咲夜「随分張り切ってるわね」
文「勿論です、上手く行けばファイトと地獄烏で二つ上ネタが仕込めますからね。
しかし>>695もよく解っている。ある意味無垢な彼女に似合うのはやはり白!首と手首にリボンとかもうっ!」
咲夜「(はぁ)……あら、来たみたいよ」
お空「お待たせっ!」
咲夜「なるほど、厚手でそれっぽくないブラにショートパンツ、ニーソにリボン……と」
文「……違う……」
お空「え?」
文「違う!全ッ然違います!あなたは>>695の何を見ていたのですか!?
純白の下着姿なのにニーソ付き、しかも首リボンなんてどう考えてもskmdy級の仕込み!
それを何ですかそのディーヴァ気取りの格好は!鴉仲間として認める訳には行きません!」
お空「そんな……そんな事ない!さとり様が選んでくれたんだ、間違ってるはずが無いよ!」
文「おのれあのドS妖怪め……ハッ、まさか期待していた私の心を読んで外して来た!?」
咲夜「単なるskmdy回避だと思うけど。それでジャッジはどこ?」
藍「(すっ)うむ、集まっているな。今日のファイトのお題は、
『油揚げを使ったうまい料理をつくること』だ」
文「……は?」
藍「これに備えて腹具合を加減してきた。多少の量では満腹にならないから安心してくれ」
文「揃いも揃って……いいですか皆さん!地底有数のプロポーションで地底一ガードの甘い地獄烏が
白下着+ニーソというありえない衣装指定を受けてファイトに出てくる!
この状況から何をどうやったら油揚げ料理対決などになるのですか!
埒が開きません、閻魔様にかけあってぬるべとフルマラソンへの変更を申請してきます!(ばっ)」
藍「……いいのか?」
咲夜「……相手も一人ですし、戦力的には何の問題もありませんわ」
お空「よし、料理だね!それじゃちょっと地霊殿に戻って作って来る!」
咲夜「道具ならここにもあるけど……言うだけ無駄みたいね」
藍「それでは始めてくれ」
咲夜「はい。まずは定番、小松菜の信田煮から」
藍「うむ、ソツのない見事な出来栄えだ」
咲夜「続いて油揚げと長ネギの卵とじ」
藍「ふむ、卵で食べ易くしつつ栄養バランスへの配慮も窺えるな」
咲夜「少し重めに、鶏肉といんげんの信田巻に繋いで」
藍「各々丁寧に仕込んだ具材をきれいにまとめてある」
咲夜「最後はやっぱり稲荷寿司ですわ」
藍「おお、期待に違わぬ定番中の定番!やはりこうでなくては!」
咲夜「喜んで頂けて何よりです」
藍「しかし……美味いのだが……」
咲夜「……何か?」
藍「いや、今一つこう……満たされないのだ……」
咲夜「では次の料理を作りましょうか?」
お空「そうはさせないよ!さあ、私の料理を召し上がれ!」
藍「む、戻って来たか。では早速蓋を開けて……これは!?」
お空「『油揚げ』だよ!」
咲夜「……油揚げの油揚げ……?」
藍「むむむ……とにかく一つ……美味い!」
咲夜「そんな!?」
お空「地底の炎で揚げたんだ、当たり前だよ!」
藍「このパリっとした歯ざわり……いや、次のこれはしっとりと……
その次は油の染みた濃い味、素晴らしい、一つの料理と見せてこの食感の幅!」
咲夜「……(もしかして揚げ加減考えないで適当に放り込んだだけなんじゃ……)」
藍「いや、咲夜の料理も良かったが、やはりお空の油揚げには敵わないようだ。
この油の旨味、つい先程まで忘れていた甘露だ」
お空「やっぱり地底の油の美味しさは解ってもらえたんだね!」
咲夜「(あぁ……スパイスは旧地獄らしく怨霊か何かで生臭物か……。
やっぱり九尾でも狐は狐ね。けだものだもの)」
文「勿論です、上手く行けばファイトと地獄烏で二つ上ネタが仕込めますからね。
しかし>>695もよく解っている。ある意味無垢な彼女に似合うのはやはり白!首と手首にリボンとかもうっ!」
咲夜「(はぁ)……あら、来たみたいよ」
お空「お待たせっ!」
咲夜「なるほど、厚手でそれっぽくないブラにショートパンツ、ニーソにリボン……と」
文「……違う……」
お空「え?」
文「違う!全ッ然違います!あなたは>>695の何を見ていたのですか!?
