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18スレ第9戦(2)

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匿名ユーザー

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そんなわけで二人の前に用意される特濃カルピス。
ご丁寧に、なぜか茸型の容器に入れられている。
先に10本飲みきった方が勝利だ。

「……こ、こ、これは、穢らわしすぎる!」
顔を耳まで真っ赤にして叫ぶ依姫。
だが姉の方は気にせず、そのキノコの先端からカルピスを吸い上げていく。
早くのもうとして、唇の端から白い汁が垂れているが、気にせずに口に含んでいき、
そしてそのまま、喉を鳴らしてそれを飲み込んだ。
「あら依姫、このカルピス、意外に濃くて美味しいわよ。口の中でドロッとして」
そう言って、豊姫は二本目の容器を手に取る。
「ほらほら、早くしないと負けますよ」
急かす天狗。
依姫も恥ずかしげにその容器を手に取ると……
ドピュ
先端から白濁液がまき散らされ、依姫の顔を汚した。
「あやややや、強く持ちすぎですね。もっとやさしく持たないと」
言いながら写真を撮る天狗。さすが天狗汚い
「う、ううぅ……」
あまりの屈辱に口を結ぶ依姫に、さらに天狗が茸容器を近づける。
「ほらほら口を開けて、出しますよ」
ほとばしるカルピスが、やむなく口を開けた依姫の舌へぶちまけられる。
「ああっ、ずるいわ。私だって……!」
負けじと容器を手にする豊姫。一気に二本を咥え込んでスピードを上げる。
もう零れようが顔にかかろうがお構いなしだ。

結果はそのまま10本を飲み尽くした豊姫の勝利に終わった。
一方の依姫は、半泣きになりながら天狗にいいようにカルピスぶっかけられている。
「さて天狗さん、そろそろ妹をいじめるのは止めていただこうかしら」
豊姫の一睨みでサッと引く射命丸。
「依姫、そんなに泣くことはないのよ。あなたはそれでも可愛いわ」
「姉様……だめ、そんな、穢らわしい……」
妹の顔にかかったカルピスを丹念に舐め取っていく豊姫。
こうして美しい姉妹愛によって勝負は幕を下ろしたのだった。

おわり






















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