28スレ第7戦 - 東方ファイトスレ @まとめウィキ

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映「今回の東方ファイトは走り幅跳びです。では、競技を始めてください」

妖「剣士たるもの、日頃の鍛錬もを怠りません。身体能力にばらつきがあるようでは強敵とは戦えない
……ってじっちゃんが」
メ「そんなことよりも体が重たいし気持ち悪いし……こんなときに呼ばないでよ」
映「仕方ないじゃないですか。いいから早く始めてくださいよ」
妖「ふっ、これは戦う前から勝負ありのようですが……そうですね。ハンデを差し上げましょう」
メ「何よ？」
妖「私が、私が負けたら切腹しましょう」
映・メ「「！！！」」
幽「よ、妖夢！？」
ギャラリー(それ……ハンデじゃなくね？)
メ「わかったわ、それじゃあ私はスーさんを千切るわ！？」
映・妖「「！！！」」
永「メ、メディスン？」
ギャラリー(な、何の意味が……？)
妖「ほぅ……面白い。ときに貴方、先手必勝って言葉を知ってます？」
メ「それが？」
妖「つまり……」
妖夢は前を向き砂場を睨む。その後すぐ、一気に走りだす！
妖「私の勝ちは確定してるのだぁぁぁぁぁぁ！！！」
ギャラリー(わけわかんねえよ……)
メ「させるか！！！『ポイズンガス』！！！」
妖「うわっ！！ 足が……！！！」

ズサァァァァァ！

小「記録69cmです」
妖「ひ、卑怯だぞ！！！！」
メ「審判さん、どうですか？」
映「次、メディスンさんです」
妖「馬鹿なッ……！」
メ「まぁ、これなら十分勝てるわ。切腹ね」
幽「妖夢……」
妖「幽々子様……」
幽「かっこ悪いわ」
妖「ッ……！！」
メ「じゃっ飛びますか」

この時、妖夢は死への恐怖に苛んでいた。このままだと自分は死んでしまう。
嫌だ、幽々子様からの最後の御言葉が『かっこ悪いわ』なんて……。
メディスンが砂場に着地するまであと３秒。嫌だ、まだ自分は生きたい！
この時、妖夢に新たな力が目覚めた。生きたいという気持ちは何よりも強い。
おもむろに妖夢は自分の半霊を……

妖「喰らえ！！！『半霊シュート』！！！！」

ベチッ！！！

メ「ヘブンッ！！！」

ドサッ！！！

小「記録、64cmです」
妖「半霊がなかったら死んでいた……」

ギャラリー(いや、新技っぽい雰囲気あるけど見たことあるぞ……)

新たな力に目覚めたように見えた妖夢の勝ち。

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