英雄はただ独り ID:/AQKgnIp
バトルロワイアルという異常な状況下でも、川は常と変わらずに流れ続けている。
その川辺に、剣戟の音が響き渡った。
その川辺に、剣戟の音が響き渡った。
「このバトルロワイアル、やはりクライシス帝国の仕業か!」
黒く光るボディーに赤い複眼の戦士、仮面ライダーBLACKRXこと南光太郎はリボルケインを構えながら叫ぶ。
「罪のない人々を無理矢理殺し合わせるなど、この俺が断じて許ざん!!」
黒く光るボディーに赤い複眼の戦士、仮面ライダーBLACKRXこと南光太郎はリボルケインを構えながら叫ぶ。
「罪のない人々を無理矢理殺し合わせるなど、この俺が断じて許ざん!!」
「知ったことか」
シャドーセイバーの二刀流で仮面ライダーBLACKRXと対峙しているのは銀の身体に緑の複眼の戦士
RXを倒すためにクライシス帝国が甦らせた地獄の王子、シャドームーンだった。
「私の目的はRX!お前との決着をつけることだけだ!」
シャドーセイバーの二刀流で仮面ライダーBLACKRXと対峙しているのは銀の身体に緑の複眼の戦士
RXを倒すためにクライシス帝国が甦らせた地獄の王子、シャドームーンだった。
「私の目的はRX!お前との決着をつけることだけだ!」
光太郎はクライシス帝国の企みを追っている最中に意識を失い、気がつくとあの魔空間にいた。
そこで神と名乗る怪物から『バトルロワイアル』に関しての説明を受けた後、この場所に転送されてきたのだ。
そこで神と名乗る怪物から『バトルロワイアル』に関しての説明を受けた後、この場所に転送されてきたのだ。
「バトルロワイアルなどゆ゙る゙ざん!!この仮面ライダーBLACKRXが必ず阻止してみせる!」
その為には一刻も早くこの戦いに巻き込まれた人々を保護しなければならない。
彼は転送されてすぐに守るべき他の参加者を探し始めた。
だが彼がこのゲームで最初に出会った相手は、かつて親友であった宿敵・シャドームーンだった。
彼は転送されてすぐに守るべき他の参加者を探し始めた。
だが彼がこのゲームで最初に出会った相手は、かつて親友であった宿敵・シャドームーンだった。
リボルケインと二刀が再び激突し、火花が舞い散る。
「やめろ!!目を覚ましてくれ信彦!
俺が戦う相手はお前じゃない。クライシス帝国なんだ!」
「黙れ!!」
得物を構えて対峙する二人。
そして二人が再び激突しようとしたその時
「やめろ!!目を覚ましてくれ信彦!
俺が戦う相手はお前じゃない。クライシス帝国なんだ!」
「黙れ!!」
得物を構えて対峙する二人。
そして二人が再び激突しようとしたその時
≪ATTACK RIDE BLAST≫
突然その間に光弾が割って入った。
二人は思わず戦いを止め、銃撃の主を見る。
二人は思わず戦いを止め、銃撃の主を見る。
「何者だ!?」
戦いに横槍を入れた乱入者をシャドームーンは睨みつける。
戦いに横槍を入れた乱入者をシャドームーンは睨みつける。
「君は……一体何者なんだ……?」
シャドームーンと同じように、RXもまた唐突に現れた戦士に問いかける。
シャドームーンと同じように、RXもまた唐突に現れた戦士に問いかける。
「俺は……」
マゼンダと黒のボディーに白のライン
そのマスクには歪んだ緑色の複眼が、その額には紫の光が輝いている。その場に現れた三人目の異形は静かに己の名を名乗った。
「俺はディケイド、仮面ライダーディケイド」
マゼンダと黒のボディーに白のライン
そのマスクには歪んだ緑色の複眼が、その額には紫の光が輝いている。その場に現れた三人目の異形は静かに己の名を名乗った。
「俺はディケイド、仮面ライダーディケイド」
「仮面ライダーだと!!?」
自分の敵が増えたことを悟り、思わずたじろぐシャドームーン。
一方RXはディケイドへの警戒を解き、快活な声で話しかけた。
「仮面ライダーディケイド!君も仮面ライダーなのか!
俺は南光太郎、仮面ライダーBLACKRXだ。ディケイド、一緒に力を合わせて……」
自分の敵が増えたことを悟り、思わずたじろぐシャドームーン。
一方RXはディケイドへの警戒を解き、快活な声で話しかけた。
「仮面ライダーディケイド!君も仮面ライダーなのか!
