のどかな命蓮寺の昼下がり。
外出から戻った白蓮が湯を使おうと着替えを探したが、下着が見当たらない。
白蓮「あらあらまあまあ、肌着が一枚も無いなんて」
星「申し訳ありません、先程湯上りについうっかり間違えて聖の肌着を……！」
白蓮「また星のうっかりでしたか。困った物ですね（うふふ）」
星「まったく面目次第もありません（あはは）」
ナス「といって笑ってる場合でもないんだなす」
そこに颯爽と現れたのは……二本のロッドを持った巨大ナス、いや、ナス着ぐるみのナズーリン。
ナス「実は残りは全部洗ってしまって、夕方まで乾かないんだなす」
星「えぇっ！それはなんと申し訳ない事を……」
白蓮「そうですか……では仕方ありません、乾くのを待って、お風呂にしましょう」
ナス「いいえ、それには及びません。剥がせばいいんですよ剥がせば！」
星「なっ……ナスーリン、あなた何を……」
ナス「ご主人様が人の名前をいちいち間違えるから、寺子屋の先生がこんな物をくれるんだなす！
しかもおらの口調まで指導が入って、帰ってくるのが遅れたんだなも」
白蓮「本当、なんだか土の香りがしてたくましい感じですわね」
星「いや、その、ナスーリン、私にも立場という物が……ね？」
ナス「その辺りは十分汲んだ上で丁寧に剥がしてあげるんだなす！」
外出から戻った白蓮が湯を使おうと着替えを探したが、下着が見当たらない。
白蓮「あらあらまあまあ、肌着が一枚も無いなんて」
星「申し訳ありません、先程湯上りについうっかり間違えて聖の肌着を……！」
白蓮「また星のうっかりでしたか。困った物ですね（うふふ）」
星「まったく面目次第もありません（あはは）」
ナス「といって笑ってる場合でもないんだなす」
そこに颯爽と現れたのは……二本のロッドを持った巨大ナス、いや、ナス着ぐるみのナズーリン。
ナス「実は残りは全部洗ってしまって、夕方まで乾かないんだなす」
星「えぇっ！それはなんと申し訳ない事を……」
白蓮「そうですか……では仕方ありません、乾くのを待って、お風呂にしましょう」
ナス「いいえ、それには及びません。剥がせばいいんですよ剥がせば！」
星「なっ……ナスーリン、あなた何を……」
ナス「ご主人様が人の名前をいちいち間違えるから、寺子屋の先生がこんな物をくれるんだなす！
しかもおらの口調まで指導が入って、帰ってくるのが遅れたんだなも」
白蓮「本当、なんだか土の香りがしてたくましい感じですわね」
星「いや、その、ナスーリン、私にも立場という物が……ね？」
ナス「その辺りは十分汲んだ上で丁寧に剥がしてあげるんだなす！」
その頃、里に近いプリズムリバーライブ会場では。
メルラン「（ぽへ～）」
ムラサ「（かこっ）」
色かぶりを避けるためマリンブルーのセーラー服に身を包み、
頭上のZUN帽には水滴を模した飾りを乗せたムラサが、
水を入れたコップを並べてそれを柄杓で叩き、奏でていた。
メルラン「（ぱふ～）」
ムラサ「（かこっ）」
リリカ「ね……姉さん何なのアレ……」
ルナサ「今度三女になったムラサ・プリズムリバー、あなたのお姉さんよ」
リリカ「えっ！？三女って私、私の場所だよ！？」
ルナサ「大丈夫よ、あなたは四女。それにほら、パーカッションは前から欲しかったじゃない」
リリカ「そういう問題じゃないってば！」
ルナサ「そうね、演奏技術はまだまだだから、後で色々教えてあげなくちゃ（にこにこ）」
リリカ「（うわぁ……なんで妹の事になるとこんなに元気になるんだろう……）」
メルラン「（ぱぺぷ～）」
ムラサ「（かっこーん）」
メルラン「という事で！」
ムラサ「次の会場は命蓮寺よ！」
観客「「おお～！」」
リリカ「え？あれ？なんで命蓮寺？？」
メルラン「（ぽへ～）」
ムラサ「（かこっ）」
色かぶりを避けるためマリンブルーのセーラー服に身を包み、
頭上のZUN帽には水滴を模した飾りを乗せたムラサが、
水を入れたコップを並べてそれを柄杓で叩き、奏でていた。
メルラン「（ぱふ～）」
ムラサ「（かこっ）」
リリカ「ね……姉さん何なのアレ……」
ルナサ「今度三女になったムラサ・プリズムリバー、あなたのお姉さんよ」
リリカ「えっ！？三女って私、私の場所だよ！？」
ルナサ「大丈夫よ、あなたは四女。それにほら、パーカッションは前から欲しかったじゃない」
リリカ「そういう問題じゃないってば！」
ルナサ「そうね、演奏技術はまだまだだから、後で色々教えてあげなくちゃ（にこにこ）」
