東方ファイトスレ @まとめウィキ

45スレ第11戦(4)

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「妖怪や化け物を倒すのはいつだって人間なんだから」
と後に本誌記者に彼女、レミリア・スカーレットは答えた。 -文々。新聞記者 射命丸 文


映姫「今回のファイトは胸を揉みまくる、ファイトよ…ハァ…カウントは自動監視衛星カメラ(外界協賛)にて行うので不正は不可能よ。それじゃ、開始」
頭を抑えながら、時折ため息を吐いて用意された台詞を参加者の前で言い終わると
もう関わりたくもないとばかりに、審判兼司会者の四季映姫はそそくさと下がる。
対戦者は三人居た、とうとうと言うか漸くと言うか、ついに人間を止めたらしい博麗 霊夢。その力は常時異変解決レベルで、本気を出せば月を焼き払うのは朝飯前と朝食を食べながら八雲紫に言い放った位だった。

そんな彼女と戦うのは、紅魔館の主であり夜の王たる誇り高き吸血鬼。スカーレット姉妹… が何故かその吸血鬼と言うカテゴリから外れ
補食対象の只の人間になってしまった、レミリアとフランドールである。
力もなく、まともに弾幕すら張れないであろう二人に余裕の笑みを浮かべフワリと浮き上がりファイトを開始する霊夢。
一方、翼を失い飛ぶことさえできない二人は圧倒的に不利な筈だが、最初の場所から一歩も動かずに居た。
監視衛星によりフワフワ浮かぶ霊夢を見ていた映姫が微動だにしない二人に近づき話しかける。
映姫「どうされたました?人里も紅魔館もほど近いここなら勝負はまだ分かりませんよ?」
レミ「…まだ?…何を言っているの?勝負は既についているわ。」
その言葉に映姫は怪訝な表情を浮かべる。余りに開いた力の差に勝負を諦めた物と考えファイトの終了を宣言しようとする
映姫をフランドールが遮る
フラン「話聞いてたの?だからもう勝負はついてるの!」
頬を膨らませるフランドールに首を傾げた映姫の疑問を解くかのようにレミリアが右手を突き出し
手のひらを開くとキラキラ光る何かが現れて、地面に落ちた。
チリーン、と軽い金属音を上げたそれが何だったのかを映姫が確認する前に地面ごとそれを霊夢が拾い上げた。
おそらく烏天狗と同等、それ以上のスピードを出して霊夢は戻って来ていた。それを拾い上げる為に
レミ「それが運命。なにもせず私達は勝利するわ…博麗霊夢」
レミリアが体制を立て直した霊夢に告げると今持ち得る全力を腕に込めて、今落とした物と同じ銀貨を森にバラまく、キラキラ輝きながら森に消えたそれを霊夢は追い始める。

フラン「でも一応、ね。」
その一瞬の出来事に呆気にとられていた四季映姫の控えめの胸を優しくフランが撫でた。


ー数刻後
森にばらまかれた銀貨を拾い集めていた霊夢はそのすべてを集めて悠々と神社に帰宅し、そしてそこで待っていた射命丸文にファイト結果を告げられてガクリと膝をついた。

結果:人間スカーレット姉妹の勝ち

レミ「完全無欠の妖怪なんて居ない、何かしらの弱点を持つのよ。強ければ強いほど致命的な弱点をね…」
フラン「あの執着心と聴力が弱点…執着心は元からかな?」
レミ「人間は知恵を使って妖怪や化け物を倒すのよ…何故なら…」





































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