百合展開?無い無い無い ID:jrKvVv+7
なんで なんで なんで
なんで、神様?
☆ ☆
電車が秋葉原に着くまでの時間が無限に思えた。
早く秋葉原に着きたい。こなたと会えないうちに自分が殺されるかもしれない、もしくはこなたが――
もう二度と会えないという最悪の想像を振り払って、私は一刻も早く秋葉原に着くよう祈った。
早く秋葉原に着きたい。こなたと会えないうちに自分が殺されるかもしれない、もしくはこなたが――
もう二度と会えないという最悪の想像を振り払って、私は一刻も早く秋葉原に着くよう祈った。
ああ、こんなことになるなら、こなたに伝えておけばよかったかなぁ。
『秋葉原ー、秋葉原です』
いつもと変わらないアナウンスと共に電車のドアが開く。
私は逸る気持ちを抑えて、周りを警戒しながら電気街口への階段を下りた。
改札を抜けてもこなたの姿は見当たらない。
嫌な想像で、心が潰れそうになる。
いつもと変わらないアナウンスと共に電車のドアが開く。
私は逸る気持ちを抑えて、周りを警戒しながら電気街口への階段を下りた。
改札を抜けてもこなたの姿は見当たらない。
嫌な想像で、心が潰れそうになる。
だから
「かーがみん♪」
柱の影からいつもと変わらない声がしてこなたが飛び出してきた時
柱の影からいつもと変わらない声がしてこなたが飛び出してきた時
「かがみんなら来てくれると思ったよ」
「…………!!」
私は言葉をかけるより先に、その小さな体に抱きついていた。
「…………!!」
私は言葉をかけるより先に、その小さな体に抱きついていた。
「いやー、まったくかがみんは甘えん坊さんだなぁ」
「う、うるさいわね!仕方ないじゃない、私だって、その」
「わかってるわかってる。私とかがみんの仲だもん。
ほーれよーしよしよーし」
「ちょっと!頭撫でないでよ!」
さっきの自分の行動が恥ずかしくなって、私は怒ったふりでごまかそうとした。
そんな私をこなたはニヨニヨと見つめている。
「う、うるさいわね!仕方ないじゃない、私だって、その」
「わかってるわかってる。私とかがみんの仲だもん。
ほーれよーしよしよーし」
「ちょっと!頭撫でないでよ!」
さっきの自分の行動が恥ずかしくなって、私は怒ったふりでごまかそうとした。
そんな私をこなたはニヨニヨと見つめている。
「そ、それより、あんた今まで大丈夫だったの?」
「うん。今までずっと駅前で隠れてたけど誰とも会わなかったねー。
そういうかがみんは?」
「私も……」
「うん。今までずっと駅前で隠れてたけど誰とも会わなかったねー。
そういうかがみんは?」
「私も……」
それから、私たちは今までの事や互いの支給品の説明をした。
「それで……これからどうする?」
一通り今までの説明が終わって、私は一番の問題について切り出した。
殺されたくないし、人を殺したくもない。その思いは私もこなたも同じだった。
でも私たちはただの女子高生だし、与えられたのは人殺しの道具ばかりだ。
一通り今までの説明が終わって、私は一番の問題について切り出した。
殺されたくないし、人を殺したくもない。その思いは私もこなたも同じだった。
でも私たちはただの女子高生だし、与えられたのは人殺しの道具ばかりだ。
「なんとか、首輪を外せないかな」
こなたがポツリと言った。
こなたがポツリと言った。
「首輪を?」
「うん、ここから生きて逃げるためには首輪を外すことが最低条件だよ。
でも首輪を外そうにも、私は解除の仕方なんて知らないし……かがみんは?」
「私だって知ってるわけないわよ」
「だよね。下手に弄くったら爆発するかもしれないし。
誰か機械や爆発物に詳しくて、脱出する気のある人に会えればいいんだけど」
「そんな都合のいい人に会える確率なんて低そうね……
爆弾や機械の知識、みゆきだったら知ってるかな」
「みゆきさんか……」
そこでこなたの声が少し低くなった。
「ねえかがみん。私以外にさ、誰か知ってる人が参加してた?」
「え、ううん、私が聞いたのはこなたの声だけだったけど……」
「そっか、私も知り合いはかがみんしか見てないんだ」
「うん、ここから生きて逃げるためには首輪を外すことが最低条件だよ。
