2000年前、人間が黒匣を蔓延らせたために精霊の消滅の危機に陥った際、
オリジンは人間の存続を認めるかどうか見定めるためにマクスウェル、クロノスと共に「オリジンの審判」を始めた。
その際にクロノスとミラ・クルスニクの間に契約を行わせ、彼女の子孫に骸殻能力を与え
それを人間の欲望制御のバロメーターとして計ることにした。
時歪の因子(
骸殻の力を使い果たした者の成れの果て)が百万に達する前にオリジンの元にたどり着けば合格、
失敗すれば精霊は人間を見限り瘴気を抑えることをやめる(結果、人間はマナを生み出すだけの"物体"と化す)という条件で審判は行われた。
その際に「始祖クルスニクとの契約の下結ばれた一個の精霊術」であり
精霊術のため、そこにオリジンの意志は関係なく条件を満たせばどんな願いであろうと叶えざるを得ない。
オリジンが願いを叶えた時点で審判は終了するという条件なので、
ルドガーエンディングにしろエルエンディングにしろオリジンも人間の勝ち(審判を超えた)という宣言をして
願いを叶えているため、審判は終了している(カウンターも99万9999→100万になった時点で終了)。
審判の再開は契約なしにできないためクロノスの今回「は」人間の勝ち、という台詞は負け惜しみであろうと推測できる。
しかし、骸殻が審判を終了した際に失われたかどうかは描写されていない。