ウィノナ・ピックフォード（うぃのなぴっくふぉーど）
概要
テイルズオブファンタジア語られざる歴史に登場した
キャラクター。
登場作品
語られざる歴史
性別：女性
年齢：15歳（4201年時点）
旅の奇術団に身をおく。本編の主人公。天真爛漫で喜怒哀楽がはっきりしている少女。
ボウガンによる射撃芸を生業としており、小型ボウガンのブルースブラザーズ（二丁ありそれぞれジェイクとエルウッドという名称）。5本の矢を同時につがえるジャッキーブラウン。単発式の小型ボウガンのマイティダックス。投石用のディープインパクト。ブーメランを飛ばすゴッドファーザーを持つ。
ユニコーンに自身のある願いを叶えてもらうために通算三度白樺の森を訪れているが、いずれもユニコーンが姿を現すことはなかった。一度目の白樺の森訪問の際に半日ほどの時間転移に巻き込まれ、その際に、後にダオス城となる古城にてダオスと出会う。
出会ったばかりのダオスは衰弱しており、しばらくの間ウィノナが介護をする。しかし一向に快調に向かわないため、奇術団の興行に付いて行く形でミッドガルズを離れユークリッド地方に連れていく。そこでようやく快方に向かったダオスの望みを聞いて、奇術団から離れ二人で精霊の森まで旅をする。
ユグドラシルまでの旅を終えると、今度は世界樹が枯れつつある原因を探るために二人でミッドガルズの魔科学研究所に入ることを決意。この際にウィノナは孤児の自分を育ててくれた奇術団と喧嘩同然で脱退。その後ミッドガルズにて家を持つが、自身が研究所に入ることはなくダオスの帰りを待つ日々だった。
ある日、ダオスが魔科学研究所から失踪。魔科学の真相を知ったと事前に聞かされていたため、ライゼンの捜索に遅れる形であったがダオス城に到着。そこでダオスを強引に研究所に連れ戻すライゼンの部隊とひと悶着ありダオス側の擁護をする。しつこく騎士達に食って掛かったので、ライゼンに剣で右腕を切り落とされた。この行為にダオスは激昂。騎士達を皆殺しにし、人間と敵対するきっかけとなった。この翌年にヴァルハラ戦役が勃発。
しばらくはまともに動けず、義手を作った後にリアの墓参りを行い、リアを殺した犯人への復讐を誓う。この時にアーチェと知り合っており、ボウガンの改良に協力してもらう。4207年に傭兵としてヴァルハラ戦役に参加。
4207年に傭兵として姿を現した際には「ロミー・カルディナーレ」という偽名を使っている。ミッドガルズに600万ガルドの賞金が首にかけられており、魔王ダオスの情婦とライゼンから呼ばれていた。
ミッドガルズ王を脅す形で強引に参加資格代わりのエンブレムを授与された後はヴァルハラ平原に向かうも他の部隊とは孤立しており単独で動いていた。そこでアランと知り合い、駆け付けたエドワードと成り行きで行動を共にする形でパーティーを結成。ダオス城へと乗り込む。ダオス城ではほぼ単独でデミテルとジェストーナと戦い、魔族の弱点を突く形で勝利。
最奥部のダオスと5年ぶりの再会を果たすが、エドワードの不意打ちを狙ったファイアボールで戦闘不能に。再び激昂したダオスとエドワード達が激突。戦いの末ダオスは4304年へ時間転移。後に残されたウィノナは「人間なんか嫌いだ」と吐き捨て行方をくらませる。
ヴァルハラ戦役終結後に、新たに奇術団を結成し、自身は団長として燕尾服を着て後方から切り盛りする生活を送った。
ネタ
- ファンタジアのOPに登場する戦闘不能状態の弓使いの女性がモデル。ゲーム内での名前の表記は「？？？？」。
- OPのパラメータはHP0、TP113。SFC版でもTPはある。全快時の数値かは不明だが、TPが最大値だとするとLV12程度。
- ボウガンの「ジャッキーブラウン」は1997年制作のアメリカ映画（犯罪サスペンス）。
- 「マイティダックス」はディズニーのテレビアニメ。アメリカ合衆国では1996年9月6日にABCで放送。
- 「ブルース・ブラザース」は1980年にジョン・ランディスが監督したアメリカ映画（アメリカのNBCの人気番組『サタデー・ナイト・ライブ』の、同名の人気コーナーのキャストとバンドをベースに、ストーリーをつけて映画化したもの）。
- 「ディープインパクト」は1998年のアメリカ合衆国の映画（地球に隕石が衝突し、津波が起こるパニック映画）。
- 「ゴッドファーザー」はイタリア系アメリカ人作家のマリオ・プーゾが1969年に発表した小説、およびそれを原作としたアメリカの映画（アメリカに生きるイタリア人移民とその子孫であるイタリア系アメリカ人一族の、栄光と悲劇を描く）が由来。
- 作者あとがきによると、『エイリアン4』を観て映画の登場人物のアナリー・コールが気に入り、彼女を演じた「ウィノナ・ライダー」から名前が取られた。ファミリーネームの「ピックフォード」はメアリー・ピックフォード（1892年4月8日 - 1979年5月29日、カナダ・トロント出身の女優、プロデューサー。サイレント映画時代の大スターであり、「アメリカの恋人」と呼ばれて親しまれた）から。
- 偽名の「ロミー・カルディナーレ」には言及がなかったが、「クラウディア・カルディナーレ」（イタリアの女優）からと思われる。
関連リンク
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最終更新：2025年05月23日 20:21