俺は南光太郎、仮面ライダーBLACKRXだ。ディケイド、一緒に力を合わせて……」
RXの言葉が終わらないうちに、ディケイドはためらうことなく再びディケイドブラストを撃ち出した。
仮面ライダーBLACKRXに向けて。
仮面ライダーBLACKRXに向けて。
「ぐわぁッ!!!!?」
味方だと思った仮面ライダーに攻撃されたRXは
何が起こったのかわからないままディケイドブラストの連射を受け、その場に膝をついた。
味方だと思った仮面ライダーに攻撃されたRXは
何が起こったのかわからないままディケイドブラストの連射を受け、その場に膝をついた。
「馬鹿な、何故仮面ライダー同士が!?」
同じく混乱するシャドームーンを尻目に、ディケイドはライドブッカーをソードに変形させてRXに切りかかる。
同じく混乱するシャドームーンを尻目に、ディケイドはライドブッカーをソードに変形させてRXに切りかかる。
「やめろ!何故こんなことをする!?」
ライドブッカーをリボルケインで受け止め、RXが叫ぶ。
「どうして仮面ライダー同士が戦わなければならない!」
ライドブッカーをリボルケインで受け止め、RXが叫ぶ。
「どうして仮面ライダー同士が戦わなければならない!」
「それは……」
ディケイドは剣を振り払って間を取ると、新しいライダーカードをセットする。
ディケイドは剣を振り払って間を取ると、新しいライダーカードをセットする。
「俺が……世界の破壊者だからだ」
≪ATTACK RIDE CLOCK UP≫
次の瞬間、ディケイドの姿が消える。
「うおおッ!」
それと同時にRXの身体が吹き飛ばされた。
「加速したのか!!」
守りの体勢をとるRX。だがクロックアップしたディケイドの攻撃によるダメージは、確実にRXの体に蓄積されていく。
「このままではやられる!
こうなったら……変身!!」
RXの身体が光り、青いボディーの怒りの王子・バイオライダーへと変わる。
バイオライダーは身体を液状化させると、ディケイドの猛攻の中から脱出した。
それと同時にRXの身体が吹き飛ばされた。
「加速したのか!!」
守りの体勢をとるRX。だがクロックアップしたディケイドの攻撃によるダメージは、確実にRXの体に蓄積されていく。
「このままではやられる!
こうなったら……変身!!」
RXの身体が光り、青いボディーの怒りの王子・バイオライダーへと変わる。
バイオライダーは身体を液状化させると、ディケイドの猛攻の中から脱出した。
RXのバイオライダーへの変身を見ても、ディケイドは些かの動揺もしなかった。
「同じだ……『あの世界』での、あの戦いと」
そして新しいカードをセットする。仮面ライダーBLACKRXを破壊するために。
≪FINAL ATTACK RIDE FA FA FA FAIZ≫
その電子音とともに、バイオライダーの前に紅く輝く三角錐の光が出現した。
「これは……う、動けない!」
三角錐の光に固定されたバイオライダーに向かって、天高く飛び上がったディケイドは仮面ライダーファイズの必殺キック・クリムゾンスマッシュを放つ。
ディケイドのクリムゾンスマッシュはバイオライダーのベルトに突き刺さり、紅の光とともにその身体を抉った。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
バイオライダーは苦悶の声を上げるが、ディケイドはそのままバイオライダーを貫き、その背後に着地した。
そしてディケイドが地面に降り立つと同時に、バイオライダーの身体は爆発を起こす。
「うわああああああああああああ!!!!!」
ダメージによって変身が解除された南光太郎は爆発で吹き飛ばされ、川に転落した。
「これは……う、動けない!」
三角錐の光に固定されたバイオライダーに向かって、天高く飛び上がったディケイドは仮面ライダーファイズの必殺キック・クリムゾンスマッシュを放つ。
ディケイドのクリムゾンスマッシュはバイオライダーのベルトに突き刺さり、紅の光とともにその身体を抉った。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
バイオライダーは苦悶の声を上げるが、ディケイドはそのままバイオライダーを貫き、その背後に着地した。
そしてディケイドが地面に降り立つと同時に、バイオライダーの身体は爆発を起こす。
