東方ファイトスレ @まとめウィキ

9スレ第35戦(3)

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匿名ユーザー

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本日の勝負は百マス計算。舞台は寺子屋で行われます。

慧音「というわけで今から用紙を配る。今回の審判はチルノで私が裏方だが…」
チルノ「あたいがしっかり審判をするから任せておきなさい!」
慧音「…と、いうことなのでチルノの指示に従うように。以上!」
EXルーミア「…大丈夫なのか?」
オルレアン人形「…」

なおオルレアン人形はある程度自力で動くようにアリスに仕込んでもらいました。

チルノ「あたいみたいな天才目指して、がんばていってね!であ!しょーぶ開始!!」

開始とともに答案に回答を書き込む1人と1体
ルーミアはEX化してるとはいえ、計算するということ事態はあまり得意ではなく
1マスごとに指で折りながら計算をしていくためややペースは遅い。
一方のオルレアン人形は鉛筆を両手で持ち、回答を書いていく。
書きづらいのかペースは遅いが、計算はルーミアより速く行っているようだ。
後ろのほうでアリスや1ボスの方々がじっと見守っているが
どう見ても授業参観です。本当にありがとうございました。

EXルーミア「ええっと…今どこを計算して…ああ!ずれた!」
オルレアン人形「…」
チルノ「さあ後1分だよ!あたいは待たないからね!」
EXルーミア「ああ!ちょっとまって!」
オルレアン人形「…」

鐘が鳴り計算終了。回答が回収され小一時間経過し、試合結果の発表。

チルノ「まずルーミアから!まだまだあたいには届かないようね!20点!」
EXルーミア「そうなのか」

ルーミアはショックを受けたようだがそれでも余裕だった。
相手は思考力を持たない人形。こういう勝負は苦手なはず…そう思っていたからだ。
そしてオルレアン人形の回答結果の発表…

チルノ「おるれあん!200点!なかなかやるようだけどあたいには…」
EXルーミア「なんだと!?」

ルーミアは思わず席から立ち上がった。そしてチルノに駆け寄る。
馬鹿な!あの人形遣いがやるとしても距離が遠すぎて問題は見えないはず!
それにやったとしてもあの細かい計算ができるとは思えない!なぜだ!!
ルーミアは混乱した。なぜあの人形は満点が取れたのか。それがわからなかった。

EXルーミア「ちょっと答案を見せてくれ!納得できない!」
チルノ「おわっ!いきなり近づかないでよ…ほら!」
EXルーミア「ありが……なん…だと…」

オルレアンの回答。すべてのマスに9の文字。
その一つ一つにチルノが書いたと思われる○の記号。
そこから導き出されたルーミアの解答。ああ、そういえばこいつ⑨だった。
すべてを把握したルーミアにオルレアンが近寄り、一言つぶやいた。

「バカジャネーノ?」

ルーミアは声を出さずに泣いた。いや、声すら出せなかった。
このやるせない気分をどうしたらいいのかわからなかったから。
落ち込むルーミアに慧音が近づき、一枚の紙を差し出した。

EXルーミア「これは…?」
慧音「ルーミアの回答の写し。私も一応丸付けをしたんだ」
EXルーミア「あ…」
慧音「193点。回答が一個ずれてたから少し残念だったな」
EXルーミア「慧音…」
慧音「試合では負けたけど、勝負はルーミアの勝ちよ。そんなに落ち込むんじゃない」
EXルーミア「…うわああああああああああああああん!!!」

慧音に抱きつくルーミア。
よかった。負けたわけじゃなかったんだ。そう思ったら安心できたから声をあげて泣いた。
そんなルーミアを慧音はやさしく微笑みながら頭をなでた。

勝者---オルレアン人形












































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