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44スレ第5戦

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匿名ユーザー

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フランがパチュリーの中から引っ張り出したヤマメvs吸血幼女化したパチュリー
お題は発酵食品を作る。
ただ作るだけでは勝敗の区別がつかないので、人里で即売会を開き、売り上げの多い方を勝者とすることとなった。

ヤマメは日用食品を作ることにした。
日本は発酵食品が非常に豊富で、二大調味料と言える醤油と味噌からして発酵食品である。
納豆や漬物はもちろん、馴れ寿司といった変化球も用意し薄利多売で行くことにした。
「善玉菌たっぷりだし、健康志向の人も買ってくれるよね! ……なんだか自己否定してる気もするけど」

一方パチュリーは単価で勝負するためワインを作ることになった。
しかし完成まで時間がかかりすぎるため、熟成は購入した人に任せるしかない。
要は未完成品を売るわけで、それで納得してくれる人がいるかどうか。
そこでパチュリーはレミリアに相談することにした。
「そういうわけだからちえをかしてちょうだい」
「そもそも相談ってアリなの?」
「こうなったのもれみぃのせいじゃない。せきにんは取ってもらうわ」
「免疫が消えたら元に戻ると思うけど、まあいいわ。確実に勝てる方法はあるから……」

試合当日。ヤマメが普通の露店を開いたのに対しパチュリーは小屋のようなものを設置した。
正面がガラス張りになっており、中に大量のブドウが敷き詰めてある。
その前に立った売り子担当の咲夜が口上を述べ始めた。
「では、これより搾汁の実演販売を行います。お買い上げ頂いた方には梱包の後お宅まで配送いたします」
「保管場所が無い方は飲み頃になるまで紅魔館で保管しておきますので、ご安心ください」
搾汁とは文字通り果汁を搾ることだが、パチュリー達が実演しているのはブドウを素足で踏んで果汁を抽出するアレだった。
なお、搾汁担当は幼女化パチュリー・レミリア・フランの三人。

こうなるとある意味必然だが、どこからともなく現れた「紳士」達がワインを大量に買い占めていくという結果に終わった。
念のためにつけ加えると、先物買いで割安だったため、数年後の楽しみとして買っていく普通の酒好きも少なくなかった。

「き、汚い。色々な意味で」
ヤマメのほうも十分繁盛していたが、食品では需要に限界がある。
単価も低く、販売開始からしばらくするとヤマメの商品が完売しても売り上げで勝てないという状況に陥ってしまった。
「閻魔様あれは反則です! 他の人達まで参加してるし、ワインは食品じゃなくて飲み物ですし」
「そうですね。少なくとも加勢は反則扱いにしても構いませんが」
「が?」
「反則負けで勝っても、その、なんと言うか……」
「余計に惨め、ですね……」
ヤマメは異議申し立てを取りやめ、パチュリーの勝利となった。

勝者、吸血幼女化したパチュリー































































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