「うわああああああああああああ!!!!!」
ダメージによって変身が解除された南光太郎は爆発で吹き飛ばされ、川に転落した。
「仕留め損ねたか……流石は仮面ライダーBLACKRXだ」
ディケイドはライドブッカーを構えると、完全に止めを刺すため川を流されている光太郎を追おうとする。
ディケイドはライドブッカーを構えると、完全に止めを刺すため川を流されている光太郎を追おうとする。
だがその歩みは、彼の背後からの攻撃によって阻まれた。
「……何の心算だ」
シャドウセイバーの攻撃をライドブッカーで受け止めたディケイドを、シャドームーンは更に追撃する。
「よくも我らの戦いの邪魔を!」
「やめろ、俺にはお前と戦う理由はない」
「RXを倒すのは私だ!その邪魔をするのならお前を殺す!」
「……どうしても戦う気か」
シャドウセイバーの攻撃をライドブッカーで受け止めたディケイドを、シャドームーンは更に追撃する。
「よくも我らの戦いの邪魔を!」
「やめろ、俺にはお前と戦う理由はない」
「RXを倒すのは私だ!その邪魔をするのならお前を殺す!」
「……どうしても戦う気か」
≪ATTACK RIDE CLOCK UP≫
攻撃を続けるシャドームーンの前からディケイドが消え、一瞬のうちに何発もの攻撃がシャドームーンの身体に叩き込まれる。
「ぐ、まだ……だ……俺は……!!」
「これで終わりだ。シャドームーン」
「これで終わりだ。シャドームーン」
≪FINAL ATTACK RIDE DE DE DE DECADE≫
高速攻撃でダメージを受けたシャドームーンの前に、何枚もの巨大な光のカードが現れる。
そのカードを貫きながら、ディケイドのディメンションキックがシャドームーンに迫る。
「ぐっ……おおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ディケイドに向けて、シャドームーンは渾身の力を込めて両のシャドーセイバーを振り下ろす。
だがディケイドのキックは二本のシャドーセイバーを打ち砕き、そのままシャドームーンのベルトを蹴り砕いた。
そのカードを貫きながら、ディケイドのディメンションキックがシャドームーンに迫る。
「ぐっ……おおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ディケイドに向けて、シャドームーンは渾身の力を込めて両のシャドーセイバーを振り下ろす。
だがディケイドのキックは二本のシャドーセイバーを打ち砕き、そのままシャドームーンのベルトを蹴り砕いた。
(違う……違うぞ。俺が望んでいたのはこんな決着ではない! 南光太郎!俺は、お前と――――)
爆散するシャドームーンを背に、門矢士はディケイド激情態への変身を解いた。
「RXを取り逃がした……が」
士は忌々しげに自分の右足を見る。その太股にはシャドーセイバーの破片が、まるでシャドームーンの執念を示すかのように突き刺さっていた。
「くっ!」
士はシャドーセイバーの破片を引き抜くと、支給されていた医療セットで手早く治療を済ませる。
(動けないことはない。だがこれから戦いが続くことを考えると……)
川を見る士。すでに光太郎の姿は消え去っていた。
(RXも随分流されたようだ……。
弱っている間に確実に倒したいが、相手はあのRXだからな。油断は出来ない。それに……)
この世界にいる仮面ライダーが、RX一人だとは限らない。
(俺は全ての仮面ライダーを破壊しなければならない!)
士は忌々しげに自分の右足を見る。その太股にはシャドーセイバーの破片が、まるでシャドームーンの執念を示すかのように突き刺さっていた。
「くっ!」
士はシャドーセイバーの破片を引き抜くと、支給されていた医療セットで手早く治療を済ませる。
(動けないことはない。だがこれから戦いが続くことを考えると……)
川を見る士。すでに光太郎の姿は消え去っていた。
(RXも随分流されたようだ……。
弱っている間に確実に倒したいが、相手はあのRXだからな。油断は出来ない。それに……)
この世界にいる仮面ライダーが、RX一人だとは限らない。
(俺は全ての仮面ライダーを破壊しなければならない!)
世界の融合による滅びを止めるために。
破壊から世界を再生させるために。
破壊から世界を再生させるために。
(そのためなら、俺は受け入れる!俺が世界の破壊者であることを!)