純白の下着姿なのにニーソ付き、しかも首リボンなんてどう考えてもskmdy級の仕込み!
それを何ですかそのディーヴァ気取りの格好は!鴉仲間として認める訳には行きません!」
お空「そんな……そんな事ない!さとり様が選んでくれたんだ、間違ってるはずが無いよ!」
文「おのれあのドS妖怪め……ハッ、まさか期待していた私の心を読んで外して来た!?」
咲夜「単なるskmdy回避だと思うけど。それでジャッジはどこ?」
藍「(すっ)うむ、集まっているな。今日のファイトのお題は、
『油揚げを使ったうまい料理をつくること』だ」
文「……は?」
藍「これに備えて腹具合を加減してきた。多少の量では満腹にならないから安心してくれ」
文「揃いも揃って……いいですか皆さん!地底有数のプロポーションで地底一ガードの甘い地獄烏が
白下着+ニーソというありえない衣装指定を受けてファイトに出てくる!
この状況から何をどうやったら油揚げ料理対決などになるのですか!
埒が開きません、閻魔様にかけあってぬるべとフルマラソンへの変更を申請してきます!(ばっ)」
藍「……いいのか?」
咲夜「……相手も一人ですし、戦力的には何の問題もありませんわ」
お空「よし、料理だね!それじゃちょっと地霊殿に戻って作って来る!」
咲夜「道具ならここにもあるけど……言うだけ無駄みたいね」
藍「それでは始めてくれ」
咲夜「はい。まずは定番、小松菜の信田煮から」
藍「うむ、ソツのない見事な出来栄えだ」
咲夜「続いて油揚げと長ネギの卵とじ」
藍「ふむ、卵で食べ易くしつつ栄養バランスへの配慮も窺えるな」
咲夜「少し重めに、鶏肉といんげんの信田巻に繋いで」
藍「各々丁寧に仕込んだ具材をきれいにまとめてある」
咲夜「最後はやっぱり稲荷寿司ですわ」
藍「おお、期待に違わぬ定番中の定番!やはりこうでなくては!」
咲夜「喜んで頂けて何よりです」
藍「しかし……美味いのだが……」
咲夜「……何か?」
藍「いや、今一つこう……満たされないのだ……」
咲夜「では次の料理を作りましょうか?」
お空「そうはさせないよ!さあ、私の料理を召し上がれ!」
藍「む、戻って来たか。では早速蓋を開けて……これは!?」
お空「『油揚げ』だよ!」
咲夜「……油揚げの油揚げ……?」
藍「むむむ……とにかく一つ……美味い!」
咲夜「そんな!?」
お空「地底の炎で揚げたんだ、当たり前だよ!」
藍「このパリっとした歯ざわり……いや、次のこれはしっとりと……
その次は油の染みた濃い味、素晴らしい、一つの料理と見せてこの食感の幅!」
咲夜「……(もしかして揚げ加減考えないで適当に放り込んだだけなんじゃ……)」
藍「いや、咲夜の料理も良かったが、やはりお空の油揚げには敵わないようだ。
この油の旨味、つい先程まで忘れていた甘露だ」
お空「やっぱり地底の油の美味しさは解ってもらえたんだね!」
咲夜「(あぁ……スパイスは旧地獄らしく怨霊か何かで生臭物か……。
やっぱり九尾でも狐は狐ね。けだものだもの)」
結果:藍の本能を直撃する『油揚げの油揚げ』を作ったお空の勝ち
閑話休題、お空が下着姿じゃなくてがっかりしている皆さんのために、お燐が協力してくれました!
一輪車「……」
文「わかって……わかっていましたとも……お燐の黒ビキニなどではない事は……!
それでも百歩譲って黒猫、きっと黒猫が来るだろうと思っていたのに……まさかのネコ車……!」
咲夜「……(一輪車に黒ビキニを着けようなんて、地上には無いセンスよね)」
一輪車「……」
文「わかって……わかっていましたとも……お燐の黒ビキニなどではない事は……!
それでも百歩譲って黒猫、きっと黒猫が来るだろうと思っていたのに……まさかのネコ車……!」
咲夜「……(一輪車に黒ビキニを着けようなんて、地上には無いセンスよね)」