ドクターN「私達が使っていい人形は二体、か」
プロフェッサーN「明らかに数が足りないじゃないか」
老子N「心配には及びません、他の人形達にも協力してもらいましょう」
N教授「そうだな。一人一体受け持ちで魔改造、それでよかろうさ」
ドクトルN「まあ私のが最強だろうけどね。それじゃ……」
全員「「次会う時は、ファイト会場で!」」
プロフェッサーN「明らかに数が足りないじゃないか」
老子N「心配には及びません、他の人形達にも協力してもらいましょう」
N教授「そうだな。一人一体受け持ちで魔改造、それでよかろうさ」
ドクトルN「まあ私のが最強だろうけどね。それじゃ……」
全員「「次会う時は、ファイト会場で!」」
映姫「さて、本日の東方ファイトですが……来ているのはアリスだけですか」
アリス「上海と蓬莱だけじゃなく倫敦、露西亜・西蔵人形まで居なくなるなんて……何が起きているの……」
小町「ん……何か来る!?」
アリス「上海と蓬莱だけじゃなく倫敦、露西亜・西蔵人形まで居なくなるなんて……何が起きているの……」
小町「ん……何か来る!?」
(とんっ)
ファイト会場の中央に降り立ったのは、ボロボロの布をマント代わりに纏った露西亜人形。
マントを脱ぎ捨てると、両手に持ったロッドを構え、アリスに飛び掛かる。
硬直するアリスにロッドが触れる寸前、霧の塊が間に入り、露西亜人形が飛び退く。
追いかけて霧の塊が高速で移動すると、その内側におぼろげに倫敦人形の影が見えた。
ツインロッドを相手にステルスと蹴りで立ち回る倫敦人形を捕えたのは、さらに別の人形、
肩にかけたショールの先を自在に操り絡ませる、西蔵人形だった。
西蔵人形に捕えられ動きの止まった倫敦人形に、露西亜人形のツインロッドが襲い掛かる。
だがその一撃が決まる前に、またも横から、今度は弾幕の雨霰が降り注ぐ。
全身至る所にロケットミサイルガトリングと実弾兵器を搭載させられた蓬莱人形が、
選手入場口から微速前進しつつ、露西亜人形を退け西蔵人形のショールを押し返す。
戦力が拮抗し動きを止める四体の人形、為す術もなく見守るアリス。
と、ファイト会場の中央めがけて上空からガイドレーザーが照射される。
一同が見上げた先に居たのは、左右非対称な正体不明の翼を背負った上海人形。
槍を改造したバスターライフルを構えた上海人形は、
会場の面々が火力で応じるより速く、その引き金を引いた。
マントを脱ぎ捨てると、両手に持ったロッドを構え、アリスに飛び掛かる。
硬直するアリスにロッドが触れる寸前、霧の塊が間に入り、露西亜人形が飛び退く。
追いかけて霧の塊が高速で移動すると、その内側におぼろげに倫敦人形の影が見えた。
ツインロッドを相手にステルスと蹴りで立ち回る倫敦人形を捕えたのは、さらに別の人形、
肩にかけたショールの先を自在に操り絡ませる、西蔵人形だった。
西蔵人形に捕えられ動きの止まった倫敦人形に、露西亜人形のツインロッドが襲い掛かる。
だがその一撃が決まる前に、またも横から、今度は弾幕の雨霰が降り注ぐ。
全身至る所にロケットミサイルガトリングと実弾兵器を搭載させられた蓬莱人形が、
選手入場口から微速前進しつつ、露西亜人形を退け西蔵人形のショールを押し返す。
戦力が拮抗し動きを止める四体の人形、為す術もなく見守るアリス。
と、ファイト会場の中央めがけて上空からガイドレーザーが照射される。
一同が見上げた先に居たのは、左右非対称な正体不明の翼を背負った上海人形。
槍を改造したバスターライフルを構えた上海人形は、
会場の面々が火力で応じるより速く、その引き金を引いた。
小町「あいたたた……何なんだい、こりゃぁ……」
N教授「ふむ、ステルスか……そんな機能を付けるなら、こっちのロッドも探査機能を付けるべきだったな」
露西亜人形「ハラショー」
プロフェッサーN「でもその分、武器が積めなくて蹴りになっちゃったけどね」
倫敦人形「ロンドーン」
老子N「やはり攻防一体の装備が有効……ですが飛び道具への対応も必要でしたか」
