(一同爆笑)
横山由: 「そんなことないです!」って言っちゃうから(笑)
高橋み: あとさ、麻友ちゃんは、麻友はね、でもね、マジメなんだよね、ホントに。二人でご飯行った時も~。
渡辺麻: はい。
高橋み: すっごい心配になっちゃって。だって、二人でご飯行くの初めてだったじゃない。
渡辺麻: 初めてでしたね。
高橋み: で、何しゃべろうかなってなって、私が聞きたいことば~って聞いて、その後に「麻友、何か聞きたいことある?」って言ったら、「たかみなさんとご飯行けるって話だったので、考えてきました」って。
横山由: 記者かよ!
(一同爆笑)
高橋み: 取材?(笑) で、出てきた一個目の質問が「なんでAKBに入ったんですか?」。
横山由: 記者じゃないですか!(笑)
高橋み: Wikipedia読めや~って(笑)
横山由: なんならファンの方が知ってるっていう。
高橋み: 面白かった。
渡辺麻: フフッ(笑)
高橋み: で、まあこれもね、ファンの人喜ぶから言うけど。
渡辺麻: 何?
高橋み: 恋愛の話したじゃん。あの~、「麻友、好きな男の子できないの?」って。
横山由: うわ~。
高橋み: 言ったの。そしたら「マジでないっす」って言われちゃって。
横山由: あ、マジで?
高橋み: ホントにないのよ!結構小30分くらい話してたんだけど。
横山由: そんなに!
高橋み: 何も出ないのよ!
横山由: 5分くらいで諦めないんですか?
高橋み: ちょっと諦められなくて。
横山由: 30分くらいいっちゃう。
高橋み: 何かないのかと!何か好きな芸能人とかいねぇのかと!「いないんです……宝塚しか……」
横山由: 宝塚がね。
渡辺麻: ハハハ(笑) はい。
高橋み: なくて。だから麻友ちゃんが恋愛する時って、結婚する時なんじゃないかな、とすら思うの。
渡辺麻: あ~、ホントに究極ですよね。ホントにもう、う~ん。
高橋み: だから心配でもある。トンでもないヤツ連れて来るんじゃねぇかって。
(一同笑)
渡辺麻: どういうことですか。トンでもないヤツってどんなヤツなんですか。
横山由: トンでもないヤツ(笑)
高橋み: AKBの昔と今の違い。まあ一年で相当変わるからね、グループもね。
渡辺麻: 最近はいろいろと激動で。
高橋み: そうだよ~。
横山由: いろいろありますね。
高橋み: 一緒に隣で歌う人も変わっていくし、環境も見られ方も変わってきて、何か「どうしよっかな」って思うことすごく多いよね。
渡辺麻: う~ん。
高橋み: 何かみんながどういう風に感じてるのかなってのはちょっと気になる。麻友はどう感じてる?
渡辺麻: え?だって私の中のAKBって、自分がファンで見てた時代の初期の頃。
高橋み: ってことは、今はどう?AKBじゃなくなってる?
渡辺麻: 今は、AKBじゃなくなったわけではないけど、その時とはまた、う~ん、違う、また別のAKBというか。昔は昔で良さはあるけど、今は今で違った良さがあるので、それぞれが違っていいなとは思うけど、何かAKBってなると、私の中では昔の子がすごく印象に残ってますね。
高橋み: だからあたし、AKBはドラえもんだと思ってて。今のAKBって。
横山由: ドラえもん……ピンと来ない(笑)
高橋み: ちょっとピンと来ないかもしれないけど。別に四次元ポケットとかじゃないよ、違うよ。
渡辺麻: どういうこと?
高橋み: ドラえもんってさ、一回声優のキャストがガラッと変わってるじゃん。
横山由: あ~、そうですよね。
渡辺麻: はいはいはいはい。
高橋み: で、あたしの時代からしたら、大山のぶ代さんの時代がドラえもんなの。
横山由: 分かる~。
高橋み: 分かる?
