卓上ゲーム板作品スレ 保管庫

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takugess

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396 名前:アリアンロッド次回予告(嘘) 投稿日:04/12/02 22:48:42 ID:DZCjEzth
保守ついでに脳汁ビュービューな2次小説を書いてみる。(2レスです)

ゴズッ!!すごい衝撃音と共にエイジの鳩尾に衝撃が走る。
「ぐぅはっ!!」
目を覚ますと、アムの足がずんでんとエイジの上に乗っていた。
「アムってこんなに寝相が悪かったのか……。」
苦笑いして、エイジは逆の腕に暖かい感触を感じる。
ふと、そっちを見ると、フェルシアがエイジの腕に抱きつくように寝ていた。
「フェ、フェルシアさん????」
あまりのことに、混乱するエイジ(当たり前だ)
「おや、起きたでやんすか。」
そう言って、緑色の髪の獣人……ベネットが立ち上がった。
ベネットの説明によると、エイジ達達は睡眠抑制剤のせいで長い間寝てたこと。
トム=ギガンドルの攻撃で、相当のけが人が出ており、使えるベッドが一つしかなかったこと。
それで、三人纏めて寝せることにしたこと。
「それじゃあ、なんで僕が真ん中なんだよ?」
「フェルシア様を危険にさらすわけにはいかないっす。」
「危険……??」
そうエイジがつぶやいた次の瞬間、エイジの喉元にアムの菩薩掌が直撃する。
「…………!!!」
これが危険か……エイジは心の中でそうつぶやいた。


397 名前:アリアンロッド次回予告(嘘) 投稿日:04/12/02 22:49:28 ID:DZCjEzth
フェルシアは夢を見ていた。
エイジが闇に落ちてしまう夢、そして闇に落ちたエイジとただ一人向き合う自分……。
「やめて!やめてよエイジ!!」
”私”は泣いてエイジをに声をかける。
「泣かないでよ、フェルシアさん……。」
そう言って、無防備に私の元へと近寄ってくる。
次の瞬間、”エイジ”が剣を振るう。バタリ。彼に近寄っていた黒い影が一瞬で二つになる。
「泣いたらきれいな顔が汚れちゃうよ。」
そう言って、”私”の頬を流れる涙をなめる”エイジ”
「フェルシアさんは笑ってる顔が素敵だよ。」
「そんなこと……しないでよ……。」
”私”はそう言って、血まみれの”エイジ”に対面した。

「やめて!やめてよエイジ!!」
フェルシアさんがいきなり小声でそうつぶやく……振り向いてみるとどうやら寝言らしい……
「そんなこと……しないでよ……。」
「………。」
弱々しく呟かれると、こっちの心臓が破裂しそうになる……。
「フェルシアさん……。」
そう呟いて、そっと今にもこぼれそうな涙を指ですくう。
「泣かないで下さい、きれいな顔が台無しですよ。」
親父だったらそういうだろうなあと思いつつ、思わず苦笑する。
次の瞬間、背中に異常な量の殺気を感じた……そう後ろには……(完)

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