でも首輪を外そうにも、私は解除の仕方なんて知らないし……かがみんは?」
「私だって知ってるわけないわよ」
「だよね。下手に弄くったら爆発するかもしれないし。
誰か機械や爆発物に詳しくて、脱出する気のある人に会えればいいんだけど」
「そんな都合のいい人に会える確率なんて低そうね……
爆弾や機械の知識、みゆきだったら知ってるかな」
「みゆきさんか……」
そこでこなたの声が少し低くなった。
「ねえかがみん。私以外にさ、誰か知ってる人が参加してた?」
「え、ううん、私が聞いたのはこなたの声だけだったけど……」
「そっか、私も知り合いはかがみんしか見てないんだ」
こなたはうつむいて呟く。
「私たちだけだといいね」
「……うん」
「……うん」
「そうだ、かがみん」
急にこなたが立ち上がって私の手を握った。
「へっ……」
「ちょっと行きたい所があるんだ。付き合ってよ」
急な出来事に、私の心臓が跳ね上がる。
そんな私の気も知らず、こなたは私の手を引きながら駅近くの建物に入った。
急にこなたが立ち上がって私の手を握った。
「へっ……」
「ちょっと行きたい所があるんだ。付き合ってよ」
急な出来事に、私の心臓が跳ね上がる。
そんな私の気も知らず、こなたは私の手を引きながら駅近くの建物に入った。
☆ ☆
「こんな時にコスプレショップに入るなんて、なに考えてんのよ……」
そう言いつつ付き合ってしまう私も私だ。
「おまたせーかがみん」
「あんたねぇ……ってなにその格好」
こなたは白と赤色の、ファンタジー小説に出てくる剣士のような服を着ていた。
そして長い髪を黄色いリボンでポニーテールにしている。
「なによその服」
「これはね、烈火の将シグナムさんのコスプレなのだよ」
「シグナムってあんたに支給品された剣の元の持ち主だっけ?
なんでそんな人の衣装があるのよ……」
「ふっふっふ、アキバには何でもあるのだよかがみん。
もっともこれは私の丈に合わせてないから少しブカブカだけどね」
「それにしてもあんた、あの剣のことも知ってたし
持ち主の服のことまで知ってるなんて、その知識はどこで仕入れてきたのよ」
「それくらいオタクの間では常識です(キリッ」
「どんな常識だ!」
そう言いつつ付き合ってしまう私も私だ。
「おまたせーかがみん」
「あんたねぇ……ってなにその格好」
こなたは白と赤色の、ファンタジー小説に出てくる剣士のような服を着ていた。
そして長い髪を黄色いリボンでポニーテールにしている。
「なによその服」
「これはね、烈火の将シグナムさんのコスプレなのだよ」
「シグナムってあんたに支給品された剣の元の持ち主だっけ?
なんでそんな人の衣装があるのよ……」
「ふっふっふ、アキバには何でもあるのだよかがみん。
もっともこれは私の丈に合わせてないから少しブカブカだけどね」
「それにしてもあんた、あの剣のことも知ってたし
持ち主の服のことまで知ってるなんて、その知識はどこで仕入れてきたのよ」
「それくらいオタクの間では常識です(キリッ」
「どんな常識だ!」
バトルロワイアルの最中なのに、私はなんだかすっかりいつもの調子に戻ってしまった。
「うーん、今日もかがみんのツッコミは冴え渡ってるねー」
「あんたねぇ……って」
ひょっとして、こなたは私の気分を明るくするためにわざわざこんな事をしたのだろうか。
「うーん、今日もかがみんのツッコミは冴え渡ってるねー」
「あんたねぇ……って」
ひょっとして、こなたは私の気分を明るくするためにわざわざこんな事をしたのだろうか。
「いやー付き合ってくれてありがと。
じゃあ着替えてくるから――」
「こなた」
「ん、どうしたの?」
着替えに行こうとするこなたを、私は呼び止めた。
じゃあ着替えてくるから――」
「こなた」
「ん、どうしたの?」
着替えに行こうとするこなたを、私は呼び止めた。
本当なら、誰にもこの気持ちを打ち明けるつもりはなかった。
ましてや、こなたには。
でも、今日ここに来る電車の中で、もう二度と会えないかもしれないと思ったとき
あの時からその決意は崩れ始めていた。
あの時からその決意は崩れ始めていた。
そしてもう、この気持ちを止めておけない。
「こなた、私はあんたのことが――!」
好きなのよ。
こなたは固まった。
