東方ファイトスレ @まとめウィキ

40スレ第11戦

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匿名ユーザー

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映姫「さて、本日のファイトですが」
パチェ「レミィなら来ないわよ。だって――」
レミィ「あら、来ちゃ不味かったかしら?」
パチェ「レミィ!?あなたどうして……」
咲夜「お止めはしたのですが、どうしてもと仰って……」
小町「事情はともかく、参加してくれるなら助かるよ」
レミィ「!?」
フラン「お姉様!」

何故かチャイナドレスな小町を見て、レミリアの動きと呼吸が止まる。
小町から目を逸らしつつ、止めた息をゆっくりと吐き出し、息を吸う。
心配そうなフランの声に緩く首を振ると、レミリアは映姫を見据える。

レミィ「問題無いわ。私はスカーレットの当主、敵に背を向けるわけには行かないの」
フラン「お姉様……」
咲夜「……妹様、しっかりとご覧になって下さい……お嬢様の今のお姿を……!」
フラン「……うん!」
パチェ「レミィがそこまで言うなら、もう止めないわ……うぅん、応援させてもらうわよ」
レミィ「ありがとう、パチェ。理解のある友に優秀なメイド、それに可愛い妹……
こんなお膳立てをされたら、立派な当主として振舞うしかないわね」

重い空気を吹き飛ばすように、レミリアが目を細め、微笑む。
その気丈な振る舞いに、紅魔館の一同は喉元まで出掛かった声を飲み込む。
しかしそんな雰囲気も、霧の湖方面から聞こえる怪鳥の叫びに壊される。
声を聞いたレミリアの目が泳ぎ、息が荒れる。
胸を押えるように手が動き、俯き、小柄な体躯が沈む。
だがレミリアは、そこで膝をつく事はなかった。
胸に伸ばしかけた手を己の脚へと向けると、鋭い爪の先で脚を突き刺したのだ。

咲夜「お嬢様ッ!」
パチェ「レミィ、あなた……!」
レミィ「……ふん、紅魔館の住人が、この程度で狼狽えちゃだめじゃない」
フラン「で、でもお姉様……っ」
レミィ「フラン……私達夜の住人が、恐怖に屈するなんて……あってはいけないのよ」
フラン「……はい……」
パチェ「レミィ、気をつけて!」
咲夜「もうここまで来たの!?」
レミィ「!?」

パチュリーと咲夜の視線の先に、美鈴の姿が現れた。
その美鈴は目を怪しく輝かせ、異様なオーラを背負っている。
恐怖の対象である美鈴を直視した事で、レミリアが再度動きを止める。
発声も、呼吸も、目を逸らす事すらままならず、立ち竦む。
しかしそれも一瞬の事だった。
レミリアはその手にグングニルを喚ぶと、美鈴めがけて構える。
だが、必殺の槍は、その手を離れなかった。
槍を掲げた腕が力を失い、全身が崩れるように前へとのめる。
最後の力を振り絞ったレミリアは、グングニルに縋ると、立ったまま気を失った。

映姫「……見事な覚悟でした……久々に素晴らしい物を見せて頂きました。
が、これは東方ファイトですので、レミリア・スカーレットの不戦敗ですね」
にとり「ほら見てごらんよ、噛まずに飲み込んだ饂飩が胃を通って腸に行くのが見えるよ!(ずずー)」
美鈴「あ、戻った。もーお嬢様は私に何をさせたいんでしょうか……(ずずー)」
咲夜「最近運命操作が上手く行かないのよねぇ(つつー)」
パチェ「天狗相手に好き勝手やってたから因果律が狂ったんじゃないの?(すすー)」
フラン「ふーん……ねえ咲夜、このスープって赤く――」
映姫「しないで下さい。これは饂飩の汁です」
フラン「ぶー」
咲夜「まあまあ、館に帰ったら作って差し上げますから」

結果:レミリアの不戦敗により、にとりの勝ち

にとり「いやー、この設定もなかなか面白いね。初めて見た相手は面食らうし」
椛「断面系も需要があるんですかねー。あ、でもデリケートな部分はモザイクかかってるんですか」
にとり「そりゃまあ、私だって年頃の女の子だもん」
雛「……(年頃の女の子が臓物剥き出しで歩くなんて何処の蓬莱人ですか」

輝夜「(くしゅん)」
妹紅「(へくちっ)」

































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