「おやおや、何かが落ちていると思えば・・・」
そう耳に雨の音とともに声が聞こえてきたけれども
俺に閉じたまぶたを開けて仰ぎ見る気力は残念ながら残っていない
俺に閉じたまぶたを開けて仰ぎ見る気力は残念ながら残っていない
人の声を聞いてか俺の体は安心しきり脱力感をいまさらながら感じていた
体を暖かいものが包んで
冷えていた体が急激に温まっていくのを感じた
体を暖かいものが包んで
冷えていた体が急激に温まっていくのを感じた
体が揺れている気がした
実際ゆれているのかも知れないけど
実際ゆれているのかも知れないけど
頬にあたるのは暖かい人の体温
俺はその体温に体を預けて意識を飛ばしてしまった
俺はその体温に体を預けて意識を飛ばしてしまった
おでこに当てられる暖かな大きな手
俺はこの手を知っている
俺はこの手を知っている
もうちょっとこの体温に浸っていたくて目を閉じていると声をかけられた
「狸寝入りとは、器用ですね。綱吉君」
「・・・気づいてたんだ、ごめん」
「まったくですよ。変なものを拾ってしまったものです」
「変なもんゆうっ、ゴホッ、ゴホッ」
「あんまり無理しないでください」
「ごめん・・・」
「ったく、なんであんなところにいたんですか。服もずぶ濡れで・・・」
「・・・気づいてたんだ、ごめん」
「まったくですよ。変なものを拾ってしまったものです」
「変なもんゆうっ、ゴホッ、ゴホッ」
「あんまり無理しないでください」
「ごめん・・・」
「ったく、なんであんなところにいたんですか。服もずぶ濡れで・・・」
そういえば服が、変わってる・・・・
肩幅の合わないティーシャツだ・・・・
袖を掴んで鼻を押し付けてみると香ってくるのは骸の匂い
袖を掴んで鼻を押し付けてみると香ってくるのは骸の匂い
そっと差し出された指は俺の目元を優しく撫でた
「・・・・それより、沢山泣いたようですね。ちょっと腫れてます。何があったんです?相談なら僕が聞きますよ」
「・・・・・」
「・・・・それより、沢山泣いたようですね。ちょっと腫れてます。何があったんです?相談なら僕が聞きますよ」
「・・・・・」
ティーシャツを握っていた拳に力が入り、ティーシャツに無数の皺を作った
その上にまたぽとりと涙が零れた
「・・・・っ俺・・・好きで、雲雀さんのことが・・・凄く好き、で・・・・」
骸はただ俺の話を頷きながら最後まで聞いてくれた聞いてくれた
そんな骸に俺は甘えて泣いて、すがって、今も骸の服に涙の染みを作っている
そんな骸に俺は甘えて泣いて、すがって、今も骸の服に涙の染みを作っている
「そうですか・・・それは酷いですね・・・」
「でもね、やっぱり嫌いにはなれないんだ。」
「僕じゃだめなんですか?」
「え・・・?」
「でもね、やっぱり嫌いにはなれないんだ。」
「僕じゃだめなんですか?」
「え・・・?」
顔を上げて骸の顔を見ると「冗談です」と返された
「何本気にしているんですか・・・・馬鹿ですね。」
「・・・・っ・・・骸だったら、俺もっと幸せだったかな・・・・」
「?」
「雲雀さんじゃなくて、骸のことが好きだったら・・・・」
「・・・・」
「・・・・っ・・・骸だったら、俺もっと幸せだったかな・・・・」
「?」
「雲雀さんじゃなくて、骸のことが好きだったら・・・・」
「・・・・」
何も答えなかった・・・・
そんな時ばたりと部屋のドアが開け放たれ誰かが入ってきた
「僕じゃ不満だって言うの?綱吉」
綱吉・・・その響きに体を上げてそちらに目を向けると
雲雀さんが立っていた
雲雀さんが立っていた
俺は骸の元を離れると雲雀さんの下に駆け寄った
側であゆみを止めて雲雀さんの顔を見上げたときグイと体を引き寄せられた
側であゆみを止めて雲雀さんの顔を見上げたときグイと体を引き寄せられた
「よかった・・・・綱吉」
「・・・雲雀さん?」
「ごめん・・・・ほら、もう帰ろう?」
「・・・雲雀さん?」
「ごめん・・・・ほら、もう帰ろう?」
俺の体は宙に浮き雲雀さんに横抱きにされ
家まで送ってもらった
家まで送ってもらった
家に帰るとリボーンに心配かけるなととび蹴りされた
「心配してくれてたんだ・・・」
「フン!」
「フン!」
部屋に着くと始めに力強く抱きしめられた
「ごめん・・・」
そして降ってくるのはキスの嵐
そして降ってくるのはキスの嵐
「んっ・・・・」
俺は整わない息で何故着てくれなかったのかと解いた
そしたら、全て話してくれた雲雀さんの話しに自分の顔が赤面したことに気付いた
「っじゃ・・・俺、勝手に一人で・・・暴走して・・・」
「でも、悪いのは僕だよ・・・・ごめんね」
「そんなこと!!悪いのはっ・・・・んっ」
「でも、悪いのは僕だよ・・・・ごめんね」
「そんなこと!!悪いのはっ・・・・んっ」
またキスで言葉を遮られて深い口付けへと変化していく
-