横山由: はい。
高橋み: でも、今見てる子からしたら、今のドラえもんなわけよ、ドラえもんは。
渡辺麻: そうですよね、今の若い子からしたら。
高橋み: だから、昔の大山のぶ代さんは、逆に言うと、何かドラえもんの声じゃないって人もいるわけじゃん。
横山由: うん。
渡辺麻: いますよね。
高橋み: だからAKBもそうだと思う。今見た人からしたら、今のAKBがAKBだから。
横山由: う~ん。
高橋み: だからこそ、過去にとらわれないようにしなくちゃいけないなっていうのは、ずっと自分の中で言い聞かせてる。変わってくことを怖がっちゃいけないなって。それが当たり前のことだし、それについていかなきゃいけないし。というのを、私はドラえもんだってずっと思ってる、AKBは。
渡辺麻: そういう考えで見ると、また変わってきますよね。
高橋み: 変わってくるなぁと思ってる。
渡辺麻: すごい!自分でドラえもんっていう考えに至ったんですか?
高橋み: 自分で。AKBはドラえもんだって。
横山由: あ~、すごい。
高橋み: 秋元さんみたいにね、「AKBとはドラえもんのことである」って。
(一同笑)
横山由: いやいやいやいや。
高橋み: 違うか(笑)
横山由: ぐっちゃぐちゃになっちゃうから(笑)
高橋み: え?え?え?って(笑) どういうこと、どういうこと?って(笑)
高橋み: 卒業とかって考えるの?
渡辺麻: ……う~ん。
高橋み: 今突然静まったけど(笑)
渡辺麻: いずれかは……ずっと永遠にいるわけじゃない。
高橋み: そっか。麻友もそう考えるか。
渡辺麻: 全然。あんまり何か言っちゃうといろいろ……
横山由: めんどくさいから。
渡辺麻: 波紋を呼ぶので。
高橋み: そうね。
横山由: 私全然考えてないんですよ。
高橋み: そっかそっか。
横山由: AKBにいながらにして夢を叶える方法って、あるんじゃないかなって思ってるから。
渡辺麻: そうね。
横山由: AKBにいて、やりたいことをできるパターンもありかな~とは思っているので。だから一生いるかもしれないですよ。
高橋み: 10年後はさ。
横山由: 31ですよね。
(一同爆笑)
横山由: 怖い!卒業してるかもって今思っちゃった!
(一同爆笑)
横山由: やっぱ厳しいですよ~!やっぱさすがに~!
高橋み: どう?10年後麻友は。考える?
渡辺麻: え~?
横山由: 30とかですよね、でも。
渡辺麻: そう30。
高橋み: でも麻友の30すごい綺麗そう。
横山由: 分かる~。
高橋み: ね~、ワンピース持って……
横山由: うちらもう綺麗じゃないみたいな感じ出ちゃってる!
(一同爆笑)
高橋み: 違う違う!(笑)
横山由: 失礼ですよね、今の!(笑)
渡辺麻: 今の流れは(笑)
横山由: 麻友は~って(笑)
渡辺麻: 麻友は~(笑)
渡辺麻: 最近、いろいろ将来のこととか、先のこととかいろいろ考えたりするんですよ。将来私やっぱり女優さんになりたいっていう夢があるので。
高橋み: 主演。
渡辺麻: ドラマの主演とかもやりたいですし、うん、そういう夢を大きく持ちたいですね。
高橋み: 由依ちゃん、歌手だったよね。
横山由: 歌手になりたいです。だから、麻友さんの主演のドラマの主題歌やらせてください。
渡辺麻: あ!やってほしい!いいねそれ!
横山由: それを夢にします、じゃあ私。
高橋み: いいね。
渡辺麻: あ~!(拍手)
高橋み: すごい素敵じゃない。いわゆる10年後タイムカプセル的な感じでね、取って置いていただいて。どうしよう、これであたしモザイクかかってたら(笑)
(一同爆笑)
高橋み: ま、今日は、いろいろお話できてよかったなぁと思うので、次は三人でご飯でも。
横山由: あ!行きたい!すき焼きすき焼き!
高橋み: いいよ。
渡辺麻: それこそすき焼きで!
高橋み: あそこのすき焼きに。どこやって言うんだよね(笑) 最後は握手で終えたいと思います。えっとね、三人で手つなぐとね、何かUFO呼ぶ感じになっちゃうから。
(一列に並んで手をつなぐ)
高橋み: ありがとうございました~。
横山由: これでいいんですか?
(スタッフ笑)
渡辺麻: UFO来ちゃうよ?
高橋み: UFO来ちゃうかな。
次週予告
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