リリカ「（うわぁ……なんで妹の事になるとこんなに元気になるんだろう……）」
メルラン「（ぱぺぷ～）」
ムラサ「（かっこーん）」
メルラン「という事で！」
ムラサ「次の会場は命蓮寺よ！」
観客「「おお～！」」
リリカ「え？あれ？なんで命蓮寺？？」
ナス「さあご主人様、そろそろ諦めるんだなす！」
星「ひーっ、後生ですからそれだけは堪忍を～！」
白蓮「あら、何やら里の方が騒がしいですが……」
メルラン「（ぱふぅ～）」
ムラサ「居たわね、寅丸星！早速だけど聖のためにそのブラ、頂くわ！」
星「なんであなたまでその話を知ってるんですか～っ！？」
ナス「悪事千里を走るとはこの事だなす。さあ、これでお終いだなす！」
白蓮「あらあら、でも皆さんじっと見てらっしゃいますよ？」
メルランとムラサの後には、ルナサとリリカ、そしてプリリバライブの観客達が押しかけている。
流石に衆人環視の中で主人を剥く事に躊躇いを感じるナスーリンだったが、
ムラサが猛ダッシュで近付いており、さらに何故かメルランもブラを狙っている。
どっちに転んでもskmdyな事態は避けられない。それならこの手で引導を――
ナス「南無三っ！（ばりっ）」
星「ひゃーっ！？」
色々と覚悟を決めたナスーリンが、星の胸を覆っていたブラを剥がす。
押しかけた観客達は幻想郷は命蓮寺で桃源郷を予想し、更に殺到する。が――
ナス「……ご主人様、何ですかこれは」
星「……おや、これは私の肌着ですね。どうやら自分のを着けた上に聖のを着けていたようです」
程好いサイズの胸を包む色気のないスポーツブラに、周囲は深いがっかりの渦に包まれた。
星「ひーっ、後生ですからそれだけは堪忍を～！」
白蓮「あら、何やら里の方が騒がしいですが……」
メルラン「（ぱふぅ～）」
ムラサ「居たわね、寅丸星！早速だけど聖のためにそのブラ、頂くわ！」
星「なんであなたまでその話を知ってるんですか～っ！？」
ナス「悪事千里を走るとはこの事だなす。さあ、これでお終いだなす！」
白蓮「あらあら、でも皆さんじっと見てらっしゃいますよ？」
メルランとムラサの後には、ルナサとリリカ、そしてプリリバライブの観客達が押しかけている。
流石に衆人環視の中で主人を剥く事に躊躇いを感じるナスーリンだったが、
ムラサが猛ダッシュで近付いており、さらに何故かメルランもブラを狙っている。
どっちに転んでもskmdyな事態は避けられない。それならこの手で引導を――
ナス「南無三っ！（ばりっ）」
星「ひゃーっ！？」
色々と覚悟を決めたナスーリンが、星の胸を覆っていたブラを剥がす。
押しかけた観客達は幻想郷は命蓮寺で桃源郷を予想し、更に殺到する。が――
ナス「……ご主人様、何ですかこれは」
星「……おや、これは私の肌着ですね。どうやら自分のを着けた上に聖のを着けていたようです」
程好いサイズの胸を包む色気のないスポーツブラに、周囲は深いがっかりの渦に包まれた。
結果：覚悟を決めて星が着けていたブラを剥いだナスーリンの勝ち
ナズ「しかし型が大きいとはいえ通常の物に隠れる物を着ていたとは……」
白蓮「流石にこの大きさですと意匠も選べませんからね」
星「いいのですよ聖、そんな目先の色香など使わずとも！」
ナズ「……（私のこの衣装といい、もしや意図犯なのでは……）」
星「……（じー）」
ナズ「……なっ、何ですかご主人様」
星「……ナズーリンのえっちっ（きゃっ）」
ナズ「（ぶぅっ）ち、違います！あれはああしないと皆が押しかけて大変だから……！」
白蓮「でも責任は取らないといけませんよね」
ナズ「（ぶふぅっ）」
白蓮「流石にこの大きさですと意匠も選べませんからね」
星「いいのですよ聖、そんな目先の色香など使わずとも！」
ナズ「……（私のこの衣装といい、もしや意図犯なのでは……）」
星「……（じー）」
ナズ「……なっ、何ですかご主人様」
星「……ナズーリンのえっちっ（きゃっ）」
ナズ「（ぶぅっ）ち、違います！あれはああしないと皆が押しかけて大変だから……！」
白蓮「でも責任は取らないといけませんよね」
ナズ「（ぶふぅっ）」
ムラサ「それじゃ姉さん、また何かあったら呼んでね。すぐに駆けつけるわ！」
ルナサ「ええ……でも残念ね、カルテットの夢が……」
メルラン「しばらくおあずけよね～」
リリカ「しばらくじゃなくてずっとでしょ、ずっと！」----
ルナサ「ええ……でも残念ね、カルテットの夢が……」
メルラン「しばらくおあずけよね～」
リリカ「しばらくじゃなくてずっとでしょ、ずっと！」----
