《威力偵察》
〔このカード〕は相手プレイヤーの
メンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。目標の〔相手プレイヤー1人の手札1枚〕を無作為に選び、公開する。〔相手プレイヤー〕はこのターン、そのカードをプレイするまで他のカードをプレイすることは出来ない。また、そのカードのプレイは
無効にすることが出来ない。
(山に向かっている!?)
コメント
- ノード・コスト不足
- 目標を取るカードだが現状目標を取れない(装備、呪符含む)
- 必要ノード、コストが「-」である
などして「現状ではプレイできないカード」だった場合、ほぼ確実に1ターンの抑止に繋がる。
逆に、問題なく使う予定だったカードを
公開した場合、
このカードの効果によりそれのプレイが無効に出来なくなると言うマイナス面も存在する。
- カードのプレイ以外の行動は取れる。つまり起動効果や自動効果の使用は阻害されない。
- 公開したカードが弐符だった場合は若干ややこしいことになる。
- 無効に出来ないのはプレイであるため、禁弾『カタディオプトリック』などによって「効果を無効にする」ことは適正である。
- いわゆる「プレイ条件」を課すカード。このため「既にプレイされた」「プレイされている」カードには何の効果も及ぼさない。相手ターンのメンテナンスフェイズにプレイされた何らかのカード(A)に対し干渉でこれをプレイすることは可能だが、解決したとしても、Aが解決に失敗するようなことはない。
- Aがカードをプレイする方法の「1.プレイ条件(例:「自分ターン1枚制限」)を確認する。」の段階を既に終えているからである。
また、ルールリファレンスには次のような記載がある。
●手札に対する効果
2.
手札の中の特定のカードに何らかの効果を与える場合はその後、最初に手札を離れる「そのカードと同No.で同じカード名称のカード」がその効果をもつ。
このカードの場合「公開したカード」に
〔相手プレイヤー〕はこのターン、そのカードをプレイするまで
他のカードをプレイすることは出来ない。
また、そのカードのプレイは無効にすることができない。
という効果を及ぼしている。相手の手札に「公開したカード」と同No.で同じカード名称のカードが他に1枚以上あった場合、
- そのうちいずれかをプレイすることで、相手はこのカードによる制約をなくすことが出来る。
- そのうちいずれか1枚でも破棄した場合、(それが威力偵察の効果を受けたカードとして扱われるため)相手はそのターン何もプレイできなくなる。
ということになる。
公式QAより
- Q088.「No.288 威力偵察」を解決し、相手の手札から「A」を公開しました。その後、なんらかの効果によって「A」がプレイされずに手札から破棄され、手札に1枚も存在しない場合、相手プレイヤーはこのターン中にカードをプレイすることは出来ないのですか?
- A088.はい、公開されたカードをプレイすることが出来ないため、他のカードをプレイすることは出来ません。
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最終更新:2009年08月27日 01:21