―向日葵畑―
咲夜「着いたわね。さっさと終わらせるわよ」
衣玖「申し訳ありません、どうにも遅れがちで」
咲夜「いいのよ、あなたの足が遅いのは知ってたから、もっと遅いのを選んだんだし」
(ぴんぽーん)
咲夜「さあ、急いで!(しゅっ)」
衣玖「はい!(ふよふよ)」
咲夜「っつ……予想以上に遅いわね」
衣玖「……申し訳ありません」
幽香「ふん、私の家にピンポンダッシュなんて舐められた物ね」
咲夜「追いつかれなければどうという事はないもの」
幽香「言ってくれるわね……行きなさい、リグル!(ぶんっ)」
リグル「ぅわぁぁぁ避けてぇぇぇ!(どんっ)」
衣玖「ぐっ……油断しました……(ばた)」
咲夜「しまった……!何とかして連れて逃げなきゃ……って、鎌!?」
エリー「ご用の向きは何ですか?もちろん、ただの悪戯じゃないですよねぇ?」
咲夜「たかが門番ごときにてこずってられないのに……!」
幽香「残念だったわね、タイムオーバーよ。ま、他人の屋敷に土足で踏み込もうとするからよ(くすっ)」
咲夜「着いたわね。さっさと終わらせるわよ」
衣玖「申し訳ありません、どうにも遅れがちで」
咲夜「いいのよ、あなたの足が遅いのは知ってたから、もっと遅いのを選んだんだし」
(ぴんぽーん)
咲夜「さあ、急いで!(しゅっ)」
衣玖「はい!(ふよふよ)」
咲夜「っつ……予想以上に遅いわね」
衣玖「……申し訳ありません」
幽香「ふん、私の家にピンポンダッシュなんて舐められた物ね」
咲夜「追いつかれなければどうという事はないもの」
幽香「言ってくれるわね……行きなさい、リグル!(ぶんっ)」
リグル「ぅわぁぁぁ避けてぇぇぇ!(どんっ)」
衣玖「ぐっ……油断しました……(ばた)」
咲夜「しまった……!何とかして連れて逃げなきゃ……って、鎌!?」
エリー「ご用の向きは何ですか?もちろん、ただの悪戯じゃないですよねぇ?」
咲夜「たかが門番ごときにてこずってられないのに……!」
幽香「残念だったわね、タイムオーバーよ。ま、他人の屋敷に土足で踏み込もうとするからよ(くすっ)」
―地霊殿―
さとり「……お燐、お客様が来るみたい。出迎えてあげて」
お燐「あれ、お客なんて珍しいのに、ご主人様はいいんですか?」
さとり「ええ。ここでも十分気が滅入るのに、直には触れられないわ」
お燐「?」
さとり「……お燐、お客様が来るみたい。出迎えてあげて」
お燐「あれ、お客なんて珍しいのに、ご主人様はいいんですか?」
さとり「ええ。ここでも十分気が滅入るのに、直には触れられないわ」
お燐「?」
レミィ「まったく辛気臭い場所ね」
天子「ほんと、私みたいに高貴な天人には耐えられないわ」
レミィ「名前には地って付いてるのにねぇ」
天子「失礼ね、それは昔の名前よ」
レミィ「天人としての格も落ちてるし、地子の方が合ってそうだけど」
天子「なんですって!」
(ぴんぽーん)
お燐「待ぁってました!(ばばーん)」
レミィ「それじゃ、後よろしく(どかっ)」
天子「きゃっ!?ちょっと、何するのよ!」
お燐「(がしっ)はーい、お客様一名ごあんな~い」
レミィ「一人逃げれば十分勝てるわ。地霊殿の主によろしくね」
天子「ほんと、私みたいに高貴な天人には耐えられないわ」
レミィ「名前には地って付いてるのにねぇ」
天子「失礼ね、それは昔の名前よ」
レミィ「天人としての格も落ちてるし、地子の方が合ってそうだけど」
天子「なんですって!」
(ぴんぽーん)
お燐「待ぁってました!(ばばーん)」
レミィ「それじゃ、後よろしく(どかっ)」
天子「きゃっ!?ちょっと、何するのよ!」
お燐「(がしっ)はーい、お客様一名ごあんな~い」
