東方ファイトスレ @まとめウィキ

44スレ第6戦

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永琳「…今回のファイトは、てゐをうまく騙して何かしら取ってくること。ふふっ…。貴女達にてゐが騙せるかしら?」

チルノ「ふっ。天才のあたいに不可能の2文字はないわ!」
ルーミア「わはー、チルノ頼もしすぎるのだー」
リグル「どこからその自信が湧いてくるんだろ…。」
ミスティア「…そもそも、不可能は3文字だよ…。」

  遅めのお正月かはたまた成人式か、振袖姿できゃあきゃあさわぐ幻想郷幼年組。
  それを獲物を狙う眼…いや違った、邪(よこしま)な眼…いや違った、暖かい眼で見守る2人組がいた。

咲夜「かわいいなぁおい(ジュルリ)」
文「たまんねぇなぁおい(ジュルリ)」

  …ご存知、幻想郷の変態2強ことモーストデンジャラスコンビのお2人である。

咲夜「洋風3幼怪が和装してるのがたまらないわねウフフ。
   …仕方ないわね。あの3人は私がまとめて面倒見るわ。」
文「私はちょっと背伸びして軽めにお化粧してるチルノちゃんが…。なんていうか…こう、…ねえ?ウフフ。
  もう偽ロリウサ公なんて心底どうでもいいんで、チルノちゃんお持ち帰りしても良いですよね?」
永琳「…私はそれでも構わないわよ? あ、そういえば射命丸に伝言を預かっているわ。」
文「えっ、何この電報? 誰からです?」

  『 チルノチャン ニ テ ヲ ダシタラ オマエ ノ ナマエ ソッコー "ゲロシャブ" ニ スンゾ? -ダイヨウセイ- 』

文「…さ、咲夜ふぁん!ふざけてないで真面目に勝負しますよ!」
咲夜「かしこまり」

てゐ「んえ~。何なのさ…。競技内容がまた兎狩りとかなんじゃあないだろうね?」

  騙すという勝負内容の為、何も知らされずに連れてこられた因幡てゐ。
  彼女も何故か指定されてもいないのに振袖である。もちろん俺の趣味なんですわ?お?

永琳「さて。いよいよ始まったライアーゲームだけど、彼女達にてゐが騙せるかしら。」
鈴仙「なお、今回の東方ファイトのジャッジ主審は師匠、永遠亭の自宅警備は姫様。
   実況は私、鈴仙・優曇華院・イナバ。…解説には自称てゐのスペシャリスト、~っすさんを呼んでいます。
   …おいコラァ、何で私と師匠は振袖じゃないのよこの野郎」
~っす「宜しくお願いします。 …そうですね。相手はう詐欺、ウソウサ等の異名をもつ希代の嘘吐き、因幡てゐです。
    いかにてゐのペースに乗せられずに、自分が優位に立って話ができるか。
    …これが勝負の分かれ目になるのではないでしょうか。」
鈴仙「ガチ解説!?」
~っす「……いけませんか?」
永琳(…でもコイツ、瞬きしないでてゐガン見してるわ…。)

文「さあさあ!雑魚スレ住人なんて放っておいて、さっさと終わらせてょぅι゙ょタイムです!
  ロリババアなんかに構っている時間が惜しいですから。ね?咲夜さん?」
咲夜「えっ?私はてゐちゃんだってウェルカムよ?」
文「えっ、正気ですか? だってロリババアですよロリババア!意識的に若干キモいでしょ?」
咲夜「そんな事ないわよ。あんなにも可愛いらしいじゃない。」
文「どこがですか!?パッと見ロリでもン千歳ですよあのウサ公は!?」

~っす「貧弱鴉天狗が…俺のぎゃくりんに触れたようだな?バラバラに引き裂いt…」
鈴仙「おおっと!ロリコンズ、突如仲間割れかー!? 解説の~っすさん、これはどういう事でしょうか!?」
~っす「んおっ!?……あ~、射命丸文は古くからいる幻想郷の妖怪。だから年齢的なロリっつーか少女にウフフッてなる。
    だから衣玖さんのおっぱいとかには反応するしレミんりアにもハァハァする。
    …対して咲夜さん人間なので幻想郷妖怪はだいたい年上。なので見た目とか匂い、味的なロリにヤホーイってなる。」
鈴仙「味的なロリって何…」

文「…ふっ。志同じくする者だと思っていましたが、どうやら貴女とは見えているものが違う様ですね。」(スッ…)
咲夜「ええ。貴女は良いお友達になれると思ったけど。私の気のせいだったみたい。」(スッ…)