そしてぎこちない笑い顔を作る。
そしてぎこちない笑い顔を作る。
「きゅ、急にどうしたのかがみん。
私もかがみんのことは好きだよ。だって私達は友達……」
「私の好きは友達でって意味じゃないわ。わかるでしょ――」
「ちょ、ちょっと待って」
私もかがみんのことは好きだよ。だって私達は友達……」
「私の好きは友達でって意味じゃないわ。わかるでしょ――」
「ちょ、ちょっと待って」
後に引けない私は必死だった。
だがこなたは後ずさり、顔には冷や汗をかいている。
だがこなたは後ずさり、顔には冷や汗をかいている。
「ハハハハ、コスプレの効果かなー。この格好ってそんなに似合ってる?」
「私は冗談で言ってるんじゃないわ」
「……あーそうか。かがみんはこんな状況だから気持ちが混乱してるんだよ。
ほら、なんて言ったっけ、吊り橋効果だっけ。危険のせいで錯覚する……」
「違う!私はこんなことになるずっと前からあんたのことが――」
「じゃあ私は着替えてくるから!ちょっと待ってて!」
私の言葉が終わる前に、こなたは店の奥に向かって走っていった。
全速力で。
「私は冗談で言ってるんじゃないわ」
「……あーそうか。かがみんはこんな状況だから気持ちが混乱してるんだよ。
ほら、なんて言ったっけ、吊り橋効果だっけ。危険のせいで錯覚する……」
「違う!私はこんなことになるずっと前からあんたのことが――」
「じゃあ私は着替えてくるから!ちょっと待ってて!」
私の言葉が終わる前に、こなたは店の奥に向かって走っていった。
全速力で。
「なにやってんのよ……私。
こなたドン引きしてたじゃない」
一人取り残された私は、両手で顔を覆った。
こなたドン引きしてたじゃない」
一人取り残された私は、両手で顔を覆った。
やっぱり言わなければよかった。
こんな一時の状況に流されたせいで――
こんな一時の状況に流されたせいで――
「私、バカみたいね……」
☆ ☆
なんで、なんで、なんで私とこなたの性別が別じゃないの
神様、なんで?
【千代田区 秋葉原駅前コスプレショップ内/一日目・午後】
【泉こなた@らき☆すた】
[状態]:健康、柊かがみにドン引き
[装備]:シグナムのコスプレ、レヴァンティン(待機モード)@魔法少女リリカルなのはA's
[道具]:基本支給品 ランダム支給品0~2(確認済み)
[思考・状況] 基本:バトルロワイアルから脱出する。
0・着替える。
1・首輪を外せる人、もしくは外す方法を探す。
2・かがみと行動するが、少し距離を置きたい。
3・できれば他の同行者が欲しい。早く。
【泉こなた@らき☆すた】
[状態]:健康、柊かがみにドン引き
[装備]:シグナムのコスプレ、レヴァンティン(待機モード)@魔法少女リリカルなのはA's
[道具]:基本支給品 ランダム支給品0~2(確認済み)
[思考・状況] 基本:バトルロワイアルから脱出する。
0・着替える。
1・首輪を外せる人、もしくは外す方法を探す。
2・かがみと行動するが、少し距離を置きたい。
3・できれば他の同行者が欲しい。早く。
【柊かがみ@らき☆すた】
[状態]:絶望、後悔、自己嫌悪
[装備]:石@ボンガロ
[道具]:支給品一式、ソーディアン・ベルセリオス@テイルズオブデスティニー
イナバ製作所製パニッシャー(重機関銃残弾残り弾数100%/ロケットランチャー残弾10発) @カオスロワ
[思考・状況] 基本:こなたと一緒にいたい。
[状態]:絶望、後悔、自己嫌悪
[装備]:石@ボンガロ
[道具]:支給品一式、ソーディアン・ベルセリオス@テイルズオブデスティニー
イナバ製作所製パニッシャー(重機関銃残弾残り弾数100%/ロケットランチャー残弾10発) @カオスロワ
[思考・状況] 基本:こなたと一緒にいたい。
| 042:魔神が生まれた日 | 投下順に読む | 044:一般人の第一級戦場 |
| 042:魔神が生まれた日 | 時系列順に読む | 044:一般人の第一級戦場 |
| 022:もえる闘魂 | 泉こなた | 072:ジョジョの奇妙なダーツの旅 第一参加者発見編 |
| 031:捨てるカミあれば… | 柊かがみ | 072:ジョジョの奇妙なダーツの旅 第一参加者発見編 |