設定：水舞の儀式

水の民が行う求婚の儀式のこと。
この儀式には決まった手順がある。

1．結婚を申し込まれる側が先に泳ぎだす。
泳ぎだす順番は逆でも構わない
2．結婚を申し込む側が泳いでいる相手を追いかけて捕まえる。
3．そのまま水中で抱き合うことで、求婚は成立する。
4．この時ふたりの周囲の水が輝くと、海に祝福を受けたものとして
そのカップルは幸せになれるらしい

もちろん相手に追いつけないのは論外。特に男性の場合は深刻。
水の民の女性は自分より泳ぎの下手な男性には目もくれないというからだ
さらに、申し出を受け入れてもらえない場合は相手に必死で逃げられるという
悲しい結果も待ち構えているという。双方の合意がそこにあるかは
当人たちの気持ち次第ということになるわけだ。
なお、これはあくまで求婚の儀式であるため、
この儀式を行った者たちが必ずしも結ばれるとは限らないので念のため。
なお、この儀式を行った際に海が輝くことがあり、
その場合は滄我の祝福を受けたものとして末永く幸せになれるものと水の民の間の民間伝承で伝わっている。