レミィ「一人逃げれば十分勝てるわ。地霊殿の主によろしくね」
―永遠亭―
ヤマメ「(ふんふんふーん)」
にとり「(いらいらいら)」
ヤマメ「さあ、着いたわよ」
にとり「言われなくても解ってるよ!ほら、さっさと押した!」
ヤマメ「何よ、煩いわねぇ」
(ぴんぽーん)
にとり「今だ!散々水を汚した罰だよ、『河童のポロロッカ』!」
ヤマメ「そんな事だと思ったわ。一人だけ逃がすもんですか、『キャプチャーウェブ』!」
(わいわいぎゃーぎゃー)
鈴仙「……師匠、お客が外でもめてますが」
永琳「医者に掛かるために怪我をこさえてる……ってわけでもなさそうね」
にとり「両手を封じたぐらいで!『スピン・ザ・セファリックプレート』!」
ヤマメ「この程度の水で封じられると思ったら大間違いよ!瘴気……」
永琳「はいはい、『壺中の天地』……ウドンゲ、姫に渡してきて。暇潰しに丁度良いでしょ」
ヤマメ「(ふんふんふーん)」
にとり「(いらいらいら)」
ヤマメ「さあ、着いたわよ」
にとり「言われなくても解ってるよ!ほら、さっさと押した!」
ヤマメ「何よ、煩いわねぇ」
(ぴんぽーん)
にとり「今だ!散々水を汚した罰だよ、『河童のポロロッカ』!」
ヤマメ「そんな事だと思ったわ。一人だけ逃がすもんですか、『キャプチャーウェブ』!」
(わいわいぎゃーぎゃー)
鈴仙「……師匠、お客が外でもめてますが」
永琳「医者に掛かるために怪我をこさえてる……ってわけでもなさそうね」
にとり「両手を封じたぐらいで!『スピン・ザ・セファリックプレート』!」
ヤマメ「この程度の水で封じられると思ったら大間違いよ!瘴気……」
永琳「はいはい、『壺中の天地』……ウドンゲ、姫に渡してきて。暇潰しに丁度良いでしょ」
―ファイト会場―
映姫「……六人居て、戻って来たのはあなた一人ですか」
レミィ「妥当な結果じゃない?」
映姫「まあそうですね……この勝負、レミリア&天子の勝ちとします。良いですね?」
レミィ「ま、アレのおかげで逃げられたって事にしておくわ」
映姫「……六人居て、戻って来たのはあなた一人ですか」
レミィ「妥当な結果じゃない?」
映姫「まあそうですね……この勝負、レミリア&天子の勝ちとします。良いですね?」
レミィ「ま、アレのおかげで逃げられたって事にしておくわ」
―地霊殿―
お燐「ご主人様ー、お客様をお連れしましたよー。ご主人様ー?」
天子「放しなさい、汚らわしい!何をしようと言うの!?」
お燐「そりゃもちろん、ご主人様の想起でたっぷりと……(にやにや)」
天子「(ぞくぞくっ)い、一級天人たる私が、その程度の事で……!」
お燐「ご主人様ー、お客様をお連れしましたよー。ご主人様ー?」
天子「放しなさい、汚らわしい!何をしようと言うの!?」
お燐「そりゃもちろん、ご主人様の想起でたっぷりと……(にやにや)」
天子「(ぞくぞくっ)い、一級天人たる私が、その程度の事で……!」
こいし「ねぇお姉ちゃん、お客の相手しないでいいの?」
さとり「……ああいう人の場合はいいの。はぁ、お燐に『追い払え』ってちゃんと指示すべきだったわ……」
さとり「……ああいう人の場合はいいの。はぁ、お燐に『追い払え』ってちゃんと指示すべきだったわ……」
お燐「ご主人様ーっ、お客様ですよーっ!」
天子「この比那名居天子、どんな責めだろうと決して折れたりしないわよ!(ワクワクテカテカ)」
天子「この比那名居天子、どんな責めだろうと決して折れたりしないわよ!(ワクワクテカテカ)」
こいし「……ほら、お客さん待ってるよ?」
さとり「……こいし、いい子だからそっとしておいて頂戴」
さとり「……こいし、いい子だからそっとしておいて頂戴」