  そう言うなりスペルカードを取り出す2人。ロリコンズ、まさかの仲間割れである。

~っす「相容れぬ者が解り合うことはにい。互いに滅ぼしあう宿命なんだが?」
永琳「黙れよモンキー」

リグル「…何だかよくわからないけど、向こうはリタイアしたみたい。
    これで私達がてゐから何か騙し取れれば勝ちだよ!」
ルーミア「『食べるぞー!』って脅して、何か食べ物を奪うのはどうかしら。」
みすち「…逃げられて終わりじゃないかな。」
チルノ「逃げたらあたいが凍らせる!あたいになら可能!なぜならあたいは最強だから!」
リグル「ソレすでに騙せてないよね。」

  ロリコンがリタイア状態となり残ったのはロリ達のみ。てゐから何か騙し取ることができれば勝利、
  できなければドローということになる。慎重に作戦会議をするロリ達。しかし…。

鈴仙「…あー、いけませんね。声のトーンが大きすぎて、てゐの方に情報が漏れてしまってますよ…。」
~っす「しかもバカルテッツはそのことに気付いていません。…こりゃ詰んだな…。」

てゐ(あいつ等の話、丸聞こえなんだけど。どうやら私から何か騙し取る腹づもりらしいね。
   …ククク。このてゐ様を騙そうとは笑止千万。逆にあいつ等のお年玉をかっぱいでやるウサ……!)

鈴仙「あーっと、チルノがてゐに近寄ります。騙そうとしているのモロバレでどう出るのか!?」

チルノ「あのねてゐ、あたい達アンタを騙す気これっぽっちもないけど、あたいの氷ひゃくまんえんで買わない?」
てゐ「う、ウサッ!!?」
鈴仙「あーっとチルノ、嘘が下手くそすぎるーっ!!」
リグル「チルノちゃん!騙す気ないとか言っちゃ駄目――!?」
ルーミア「お買い得なのかー」
みすち「いや、値段高すぎっ!? チルノの馬鹿――ッ!!!」
チルノ「あたい馬鹿じゃないもん!最強だもん!」

~っす「その前に何故氷が売れると思ったのか理解不能状態」

みすち「っていうか、何でまだ話がまとまってないのに騙しに行ったのよ!? もう少しよく考えてよねっ!」
チルノ「あたいの作戦は完璧だもん!」
リグル「駄目だー!もうゼッタイ駄目だよぉ!!」
ルーミア「ひゃくまんえんっていくらなのよ? うますぎる棒4本くらい?」
みすち「うますぎる棒高っ!?」

てゐ「……………。」

  ダブル変態組同様、仲たがいを始めるロリ達。しかし、てゐ本人は何やら思案している。――そして。

てゐ「……100万円はないわー。でも、1万円でなら買ってやっても良いかな。うん。1万円なら出す。」
チルノ「よし売った!」

全員「「 えっ!? 」」

  …なんと、てゐはチルノの氷塊を1万円で買ってしまったのだ。

チルノ「…あっはっはーっ! アンタ馬鹿ね!その氷は、あたいが出したただの氷! 実は1円の価値もなかったのさ!!」
てゐ「な、何い!? ……くそー!100万円の氷を安く値切ったつもりだったのに! 騙されたウサ~!」

永琳「……あ、ええと、ならこの勝負、チルノ達幻想郷幼年妖怪組の勝ちね。……てゐ、貴女正気?」
てゐ「正気じゃなかったから買っちゃったんだよお師匠様~! この氷塊どうしよー?」

  …いかんせん腑に落ちない結果だが、てゐが騙されてチルノの氷塊を買ってしまった為
  幻想郷幼年妖怪組の勝利となった…。


     ~その後…。~

てゐ「さあ買った買った!! 氷の妖精、チルノちゃんが出したこの氷の塊!
   普段ならそうそう売りに出されない逸品だよ~!…競り値はまずは1万円から!」
霖之助「ふむ。とけない氷塊とは珍しい。1万5千円出そうじゃないか。」
文「3万円!」
大妖精「3万5千円!!」
霖之助「…よ、4万円。」
文「5万円!」
大妖精「5万5千円!!」
文「10万円!」
大妖精「10万円とリリーホワイトッ!!」

文「20万円とはたてと椛ッ!!」
D妖精「20万5千円とリリーホワイトとリリーブラックと三月精ァ!!!」

鈴仙「……速攻で転売してる……。」


















































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