キスメ、チャームポイントの桶を使ってプチプチをつぶそうと試みた。
桶の内側にプチプチのシートを貼って、その上で桶の中に入って寝転んでごろごろ転がれば、
内側のプチプチは自分の体と桶でつぶされているという寸法だ。
だが、実際にやってみるとこれが意外にうまくいかなかった。
人体というのは多少の凹凸があるため、どうしてもつぶれ方にムラができてしまうのだ。
一方の小悪魔だが、こちらは普通に、本当にふつーに、何の面白みも無いほどふっつーーーにプチプチを指でつぶしていた。
地味に。ひたすら地味に。驚くほど何の工夫も変化も無く、地道に。
だが、それこそがプチプチ潰しの極意だった。
ただひたすら長く一定のペースを保つ、それは長距離走にも似た安定感を求める戦い。
結果、小悪魔はキスメに大差をつけ、見事プチプチ潰しで勝利を収めた。
桶の内側にプチプチのシートを貼って、その上で桶の中に入って寝転んでごろごろ転がれば、
内側のプチプチは自分の体と桶でつぶされているという寸法だ。
だが、実際にやってみるとこれが意外にうまくいかなかった。
人体というのは多少の凹凸があるため、どうしてもつぶれ方にムラができてしまうのだ。
一方の小悪魔だが、こちらは普通に、本当にふつーに、何の面白みも無いほどふっつーーーにプチプチを指でつぶしていた。
地味に。ひたすら地味に。驚くほど何の工夫も変化も無く、地道に。
だが、それこそがプチプチ潰しの極意だった。
ただひたすら長く一定のペースを保つ、それは長距離走にも似た安定感を求める戦い。
結果、小悪魔はキスメに大差をつけ、見事プチプチ潰しで勝利を収めた。
「こぁ、成長したわね……あなたこそ、真のプチプチマスターよ!」
草葉の陰から、パチュリーが変な称号を小悪魔に送っていた。
小悪魔は良い子だから、そんなしょうもない称号でも喜ぶだろう、きっと。
小悪魔は良い子だから、そんなしょうもない称号でも喜ぶだろう、きっと。