約500年前に、精霊術の学者ハオが残した精霊術の基礎構造理論。 当時の人間は仕組みも分からずに術を利用していたが、彼はその仕組みについて「自分達の霊力野が発したマナを術に変換している存在がおり、そのやり取りによって術が発動する」と仮説を立て、実体化した精霊の発見によって精霊術の構造を実証した。 これにより、リーゼ・マクシアの精霊術文化が花開き、その功績を称えて、後に精霊術研究者にとって最大の栄誉とされる「ハオ賞」が創設される。