ヘルガイの果実(‐かじつ)

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登場作品

アライズ

割れたライチかザクロのような見た目をした果実。

+ ネタバレ
本編中盤(エリデ・メナンシア編)から登場する果実。
ヘルガイ(北米版の表記はHelgan)はヘルガイムキルの言葉で「レナ」の意味を持ち、ヘルガイの果実=レナの果実となる。
その正体は生命を虚水化させるに至る有害果実。
特にダナの生命がこの果実を摂取すると異常な興奮状態に陥り、通常時よりも多くの星霊力を放出してしまう。
そしてこの果実を摂取し続け、限界まで星霊力を放出し続けてしまうと「虚水化」し、絶命してしまう。
なお、レナ人は食べても影響がないとのこと。
ただし、虚水化に至るまでの効力を発揮するためには「一定量を継続して摂取する」か、
あるいは「短期間で大量に摂取するか」のいずれかを行わなければならない。
だが初めて摂取しただけでもかなりの危険性をはらんでおり、(果実が混入されていると知らずに)メナンシアの食事を食べたロウとアルフェンはその日のうちに酷い疲労感に襲われている(ロウに至ってはまるで酩酊状態かのようにふらついていたほど)。
エリデ・メナンシアではテュオハリムの共存思想に反発するレナ人の一派(側近・ケルザレクを含む)により領地中のほとんどの食物にこの果実を混入させ、
テュオハリムの目を欺きながら数多のダナ人を葬り去っては、膨大な星霊力をかき集める陰謀が張り巡らされていた。
テュオハリム及び近衛兵団の食事には混ぜられていないため、テュオハリム及びキサラが真実に気づくことなかった。
さらには秘密裏にヘルガイの果実を量産するための生産施設まで建造されていたことが明らかになっている(ただし、真実を知ったテュオハリムにより完全に破壊された)。
ミハグサールでも領将・アウメドラが自身の策のためにこの果実を利用しており、その結果多数の被害者を出す大惨事となった。


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関連項目

類似項目


最終更新:2021年10月28日 15:12