僕はお前のように能天気で図々しくて馴れ馴れしい奴が・・・大嫌いだ。
・・・だから・・・後は任せた。

登場作品

デスティニー(PS2)

リオンの名台詞。
なお、「僕はおまえのように、能天気で、図々しくて、馴れ馴れしい奴が大嫌いだ」という台詞の初出は「テイルズ オブ デスティニー神の眼をめぐる野望」。
ただし、言った相手はルーティだったのだが、リメDでは言う相手が変わった。

+ ネタバレ
マリアンを守るため、スタン達を裏切りヒューゴに従っていたリオン。
その後、彼は追ってきたスタン一行に刃を向けることとなる。
リオンは一度はハーメンツの村で彼らに勝っていた。
しかし皮肉なことに彼らと旅をしている間に彼らは力をつけ、ついにリオンを越えるほどになっていたのだった。
戦いの末リオンは倒れ、スタンが説得しようとするもそれを頑なに拒み続ける。
スタンは諦めなかった。信じ続けた。リオンがわかってくれることを。
最後まで、彼らを裏切り、刃を向けてしまった自分を信じ続け、まだ『友達』と呼ぶ男。
そんなスタンの本気の説得により、ついにリオンの心が動いた。
彼らは再び仲間として共に歩む


・・・はずだった。
二人が手を握り合おうとしたその時、突如海底洞窟は崩壊を始める。
そしてリオンは、彼らを逃がすため一人洞窟に残る決意をする。
彼は最後に、実の姉であるルーティに今まで打ち明けられなかった真実を伝える。
自分と彼女には、「全く同じ血が流れている」ということを。
そして『友達』であるスタンに生まれて初めて、自分を犠牲にして頼み事をしたのだった。
世界を、マリアンを、姉さんを、頼んだ……と。

最終更新:2024年08月23日 01:47