「このバトルロワイアルとやらも、融合現象が引き起こした歪みか」
右足を引きずりながら、士は身体を休められる場所を探して歩き出した。
――世界が滅びる未来を変えてみせる。
そう決意した彼の瞳は、間違いなく守る者のそれだった。
右足を引きずりながら、士は身体を休められる場所を探して歩き出した。
――世界が滅びる未来を変えてみせる。
そう決意した彼の瞳は、間違いなく守る者のそれだった。
世界の破壊者、ディケイド
混沌の戦いに身を投じ、その瞳は何を映す――
混沌の戦いに身を投じ、その瞳は何を映す――
【北区・荒川河川敷/一日目・日中】
【門矢士@仮面ライダーディケイド】
[状態]:仮面ライダーディケイド激情態に変身可能
右足にダメージ(中)、疲労(小)
[装備]:ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド
ライドブッカー@仮面ライダーディケイド
[道具]:支給品一式
[思考]基本:この世界に存在する全ての仮面ライダーを破壊する。
0:しばらく休息をとって足の傷を癒す。
1:仮面ライダーの抹殺を最優先する。
2:仮面ライダー以外の参加者には状況に応じて対応。徒党を組む気はない。
[補足]
※破壊者であることを受け入れた門矢士です。
※ディケイド激情態に変身するため、他のライダーの能力のカードをディケイドの状態のまま使用することができます。
※バトルロワイアルが発生したのは多次元世界の融合現象のためだと思っています。
※異世界への移動能力には制限がかかっています。
[状態]:仮面ライダーディケイド激情態に変身可能
右足にダメージ(中)、疲労(小)
[装備]:ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド
ライドブッカー@仮面ライダーディケイド
[道具]:支給品一式
[思考]基本:この世界に存在する全ての仮面ライダーを破壊する。
0:しばらく休息をとって足の傷を癒す。
1:仮面ライダーの抹殺を最優先する。
2:仮面ライダー以外の参加者には状況に応じて対応。徒党を組む気はない。
[補足]
※破壊者であることを受け入れた門矢士です。
※ディケイド激情態に変身するため、他のライダーの能力のカードをディケイドの状態のまま使用することができます。
※バトルロワイアルが発生したのは多次元世界の融合現象のためだと思っています。
※異世界への移動能力には制限がかかっています。
意識を失ったまま、南光太郎の体は川を流れていく。
(信彦……信彦……)
今はもう亡き親友の名が、黒く閉ざされた彼の意識の中でいつまでも反響していた。
(信彦……信彦……)
今はもう亡き親友の名が、黒く閉ざされた彼の意識の中でいつまでも反響していた。
【南光太郎@仮面ライダーBLACK RX】
[状態]:意識不明、全身にダメージ(極大)
荒川を下流に向かって移動中
[装備]:キングストーン@仮面ライダーBLACK RX
[道具]:支給品一式、不明支給品
[思考]基本:クライシス帝国を倒し、このバトルロワイアルを破壊する。
1:…………
[補足]
※バトルロワイアルはクライシス帝国の仕業だと思っています。
[状態]:意識不明、全身にダメージ(極大)
荒川を下流に向かって移動中
[装備]:キングストーン@仮面ライダーBLACK RX
[道具]:支給品一式、不明支給品
[思考]基本:クライシス帝国を倒し、このバトルロワイアルを破壊する。
1:…………
[補足]
※バトルロワイアルはクライシス帝国の仕業だと思っています。
【シャドームーン@仮面ライダーBLACK RX 死亡】
- 支給品紹介
【ディケイドライバー@仮面ライダーディケイド】
門矢士が仮面ライダーディケイドに変身するために使うベルト。
またライドブッカーに収納されたライダーカードを使う事で様々なライダーの力を発現する事ができる。
門矢士が仮面ライダーディケイドに変身するために使うベルト。
またライドブッカーに収納されたライダーカードを使う事で様々なライダーの力を発現する事ができる。
【ライドブッカー@仮面ライダーディケイド】
仮面ライダーディケイドの武器。近接戦闘のソードモード、遠距離攻撃のガンモード、
そしてライダーの力を封じ込めたライダーカードを収納するブックモードの3形態に変化させることができる。
仮面ライダーディケイドの武器。近接戦闘のソードモード、遠距離攻撃のガンモード、
そしてライダーの力を封じ込めたライダーカードを収納するブックモードの3形態に変化させることができる。
【キングストーン@仮面ライダーBLACKRX】
皆さんご存知のチートアイテム。南光太郎の体内に埋め込まれている神秘の石。
光太郎はこの石の力で仮面ライダーBLACKRXへと変身する。
いつもなら奇跡を起こしたりするのだが、このバトルロワイアルでは不思議なことを起こす力は制限されている。
皆さんご存知のチートアイテム。南光太郎の体内に埋め込まれている神秘の石。
光太郎はこの石の力で仮面ライダーBLACKRXへと変身する。
いつもなら奇跡を起こしたりするのだが、このバトルロワイアルでは不思議なことを起こす力は制限されている。
| 004:頑張れ男の子! | 投下順 | 006:ウホッ!凄いい漢達 |
| 004:頑張れ男の子! | 時系列順 | 006:ウホッ!凄いい漢達 |
| 初登場! | 門矢士 | 054:休息、考察、民家にて。 |
| 初登場! | 南光太郎 | 021:君の名は |