衣玖「という事で総領娘様、土曜日です」
天子「あんたまたフィーバーとかいって変なの呼んだんじゃないでしょうね？」
衣玖「何の話ですか？それよりファイトに出るんですから早く着替えて下さい」
天子「そ、そう。じゃあ今日は何も無いのね（いそいそ）」
衣玖「特に誰も呼んではおりませんのでご安心を。
ところで里の者から天人様にと、辛子に山葵に唐辛子を頂きました。それはもう大量に」
天子「ふーん。じゃあちょっとは刺激的な食生活になるのかしら」
衣玖「それだけでは不足かと思い、総領娘様には特別に別の使い方をして頂いております」
天子「そうなの？……あれ、頂いておりますって、私使ってないのにどうして過去形？」
衣玖「それはですね（さわさわ）」
天子「きゃっ！？な、何するのよ衣玖……んんっ！な、なにこれ……ヒリヒリする……？」
衣玖「先程着替えられた肌着に、煮詰めた汁を染みさせておきました」
天子「へ？いやちょっと待ちなさいよ、それじゃ汗なんてかいたら危ないじゃない、着てられないわ！」
衣玖「……そーれ！（さわさわさわさわ）」
天子「んんんっ！！こ、この痒みと痛みの微妙な組み合わせが……」
衣玖「さあ、では行きましょう」
天子「う、うん……」
天子「あんたまたフィーバーとかいって変なの呼んだんじゃないでしょうね？」
衣玖「何の話ですか？それよりファイトに出るんですから早く着替えて下さい」
天子「そ、そう。じゃあ今日は何も無いのね（いそいそ）」
衣玖「特に誰も呼んではおりませんのでご安心を。
ところで里の者から天人様にと、辛子に山葵に唐辛子を頂きました。それはもう大量に」
天子「ふーん。じゃあちょっとは刺激的な食生活になるのかしら」
衣玖「それだけでは不足かと思い、総領娘様には特別に別の使い方をして頂いております」
天子「そうなの？……あれ、頂いておりますって、私使ってないのにどうして過去形？」
衣玖「それはですね（さわさわ）」
天子「きゃっ！？な、何するのよ衣玖……んんっ！な、なにこれ……ヒリヒリする……？」
衣玖「先程着替えられた肌着に、煮詰めた汁を染みさせておきました」
天子「へ？いやちょっと待ちなさいよ、それじゃ汗なんてかいたら危ないじゃない、着てられないわ！」
衣玖「……そーれ！（さわさわさわさわ）」
天子「んんんっ！！こ、この痒みと痛みの微妙な組み合わせが……」
衣玖「さあ、では行きましょう」
天子「う、うん……」
映姫「という事で東方ファイトです。本日はレティ側の指定がありますので屋内の温泉でのファイトとなります」
天子「よりによって……せめて露天なら少しは違うのに、どうして屋内なのよ」
映姫「そちらの永江衣玖より、室内の方が外野の乱入も無く安全だろうと進言がありましたので」
天子「おいィ！？」
衣玖「総合的に判断した結果です。企み事など何一つございません」
映姫「さて、それではレティを呼んで下さい」
紫「ええ、お任せよ（スキマ）」
（ざぱーん）
レティ「熱っ！？な、何！？（ばしゃっ）」
映姫「小町！」
小町「はいはい……悪いね、そこから出す訳には行かないのさ（ぐっ）」
レティ「うぐぐ……熱い……熱いわ……（ぼー）」
衣玖「まさかの裸ワイシャツですから、別の意味でも出られませんね」
紫「やっぱり開放感が違うわよねぇ。まあ私はシャネルの５番だけど」
天子「何この楽しそうな……こほん、鬼畜なファイト……」
映姫「では準備は良いですか？」
天子「ええ、私はいつでも――」
（ぶわっ）
衣玖「準備が未完でしたので、熱々の蒸気をたっぷり浴びせさせて頂きました」
天子「ひぎぃぃ、辛み成分が身体中に浸みて痛キモチぃいい！」
映姫「これで安価指定通りになりましたね。それではファイト開始！」
天子「よりによって……せめて露天なら少しは違うのに、どうして屋内なのよ」
映姫「そちらの永江衣玖より、室内の方が外野の乱入も無く安全だろうと進言がありましたので」
天子「おいィ！？」
衣玖「総合的に判断した結果です。企み事など何一つございません」
映姫「さて、それではレティを呼んで下さい」
紫「ええ、お任せよ（スキマ）」
（ざぱーん）
レティ「熱っ！？な、何！？（ばしゃっ）」
映姫「小町！」
小町「はいはい……悪いね、そこから出す訳には行かないのさ（ぐっ）」
レティ「うぐぐ……熱い……熱いわ……（ぼー）」
衣玖「まさかの裸ワイシャツですから、別の意味でも出られませんね」
紫「やっぱり開放感が違うわよねぇ。まあ私はシャネルの５番だけど」
天子「何この楽しそうな……こほん、鬼畜なファイト……」
映姫「では準備は良いですか？」
天子「ええ、私はいつでも――」
（ぶわっ）
衣玖「準備が未完でしたので、熱々の蒸気をたっぷり浴びせさせて頂きました」
天子「ひぎぃぃ、辛み成分が身体中に浸みて痛キモチぃいい！」
映姫「これで安価指定通りになりましたね。それではファイト開始！」
このファイトの結末について、後に死神はこう語る。
「いやー、あたいにもお迎え役が出来るんじゃないかって思ったね。
不良天人が悶絶からトランスに入るまでレティを押えてたんだけど、
その内にレティが意識を失ってお湯に顔が浸かっちゃってさ。
後一歩で今年の冬が来なくなる所だったよ」
「いやー、あたいにもお迎え役が出来るんじゃないかって思ったね。
不良天人が悶絶からトランスに入るまでレティを押えてたんだけど、
その内にレティが意識を失ってお湯に顔が浸かっちゃってさ。
後一歩で今年の冬が来なくなる所だったよ」
結果：高温で朦朧としたレティが失神したため、天子の勝ち。
衣玖「それでもまだたっぷり余ってるんですよねぇ……どうしましょう」
天子「そ、そういう事なら、この私が一肌脱いであげてもいいわよ！？」
衣玖「ありがとうございます。しかし総領娘様には、また使って頂いております」
天子「へ？何に？……あら、お腹の具合が……おぉぉぉぉ！？」
衣玖「先程の一口饅頭の中に、高濃縮の汁を仕込んでおきましたので」
天子「ひぎぃぃ、辛み成分が身体の内側から浸み渡って痛キモチぃいいぃ！」
衣玖「はてさて、残りはどうしましょうか……」
天子「そ、そういう事なら、この私が一肌脱いであげてもいいわよ！？」
衣玖「ありがとうございます。しかし総領娘様には、また使って頂いております」
天子「へ？何に？……あら、お腹の具合が……おぉぉぉぉ！？」
衣玖「先程の一口饅頭の中に、高濃縮の汁を仕込んでおきましたので」
天子「ひぎぃぃ、辛み成分が身体の内側から浸み渡って痛キモチぃいいぃ！」
衣玖「はてさて、残りはどうしましょうか……」
