時歪の因子(タイムファクター)

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登場作品

エクシリア2

分史世界の核となっている物体。破壊すると、その分史世界は消滅する。

+ ネタバレ
分史世界の中の偏差の強い地域に存在する黒い歯車のような物体。
その正体はクルスニクの一族が我欲に溺れ、骸殻を使い果たした姿であり人や物に擬態・憑依するパターンと生前の姿を維持するケースの2種類がある。
ちなみに史上最初の分史世界を構築する時歪の因子となったのは、仲間の裏切りに会い、殺される寸前だったミラ・クルスニク
クランスピア社の分史対策室のエージェントによるとそれは原因は不明だが生前の本人がより望んだ世界を形成するための本能的変化であると語られている。
また、時歪の因子は一つのところに留まっておらず、憑依する相手を変えることもある。
これは正史との違い(偏差)が大きいものに憑依する性質があるためで、その分史世界でより正史世界との偏差の大きいものが生まれればそちらに移動・憑依する。
例として、F41DB分史は生み出す元となった時歪の因子(クルスニクの一族)はヴィクトルではないが、ヴィクトルがその世界のビズリーを倒した際に彼から「最強の骸殻能力者」の称号を受け継ぐと同時に時歪の因子に憑依されてしまっている。
これは正史世界での「最強の骸殻能力者」はビズリーだがF41DB分史ではビズリーを殺害したヴィクトルとなったためである。
そのためルドガーがヴィクトルを殺した際に時歪の因子が破壊され、F41DB分史は消滅した。

「クランスピア社の優秀なエージェントが分史世界から戻ってこないことがある」という理由は力を使い果たした彼らが時歪の因子化し、新たな分史世界の核になってしまったためである。
正史・分史問わず骸殻を持つエージェントたちは自分たちの世界を正史世界と信じ、
分史世界の破壊を行ったためにねずみ算式に分史世界は増えていった。

ヴィクトルとビズリーの骸殻の赤い部分は時歪の因子化した箇所である。
ルドガーは時計と直接契約していないため時歪の因子化することはないが、
エルの「真のクルスニクの鍵」の力を媒介に骸殻を発動しているためその反動はエルへと送られてしまう。
ビズリーとの最終決戦で直接契約した為に反動を受ける事になり、選択によってはエルを助ける為にそのまま時歪の因子化する。

アスタリア

「光と闇の救世主」編において、世界を襲った異変と同時に発生した不可思議な空間「時空の歪み」を構成する物体。
これを破壊しないと時空の歪みは消滅せず、元の世界にも戻れない。
「双星の宿命」編ではルドガーが骸殻の力を持つため時歪の因子を破壊しなくても分史世界から脱出できるが、
X2と同じく時歪の因子が破壊されるとその分史世界は消滅する。そのためヴィクトルは自身の分史世界を正史世界に書き換えようとしていた。

レイズ

具現化したルドガーとユリウスが時歪の因子について少しだけ言及する。しかしルビが無いので未プレイ者は読めないだろう…。
ユリウスとセシリィが「反動」という不吉なワードを用いているがティル・ナ・ノーグでは特に反動はない模様。

+ ネタバレ
エルの「真のクルスニクの鍵」の力によって負荷は虚無に吸い込まれているため、骸殻を発動しても時歪の因子化しないことがラストクレイドル編18章でユリウス(情報源はシドニー)によって明かされた。


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関連項目

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最終更新:2023年05月05日 22:34
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