西蔵人形「チベーット」
ドクトルN「あっはっは、やっぱりメカは火力だよ!実弾!爆風!これこそロマン!……あれ、弾切れ?」
蓬莱人形「ホラーイ……(弾切れか……案外早かったな)」
ドクターN「火力なら私の勝ちね!なんなら実弾にも変化可能な正体不明レーザーだもん!」
上海人形「シャンハーイ!」
アリス「なに……何なの、これ……説明しなさいよ、にとり!」
ドクトルN「あいたっ!違うよ、わたしはにとりじゃない、ドクトルN!」
蓬莱人形「ホラーイ……(ぴとっ)」
アリス「え?蓬莱……やめろって言うの……?」
蓬莱人形「ホラーイ……(命なんて安い物さ、特に私のは)」
(ピカッ)(チュドーン)
映姫「さて、アリスサイドはファイト不能……と。慧音はどうしました」
慧音「待たせたな」
小町「なんなのこの……夜の蝶は……」
慧音「うむ、ミスティアの店で歌姫の依頼を受けてな……その練習だ」
映姫「ほほぅ、では期待できそうですね。曲は?」
慧音「『伊勢佐木町ブルース』」
N教授「ふむ、ステルスか……そんな機能を付けるなら、こっちのロッドも探査機能を付けるべきだったな」
露西亜人形「ハラショー」
プロフェッサーN「でもその分、武器が積めなくて蹴りになっちゃったけどね」
倫敦人形「ロンドーン」
老子N「やはり攻防一体の装備が有効……ですが飛び道具への対応も必要でしたか」
西蔵人形「チベーット」
ドクトルN「あっはっは、やっぱりメカは火力だよ!実弾!爆風!これこそロマン!……あれ、弾切れ?」
蓬莱人形「ホラーイ……(弾切れか……案外早かったな)」
ドクターN「火力なら私の勝ちね!なんなら実弾にも変化可能な正体不明レーザーだもん!」
上海人形「シャンハーイ!」
アリス「なに……何なの、これ……説明しなさいよ、にとり!」
ドクトルN「あいたっ!違うよ、わたしはにとりじゃない、ドクトルN!」
蓬莱人形「ホラーイ……(ぴとっ)」
アリス「え?蓬莱……やめろって言うの……?」
蓬莱人形「ホラーイ……(命なんて安い物さ、特に私のは)」
(ピカッ)(チュドーン)
映姫「さて、アリスサイドはファイト不能……と。慧音はどうしました」
慧音「待たせたな」
小町「なんなのこの……夜の蝶は……」
慧音「うむ、ミスティアの店で歌姫の依頼を受けてな……その練習だ」
映姫「ほほぅ、では期待できそうですね。曲は?」
慧音「『伊勢佐木町ブルース』」
♪ちゃらっちゃちゃらららっちゃちゃっ
慧音「Ah……Ah……」
小町「こ……これは……なんてskmdy感漂う声なんだ……!」
映姫「確かに……しかし音痴ではありませんね」
慧音「(ボェー)」
小町「ちょっ……なんで今の声からこんな酷い歌声に……」
慧音「ドゥドゥビドゥビドゥビドゥビドゥバァ~」
小町「こ、この辺のパートだけ妙に色っぽいのはどうして……」
映姫「まあ歌声と違って日頃使う声だからでしょう」
小町「いやどこで使うんですかこんな声」
映姫「しかしいい感じで歌っていますね。良い事です」
小町「あたいにゃ何が良いんだかさっぱり……」
映姫「彼女のような真面目な者には息抜きが必要という事ですよ。わかりますか、小町?」
小町「……今あたいは、具体的に何かを求められてる気がする……」
慧音「Ah……Ah……」
小町「こ……これは……なんてskmdy感漂う声なんだ……!」
映姫「確かに……しかし音痴ではありませんね」
慧音「(ボェー)」
小町「ちょっ……なんで今の声からこんな酷い歌声に……」
慧音「ドゥドゥビドゥビドゥビドゥビドゥバァ~」
小町「こ、この辺のパートだけ妙に色っぽいのはどうして……」
映姫「まあ歌声と違って日頃使う声だからでしょう」
小町「いやどこで使うんですかこんな声」
映姫「しかしいい感じで歌っていますね。良い事です」
小町「あたいにゃ何が良いんだかさっぱり……」
映姫「彼女のような真面目な者には息抜きが必要という事ですよ。わかりますか、小町?」
小町「……今あたいは、具体的に何かを求められてる気がする……」